問題一覧
1
元禄文化は誰が中心か
上方(京都、大阪)の町人が中心
2
はじめに西山宗因に学んで談林俳諧で注目を集め、やがて小説に転じてすぐれた作品を残した人物はだれか。
井原西鶴
3
井原西鶴の代表作(3つ)
好色一代男 世間胸算用 日本永代蔵
4
元禄の頃、さび・かるみなどを理念とする幽玄閑寂の俳諧を確立したのはだれか。
松尾芭蕉
5
松尾芭蕉の代表作
奥の細道
6
松尾芭蕉が確立した俳風をなんというか。
蕉風俳諧
7
元禄期、現実の社会や歴史を題材にして、人形浄瑠璃や歌舞伎の脚本を書いたのは誰ですか。
近松門左衛門
8
近松門左衛門の代表作(2つ)
曽根崎心中 国性爺合戦
9
人形浄瑠璃が元禄時代に最盛期を迎えたのは、諸流を集大成して新しい節付けの語りを行った語り手(音曲家)が出たことによる。この語り手はだれか。
竹本義太夫
10
元禄期の人形遣いの名手で、人形浄瑠璃の竹本座で活躍し、のち江戸に下り興行したじんぶつはだれか。
辰松八郎兵衛(たつまつはちろべえ)
11
元禄期を中心に活躍した江戸の歌舞伎俳優で、立廻りを主とする荒事を得意芸としたのはだれか。
市川団十郎
12
元禄期を中心に活躍した上方の歌舞伎俳優で、恋愛を主とする和事の名人と言われたのはだれか。
坂田藤十郎
13
土佐で始まる。厳しい規律から一種の神秘主義へ
南学(海南学派)
14
明の王陽明が提唱した儒学の一派
陽明学
15
日本で最初に陽明学を説き、「近江聖人」と呼ばれたのはだれか。
中江藤樹
16
熊沢蕃山は、武士土着論を説いて幕政を批判した書物を著し、江戸幕府によって禁錮にされた。この書物は何か。
大学或問(だいがくわくもん)
17
古学をその著書で主張し、朱子学を批判して、幕府によって赤穂に配流されたのはだれか。
山鹿素行(やまがそこう)
18
山鹿素行の書物
中朝事実 聖教要録
19
京都の人で『論語』『孟子』などの原典にあたり、その批判を通じて直接聖人の道を正しく理解すべきであるとして、古義学を提唱したのはだれか。
伊藤仁斎
20
伊藤仁斎の子
伊藤東涯(いとうとうがい)
21
古文辞学派の創始者はだれか。
荻生徂徠
22
『経済録』を著し、経済済民の問題を考察し、藩専売の、必要を説いた古文辞学派の学者はだれか。
太宰春台
23
新井白石が将軍徳川家宣に進講した日本通史の講義案で、独自の時代区分を行った歴史書をなんというか。
読史余論
24
江戸時代に盛んになった、動物・植物・鉱物の薬用について研究する学問をなんというか。
本草学
25
本草学の初期の学者で、朱子学者としても独自の哲学をもち、教育面でも業績を残したのはだれか。
貝原益軒(かいばらえきけん)
26
天文・暦学に通じ、5代将軍徳川綱吉の時、幕府の天文方に任じられたのは誰か。
渋川春海(安井算哲)
27
渋川春海はそれまで使用していた歴を修正し、元の歴をもとに新しい歴を作成したがこれをなんというか。
貞享暦(じょうきょうれき)
28
室町時代から隆盛し、17世紀には朝廷の絵所預として活躍した大和絵の一派をなんというか。
土佐派
29
土佐派の絵師で、1654年に朝廷の絵所預となり、家を再興したのはだれか。
土佐光起
30
父とともに土佐派に学び、その後幕府の御用絵師になった人物は誰か。
住吉具慶(すみよしぐけい)
31
元禄期に装飾的な画法を取り入れて、独自の構図と色彩をもつ作品を描いた京都の絵師・工芸家をあげよ。
尾形光琳
32
尾形光琳が、水流をともなう2本の梅を画題として描いた作品をあげよ。
紅白梅図屛風
33
浮世絵版画の祖といわれている絵師
菱川師宣
34
菱川師宣の代表的な肉筆美人画をあげよ。
見返り美人図
35
上絵付の手法をもとに色絵を完成し、京焼の祖といわれるのはだれか。
野々村仁清
36
野々村仁清に学び、装飾画的な美しい作品を残した陶工で、兄と共に画家でもあったのはだれか。
尾形乾山
37
元禄の頃京都の絵師が創始した花鳥山水模様の染物が大流行したが、この創始者はだれか。
宮崎友禅(みやざきゆうぜん)
38
『万葉集』の研究に専念し、徳川光圀の依頼で『万葉集』の注釈書を著した僧侶は誰か。
契沖
39
契沖が著した『万葉集』の注釈書をなんというか。
万葉代匠記(まんようだいしょうき)
40
幕府の歌学方にも任じられ、『原子物語』や『枕草子』の平明な注釈書を著し、作者の意図のありのままを知ろうとしたのはだれか。
北村季吟(きたむらきぎん)