1151年　ハティバ（スペイン）（イスラム王朝による支配下にてイスラム文化を通して伝来） 1276年　イタリアのファブリアーノ（キリスト教文化圏では初）透かし模様作られる 1348年　フランスのトロワ　イギリスへの紙供給地となる 1360年　ドイツのニュールンベルク 1494年　イギリス（印刷より後）

亜麻（リネン）（高緯度でも栽培可能） 木綿（輸入品）

中国の国策（製紙技術の秘匿） 地理的問題（ユーラシアがデカすぎる） 各地での輸出規制（価格釣り上げが目的） キリスト教徒のイスラム文化への偏見 羊皮紙の有効性（信用性とも言える） 中世ヨーロッパの識字率の低さによる需要の低さ 筆記用具の違い 人同士の繋がりを重視する北ヨーロッパの文化

サイジング

膠（にかわ） 松やに（ロジン） 硫酸アルミニウム

植字工

1445年　鉛活字印刷

ドイツのマインツで彫金師をしていた

『42行聖書』

扉なし 冒頭から本文 ページ表示なし

西洋では、書物に手書きの飾り文字が必須だったため、むしろ仕事が一つに絞られて洗練化した

フランス イタリア

アルファベットを繰り返し書く手間と不経済からの解放 装丁関連の金属加工職人が多数存在した（金属の装丁、象牙の装丁、木の装丁） 写本ギルドの支配圏外であるドイツで発生した

模造品（イミテーション）

〜1460年　ドイツのマインツとシュトラスブルク 〜1470年　イタリアとフランス 〜1480年　ヨーロッパ180都市 1539年　メキシコ 1557年　インド←ポルトガル人 1558年　マカオ 1590年　日本

1聖書・ローマ時代の古典・文法書（聖書の参考書） ↓ 2同時代人の著作 ↓ 3中世に埋もれていた著作

エブラの文書庫 アッシュール・バニパル王の図書館（メソポタミア最古の図書館） アポリノポリスのパピルスの家 アレクサンドリア図書館 古代ローマ帝国の図書館

エブラは古代シリアの都市国家 粘土版の文書庫

紀元前668年〜627年？

アッシリア学

天文学 占星術 宗教

アリストテレスの思想の元、紀元前300年頃に建設

パピルスの巻子本を計画収集 ペルガモン:写本制作（トルコ:羊皮紙の生産地）

戦勝記念で皇帝名の図書館が設立された アルファベットを図書館に用いたので、アルファベットが共通文字となった

修道院図書館 知恵の館 大学図書館の誕生

529年にイタリアのモンテ・カシノ修道院によって設立された

写本機能 冊子を鎖に繋ぐ方式をとっていた

830年にバグダッド（今のイラク）に設立

優秀な人物を集め、紙とインクを無料提供し、研究させていた。 翻訳→写本→製本→司書が管理という流れ

12世紀の後半から、大学には図書館を付設するとして、ヨーロッパ各地で発展。ついでに写本行者も発達した。

グーテンベルクによる鉛活字印刷 1517年　ルターによる宗教改革 検閲目的の納本制度の誕生

1537年　フランス王フランソワ一世により宮廷図書館に収集 1600年　イギリス　ボドリー図書館 1663年　バイエルン　宮廷図書館

1789年のフランス革命から1989年のドイツ統一まで

図書館の大衆化による税金による図書館の運営 国による図書館の制度化（図書館法成立） 対外活動＝読書活動（保存から利用へ）

フランス:1367年　王立図書館→国立図書館 アメリカ:1800年　議会図書館 イギリス:1973年　BritishLiblaly（大英博物館開館は1759年） ドイツ:1990年

