問題一覧
1
保険調剤を行う薬局は、あらかじめ、保険薬局として登録しておく必要がある。
❌
2
心房細動のリズムコントロール(洞調律維持)療法に用いられる薬剤はどれか。1 つ選べ。
シベンゾリン
3
胆汁中に排泄されたグルクロン酸抱合体は、小腸上皮細胞に発現している β-グルクロニダーゼによって加水分解された後、アグリコンが再吸収される。
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4
メルカプツール酸は、グルタチオンの分解由来で生じた N - アセチルシステインが基質と反応することで生成する。
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5
発がんイニシエーションは、変異細胞が化学物質の作用によって過剰に増殖し、がん細胞としての性質を獲得する過程である。
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6
Ames 試験でラット肝ホモジネートの 9,000×g 上清を添加するのは、Salmonella Typhimurium の代謝酵素を活性化するためである。
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7
静電ポテンシャルエネルギーは、イオン間距離の何乗に反比例するか。1 つ選べ。
1
8
定温定圧条件下において、一般に、ある反応の標準 Gibbs エネルギー変化が正であるとき、その平衡定数は 1 より小さくなる。
⭕️
9
X 線 CT スキャンは、X 線増強度を画像に表示する方法である。
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10
通常、旋光分散の光源は、ナトリウムランプである。
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11
比旋光度における濃度の単位は g/100mL であり、算出に分子量は不要である。
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12
球形顆粒を製造するには、まず原料を押出し造粒機によって円柱状湿塊に製し、次いでボールミルに移して球状に整粒する。
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13
超ろ過法とは、通例、メンブランフィルター、磁性フィルターなどを用いて微生物を除去する方法である。
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14
ロータリー型打錠機、エキセントリック型(単発型)打錠機のいずれにおいても、錠剤の質量は充てん時の上杵の位置で調整できる。
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15
乳濁性注射剤は、製剤均一性試験法に適合する。
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16
テオフィリン注射剤の安定剤としてエチレンジアミンが用いられる。
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17
ホウ酸は注射剤の等張化剤として使用される。
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18
ポリソルベート80 は、懸濁化剤として添加されている。
⭕️
19
エデト酸ナトリウム水和物は、無痛化剤として添加されている。
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20
輸血後GVHD を防ぐため、新鮮凍結血漿を除く全ての輸血用血液製剤にγ線照射を行う必要があるが、照射後は上清中のNa+濃度が上昇するため、速やかに使用する。
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21
腎不全患者では、窒素に対する非タンパク質カロリーの比を300~500 に設定する。
⭕️
22
肺胞は、直径1μm 程度の袋で、空気と接する上皮細胞の内側は平滑筋に覆われている。
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23
骨細胞は未分化細胞であり、増殖能を有する。
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24
ネオスチグミンの薬理作用として、正しいのはどれか。1つ選べ。
骨格筋を収縮させる。
25
プロプラノロールを静脈内注射後、ノルアドレナリンを静脈内注射したところ、ノルアドレナリン単独投与と比較して血圧はほとんど変化しない。
⭕️
26
ウラピジルは、肥大した前立腺を縮小させることにより、排尿障害を改善する。
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27
クロニジンはアドレナリンα2受容体を刺激し、ノルアドレナリンの遊離を促進する。
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28
プロパンテリンは、第 4 級アンモニウム化合物で、末梢のムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断して鎮痙作用を示す。
⭕️
29
フェノバルビタールは、著しい非線形薬物動態を示すため、 TDM を行うことが必要な薬物である。
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30
テオフィリンの投与量は、患者のクレアチニンクリアランスを指標に決定される。
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31
抗菌薬のPK / PD 理論において、バンコマイシン塩酸塩は治療効果の指標として C max / MIC を用いる。
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32
次の放射性医薬品のうち、心機能、血行動態の検査に用いられるものとして正しいものはどれか。1つ選べ。
99mTc-テクネチウムヒト血清アルブミン
33
コンプトン散乱
γ線が軌道電子に作用し、電離・励起を起こしながら進行方向が変化し、エネルギーも減少していく現象。
34
光電効果
γ線が全エネルギーを軌道電子に与えて自らは消滅し、その電子を原子から飛び出させる現象。
35
非弾性散乱
β-線が軌道電子などと作用し、電離・励起を繰り返しながら進行方向を変えながら、エネルギーを失っていく現象。
36
弾性散乱
β-線が原子核の正電気により進行方向のみを変える現象。
37
γ線は、正電荷の電子線である。
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38
β線を放出する放射性同位元素には 3H、14C、32P などがあり、トレーサー実験に利用される。
⭕️
39
X線とγ線は電磁波であり、波長で区別されている。
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40
放射性同位体を摂取した後、体内の放射線量が半分になるまでの期間を有効半減期という。
⭕️
41
体内に 40K が検出される時は、放射能で汚染された飲食物を摂取した可能性が高い。
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42
125I標識化合物の放射能の測定には NaI(TI)シンチレーションカウンターが適している。
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43
γ線を放出する核種は、内部被ばくが特に問題になる。
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44
酸素効果とは、酸素の存在により放射線の影響が減弱されることである。
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45
吸入用のキセノン(核種:133Xe)ガスは、咽頭癌の診断に用いられる。
