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医療薬学2
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  • 問題数 160 • 8/21/2023

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    問題一覧

  • 1

    成長ホルモン放出ホルモンは何処から分泌されるのか?

    視床下部

  • 2

    ソマトスタチンは何処から分泌されるのか?

    視床下部

  • 3

    甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンは何処から分泌されるのか?

    視床下部

  • 4

    オートクライン、パラクライン、イントラクラインとは何か?

    オートクラインは細胞外に分泌されたホルモンが分泌細胞自体に作用すること パラクラインはホルモンが血流を介さずに近傍の細胞に作用すること インクラインは分泌細胞内で産生されたホルモンが細胞内で作用すること

  • 5

    性腺刺激ホルモン(別名ゴナドトロピン、FSH、LHの総称)は何処から分泌されるか?

    下垂体前葉

  • 6

    成長ホルモンの分泌量が最も多いのはいつか?

    睡眠時

  • 7

    機能性の下垂体腺腫で頻度が高い疾患は何か?

    プロラクチン産生腺腫と成長ホルモン産生腺腫

  • 8

    成長ホルモンの分泌過剰が骨端線の閉鎖前あるいは閉鎖後に起きると、どんな病気が発症するか?

    先端巨大症(閉鎖後)と下垂体性巨人症(閉鎖前)

  • 9

    ソマトメジンCとは何か?また主に何処から分泌されるか?

    インスリン様成長因子1(IGF1) 成長ホルモン(GH) 刺激により肝臓での合成および分泌が亢進

  • 10

    ソマトロピンはどんな患者さんに用いられるか?

    骨端線の閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症

  • 11

    メカセルミンはどんな患者さんに用いられるか?

    成長ホルモン抵抗性成長障害

  • 12

    ソマトスタチンアナログ製剤はソマトスタチンのどの受容体に作用し、何を抑制するか?

    HSST2受容体とHSST5受容体に作用し、GH遊離を抑制

  • 13

    成長ホルモン分泌抑制因子製剤はどのホルモンのアナログ製剤か?

    ソマトスタチンアナログ製剤(オクトレオチド、ランレオチド、パシレオチド)

  • 14

    パシレオチド塩酸塩の注意する副作用は何か?

    高血糖に注意(ランゲルハンス島β細胞のHSST5受容体に作用して、インスリン分泌を低下させる)

  • 15

    成長ホルモン受容体拮抗薬の名前は何か?、そして問題となる副作用は何か?

    ペグビソマント GH産生下垂体腫瘍が増大する可能性有り

  • 16

    プロラクチンは何処から分泌され、主に何処に作用するか?

    下垂体前葉から分泌し、乳腺細胞に作用

  • 17

    ドパミン受容体作動薬で分泌が低下するホルモンは何?また、その薬は具体的に挙げると何か?

    ホルモンはプロラクチン 薬物名はカベルゴリン、ブリモクリプチン

  • 18

    ドパミン受容体作動薬はあるホルモン関連疾患治療に使用される。それは何か?

    高プロラクチン血症

  • 19

    高プロラクチン血症で、問題となる症状は何か?

    乳汁漏出、性腺機能低下

  • 20

    内分泌障害が出現する危険性があるがん治療法は何か?

    がん免疫療法

  • 21

    オキシトシンは何処で合成され、何処で分泌され、何処に作用するか?

    視床下部で合成、下垂体後葉で分泌され、乳線平滑筋、子宮平滑筋の他全身に作用する。

  • 22

    バゾプレシンは何処で合成され、何処で分泌され、何処に作用するか?

    視床下部で合成、下垂体後葉で分泌され、腎臓の集合管、血管他全身に作用する。

  • 23

    バゾプレシンとオキシトシンの特徴的な構造は何か?

    アミノ酸9個のペプチド、 1,6のシステインがジスルフィド結合をしている

  • 24

    オキシトシンの適応は何か?

    分娩誘発、微弱陣痛

  • 25

    オキシトシンと同じく、子宮収縮作用を有する陣痛誘発薬は何か?

    ジノプロストン(PGE2製剤)、ジノプロスト(PGF2アルファ製剤)

  • 26

    子宮弛緩作用を有し、適応が切迫流産や早産である薬物は何か?

