問題一覧
1
Gaussianフィルタは、( a: 平滑化/補償 )フィルタの一種であり、( b: ガウス/二項 )分布を元に( c:実空間/周波数空間 )で重み付けを行う事で( d: アーチファクト/統計ノイズ )の低減をする。
平滑化, ガウス, 実空間, 統計ノイズ
2
F-FDGの排泄は腎/尿路系である。
⭕️
3
肝実質の( a: 15/30 )%を占める網内系細胞中のクッパー細胞の貪食能を利用した放射線医薬品はどれ?
99mTc スズコロイド
4
アシアロ糖蛋白受容体への結合を利用した放射線医薬品はどれ?
99mTc GSA
5
123I-イオフルパンは、ドーパミントランスポーターへの結合を示し、( a: 線条体/黒質 )に集積する。 レビー小体型、パーキンソン病では、( a )への集積が( b: 亢進/低下 )するが、アルツハイマー型や他の認知症では集積が( a )への集積が( c: 亢進/低下 )する。これによって鑑別が可能となる。
線条体, 低下, 亢進
6
201Tl は( a: 高/低 )エネルギーコリメータを使う。
低
7
131 Iは( a: 高/低 )エネルギーコリメーターを使う。
高
8
I-IMP脳血流シンチの3時間後の画像は( a: 前期/後期 )像であり、( b: 血流/組織内蓄積 )像が得られる為、( c: もやもや病/脳梗塞 )などの虚血性脳血管疾患による脳組織のviabilityが得られる。
後期, 組織内蓄積, 脳梗塞
9
I-MIBGを用いた心臓の集積は、パーキンソン病初期から高確率で低下する。
⭕️
10
心筋血流シンチに用いられる薬剤を3つをあげると( a )、( b )、( c )がある。 これら3つの薬剤は全て正常のBBBを通過( d: する/しない )。
Tl-塩化タリウム, 99mTc-MIBI, 99mTc-テトロホスミン, する
11
糸球体濾過率( eGFR )を測定するのはどっち?
99mTc-DTPA
12
レノグラムでは左から順番に ( a )相→( b )相→( c )相が得られる。 <語群> ・排泄 ・血流 ・機能
血流, 機能, 排泄
13
デキサメサゾンは副腎( a: 皮/髄 )質ホルモンである。
皮
14
123I-MIBGは、副腎髄質に発生する褐色細胞腫に集積する。
⭕️
15
全身に均等にF-FDGが分布したと仮定すると、その時のSUVは1である。
⭕️
16
67Gaシンチで用いられる67Ga-citrate は、血清中のトランスフェリンと結合してトランスフェリンGa複合体となり、腫瘍細胞などのトランスフェリン受容体と結合する。
⭕️
17
甲状腺の吸収線量を求める際は、( a: Klein-仁科/ Quimby )の式が用いられる。
Quimby
18
131-ヨウ素の半減期は( a )である。
8日
19
99mTcの半減期は( a )である。
6時間
20
123-ヨウ素は半減期が( a )である。 また、β線を( b: 強く放出する/一切放出しない )。
13.2時間, 一切放出しない
21
67Gaの半減期は( a )である。
3.2日
22
肝受容体シンチを用いた肝予備能の評価として、( a )と( b )で定量評価する。
LHL15 (肝接種率指標), HH15 (血中滞在率指標)
23
肝胆道シンチでは、へパトグラム解析が可能である。
⭕️
24
99mTc-PMTを用いた肝胆道シンチでは、検査前( a )時間の絶食が必要である。
6
25
心筋血流シンチグラフィで使用する薬剤をまとめる。 201TlCl → ( a: 能動/受動 )輸送、撮影は( b )分後と( c )時間後 99mTc-MIBI/テトロフォスミン →( d: 能動/受動 )拡散、撮影は( e )分後。 ⚠️これら全ての薬剤は、病変像が( f: 集積/欠損 )像となる。⚠️
能動, 10, 3〜4, 受動, 30, 欠損
26
123I-MIBGを用いた副腎( a: 髄/皮 )質シンチでは、薬剤投与後の( b: 6・24時間後/ 3時間後 )に撮影を行う。追加で( c: 48/72 )時間後に撮影を行う事もある。
髄質, 6・24時間後, 48
27
心プールシンチなどで使われるファーストパス法では、心電図を( a: 用いて/用いず )、薬剤を( b: ボーラス/低速 )投与する事で、薬剤が心臓を初回循環する様子を撮影する。 ( c: 左室・右室/左室 )駆出率が測定できる。
