問題一覧
1
エンジンと変速装置の間にあって、エンジンからの動力を伝達したり、遮断したりする
クラッチ
2
リザーバやピストンなどで構成されており、ピストンの摺動で液圧を発生させる働きをする
マスタシリンダ
3
固体の摩擦力を利用して動力を伝達するもので、一般に単板式が多く用いられている
摩擦クラッチ
4
クラッチ軸・クラッチ板・圧力板・クラッチばね、およびその操作機構などから構成されている
摩擦クラッチ
5
クラッチカバー・クラッチばね・圧力板・クラッチ板、およびピボットリング・リトラクティングばねなどから構成され、フライホイールに取り付けられている
クラッチ本体
6
エンジンと駆動輪との間にあって、エンジンから伝えられたトルクを増減させたり、駆動輪を逆転させたりする装置
トランスミッション
7
変速レバーが、直接または選択レバーをなかだちとしてフォークシャフトとシフトフォークを前後に移動させて変速を行わせる
直接操作式
8
フロントエンジン後輪駆動式(FR式)に多く用いられ、すばやい変速操作ができるという特徴がある
直接操作式
9
クラッチと変速装置の作用を、連続的に、さらに自動的に行えるようにした装置
オートマチックトランスミッション
10
流体の運動エネルギーを利用して動力を伝える装置で、クラッチと変速装置の働きをする
トルクコンバータ
11
前進3~6速と後退の変速を行い、プラネタリギヤ・結合装置(クラッチ)・固定装置(バンドブレーキなど)からなっている
プラネタリギヤユニット
12
遊星歯車装置の作動を制御し、各要素を結合・固定・遮断して所要の変速比を得るようにするものである
変速制御装置
13
歯車を用いずに、摩擦によって変速比を連続的に変化させることができる動力伝達機構
無段変速装置
14
変速中の衝撃などがなく、滑らかな加速走行が可能である
無段変速装置
15
理想的な変速比を保てることから、燃費消費率に優れるという特徴がある
無段変速装置
16
一般的にトルクコンバータとの組み合わせで用いられ、小型・軽量の変速装置である
無段変速装置
17
変速装置から終減速装置に動力を伝達する装置で、通常、ユニバーサルジョイント・スリップジョイント・センタベアリング・中空シャフトなとから構成されている
プロペラシャフト
18
プロペラシャフトから伝達された動力を最終的に減速して、トルクを増大させるとともに、プロペラシャフトと直角な方向の左右の駆動軸に動力を分配する働きをする機構
終減速装置
19
ファイナルギヤとディファレンシャルギヤで構成されている
終減速装置
20
フロントアクスルに動力を伝えて駆動する方式
前輪駆動式
21
プロペラシャフトが不要で動力を伝える経路が短く、伝導率が高い
前輪駆動式
22
大きな車室空間を確保できるなど利点が多く、小型車に広く用いられている
前輪駆動式
23
不整地や滑りやすい路面など後輪または前輪のみの二輪走行では走行が困難な時に、走破性を向上させるために駆動力を四輪に分散させる機構
総輪駆動式
24
最近では舗装路での高速走行安定性を向上させる目的で高性能車に多く用いられている
総輪駆動式
25
ばねと筒型ショックアブソーバおよびスタビライザなどからなっており、路面からの衝撃を吸収し、乗り心地や走行安定性をよくする
懸架装置
26
車輪を取り付ける軸で、車輪を作動位置に保持し、自動車の質量を支える働きがある
車軸
27
ホイールのリムに装着され、車輪として車体をささえ、路面からの振動や衝撃を吸収しながら回転する
タイヤ
28
駆動時・制動時・旋回時にスリップを起こさず、また、耐久性に優れていることが大切である
タイヤ
29
水で濡れている路面を高速で走行すると、タイヤのトレッド部が排水能力を超え、タイヤが浮き上がることがある
ハイドロプレーニング
30
空気圧の低いタイヤで高速走行すると、タイヤのトレッド部が地面より離れる直後に波打ち現象を起こすことがある
スタンディングウェーブ
31
車輪の転がり抵抗が増大する現象
スタンディングウェーブ
32
タイヤ内部の温度が上昇する現象
スタンディングウェーブ
33