    リトドリン、硫酸マグネシウム、イソクスプリン

  • 27

    バゾプレシンの作用が低下すると、どんな病気になるか?

    尿崩症

  • 28

    尿崩症には二つタイプがある。それは何か?

    中枢性尿崩症と腎性尿崩症

  • 29

    バゾプレシン分泌が過剰になるとどんな病気になるか?

    SIADH

  • 30

    尿崩症の特徴は何か?

    口渇、多飲、多尿、低張尿など

  • 31

    バゾプレシンV2受容体が活性化すると何がおこるか?

    V2受容体が活性化すると、cAMP依存的に腎集合管主細胞の尿細管腔表面に水チャネル(アクアポリン2)が開き、水の再吸収が活性化する。

  • 32

    デスモプレシン酢酸塩は何の薬か?また、使用方法および注意するべき副作用は何か?

    中枢性尿崩症、点鼻薬、経口剤(OD錠) p17 水中毒(低ナトリウム血症)

  • 33

    バゾプレシンV2受容体拮抗薬には何があり、どういう疾患に用いられるか?

    ループ利尿薬等他の利尿薬で効果不十分な心不全での体液貯留に使用(トルバプタン) 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH) における低ナトリウム血症の改善(モザバプタン)

  • 34

    腎性尿崩症の治療に用いる薬は?

    トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド、ベンチルヒドロクロロチアジド

  • 35

    水中毒とは何か?

    過剰飲水により希釈性の低ナトリウム血症を呈し、様々な症状を示した状態

  • 36

    甲状腺刺激ホルモン(TSH)は何処で分泌され、何処に作用し、何の生成と分泌を促進するか?

    下垂体前葉から分泌、甲状腺濾胞上皮細胞に作用し、T4,T3の産生を亢進する

  • 37

    T4、T3って何?

    アミノ酸のチロシンが2つ重合したホルモンで、ヨウ素が4つベンゼン環に結合したものがT4,3つ結合したものがT3と呼ばれている.

  • 38

    甲状腺ホルモンは何処の組織に作用する?

    全身に作用する.全身の代謝や各臓器の働きを活発にする

  • 39

    rT3 は作用が強い?弱い?

    作用は殆ど無い

  • 40

    甲状腺ホルモンが血液中に結合しているタンパク質は主に何か?

    TBG(サイロキシン結合グロブリン)やアルブミンなど

  • 41

    T4とT3はどちらが作用が強いか、また血液中は主にどの状態で存在しているか?

    甲状腺からはT4の形で分泌され、標的組織中で脱イオン化される.受容体に結合するのは作用の強いT3である.

  • 42

    バセドウ病患者で認められる自己抗体は何か?

    抗甲状腺刺激ホルモン受容体抗体(TRAb) あるは甲状腺刺激抗体(TsAb) と呼ばれている

  • 43

    バセドウ病患者の特徴は何か?

    20-40才の女性、甲状腺腫、眼球突出、頻脈、体重減少、発汗、手指振戦など

  • 44

    チアマゾール、プロピルチオウラシルは何を阻害し、何の薬として用いるか?

    甲状腺ペルオキシダーゼを阻害し、甲状腺ホルモンの生成を阻害 バセドウ病治療に用いられる

  • 45

    チアマゾール、プロピルチオウラシルを服用している患者で、注意するべき副作用は何か?

    無顆粒球症に注意

  • 46

    チアマゾール、プロピルチオウラシルを服用での注意するべき副作用は服用開始後いつ頃起きやすいか?

    服薬開始後、3ヶ月以内

  • 47

    123ヨウ素と131ヨウ素では、どちらが治療に用いられるか?また、半減期が長いのはどちらか?

    131は半減期8日(診断、治療)、123は半減期13時間(診断)

  • 48

    バセドウ病で認められる症状である動悸や手足の振戦をおさえるためには、どんな薬物が主に用いられるか?

    アドレナリンβ受容体遮断薬(プロプラノロール)

  • 49

    クレチン症はどんな病気か?

    先天性甲状腺機能低下症

  • 50

    バセドウ(グレーブス)病はどんな病気か?また、そのとき血液中のTSH, T3, T4はどうなるか?

    T4、T3↑、TSH↓

  • 51

    橋本病はどんな病気か?また、そのとき血液中のTSH, T3, T4はどうなるか?

