問題一覧
1
次のうち炎症性腸疾患(IBD)について誤って述べたものを1つ選べ。
潰瘍性大腸炎は口側から直腸に広がる
2
脂質異常症のスクリーニングの診断基準として誤りを1つ選べ。
高コレステロール血症:240mg/dL以上
3
副交感神経の説明で誤っているものを1つ選べ。
神経節以降の神経が長い分枝が多く、ホルモンとして作用する
4
最小発育阻止濃度 MIC:Minimum Inhibitory Concentration について正しい記載を1つ選べ
MIC以下の濃度では菌は死滅しない
5
グラム染色法で染色されるのは菌の構造のどの部分か適切なものを1つ選べ
細胞壁
6
スタチンについての記述で正しいものを1つ選べ。
HMG-CoA還元酵素を阻害して、コレステロールの産生を阻害する
7
次のうち膵炎リスクが2.5倍以上に高まるものを2つ選べ。
胆石, ビール1500mL/日
8
妊娠糖尿病で用いられる治療薬を1つ選べ。
インスリン製剤
9
抗がん薬の感受性が高いがん種を1つ選べ。
胚細胞腫瘍
10
脂質代謝異常症の治療薬について誤りを1つ選べ。
多価不飽和脂肪酸は、スタチン同様、筋肉痛などのミオパチーや横紋筋融解症を起こしやすい
11
次のうち慢性膵炎について誤って述べているものを1つ選べ。
鎮痛にオピオイドは禁忌である
12
リスク区分別脂質管理目標値として誤りを1つ選べ。
冠動脈疾患の既往 LDL-C:110mg/dL未満
13
糖尿病型の診断基準で誤っているものを1つ選べ。
HbA1cが 7.0%以上
14
排出障害の改善薬について正しい説明を1つ選べ。
ホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害薬は、膀胱、前立腺、尿道の緊張緩和、血流改善をもたらします
15
次のうち急性膵炎発症リスクと考えられる薬剤を2つ選べ。
ベザフィブラート, プラバスタチン
16
次のうち骨形成促進を主たる作用とする治療薬を1つ選べ。
副甲状腺ホルモン
17
副作用としてレッドマン(レッドネック)症候群が問題となる抗菌薬を1つ選択してください
バンコマイシン
18
次のうち、IBD治療について誤って述べているものを1つ選べ。
潰瘍性大腸炎では軽症から積極的にモノクローナル抗体の治療を試みる
19
脂質異常症治療薬の腎障害時の使用における注意点について誤りを1つ選べ。
スタチンは、主に腎臓排泄性のため腎障害では使用できない
20
次のうちH2blockerについて誤って述べたものを1つ選べ。
代表薬にオメプラゾールが挙げられる
21
次のうちPPIについて誤って述べているものを1つ選べ。
NSAIDs潰瘍の再発予防には適応がない
22
次のうちNSAIDsについて誤って述べたものを1つ選べ。
COX-1を選択的に阻害するコキシブ系のNSAIDsには副作用軽減が期待される
23
ヘリコバクター・ピロリの除菌にクラリスロマイシン、PPIと共に用いられる抗菌薬を1つ選択してください
アモキシシリン
24
抗てんかん薬バルプロ酸との併用禁忌の抗菌薬を1つ選択してください
イミペネム/シラスタチン
25
Therapeutic Drug Monitoring (TDM)の有用性が示され、実施が推奨される抗菌薬を1つ選択してください
テイコプラニン
26
糖尿病治療薬と作用機序の組み合わせで誤っているものを1つ選べ。
DPP-4阻害薬:DPP-4による分解を受けずにGLP-1受容体に作用してインクレチンの作用を増強
27
次のうち、H.pylori治療について誤って述べているものを1つ選べ。
一時除菌失敗後の二次除菌にはキノロンを使用するのが一般的である
28
過活動膀胱の治療に用いられる抗コリン薬の一般名ではないものを1つ選べ。
ビベグロン
29
トラスツズマブ エムタンシンに関する記述について正しいものを1つ選べ。
腫瘍細胞選択的にエムタンシンを送達するDDS製剤である。
30
次の中から蓄尿障害の症状を1つ選べ。
夜間睡眠中に2回以上排尿のために起床する
31
糖尿病患者で認知症を発症した場合、その血糖管理で誤っているものを1つ選べ。
中等度以上の認知症患者では、厳密に血糖値をコントロールし、HBA1Cを低値に保つことが望ましい
32
次のうちC型肝炎ウイルス治療について誤って述べているものを2つ選べ。
インターフェロンは副作用が少ないため直接作動性抗ウイルス薬より好まれる, 日本人はC型肝炎ウイルスのゲノタイプ2型が多い
33
次のうちIBD治療薬について誤って述べたものを1つ選べ。
ゴリムマブはクローン病のみに適応がある
34
エンピリック治療(経験的治療)に適した抗菌薬を1つ選べ
カルバペネム系薬
35
前立腺肥大症の治療に用いられるα1受容体遮断薬の一般名でないものを1つ選べ。
タダラフィル
36
メトトレキサートと相互作用を起こす可能性のある薬剤を1つ選べ。
エソメプラゾール
37
次のうち、自己免疫性膵炎について誤って述べているものを1つ選べ。
高齢女性に多い
