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  • 藤田陽音

  • 問題数 58 • 10/17/2023

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    問題一覧

  • 1

    異人々のもありけれど、「さかしき」もなかるべし。

    優れている

  • 2

    取りたてて、「はかばかしき」後見しなければ、事あるときは、なほ拠りどころなく心細げなり。

    しっかりした

  • 3

    やうやう入り立つ麓のほどだに、空のけしき、「はかばかしく」も見えず、

    はっきりと

  • 4

    桜は「はかなき」ものにて、かく程なくうつろひ候ふなり。

    頼りない

  • 5

    梨の花、世にすさまじきものにして、近うもてなさず、「はかなき」文つけなどだにせず。

    ちょっとした

  • 6

    「すきずきしき」方にはあらで、まめやかに聞こゆるなり。

    好色めいている

  • 7

    「すきずきしう」あはれなることなり。

    風流で

  • 8

    かく御賀などいふことは、ひが数へにやとおぼゆるさまの、「なまめかしく」人の親しげなくおはしますを、

    若々しくて

  • 9

    をかしげなるちごの、あからさまにいだきて遊ばしうつくしむほどに、かいつきて寝たる、いと「らうたし」。

    かわいらしい

  • 10

    御心ばへいと「なつかしう」、おいらかにおはしまして、世の人いみじう恋ひ申すめり。

    親しみがあり

  • 11

    髪ゆるるかに、いと長く、「めやすき」人なめり。

    見た目がよい

  • 12

    いざ、いと「心やすき」所にて、のどかに聞こえむ。

    安心な

  • 13

    遊び戯れをも人よりは「心やすく」なれなれしくふるまひたり。

    気安く

  • 14

    木立前栽など、なべての所に似ず、いとのどかに「心にくく」住みなしたまへり。

    奥ゆかしく

  • 15

    いと寒きに、火などいそぎおこして、炭持てわたるも、いと「つきづきし」。

    似つかわしい

  • 16

    黄ばみたる単衣など着たる人は、いみじう「心づきなし」。

    気に入らない

  • 17

    世に語り伝ふること、まことは「あいなき」にや、多くはみな虚言なり。

    つまらない

  • 18

    文ことば「なめき」人こそ、いとにくけれ。

    無礼な

  • 19

    「あぢきなき」ことに心をしめて、生けるかぎりこれを思ひなやむべきなめり。

    道理に合わない

  • 20

    世の中は「あぢきなき」ものかなとのみ、よろづにつけて思す。

    つまらない

  • 21

    男、血の涙を流せども、とどむる「よしなし」。

    方法がない

  • 22

    おろかなる人は、「用なき歩きは、「よしなかり」けり」とて来ずなりにけり。

    つまらない

  • 23

    人の上言ふを腹立つ人こそいと「わりなけれ」。

    道理に合わない

  • 24

    一昨日より腹を病みて、いと「わりなけれ」ば、

    つらい

  • 25

    夜いたくふけて、門をいたう「おどろおどろしう」たたけば、

    仰々しく

  • 26

    四月のつごもりごろに、雨「おどろおどろしく」降りて、もの恐ろしげなるに、

    不気味に

  • 27

    日の入りぎはの、いと「すごく」霧りわたりたるに、

    ものさびしく

  • 28

    かぐや姫いと「いたく」泣きたまふ。

    ひどく

  • 29

    内のさまは、「いたく」すさまじからず、

    それほど

  • 30

    「はしたなき」もの。異人を呼ぶに、我ぞとさし出でたる。

    体裁が悪い

  • 31

    侍どもは、「はしたなく」言ひければ、泣きつつ帰りて、屈まりゐたり。

    無愛想に

  • 32

    いといたうやつれたまへれど、「しるき」御様なれば、

    はっきりわかる

  • 33

    いとはかなうものしたまふこそ、あはれに「うしろめたけれ」。

    気がかりだ

  • 34

    小次郎が薄手負うたるをだに、直実は「心ぐるしう」こそ思ふに、

    つらく

  • 35

    思はむ子を法師になしたらむこそ、「心ぐるしけれ」。

    気の毒だ

  • 36

    京に「とく」あげたまひて、物語の多くさぶらふなる、あるかぎり見せたまへ。

    早く

  • 37

    際ことにかしこくて、ただ人にはいと「あたらしけれ」ど、

    惜しい

  • 38

    世になく「きよらなる」玉の男皇子さへ生まれたまひぬ。

    美しい

  • 39

    月おぼろにさし入りて、いとど「えんなる」御ふるまひ尽きもせず見えたまふ。

    優美な

  • 40

    我が娘は、「なのめなら」む人に見せむは、惜しげなるさまを、

    普通である

  • 41

    されば「あながちに」攻むべきにあらず。

    無理矢理に

  • 42

    かううち棄てられて、心をさめむ方なきに、いとど人わろう「かたくなに」なりはつるも、

    偏屈に

  • 43

    こなたは「あらはに」やはべらむ。今日しも端におはしましけるかな。

    まる見えで

  • 44

    夏は夜。月のころは「さらなり」。

    言うまでもない

  • 45

    除目のころなど「うち」わたりいとをかし。

    宮中

  • 46

    「うへ」も聞こしめし、めでさせたまふ。

  • 47

    いみじく静かに、「おほやけ」に御文奉りたまふ。

  • 48

    神の「おまへ」のものと生ひはじめけむも、とりわきてをかし。

    御前

  • 49

    大友皇子は、時の政をし、世の「おぼえ」も威勢も猛なり。

    評判

  • 50

    いとはつらく見ゆれど、「こころざし」はせむとす。

    贈り物

  • 51

    我を知らずして、外を知るといふ「ことわり」あるべからず。

    道理

  • 52

    この人の家、喜べるやうにて、「あるじ」したり。

    もてなし

  • 53

    時々中垣の「かいまみ」しはべるに、げに若き女どもの透影見えはべり。

    のぞき見

  • 54

    よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる「ためし」なし。

  • 55

    人々ひねもすに祈る「しるし」ありて、風波立たず。

    ご利益

  • 56

    君や来しわれやゆきけむおもほえず夢か「うつつ」か寝てかさめてか

    現実

  • 57

    木立いと「よし」あるは、「何人の住むにか」と問ひたまへば、

    風情

  • 58

    富士の山を見れば、五月の「つごもり」に、雪いと白う降れり。

    月末