    慢性甲状腺炎 70〜80%の患者では甲状腺機能は正常、加齢とともにT4, T3が低下する。 T4、T3↓、TSH↑

  • 52

    橋本病の治療薬は何か?

    レボチロキシン、リオチロニン

  • 53

    橋本病の治療薬の注意事項は何か?

    心筋梗塞急性期は禁忌

  • 54

    バセドウ病と橋本病の患者の血中に検出される抗体は何か?

    バセドウ病(抗甲状腺刺激ホルモン受容体抗体, 甲状腺刺激抗体) 橋本病(抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体、抗サイログロブリン抗体)

  • 55

    副甲状腺ホルモン(PTH 別名 パラトルモン、パラソルモン)は何をするホルモンか?

    副甲状腺から分泌されるホルモン、血中のカルシウム濃度を上げ、リン酸濃度を下げる

  • 56

    ビタミンDの活性化は何処で起こるか(2つの水酸化酵素は何処にある)?

    肝 25ヒドロキシラーゼ、腎近位尿細管 1αヒドロキシラーゼ

  • 57

    骨のリモデリングとは何か?

    常に破骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨形成を繰り返し、骨組織の更新を行っている状態

  • 58

    原発性副甲状腺機能亢進症の症状は何か?

    悪心、胃潰瘍、多飲、多尿、尿路結石、関節痛や病的骨折、血中カルシウム上昇、無機リン酸低下

  • 59

    シナカルセト塩酸塩、エボカルセト塩酸塩の作用機序、適応および副作用は何か?

    カルシウム感受性受容体へのアロステリックな作用により、 カルシウムへの受容体感受性を高めてPTHの合成・分泌を抑制 適応 維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症 副作用として嘔気や消化器症状がある

  • 60

    腎不全患者で、起こるミネラル代謝異常とは何か?

    腎不全によりリン酸排泄が低下し、高リン酸血症となる。 また、腎臓でのビタミンD3の水酸化(活性化)が低下し、血清カルシウム濃度が低下する。 そのため、2次的にPTH分泌が亢進し、血管の石灰化や線維性骨炎が発症する(続発性副甲状腺機能亢進症)。

  • 61

    腎不全患者で起こる代謝異常の治療薬は何か?

    シナカルセト、エボカルセト、エテルカルセチド、ウパカルセト

  • 62

    エテルカルセチドの利点は何か?

    透析終了後の返血時に注入できるため、患者負担が少ない。その上、細胞内で代謝を受けない→主に透析で除去されるので薬物相互作用もない

  • 63

    副甲状腺機能低下症で使用する治療薬は何か?

    アルファカルシドール、カルシトリオール

  • 64

    カルシトニン製剤の適応は何か?

    骨粗鬆症による疼痛

  • 65

    代表的な副腎髄質ホルモンは何?

    アドレナリン

  • 66

    褐色細胞腫で認められる症状は?

    高血圧、代謝亢進、頭痛など

  • 67

    褐色細胞腫ではアドレナリンα 遮断薬、β遮断薬のどちらを最初に使用する?

    アドレナリンα受容体遮断薬 (アドレナリンβ遮断薬単独投与は禁忌

  • 68

    副腎皮質は3つの層からなるが、それぞれ何というか?

    球状層、束状層、網状層

  • 69

    副腎皮質の3つの層からそれぞれ遊離されるホルモンは?

    球状層(ミネラルコルチコイド、アルドステロン)、束状層(糖質コルチコイド、コルチゾール)、網状層(副腎アンドロゲン、アンドロステンジオン)

  • 70

    副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は何処で分泌され、何処に作用し、何の生成と分泌を促進するか?

    ACTHは下垂体前葉から分泌、副腎皮質に作用し、コルチゾール、副腎アンドロゲンの産生および分泌亢進

  • 71

    グルココルチコイド作用に必須な水酸基の位置はどれか?

    11位の水酸基

  • 72

    グルココルチコイド作用を増強する水酸基の位置はどれか?

    17位の水酸基

  • 73

    副腎皮質ホルモン(グルココルチコイド+ミネラルコルチコイド)に必須な部分はどこか?