38
緑膿菌(耐性化していない感受性菌)に抗菌活性を示さない抗菌薬を1つ選択してください
バンコマイシン
39
前立腺癌および乳癌の両者に効果が期待できるホルモン療法薬を1つ選べ。
リュープロレリン (LH-RHアゴニスト)
40
次のうち関節リウマチについて誤っているものを1つ選べ。
種々の薬剤により根治が可能になった
41
CKDに伴う骨・ミネラル代謝異常について誤りを1つ選べ。
PTHが高値で,PもしくはCaが正常もしくは低値である場合にはシナカルセトを投与する
42
次の糖尿病治療薬の中で、副作用として体重増加になりにくいものを1つ選べ。
.DPP-4阻害薬
43
次のうちP-CABについて誤って述べているものを1つ選べ。
GERDの治癒率はPPIに劣る
44
リツキシマブ投与によるinfusion reactionに関する記述について正しいものを1つ選べ。
予防のために抗ヒスタミン薬や解熱鎮痛薬等を投与する。
45
次のうち核酸アナログではないものを1つ選べ。
ポリエチレングリコール
46
次のうちGERDについて誤っているものを1つ選べ。
胃酸の逆流があるが粘膜損傷を認めないものを指す
47
スタチンの説明について誤りを1つ選べ。
妊娠・授乳中にも安全に使用できる
48
インスリン療法の絶対的適応で誤っているものを1つ選べ。
ステロイド治療時の高血糖
49
CKDステージG4以降における糖尿病治療薬で禁忌となるものを1つ選べ。
SU薬
50
次の糖尿病治療薬の中で、副作用として低血糖になりやすいものを1つ選べ。
スルホニル尿素 (SU) 薬
51
次のうち薬剤耐性菌では無い物を1つ選べ
MSSA:Methicilin-sensitive Staphylococcus aureus
52
次の骨について述べたもののうち、誤っているものを1つ選べ。
骨の90%程度はミネラルから成る
53
次のうち骨粗鬆症治療薬について誤って述べているものを1つ選べ。
選択的エストロゲン受容体モジュレーターは骨に対して抗エストロゲン様作用を呈する
54
次のうち急性膵炎について誤って述べているものを1つ選べ。
軽症でも抗菌薬投与が必要である
55
CKDと非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)、アセトアミノフェンについて誤りを1つ選べ。
CKD患者では アセトアミノフェンはできるだけ内服しないことが推奨される
56
抗菌薬の作用機序について、細胞壁合成阻害作用を持つものを1つ選べ
β-ラクタム系薬
57
次のうちビスホスホネートついて誤って述べているものを1つ選べ。
経口製剤は約99%が尿中に排泄される
58
BCR-ABLチロシンキナーゼ阻害によって抗腫瘍効果を示す抗がん薬を1つ選べ。
イマチニブ
59
インスリン製剤の保存方法で誤っているものを1つ選べ。
インスリン製剤は、いったん凍ってしまっても、解凍すれば使用できる
60
次のうち直接作動性抗ウイルス薬(DAA)について誤って述べているものを1つ選べ。
近年、持続的ウイルス陰性化率は60-80%となっている
61
次のうち、抗TNF-α製剤を3つ選べ。
アダリムマブ, インフリキシマブ, ゴリムマブ
62
腎不全合併症と対症療法の組み合わせで誤りを1つ選べ。
高血圧:β遮断薬
63
次のうち5-ASAについて誤って述べているものを1つ選べ。
腸内でスルファピリジンとアミノサリチル酸に分解される
64
次のうち肝炎について誤っているものを1つ選べ。
B型肝炎はRNAウイルスである
65
細胞周期の中でG2/S期に最も効果が高い抗がん薬を1つ選べ。
パクリタキセル
66
次のうち、C型慢性肝炎治療について誤って述べているものを1つ選べ。
グレカプレビル/ピブレンタスビルはゲノタイプ1型のみに使用できる
67
次のうち、関節リウマチ治療について誤って述べているものを1つ選べ。
生物学的製剤は免疫抑制薬に比べて薬価が安いのが特徴である
68
食後の追加分泌(ボーラス) に対応 するインスリン製剤として誤っているものを1つ選べ。
持効型インスリン
69
免疫関連有害事象 (irAE) のうちステロイドを使用しないものを1つ選べ。
1型糖尿病
70
甲状腺機能低下症に用いる薬物を1つ選べ。
レボチロキシン
71
次のうち、骨粗鬆症治療薬について誤って述べているものを1つ選べ。
活性化ビタミンDは大規模臨床試験で骨折抑止の高い効果が証明されている
72
抗体医薬品のうちキメラ抗体に分類される抗がん薬を1つ選べ。
リツキシマブ (Rituximab)
73
次のうち抗リウマチ薬について誤って述べているものを2つ選べ。
メトトレキサートは妊婦にも安全に使用できる, 治療の第一選択は生物学的製剤である
74
ビンカアルカロイド系抗がん薬のうち末梢神経障害が用量制限毒性になっている抗がん薬を1つ選べ。
ビンクリスチン
75
次のうちステロイドについて誤って述べているものを1つ選べ。
関節リウマチ治療の第一選択薬である