問題一覧
1
わが国の糖尿病の疾学および予防施策に関する記述である。最も適当なのはどれか。
直近5年間で新規に透析が導入された原因の1位は、糖尿病腎症である。
2
糖尿病の合併症に関する記述である。誤っているのはどれか。
糖尿病網膜症の初期にみられる自覚症状は、失明である。
3
80歳、女性。2型糖尿病。身長140cm、体重45kg、BMI23.0kg/m。血液検査値はHbA1c6.8%。活動は軽労作。この患者の1日当たりの指示エネルギー量とたんぱく質質量の組み合わせである。最も適当なのはどれか。
1,400 65
4
糖尿病治療薬の主作用に関する記述である。最も適当なのはどれか。
チアゾリジン薬は、インスリンの抵抗性を改善する。
5
妊娠糖尿病に関する記述である。最も適当なのはどれか。
分娩後の2型糖尿病のリスクになる。
6
糖尿病治療に関する記述である。最も適当なのはどれか。
SGLT2阻害薬服用により、尿糖陽性となる。
7
糖尿病のための食品交換表に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
チーズら、表3に含まれる。
8
妊娠16週の妊婦、35歲。身長165cm、体住173Kg- BMI 26. 8kg/m2 櫻準体重60kg、非妊娠時体重72kg。妊娠糖尿病と診断された。この妊帰の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
朝食前血糖値の目標は、70~100mg/dLと する
9
糖尿病治療に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
αーグルコシダーゼ阻害薬は、肝臓での糖新生を抑制する。
10
55歳、男性。事務職。身長170cm、体重65kg、BMI22.5kg/m2。普通の労作。血糖コントロール不良により強化インスリン療法(毎食前超速効型インスリンと就寝前持続型インスリン注射)が導入された2型糖尿病患者の栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
シックデイ時には、水分の摂取量を制限する
11
54歳、女性。現体重52kg、標準体重50kg、事務員(軽労作)。合併症のない2型糖尿病と診断された。この患者の1日当たりの目標栄養量の組合せである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
1,500 kcal• • •60g•• •40g
12
糖尿病透析予防指導管理料の算定ができる診療 チームを組んだ。チームのメンバーのうち、医師と管理栄養士以外の職種である。正しいのはどれか。1つ選べ。
看護師
13
標準体重である2型糖尿病患者で、1,400kcal/目が指示された。合併症は認めていない。この患者の 1日当たりの目標栄養量である。正しいのはどれか。1つ選べ。
たんぱく質量 60g
14
糖尿病治療薬とその作用の組合せである。誤っているのはどれか。1つ選べ。
チアゾリジン薬:消化管での糖吸収の抑制
15
糖尿病治療薬とその主作用の組み合わせである。誤っているのはどれか。
SGLT2阻害薬:消化管への糖吸収の抑制
16
10歳、女児。6歳で発症した1型糖尿病で、インスリン療法中である。身長140cm、体重35kg、HbA1C6.5%。栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
たんぱく質の摂取量は、60g/日とする。
17
妊娠糖尿病患者の栄養管理に関する記述である。 正しいのはどれか。2つ選べ。
朝食前の目標血糖値は、70~100mg/dLとする。, 炭水化物の摂取エネルギー比率は、50~60%とする。
18
脂質代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
食後は、リポたんぱく質リパーゼが活性化する。
19
コレステロール代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
コレステロールは、細胞膜の構成成分である。
20
50歳、男性。事務職。標準体重60kgの高LDLコレステロール血症の患者である。初回の外来栄養食事指導の翌月、2回目の指導の前に1日当たりの摂取量の評価を行った。改善が必要な項目として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
食物繊維 10g
21
脂質異常症の栄養管理において、積極的な摂取が推奨される食品成分である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
食物繊維
22
脂質異常症の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
高カイロミクロン血症では、脂肪の摂取エネルギー比率を15%Eとする
23
高LDL-コレステロール血症の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
コレステロールの摂取量を200mg/日未満とする。
24
高トリグリセリド血症の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
n-3系脂肪酸の摂取を増やす。
25
脂質異常症の栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
高カイロミクロン血症では、脂質のエネルギー摂取比率を20~30%Eとする
26
高カイロミクロン血症の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
脂質の摂取エネルギー比率は、15%E以下とする。
27
脂質異常症の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
高LDL-コレステロール血症では、飽和脂肪酸の摂取を控える。
28
循環器疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
急性心筋梗塞では、血中クレアチンキナーゼ (CK)値が上昇する。
29
45歳、男性。システムエンジニア。身長175cm、体重90kg、BMI 29.4kg/m2、目標とする体重 67kg。血圧 151/98mmHg。空腹時血液検査値は、LDL コレステロール 207mg/dL、トリグリセリド 170mg/dL。他に異常は認められない。この患者の1日当たりの目標栄養量は、エネルギー1,800 kcal、食塩 6g未満とした。その他の目標栄養量の組合せとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
80 45 6
30
医薬品が電解質に及ぼす影響の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ
ステロイド内服薬(コルチゾール)・・・血清カリウム値低下
31
高血圧患者の食塩摂取量を推定するために、24時間蓄尿を行ったところ、尿量が1.2L、尿中ナトリウム濃度が170mEq/であった。尿中食塩排泄量(g/日)として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
12
32
高血圧に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
レニン分泌の増加は、血圧を上昇させる
33
医薬品とその作用の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
