問題一覧
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55同一船における最短停止距離の大小について述べたの(A)と(B)について,それぞれの正誤を判断し,あてはまるものを選べ。 (A) 船底に海草やフジッボなどが多く付着しているときは,小さい。 (B) 荷物を多く積んでいるときは、大きい。 (1) (A)は正しく,(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3) (A)も (B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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56 小型ディーゼル船の最短停止距離について述べた次の文の うち,正しいものはどれか。 (1)船が全速前進中、機関を停止してから, 船体が水に対して停止するまでの距離を最短停止距離といい,通常,船の長さの3~5倍くらいである。 (2)船が全速前進中,機関を停止してから,船体が水に対して停止するまでの距離を最短停止距離といい, 通常, 船の長さの6〜8倍くらいである。 (3) 船が全速前進中,機関を全速後進としてから、船体が水に対して停止するまでの離を最短停止距離といい, 通常,船の長 さの3~5倍くらいである。 (4) 船が全速前進中,機関を全速後進としてから, 船体が水に対 して停止するまでの距離を最短停止距離といい,通常, 船の長さの6~8倍くらいである。
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57最短停止距離について述べた次の(A)と(B)について,それぞれの正誤を判断し,下の(1)~(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A)最短停止距離は, 風を船尾から受けると短くなる。 (B) 最短停止距離は, 船体の汚れや積荷などに関係なく,同一船ではほぼ一定である。 (1) (A)は正しく,(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3) (A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B) も誤っている。
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58 小型ディーゼル船の最短停止距離は,一般に,船の長さの何倍くらいとされているか。次のうちから選べ。 (1)約1~2倍 (2)約3~5倍 (3)約6~8枚 (4)約9~11倍
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59最短停止距離が長くなる原因は,次のうちどれか。 (1) 船底に貝がらや海草がつく。 (2) 積荷によって喫水が増える。 (3) 船首トリムが大きい。 (4) 船首方向から風を受ける。
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60最短停止距離が長くなる原因について述べた次の(A)と(B)に ついて,それぞれの正誤を判断し,下の(1)~(4)のうちからあては、 まるものを選べ。 (A) 船底に貝がらや海草がついた場合 (B) 揚荷によって喫水が減少した場合 (1) (A)は正しく, (B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3) (A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B) も誤っている。
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61最短停止距離について述べた次の文のうち, 正しいものは どれか。 (1)最短停止距離は、積荷が多いほど(喫水が深いほど)短くなる。 (2)最短停止距離は、船底の汚れがしいほど短くなる。 (3)最短停止距離は,風を船尾から受けけると短くなる。 (4) 最短停止距離は,船体の汚れや積などに関係なく, 同一船ではほほま一定である。
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62一般に使用される舵において、最大有効舵角は、どのくらいとされているか。次のうちから選べ。 (1)約20度 (2)約35度 (3)約55度 (4)約70度
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63船舶の操船について述べた(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下の(1)~(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A) 転舵して回頭中は,遠心力のため船は外側に傾斜し、舵角が大きいほど傾斜も大きい。 (B)舵角が大きいほど旋回圏は小さい。 (1) (A)は正しく,(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3)(A) も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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64入港する場合に, 一般に行わなければならない入港準備として適当なものは,次のうちどれか。 (1) 各部の人員が,そろっているかどうか調べる。 (2)いかりは,いつでも使用できるように用意する。 (3)船内の移動物を固縛する。 (4)倉口, 出入口, 通風筒などを閉鎖する。
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65 舵を右げん35°程度にとらせるときの操舵号令は、次のうちどれか。 (1) おもかじ (2) とりかじ (3)おもかじ一杯 (4)とりかじ一杯
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66操舵心得について述ホベた次のA)と(B)について,それぞれの正誤を判断し,下の1)~(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A) 大角度変針のときとか,障害物を避けるなどの場合を除いて, 舵はなるべく小刻みにとる。 (B) 直進中は船音の振れをおさえるように早め早めにあて舵をとる。 (1)(A)は正しく,(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3)(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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67後進投びょう(単びょう泊)する場合, 投びょうする時機して最も適当なものは,次のうちどれか。 (1) 機関を後進にかける少し前 (2) 機関を後進にかけた直後 (3) 機関を後進にかけて,前進行き足がなくなる少し前 (4)機関を後進にかけて,ゆっくり後退し始めた時