室町時代〜江戸初期（慶長年間）

仏書→内典 それ以外→外典

『百万塔陀羅尼』

経供養

『成唯識論』（じょうゆうしきろん）

寛治2年（1088年）興福寺で印刷 春日版

鎌倉時代に渡来僧が多く来て、臨済宗（禅）が伝来したことにより、勉強が必要になって、僧侶用のテキストが作られるようになったため。

高野版 五山版

金剛峯寺

京都と鎌倉五山 関東初の印刷 日本初の外典印刷

尊氏版

堺版 大内版

阿佐井野宗瑞（あさいのそうずい）による『医書大全』

周防の大内氏領内

『節用集』

活版印刷術の渡来 慶長勅版 嵯峨本刊行

キリシタン版

アレッサンドロ・ヴァリニャーノ

長崎及び島原半島

木活字

キリスト教大追放令により

慶長2年（1597年）　 後陽成天皇

キリシタン版

慶長13年（1608年）

ディレクター&書→本阿弥光悦 挿絵→俵屋宗達 編集&出資→角倉素庵

日本の古典文学を初めて印刷→流布本 絵入本で書物を民間に普及させた

印刷＝技術 出版＝産業 出版 社会的構造の変化に影響受ける 市場形成（需要と供給） ニーズに対する開発 絵入り目的（クオリティよりコストカット）

製版技術が確立したため（鉛活字のように文字を並べるのではなく、板でバンバンやってく）

共同出資により小資本で出来る 道具の変化（ノコギリ） 版権の発生（板株） 表現の多様性確保（連綿体や儒教書の訓点）

相板（相合板）

板の所有者が出版を行なって良いとする幕府保証の出版権で、偽物を作ると罰せられた。

井原西鶴『好色一代男』

天和2年（1682年）堺で出版。西鶴直筆の字と画 貞亨元年（1684年）江戸で出版。菱川師宣の挿絵。堺のよりコストダウン。

浮世絵

多色摺り印刷

鈴木春信の絵暦

官版

寛政11年（1799年）以降、昌平坂学問所が江戸の書肆に委託（書肆が印刷、販売したが、板株は幕府が持ってた）

主として漢籍。（教科書とか）

勅版、藩版

1異教、妄説の発行禁止 2幕府批判の禁止 3好色本の禁止 4作者と版元の実名明記義務化（作者or絵師、版元）

1昌平坂学問所による検閲 2検閲済み出版物の納本（人員不足ですぐ緩くなった） 10万石以上の藩には出版奨励

老中の水野忠邦

蕃書調所（ばんしょしらべしょ） 洋書の翻訳・印刷・検閲 洋学教育、様式印刷

施設:阿蘭陀印刷所 幕府目付役:本木昌造

明治6年（1873年）洋紙の国内製造開始（紙幣、印刷物、政府刊行物に用いられる） 明治18年（1885年）民間の洋式活版印刷開始 　　　　　　　平野冨ニが築地活版印刷所設立 明治36年（1903年）教科書固定化で洋紙採用 　　　　　　　　　　えんぴつと消しゴム伝来

法隆寺の釈迦三尊像（623年）の台座に「書屋」の文字 大宝律令（701年）により、中務省に図書寮設置

石上宅嗣の芸亭（うんてい） 宮中の校書殿が御書所（ごしょどころ）に 728〜800年頃　和気氏が弘文院設置 814年以前　嵯峨天皇が嵯峨院設置 810〜824年頃　嵯峨天皇が冷然院設置 藤原佐世が『日本国見在書目録』を撰 1077年　大江匡房が江家文庫設置

石上宅嗣の芸亭（儒書が中心）

武家文庫

北条（金沢）実時の金沢文庫

富士見亭文庫へ移築 昭和5年（1930年）に再興

足利氏による足利学校設立

上杉・北条・徳川

漢籍・易学・兵学・医学

家康による文治政策と学問奨励（朱子学中心） 大名による書籍収集 藩校の出現 個人文庫の出現 貸本屋の出現

富士見亭文庫 紅葉山文庫

大学頭→林家 生徒→旗本や御家人などの幕臣

加賀藩→尊経閣文庫（前田氏） 佐伯藩→佐伯文庫（毛利氏） 徳島藩→阿波国文庫（蜂須賀氏） 水戸光圀→彰考館

板坂卜斎（いたさかぼくさい）:浅草文庫 青柳文蔵:青柳文庫→仙台に寄贈

福沢諭吉らによる西洋図書館移入 明治5年（1872年）文部省が書籍館創設 明治8年（1875年）東京書籍館→日本初の納本図書館 明治32年（1899年）図書館令公布 大正期　各都道府県で公共図書館設立 昭和25年（1950年）図書館法制定

移動図書館

UF use for 直接参照あり TT top term 最上位語 BT broader term 上位語、広義語 NT narrower term 下位語、狭義語 RT related term 関連語 SA see also 参照注記 SN scope note 限定注記

主標目 分野ごとの共通細目、言語細目、地名のもとの主題細目 地名細目 歴史 時代細目 一般細目