走行中にタイヤが破裂する現象
スタンディングウェーブ
34
タイヤの空気圧を適正な値に保つ、高速走行に適したタイヤを用いる、などで防止することが出来る
スタンディングウェーブ
35
万一の事故に備えての安全性と十分な強度をもたせるため、ステアリング操作機構・ステアリングギヤ機構・ステアリングリンク機構のように三つの仕組みによりなりたっている
ステアリング装置
36
運転操作を容易にするために、ステアリング装置に倍力装置を組み込んだもの
パワーステアリング装置
37
ステアリングホイールの操作力を軽減する・路面からの振動や衝撃を吸収し、ステアリング操作を安定させる・走行の状態に応じ、安全、確実に操作できるなどの利点がある
パワーステアリング装置
38
車輪とともに回転するブレーキドラムの中でホイールシリンダが液圧によりブレーキシューを押し広げ、ドラムに圧着させて車輪を制動するしくみである
ドラムブレーキ
39
ディスク、キャリパ、パッドなどで構成される
ディスクブレーキ
40
車輪とともに回転するディスクの両面を液圧によってパッドを押しつけて制動する
ディスクブレーキ
41
駐車時に自動車を停止の状態に保つためのブレーキで、おもに制動力の伝達がリンク・カム・ケーブルなどによって行われている
パーキングブレーキ
42
ブレーキペダルを踏み込む力を軽減し、あわせて強い制動力を発生させる仕組み
サーボユニット
43
自動車の骨格となるフレームに、エンジンやトランスミッション、サスペンション、ステアリング装置、ホイール、タイヤ、ブレーキ装置、電気装置などの走行に必要な装置を組み込み、走行できる状態のものであり、これにボデーが取り付けられる
シャシ
44
車体および艤装品によって構成されている
ボデー
45
車体の外皮は、薄鋼板をプレスで成型したパネル類を溶接して組み立て、水やほこりなどが入らないように工夫されている
ボデー
46
ボデーには、おもにカウル、バンパ、窓などが使用されている
艤装品
47
自動車の走行をさまたげるいろいろな抵抗
走行抵抗
48
性質によって転がり抵抗、空気抵抗、勾配抵抗、加速抵抗に分けられる
走行抵抗
49
自動車が直進する時の走行性能
直線走行性能
50
エンジンの動力で直進する時の動力性能、駆動力のないときに慣性力で走行する惰行性能、慣性を吸収して減速する時の制動性能などに分けられる
直線走行性能
51
おもにエンジンの出力の大小によって左右される自動車の性能で、登坂能力・加速能力・燃費性能・最高速度などがある
動力性能
52
一定の速度で走行する場合の走行速度に対する、走行抵抗、自動車が出すことが出来る最大駆動力、およびエンジンの回転速度の関係を線図にしたもの
走行性能曲線
53
自動車が最大積載状態で1速で坂路を登ることができる能力
登坂能力
54
自動車が平地で加速できる最大余裕駆動力
加速能力
55
どのくらい経済的に走れるかという能力。[g/(km・h)]で表す
燃費性能
56
無風状態のときに、最大積載状態で水平で平たん路を走行する時に実現できる最高の速度
最高速度
57
慣性力だけで走行する時の性能
惰行性能
58
走行中の自動車にブレーキを操作して、最短距離で停止させる性能
制動性能
59
空走距離+制動距離
停止時間に走る距離
60
ステアリングホイールを切った時、自動車が運転者の意志どおりに動くかどうかの性能
操舵性能
61
自動車が旋回走行するときの操縦性と安全性についての性能
旋回性能
62
ステアリング角を一定にして車速を増すと、遠心力は増加して、後輪のコーナリングフォースより大きくなる
オーバステア
63
自動車が、もとの円の内側に巻き込まれる現象
オーバステア
64
遠心力が前輪のコーナリングフォースより大きくなると、自動車は、もとの円の外側に向く現象
アンダステア
65
ステアリング角を一定にして旋回した時、車速を増しても理想的な定常円旋回となる性質
ニュートラルステア
66
振動の振幅および振動数の大小によって受ける感覚と、シートの形状による座り心地、騒音、通風、換気、色彩などに影響されるものとに大別できる
乗り心地性能