問題一覧
1
シュミットは、議会制民主主義について「永遠の対話」を繰り返しているだけにすぎないとして厳しく批判した。
○
2
シュミットは、政治の本質は「友と敵」の区別であり、民主主義と独裁の両立は不可能であると主張した。
✕
3
シュンペーターは、人民は政策決定能力を持ち指導者を選ぶ能力があるとともに、個々の政策決定に関わる能力を十分に備えていると主張した。
✕
4
シュンペーターは、代表(政治家)を選ぶ手続きこそ民主主義の本質だと主張した。この考え方を参加型民主主義という。
✕
5
バーリンは、自由という概念を個人が他者からの干渉を受けずに放任されていること(消極的自由)と、個人が主体的に決定できること(積極的自由)に分け、積極的自由のほうが重要であると論じた。
✕
6
ハイエクは、人間が経済をコントロールできるとする社会主義やケインズ経済学を絶賛し、取り入れた。
✕
7
ハイエクは、「法の支配」の重要性を説き、社会保障は政治家が国民の歓心を買うための手段に陥っているとして福祉国家を批判した。
○
8
フリードマンは『選択の自由』を著し、教育クーポンや負の所得税が重要であると唱えた。
○
9
ウォーラスは政治学で初めて大衆という存在に着目し、ステレオタイプ的シンボルの「政治的実在」が政治を動かすこと(大衆民主主義)の合理性を賞賛した。
✕
10
コーンハウザーは、エリートへの近づきやすさ(批判しやすさ)と大衆がエリートによって操られやすいかを基準に社会を「共同体社会」「全体主義社会」「多元社会」「全体主義社会」の 4つに分け、大衆社会が理想であるとした。
✕
11
コーンハウザーの社会類系によると、エリートへの接近可能性が低く、エリートによる非エリートの操縦可能性が高い社会を「全体主義社会」と呼んだ。
○
12
コーンハウザーの社会累計において、エリートへの接近可能性が高く非エリートの操縦可能性も高い社会を○○と呼んだ。
大衆社会
13
ルークスは、権力を3次元的に分類し、一次的権力は多元主義的権力、二次的権力は非決定権力、三次元的権力は人々の近くや認識、選好までも形成するものとした。
○
14
○○は『君主論』において、君主は「ライオンの獰猛さとキツネの狡猾さ」を持たなければならないと主張した。
マキャヴェリ
15
パーソンズは、従来の権力論を「一方の利得=他方の損失」と非対称的な関係でのみ理解しているとして批判し、総和がプラスになるような「非ゼロサム的権力」があると主張した。
○
16
ウェーバーの責任倫理に関する考えでは、責任感とは心情(信条)を重視するものと、結果に対する責任を重視するものの2つに分かれる。そして、ウェーバーは政治家には特に心情倫理が大切であると説いた。
✕
17
ウェーバーは、著書『職業としての政治』にて、政治家には「情熱、責任感、判断力」の3つの資質必要であると論じた。
○
18
シュミットは、社会の安定期には「創造的リーダーシップ」が、社会の変動期には「代表的リーダーシップ」が登場すると論じた。
✕
19
リーダーシップの4分類によると、代表的リーダーシップとは、政治社会の価値体系が不安定になったときに新たな世界像やイデオロギーを提示して政治体制の変革を起こすものである。
✕
20
代表的リーダーシップとは、リーダーが大衆の「代表者」として現れ、既存の価値を前提とした保守的なリーダーシップである。
○
21
代表的リーダーシップが行き詰まり大衆の欲求不満が募った時、社会の閉塞感を一か八かの賭けで充足させる投機的リーダーシップでは、新しい価値体系が提示されるのではなく既存の価値が持続するのが特徴的である。
○