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68後進投びょうにより単びょう泊する場合の操船について述ベた次の文のうち,適当でないものはどれか。 (1)風や海·流のあるときは,船尾方向から受けるようにしてびょう地へ進む。 (2) 船の行き足が、予定びょう地を少し過ぎたころ止まるように機関を使用する。 (3) 機関を後進にかけて,後退の行き足がつき始めたとき投びょうする。 (4)投びょう後、アンカーロープが張ってきたら少しずつ伸ばす。
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69小型船を岸験に下図のように船尾係留する場合, 岸華からどのくらい離れたところに投びょうしたらよいか。適当なものを次のうちから選べ。 (1) 水深の4倍に相当する距離 (2) 船の長さの2倍に相当する距離 (3)びょう鎖の長さが長いほど良いから、るびょう鎖の長さの半分に船の長さを加えた距離 (4)その地点で単びょう泊するのに必要なびょう鎖の長さに,船の長さを加えた距離
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70下図は,岸壁に横付け係留している固定ピッチプロぺラの一軸右回り船を,図に記載の係留索1本だけを残して離岸させている状態を示す。この図について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、したの(1)〜(4)のうちから当てはまるものを選べ。 (A) (a)の場合, 前部スプリングを1本残し、 左げんに舵を取り 前進微速をかけ、船尾を岸壁から離して後進をかけ離岸する。 (B) (b)の場合,後部スプリングを1本残し,これを巻き込みながら、船首を岸壁から離して前進をかけ離岸する。 (1)(A)は正しく,(B)は誤っている。 (2)(A)は誤っていて、(B)は正しい。 (3)(A)も(Bも正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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71水深10メートルの狭い水域において,いかりを使用して回頭する場合,アンカーロープはどのくらい伸ばすのが適当か。次のうちから選べ。 (1)約10メートル (2)約15メートル (3) 約25メートル (4)約30メートル
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72びょう泊するのにいかりかきの良い低質は、次のうちどれか。 (1)礫 (2)泥 (3)石 (4)岩
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72びょう泊するのにいかりかきの悪い底質は、次のうちどれか。 (1)砂泥 (2)泥 (3)砂 (4)石
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74固定ピッチプロペラの一軸右回り船を, 左げん横付け係留する場合の操船について述べた次の文のうち,正しいものはどれか。ただし,風や潮流の影響はないものとする。 (1) 岸とほぼ平行になるように近づく。 (2) 岸壁に対して約20度ぐらいの角度をもって近づく。 (3)岸壁に対して約45度ぐらいの角度をもって近づく。 (4)岸壁に対して約60度くらいの角度をもって近づく。
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75固定ピッチプロペラの一軸右回り船を, 右げん横付け係留する場合の操船について述べた次の文のうち,正しいものはどれか。 (1) 岸とほぼ平行になるように近づく。 (2) 岸壁に対して約20度ぐらいの角度をもって近づく。 (3)岸壁に対して約45度ぐらいの角度をもって近づく。 (4)岸壁に対して約60度くらいの角度をもって近づく。
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76固定ピッチプロペラの一軸右回り船を岸壁に横付けする場合の操船について述べた(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下の(1)~(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A)一般に、右舷付けより左舷付けの方が、操船しやすい。 (B) 左舷付けの場合は,岸壁に対して約20°ぐらいの角度で接近する。 (1) (A)は正しく(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3) (A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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77狭水道における操船について述べた次の(A)と(Bについて,それぞれの正誤を判断し,下の(1)~(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A)暗礁などのある水道は,順潮の最強時に一気に通る。 (B)操舵は,船首方向の陸上物標を目標にするのがよい。 (1) (A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3) (A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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78狭水道に入る前の準備について述べた次の文のうち,適当でないものはどれか。 (1) 機関用意をする。 (2)投びょう用意をする。 (3)船外に突き出た物は収める。 (4)非常操舵に切替える。
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79狭水道を航行する場合の注意事項として適当でないものは,次のうちどれか。 (1)できるだけ流れに沿って、水道の右側を通航するようにする。 (2)針路を保つため,コンパスから目を離さないようにする。 (3)屈曲の多い水道は,転流時又は逆潮の初期や終期に通過するようにする。 (4)操船は,舵だけに頼らず速力の調節も行うようにする。
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80他船の曳航について述べた次の文のうち,誤っているものはどれか。 (1) 一度に20度以上の変針は行わず,小きざみに行う。 (2)一度に0.5ノット以上の速力の増減は避ける。 (3) 荒天のときは, 曳索を短くする。 (4)曳索の長さは、通常中央部が水中に入る程度より長いものが必要である。
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81他船の曳航について述べた次の文のうち, 誤っているものはどれか。 (1) 曳航開始時は,機関を前進全速にかけて行き足をつけるようにする。 (2) 曳索の長さは、曳索の中間が弓なりになって水中に垂れ、水面上に出ないような長さがよい。 (3) 狭水道では曳索は短くするか,引かれ船を横抱きにする。 (4)曳索は,突発事故に備え, いつでもとき放すことができるようにしておく。
