理想溶液の活量係数は0である

強電解質のモル伝導率は、濃度増加に伴い増大する。

同濃度であれば、水和イオン半径が大きいほどモル伝導率は大きい

電解質溶液中に置ける全電流に対する陽イオンと陰イオンの寄与の割合をイオンの輸率という

モル伝導率が大きいイオンほどイオン移動度が小さい

イオン強度Iは溶液中のi番目イオン濃度をCi、イオンの電荷数をZiとすると次のように表せる。I=ΣCiZi

0.05 mol/L NaCl水溶液のイオン強度と、0.05 mol /L KCl水溶液のイオン強度は等しい。

強電解質の希釈溶液において、その平均活量係数とイオン強度の関係にはデバイ・ヒュッケルの極限則が適用できる

NaCl水溶液の濃度を低くすると、NaCl の平均活量係数の値は０に近づく。

電解質の平均活量係数に、電解質の種類（ナトリウムイオン、カリウムイオンなど）は影響を与えない

強電解質溶液中では、イオン間に相互作用が働くため、イオン強度が増大すると、平均活量係数は1より大きくなる

強電解質のモル伝導率Λは濃度を増加と共に減少し濃度と直線関係を示す。

電解質溶液の電気伝導性は、無限希釈ではイオン独立の法則が成立する。

酢酸のモル伝導率が濃度の増加と共に急激に減少するのは、酢酸イオンのモル伝導率が小さいためである。

水溶液中でリチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオンの順に水和イオン半径は小さくなる

水素イオン（プロトン）の極限モル伝導率は、金属イオンの極限モル伝導率より大きい

KClの極限モル伝導率は、構成イオンの極限モル伝導率の差で表される

希薄溶液でモル伝導率Λとモル濃度Cの関係式Λ=Λ0-B√Cが成立しないものはどれか。ただしΛ0は無限希釈のモル伝導率、Bは定数である。

正しい記述はどれか

KCl, LiCl, NaCl の各水溶液の無限希釈における陽イオンの移動度の大きさの順序で正しいのは、どれか。

電解質溶液のイオン強度の計算式で正しいのはどれか。ただし溶液中のiイオンの濃度Ci、原子価をZiとする。

界面とは気相と液相、液相と液相、液相と固相などの2相間に形成される

表面にある分子は同一分子の内部方向への引力を受ける。

分子間力が強い液体ほど表面張力が大きい

界面活性剤は表面張力を低下させる

溶液が界面に正吸着すると、界面張力が低下する。

曇点とは、加湿により非イオン性界面活性剤の溶解性が低下し溶液が濁る温度の事である。

界面活性剤は水中あるいは油中で、ミセル、ベシクルあるいは逆ミセルを形成する

表面張力の測定法として毛管上昇法などがある。

毛管上昇法での液体の表面張力は、毛管内の液体柱の高さに比例する。

水とオクタンの界面に1-オクタノールを加えると、界面張力は低下する

表面張力は単位体積の界面を作るのに要する仕事である

クラフト点は非イオン性界面活性剤に固有の値である

ミセル形成が始まる濃度を飽和溶解度という

極性が小さく、分子間力が弱い液体ほど空気と液体の界面に働く表面張力は大きい

界面活性剤は界面張力を上昇させる作用を持つ

表面張力の単位はN・mｰ²である

水と表面張力は、ベンゼンの表面張力に比べて小さい

図は界面活性剤水溶液のcmc前後の物理化学的性質の変化を示したものである。図の曲線は次のうちどれか。

表面張力を各種溶質の添加量に対してプロットすると図のようになった。Ⅰ型のような挙動を示すのはどれか。

臨界ミセル濃度（cmc）以上で低下する界面活性剤の性質はどれか。

ギブスの等温吸着式において、Ⅲ型物質に分類されるものはどれか。

界面不活性物質はどれか

20℃において最も表面張力が大きいのはどれか。

界面活性剤は、通常、気液界面に多分子層吸着する。

界面活性剤の気液界面への吸着をラングミュア型と呼ぶ。

BET 型の吸着では個体に対して気体分子が多分子層吸着する。

フロイントリッヒ型の吸着では、飽和吸着量が存在する

油に少量の水を加えたエマルションをw/o型と呼ぶ。

水に少量の油を加えたエマルションをw/o型と呼ぶ。

エマルションを作成するために添加した界面活性剤の作用を可溶化作用と呼ぶ。

コロイド粒子にはチンダル現象が観測される。

チンダル現象とは、顕微鏡で観察した際に、不規則な運動をする現象である。

コロイド粒子は半透膜を透過する

コロイド粒子はろ紙を透過しない。

コロイド粒子の大きさは、1mm 以上である。

ゾルとは、コロイドサイズの個体が液体に分散した状態を示す。

ゲルとはコロイド粒子が固まった個体状態を示す。

コロイド粒子の表面が水酸基でおおわれているものを親水コロイドと呼ぶ

コロイド粒子には負の電荷を持つものはない。

コロイド粒子は、粒子間引力で安定化している。

コロイド粒子の安定化を示した理論をDVD理論と呼ぶ。

コロイド粒子間には反発力しか働いていない。

コロイド粒子間にはファンデルワールス力が働いている。