用いず, ボーラス, 左室・右室
28
心プールシンチでの平衡時法では、R-R分割数を16〜30分割とする。
⭕️
29
MAG3で求めることができる有効腎血漿流量はERPFと言う。
⭕️
30
半導体カメラを用いたPET装置では、光電子増倍管は不要である。
⭕️
31
PETのPSF補正では、( a: コントラスト/空間分解能 )の改善を行う。この際の点線源実測には( b: 99mTc/68Ga )が用いられる。
空間分解能, 68Ga
32
PETのPSF補正は、ギブスアーチファクトの原因となる。
⭕️
33
PETでは、FOV辺縁で発生した放射線がシンチレータに対して斜めに入射する為、LORに( a: 幅/奥行き )が生じる。これがボケの原因となり、空間分解能が悪化する。
幅
34
閉塞型の腎では、腎動態シンチを撮影しても( a: 平衡/排泄 )相が認められない。
排泄
35
腎動態シンチで得られるレノグラムにおいてT 1/2は、最高カウントを起点にしてカウントが半分になるまでの時間を示している。
⭕️
36
レビー小体型認知症では、( a: 前頭葉/後頭葉 )の血流低下が顕著である。また、同時に心臓交感神経分布の( b: 上昇/低下 )も認める。 この時の使用薬剤は( c: MIBI/MIBG )である。 しかし、アルツハイマー型認知症になると、( c )の心臓集積は( d: 保たれる/低下する )事になる。これにより鑑別が可能である。
後頭葉, 低下, MIBG, 保たれる
37
認知症の中でアルツハイマー型は全体の( a: 4/6 )割を占める。 2023年9月には、アルツハイマー型認知症の原因となるアミロイド( b: α/β )を除去し、アルツハイマー型認知症の進行を遅らせる治療薬「ネカネマブ」が保険適用となった。 保険適用でこの治療薬を使用する際は、アミロイドPETが陽性である必要があり、( c: 11C/18F )を用いた薬剤である( d: フルシクロビン/フルテメタモル )が使用される。この( d )もネカネマブと共に保険適用となった。
6, β, 18F, フルテメタモル
38
唾液腺シンチで高集積になるのはどれか。2つえらぶ。
顎下腺, 耳下腺
39
アデノシンは気管支喘息患者とカフェインが禁忌である。
⭕️
40
OS-EM法は、ML-EM法よりも再構成時間が( a: 長い/短い )。 その上、サブセット数を増やすと再構成時間は( b: 延長/短縮 )する。
短い, 短縮
41
ML-EM法では、画素値の総和が保存される。
⭕️
42
( a: ML-EM/OS-EM )法では、適切な初期値を設定する必要がある。
ML-EM
43
( a: ML-EM/OS-EM )法では、近似回数を増やす事で鮮鋭度が( b: 良く/悪く )なるがノイズが( c: 目立つ/目立たない )ようになる。
ML-EM, 良く, 目立つ
44
ガンマカメラのライトガイドには( a: CsI(Tl)/アクリル )を用いる。
アクリル
45
Z-Scoreとは、( a: 脳血流/脳ドーパミン )シンチにおいて、( b: 脳血流/線条体集積 )の低下を正常群と比較して表す指標として用いられている。 Z-Scoreは、値が高いほど脳血流が( a: 豊富な/低下している )箇所を示す。
脳血流, 脳血流, 低下している
46
核医学のHM比は、MIBGやBMIPPなどの集積をみる簡易的な指標として、心臓/縦隔比の意味を持つ。
⭕️
47
副腎皮質シンチでは、131I-アドステロールを使用して核医学を行う。 この時、この薬剤が甲状腺に集まる習性を持つ為、検査のおよそ( a: 3日/1週間 )前からヨードブロックを行う。 検査では、通常はACTHを抑制しない為、( b: 健側・病側の両方/病側のみ )に集積がある。 しかし、( c: アデノシン/デキサメタゾン )を負荷投与する事で副腎皮質刺激ホルモンの分泌が( d: 促進/抑制 )され、( e: 健側/病側 )の集積が低下し、左右差が明瞭になる。
3日, 健側・病側の両方, デキサメタゾン, 抑制, 健側
48
心筋脂肪酸代謝シンチグラフィを2核種同時収集する際は、ミスマッチを所見とする。
⭕️
49
医療機関で標識キットを用いて標識を行うことが可能な放射性医薬品はどれか。2つ選ぶ。
ECD, HMPAO
50
感度がより高いのはどちらか。
ステップ回転収集