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46
メトトレキサートの最大投与量は30mg/週である。
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47
関節リウマチでは手指MP関節が障害されやすい。
⭕️
48
関節リウマチに伴う貧血ではフェリチン値が低下している。
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49
肺がんにおいて、喫煙は、扁平上皮がんと小細胞がんの危険因子である。
⭕️
50
小細胞肺がんは放射線に対する感受性が低い。
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51
ゲフィチニブは小細胞肺がんに適応がある。
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52
クリゾチニブはROS1融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんに用いられる。
⭕️
53
早期食道がんの分類にボールマン分類がある。
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54
食道がんは胸部上部食道に好発する。
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55
転移性肝がんは食道がんからの転移が多い。
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56
膵尾部がんでは主に黄疸を認める。
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57
B 型肝炎ウイルスは、母体にワクチンを接種することにより、胎児への感染を防ぐことができる。
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58
先天梅毒は、梅毒トレポネーマを原因菌とし、産道感染を介して新生児に伝播する感染症である。
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59
献血時に感染の有無の検査が行われている感染症はどれか。すべて選べ。
梅毒, AIDS(後天性免疫不全症候群), B 型肝炎, 伝染性紅斑(ヒトパルボウイルス B19 感染症)
60
個々のデータが平均値からどの程度ばらついているかを表すのはどれか。1 つ選べ。
標準偏差
61
次の検定法のうち、分布の正規性が必要なのはどれか。
Tukey 法
62
前立腺がん治療薬であるフルタミドは劇症肝炎の報告があるため、定期的な肝機能検査が必要である。
⭕️
63
「生存割合」は名義尺度である。
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64
ある仮説検定で有意水準を 5%(0.05)で設定した時に、P 値が 3%(0.03)であれば帰無仮説を棄却することができる。
⭕️
65
UVB は、UVA よりオゾン層の透過率が小さい。
⭕️
66
太陽放射線のうち、赤外線は地表に到達する量が最も多い。
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67
フロンのオゾン層への主な影響は、オゾン層におけるオゾンの生成反応を阻害することである。
❌
68
大気の温室効果は、大気成分が地表から放射される赤外線を吸収し、再び地表に向けて放出することに基づく。
⭕️
69
太陽から放射される主な光は、地表面から放射される光よりも波長が長い。
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70
二酸化炭素の寄与度が高いのは、温暖化ポテンシャルが高いことにあたる。
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71
生物体が同化(固定)できるエネルギー量(生産力)は、食物連鎖の段階が増すごとに減少する。
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72
生産者のエネルギー同化率は、一般に消費者に比べて低い。
⭕️
73
ヒトの健康を損なうもの、動植物の生息や生育に支障を及ぼすものは、ともに PRTR 法の指定化学物質の対象となる。
⭕️
74
オゾン層破壊など環境への影響を及ぼすものは、PRTR 法の指定化学物質の対象とならない。
❌
75
PRTR 法で定められている第一種指定化学物質及び第二種指定化学物質は、ともに SDS 制度の対象である。
⭕️
76
感覚性言語中枢が存在するのはどこか。1つ選べ。
側頭葉
77
知覚神経がシナプスを形成するのはどこか。1つ選べ。
脊髄後角
78
交感神経の細胞体は脊髄の側角に存在し、軸索は後根を通って臓器へ情報を伝える。
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79
シナプスでは、伝達物質を介した両方向性伝達を行う。
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80
脳は中枢神経系に、脊髄は末梢神経系に分類される。
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81
下半身のリンパ液が集まる脈管はどれか。1 つ選べ。
胸管
82
生理的条件下では、心拍数は心室筋の自動的興奮の頻度によって決まる。
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83
G アクチンは、アクチン分子が多数重合した線維状構造を持っている。
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84
アクチンフィラメントは、ATPase 活性をもつ。
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85
骨格筋における T 管上のリアノジン受容体は活動電位を感知するセンサータンパク質であり、筋小胞体上のジヒドロピリジン受容体を刺激する。
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86
一般処方箋に記載される医薬品は、薬価基準収載品のみである。
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87
セベラマー塩酸塩錠は、血中リンの排泄を促進する薬剤である。
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88
ラニナミビルオクタン酸エステル水和物をインフルエンザウイルス感染症の予防に用いる場合は、40 ㎎を単回吸入で効果を示す。
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89
紫外可視吸光度測定法で用いられる光の波長として正しいのはどれか。1 つ選べ。
1.200~800nm
90
診断用超音波の周波数は 80MHz 以上である。
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91
ベンゼンジアゾニウム塩は芳香族求核置換反応を起こす。
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92
ジアルキルニトロソアミン類の発がんには、シトクロム P450 による脱アルキル化で生じるアルデヒドが関与する。
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93
溶出試験の適用を受ける製剤には崩壊試験法を適用しない。
⭕️
94
顆粒剤、腸溶性の製剤、徐放性の製剤及び溶出試験の適用を受ける製剤には、崩壊試験法を適用しない。
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95
クロイツフェルト・ヤコブ病は四類感染症である。
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