循環血液量減少性ショックの症候のひとつに、外頸静脈の怒張がある。

ショックに対する輸液は、学童期から適応可能である。

ショック時の症候である顔面の蒼白、皮膚の湿潤は、副交感神経の緊張により生じている。

搬送時間が15分以上かかると推定される場合は、ショックに対する輸液の適応の一つである。

傷病者において活動性の出血を認める場合は、バイタルサイン(ABCD)の確認後に圧迫止血を試みる。

大腿骨骨折は、出血性ショックの原因になりうる。

食道静脈瘤破裂によるショックでは、左房圧の上昇をきたす。

頻回の下痢や嘔吐もショックの原因となることがある。

ショックに対する輸液は、すべてのショックの機序に適応が可能である。

出血によるショック前輸液は、常に全開のスピードとする。

大量出血に対する生体反応として、血中のレニンは増加する。

ショック離脱後に、肺水腫をきたすことがある、

「ナトリウム排泄の増加」は、出血性ショックでみられる生体反応のひとつである。

大量出血時には、出血傾向が出現する。

ヒトの循環血液量は約10Lである。

出血に伴う収縮期血圧の変化は、循環血液量の15-30%を失うと観察されるようになる。

ショック係数の正常値は1.0である。

心原性ショックでは、静脈圧が上昇することはまれである。

慢性心機能低下の傷病者では、洞調律から心房能動で移行することでショックとなることがある。

緊張性気胸では肺うっ血をきたす。

肺血栓塞栓症の主たる原因のひとつは、左房内血栓である。

緊張性気胸では縦隔が患側に偏位する。

急速に心養液が貯留する場合は、少量でも心タンポナーデとなる。

外傷性の心外閉塞・拘束性ショックに大量出血を伴う場合では、外頸静脈の怒張がみられないことがある。

右冠動脈閉塞による心筋梗塞では、ポンプ機能不全によるショックを呈すことが多い。

心膜炎では急激に心タンポナーデを呈しやすい。

急性心筋梗塞の合併症のひとつに、心室中隔穿孔がある。

心原性ショックでは、心機能低下を補うため心拍が増加する。

緊張性気胸は<B>の異常である。

通常の気胸に対して陽圧換気を行うことで、緊張性気胸に進展することがある。

大動脈解離によるショックの機序に、循環血液量減少性ショックがある。

乳頭筋の断裂による大動脈弁閉鎖不全は、急性心不全の原因となる。

緊張性気胸では吸気時に血圧は上昇する。

心筋炎の原因の多くはウイルス感染でよる。

ポンプ不全による心原性ショックの場合は、心電図モニターは必ずしも必要ではない。

左室心筋量の40%以上の梗塞・壊死で、心原性ショックをおこす。

心外閉塞・拘束性ショックに対して、輸液は禁忌である。

未就学児には、小児用のエピペンであっても使用の適応にはならない。

敗血症性ショックは、感染に対する治療により、予後は比較的良好である。

血管分布異常性ショックは、救急救命士による輸液の対象にはならない。

アナフィラキシーショックでは、全身的な過敏反応により放出されたバゾプレシンなどの生理活性物質により、全身の血管が拡張する。

救急要請時に、教員にエピペン投与の口頭指導を行うことは違法である。

神経原性ショックは、高位の脊髄損傷により生じる。

敗血症性ショックで病態が進行すると、心拍出量の低下と全身の末梢血管抵抗の増加をきたす。

アナフィラキシーショックでは、消化器症状を伴うこともある。

エピペン投与後の合併症として、不整脈の出現がある。

神経原性ショックでは、交感神経優位となる。

血管迷走神経反射は、痛みがきっかけとなることがある。

敗血症性ショックでは、サイトカインと呼ばれる生理活性物質が全身的な炎症反応を起こす。

アナフィラキシーショックの初期は、末梢の血管拡張により皮膚があたたかい。これをウォームショックという。

血管迷走神経反射によるショックは、一般的に予後は良好である。

血液分布異常性ショックでは、呼吸音異常を伴うことはない。

敗血症性ショックの初期では、心拍出量が増加する。

神経原性ショックでは温かい皮膚を呈するので、敗血症性ショック同様にウオームショックと表現する。

アナフィラキシーは、IgG依存性の即時型アレルギーである。アナフィラキシーは、IgG依存性の即時型アレルギーである。

敗血症性ショックは、局所の炎症反応による局所の血管拡張に伴うショックである。

アナフィラキシーによる死亡は、年間約1000件である。