アンギオテンシン変換酵素阻害薬・・・尿中ナトリウム排泄促進
34
高血圧患者の栄養食事指導のため、24時間蓄尿を行ったところ、尿量が2L、中ナトリウム濃度が85mEq/Lであった。算出した1日尿中食塩排泄量として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
10g
35
医薬品とその作用の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
アンジオテンシン変換酵素阻害薬・・・尿中カリウム排泄抑制
36
合併症のない女性の高血圧患者の栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
カリウムの摂取を制限する
37
合併症のない男性高血圧患者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
アルコール摂取量は、エタノールで20~30mL/日以下とする。
38
高血圧治療薬が代謝に及ぼす作用である。正しいのはどれか。1つ選べ。
サイアザイド系利尿薬は、ナトリウムの尿中排泄を促進する。
39
高血圧患者に対し、24時間蓄を行ったところ、1日尿中ナトリウム排泄量が200mEqであった。推定される食塩の摂取量として正しいのはどれか。1つ選べ。
12g
40
高尿酸血症患者に対して、アルコールの摂取制限が指示される。これは、アルコールが代謝される際に、(a)の分解が進み尿酸の産生が増えることと、(b)が産生されることで尿酸の排泄が低下するためである。aとbに入る物質名の組合せとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
ATP 乳酸
41
高尿酸血症の栄養管理および治療薬とその主な効果の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
アロプリノール・・・尿酸産生抑制
42
尿酸の代謝および高尿酸血症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
アルコールの摂取は、尿酸の排泄を抑制する。
43
高尿酸血症・痛風に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。高尿酸血症・痛風に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
腎障害を合併する。
44
40歳、男性。身長175cm、体重80kg、BMI 26.1 kg/m2、血圧142/92mmHg。血清尿酸値は8.5 mg/dLであった。この患者の食事療法に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
水分摂取を制限する。
45
高尿酸血症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
エストロゲンには、尿酸の尿中排泄促進作用がある。
46
レプチンに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
体脂肪率が上昇すると、レプチン抵抗性が増大する。
47
ある男子の身長と体重を年 1回測定した。それらの記録と、標準体重の値である(表)。この男子が初めて肥満と判定された年齢として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
10歳
48
50歳、女性。事務職。身長150cm、体重 80kg、BMI 35.6 kg/mz。肥満に関連した運動器疾患のある初診外来患者である。この患者の外来での栄養管理として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
脂肪エネルギー比率は、25%E とする。
49
ホルモンの分泌と働きに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
レプチンは、食欲を抑制する。
50
生体電気インピーダンス法(BIA)を用いた体組成の計測に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選ベ。
体脂肪の電気抵抗が低い性質を利用している。
51
34歳、女性。事務職。身長165cm、体重77kg、BMI 28.3kg/m、標準体重60kg。血圧 150/96 mmHg。他に異常は認められず、外来栄養食事指導を行うことになった。この患者の1日当たりの目標栄養量である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
たんぱく質 70 g
52
55歳、男性。デスクワーク中心の仕事。身長165cm、体重76kg、BMI 27.9kg/m2、標準体重60kg、内臓脂肪面積110cm?。他に異常は認められなかった。この患者の1日あたりの目標栄養量である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
たんぱく質 70g
53
栄養・代謝に関わるホルモン・サイトカインに関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
アドレナリンは、脂肪細胞での脂肪分解を促進する
54
肥満症の診断基準に必須な健康障害である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
55
超低エネルギー食(VLCD)に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
対象は、BMI 35.0kg/m2以上とする
56
栄養・代謝に関わるホルモンサイトカインに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
インクレチンは、インスリン分泌を亢進させる
57
45歳、男性。事務職。身長170cm、体重75kg、BMI 26.0kg/m2、腹部CT測定により内臓脂肪面積110cm?であった。血圧125/80mmHg、空腹時血液検査値は、血糖100mg/dL、トリグリセリド 140mg/dL。その他、特別な健康障害はみられない。この患者の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
肥満症である
58
肥満と代謝疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
クッシング症候群は、中心性肥満を起こす。
59
肥満症に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
高度肥満症の治療には外科療法がある。, 超低エネルギー食(VLCD)は、600 kcal/日以下である。
60
アディポカイン(アディポサイトカイン)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
PAI-1(ブラスミノーゲン活性化抑制因子1)は、血栓溶解を抑制する。
61
肥満とメタボリックシンドロームに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
腸間膜に蓄積した脂肪は、内臓脂肪である
62
成人の肥満に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
内臓脂肪型肥満は、内臓脂肪面積が100cm2以上をいう, 超低エネルギ食(VLCD)は、医療監視下で行う