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82操船に及ぼす風の影響に関する一般的な傾頃向について 、て流べた次の(A)と(B)について,それぞれの正誤を判断し、下の(1)〜(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A)船が前進中に,船首尾線以外の方向から風を受けると、船首は風上に切り上がる。 (B)船が後進中に,船首尾線以外の方向から風を受けると、船尾は風上に切り上がる。 (1)(A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 (3) (A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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83操船に及ほす風の影響に関する一般的な傾向について述べた次の(A)と(B)について,それぞれの正誤を判断し, 下の(1)〜(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A)船が停止中に,船首尾線以外の方向から風を受けると,正横より少し後方から風を受けて漂流する。 (B)船が前進中に、船首尾線以外の方向から風を受けると,船尾は風上に切り上がる。 (1) (A)は正しく(B)は誤っている。 (2)(A)は誤っていて、(B)は正しい。 (3) (A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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84荒天航行中の操船にあたり注意しなければならない事項に、ついて述べた次の文のうち,誤っ っているものはどれか。 (1) 縦揺れが大きいときは、プロペラが空転することがある。 (2)追い波を受けているときは,船首が大きく振れることがある。 (3)横揺れと波浪の周期がほぼ同調していれば、安全な状態である。 (4)波浪による衝撃や動播を抑えるためには、針路と選力で調節する。
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85荒天に遭遇した場合の海難防止上の処置を述ベた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し,下の(1)~(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A) 風浪を正横から受けないようにし,船首から2~3点ぐらいの方向から受け減速して航行するようにする。 (B)大波に逆らって変針するときには、大舵角とし,一気に回頭する。 (1) (A)は正しく,(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3)(A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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86荒天時の操船について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し, 下の(1)~(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A)風浪を船首2~3点の方向から受けて航走する。 (B) 船首が風下に落とされて風上に向かないときは,一時増速し, 針路がもどってから再び減速する。 (1) (A)は正しく,(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3) (A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B) も誤っている。
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87単びょう迫中に、 走びょうしていると判断できる状態は次のうちどれか。 (1) アンカーロープが時々たるむ。 (2) 片げんからのみ風を受けている。 (3) 船体が,ほぼ規則的に振れ回っている。 (4) アンカーロープにさわっても、 振動が感じられない。
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88びょう泊中,走びょうを知った場合の処置として最も適当なものは,次のうちどれか。 (1) アンカーロープを伸ばす。 (2) シーアンカーを入れる。 (3) アンカーを入れ直す。 (4) アンカーロープを縮める。
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89北半球において,自船が台風の進行方向に対してその左半円にあり,暴風圏外への脱出が可能であるときは,風浪をどの方向から受けて航走するとよいか。 次のうちから選べ。 (1)右げん船首 (2) 右げん船尾 (3)左げん船首 (4) 左げん船尾
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90喫水に対して水深の浅い (船底下の余裕水深の少ない) 水域を航行する場合に現れる影響について答えろ (A)一般に,喫水及びトリムは変化しない。 (B)一般に,速力は低下し, かじ効きが悪くなる。 (1) (A)は正しく,(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて,(B)は正しい。 (3) (A)も(B) も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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91喫水に対して水深の浅い (船底下の余裕水深の少ない)水域を航行する場合に現れる影響について述べた次の文のうち,適当でないのはどれか。 (1)喫水が増加する。 (2) 速力が増加する。 (3)梶効きが悪くなる。 (4)トリムが変化する。
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92他船の係留素がかけられている陸上のビットを共用するとき,自船の係留索はどのようにとるのが適当か。次のうちから選ベ。ただし、, 図中の斜線部は他船の係留索とする。
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93小型船の船長が、大型船との事故を避けるため知っておかなければならない,大型船の特性について述べた次の(A)と(B)について,それぞれの正誤を判断し,下の(1)~(4)のうちからあてはまるものを選べ。 (A) 機関の出力が大きいので、全速後進をかけたときの進出距離が小型船より小さい。 (B) 転舵したとき, 回頭を始めるまでの進出距離が小型船より大きい。 (1) (A)は正しく、(B)は誤っている。 (2) (A)は誤っていて、(B)は正しい。 (3) (A)も(B)も正しい。 (4) (A)も(B)も誤っている。
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