    A環の4,5位の2重結合、3位のケトン基

  • 74

    ステロイドホルモンで、ミネラルコルチコイド作用に必要なアルデヒド基はどこか?

    18位

  • 75

    コルチゾール、コルチゾン、コルチコステロンのうち一番グルココルチコイド活性が高いものは?

    コルチゾール

  • 76

    ステロイドホルモンの作用機序は?

    細胞質の受容体に結合し、細胞核に移行して、様々な遺伝子発現を変化させる

  • 77

    ACTHとコルチゾールの分泌が高い時間帯はいつか?

    朝8時頃

  • 78

    クッシング症候群で認められる症状は何?

    中心性肥満、ムーンフェイス、高血圧、皮膚の菲薄化、高血糖、脂質異常症

  • 79

    クッシング症候群およびクッシング病で起こる主な症状を引き起こす原因は何か?

    コルチゾールの分泌過剰

  • 80

    11β水酸化酵素阻害薬は何?

    メチラポン

  • 81

    3β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素阻害薬は何か?

    トリロスタン

  • 82

    副腎皮質を選択的に壊死させるクッシング症候群治療薬は何か?

    ミトタン

  • 83

    外科的手術で効果が不十分または施行が困難なクッシング症候群に用いられる 作用が強力でメチラポンより半減期の長い11β水酸化酵素阻害薬の薬物名は何か

    オシロドロスタッド

  • 84

    ステロイド性抗炎症薬の主な副作用は何か?

    高血糖、精神障害、感染症、消化性潰瘍、高血圧、骨粗鬆症、脂質異常症など

  • 85

    ステロイド性抗炎症薬では、抗炎症作用を増強するためにコルチゾールの何処を化学修飾したか?

    1,2位を2重結合にする、C6位にメチル基を入れる、C16位にメチル基あるいは水酸基を入れる、C9位にフッ素を入れる。

  • 86

    ミネラルコルチコイドの主な作用は何か?

    腎集合管でナトリウムと水の再吸収を促進し、循環血漿量を増やし、血圧を上げる

  • 87

    原発性アルドステロン症で起こる血液の電解質異常は何?

    低カリウム血症、代謝性アルカローシス および高血圧を呈する。

  • 88

    原発性アルドステロン症の治療薬は?

    スピロノラクトン、エプレレノン、エサキセレノン

  • 89

    非ステロイド性でミネラルコルチコイド受容体(MR)遮断作用をもつ高血圧治療薬は何か?

    エセキセレノン

  • 90

    スピロノラクトンでは認められるが、エプレレノンでは認められない副作用は何か

    女性化乳房など

  • 91

    非ステロイド構造を持ち、ミネラルコルチコイド受容体(MR)遮断作用をもつ 2型糖尿病を合併している慢性腎臓病の治療薬は何か?

    フィネレノン

  • 92

    偽性アルドステロン症とは何か?

    尿細管に存在する11βーHSDは、コルチゾールをMR受容体に結合できないコルチゾンへ変換する。そのため通常はコルチゾールでの尿細管作用は発 現しない。しかし、グリチルリチンにより11βーHSDが阻害されると、コルチゾールがMR受容体と結合し、その作用を発揮する。そのため、 アルドステロンレベ ルが高いわけでもないのに、アルドステロン症の症状が発現する。

  • 93

    アンドロステンジオンとは何か?

    副腎アンドロゲンの主な物質

  • 94

    副腎皮質機能低下症で認められる症状は何か?

    体重減少、低血糖、低ナトリウム血症、高カリウム血症、精神症状(抑うつや意欲の低下,食欲不振,悪心,嘔吐や下痢、さらには全身倦怠感など)

  • 95

    アジソン病とは何か?

    後天性原発性副腎皮質機能低下症 (低血圧、低血糖、無月経・脱毛(女性)、性欲減少(男性)

  • 96

    セルトリ細胞とは何か?

    精巣にあり、精子を支える柱状の細胞

  • 97

    ライディッヒ細胞とは何か?

    精巣にあり、コレステロールからテストステロンを合成する細胞

  • 98

    男性の場合、FSHは何をするか?

    セルトリ細胞に作用し、精子形成を促進

  • 99

    男性の場合、LHは何をするか?

    ライディッヒ細胞に作用し、テストステロン合成を促進