63
運動器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
関節液は、ヒアルロン酸を含む。
64
運動器疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
ロコモティブシンドロームの判定には、「 2 ステップテスト」が用いられる
65
骨格筋の生理的特徴に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
遅筋は、速筋よりミトコンドリアに富む。
66
運動器系に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
高リン血症は、骨軟化症の原因である。
67
骨粗暴症の治療時に摂取を推奨する栄養素と、その栄養素を多く含む食品の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
ビタミンD・・・しろさけ
68
運動器系に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
YAM(若年成人平均値)は、骨粗暴症の診断に用いられる。
69
70歳、女性。体重48kg、標準体重50kg。自宅療養中の骨粗鬆症患者である。1日あたりの栄養素等摂取量の評価を行った。改善が必要な項目として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
ビタミンD 4μg
70
運動器に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
筋収縮のエネルギーは、ATPの分解による
71
サルコペニアに関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
歩行速度は、遅くなる
72
運動器系に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
骨の主な有機成分は、コラーゲンである
73
骨粗鬆症に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
YAM(若年成人平均値)は、骨密度の評価に用いられる
74
くる病に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
日光暴露が制限されていると、発症リスクが高い。
75
骨に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
骨の力学的負荷は、骨量を増加させる
76
骨粗鬆症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
食塩摂取過剰は、リスク因子である
77
運動器系の構造と機能に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
骨格筋は、平滑筋である。
78
運動器系に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
関節リウマチでは、多発関節炎が起こる。
79
骨に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
骨の主な有機成分は、コラーゲンである。
80
骨粗症に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
ビスホスホネート薬は、骨形成を促進する
81
疾患に伴う変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
発赤は、炎症の4徴候(Celsus の4徴候)に含まれる。
82
疾患の治療に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
C 型肝炎に対する抗ウイルス療法は、原因療法である。
83
上部消化管疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
ヘリコバクター・ピロリ菌感染は、萎縮性胃炎を起こす。
84
生殖器の構造・機能および生殖器疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
閉経後の乳がんのリスク因子に、肥満がある。
85
疾患に伴う変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
壊死は、炎症を引き起こす。
86
炎症と腫瘍に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
悪性腫瘍は、浸潤性に増殖する。
87
がん患者の病態と栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
がんと診断された時から、緩和ケアを開始する。
88
炎症と腫瘍に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
肉芽組織は、組織の修復過程で形成される
89
消化器系がんとそのリスク因子の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
膵がん・・・喫煙
90
がん患者の病態と栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
上行結腸にストマ(人工肛門)を造設した後は、脱水に注意する
91
加齢・疾患に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
血管透過性は、炎症の急性期に亢進する
92
がん患者の栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
早期がん患者は、緩和ケアの対象に含めない。
93
がん患者に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
がん悪液質では、除脂肪体重が増加する。
94
消化器がんに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
大腸がん検診には、便潜血反応が用いられる。
95
情報伝達物質に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
ドーパミンは、黒質の神経細胞で産生される。
96
ホルモンと内分泌疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
ドーパミンは、プロラクチンの分泌を抑制する。
97
高齢期の生理的変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
血中副甲状腺ホルモン(PTH)濃度は、上昇する。
98
内分泌疾患とホルモンに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
原発性副甲状腺機能亢進症では、血清リン値が低下する。
99
栄養・代謝に関する生理活性物質とその働きの組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
アドレナリン・・・脂肪分解
100
内分泌疾患と血液検査所見の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
バセドウ病・・・甲状腺刺激ホルモン(TSH)受容体抗体の陽性