問題一覧
1
理性が気概と欲望を制御し、魂全体が調和することで実現する徳
正義
2
知識の源泉を経験のうちに求める立場
経験論
3
孔子が説いた、近親者に対するような、自然な情愛
仁
4
部分的正義のうち、裁判や取引などで当事者の利害や得失が均等になるように調整する正義
調整的正義
5
人々が善や正を真に知ることにより、魂の優れたあり方である徳(アレテー)が実現すること
「徳は知」
6
孔子が唱えた,部分的正義の実現と自己の道徳的完成をめざす人間
君子
7
人間を「考える葦」と呼び、人間の尊厳が考えることのうちにあると説いた人物
パスカル
8
それだけで存在するような固定的なものはないという教え
諸法無我
9
イスラームで信仰されている唯一神
アッラー
10
教育を通じて理性が十分に働く状態で、知恵や思慮などの徳
知性的徳
11
ソクラテスが訴えた、魂(プシュケー)をよいものとするよう絶えず世話をすること
魂への配慮
12
デカルトが唱えた,絶対確実な一般的法則や原理を前提として、理性による推理をおこない、結論を導く学問の方法
演繹法
13
モーセの「十戒」をはじめとする神が定めた命令で,ユダヤ教徒が厳格に守るべきとされたもの
律法
14
イスラーム信者の信仰内容やつとめの基礎となるもの
六信五行
15
アリストテレスが考えた,個々の事物のなかにある,そのものを成り立たせている本質
形相
16
アリストテレスが考えた、人間に最高の幸福をもたらす,理性を純粋に働かせること
観想
17
ブッダが悟った真理。あらゆるものは互いに依存しあって生起しており、それ自体で孤立して存在するものはないということ
縁起の法
18
ベーコンが唱えた,人間の内面にひそむ先入観や偏見のこと
イドラ
19
すべてのものは、生成・消滅し、絶えず移りかわるという教え
諸行無常
20
天動説を否定し,地動説を唱えた人物
コペルニクス
21
よい行為を反復することで得られる,要気や節制などの徳
倫理的徳
22
具体的な個々の事物を真の実在と考えたプラトンの弟子
アリストテレス
23
問答法の人物たちが理想と考えた,あらゆる分野で能力を発揮することのできる人間
万能人
24
自分の生き方を選ぶ自由な意志のうちに,人間の尊厳があると唱えた人物
ピコ=デラ=ミランドラ
25
キリスト教における,人間がもっている根源的な罪のこと
原罪
26
人々の間に公平が実現するという狭義の正義
部分的正義
27
中世末期のヨーロッパで起こった,古代ギリシア・ローマ文化の復興をさす言葉
ルネサンス
28
プラトンが理想とした,哲学者が統治する政治
哲人政治
29
人間は聖書だけをよりどころとした信仰のみによって救われるとし、宗教改革を唱えた人物
ルター
30
知識の源泉を理性のうちに求める立場
合理論
31
ブッダが説いた,現実の世界は苦しみに満ちているという教え
一切皆苦
32
神の言葉を記したイスラームの啓典
クルアーン
33
部分的正義の根本にある,父母に挙行し、兄や年長者に従順であること
孝悌
34
プラトンが唱えた,理性によってとらえられる,物事の真の姿
イデア
35
イデアの世界を想い起こし、イデアにあこがれるという知的で純粋な愛
エロース
36
物体の落下の法則を発見し、近代の物理学の基礎を築いた人物
ガリレイ
37
倫理的徳のうち、アリストテレスが正義とともに共同体で生きるうえで欠かせないものであると考えたもの
友愛
38
問答法の人物たちが唱えた、人間を神から解放し、人間を中心とする思想
人間中心主義
39
ソクラテスがおこなった,対話を通じて認識を深め、真の知に迫っていく方法
問答法
40
ベーコンが唱えた、個々の具体的な事実に対して観察や実験をおこない、一般的な法則や原理を見出す学問の方法
帰納法
41
苦が生まれる原因である、人をわずらわせ、悩ませる迷いの心
煩悩
42
デカルトが用いた,確かな知識を得るためにすべてを疑うという方法
方法的懐疑
43
ソクラテスが人間にとって学ぶことの出発点であると考えた,自分が無知であることを自覚すること
無知の知
44
イスラームにおける最大にして最後の預言者
ムハンマド
45
すべての命あるものをいつくしみあわれむ心
慈悲
46
ギリシア・ローマの古典の研究を通じて,人間を尊重し、人間らしさを賛美しようとする立場
人文主義
47
徳の実現によって,真の意味でよく生き,幸福に生きることができること
福徳一致
48
イエスが読いた、神の愛を信じて神を愛し、すべての人を愛すること
隣人愛
49
全能で父のように慈愛に満ちた神が、惜しみなくすべての者に無差別に与える愛のこと
アガペー
50
ユダヤ教における唯一絶対の神
ヤハウェ