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百人一首
  • 兒島杏

  • 問題数 40 • 2/4/2024

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    問題一覧

  • 1

    朝ぼらけ有明の月と見るまでに

    吉野の里に降れる白雪

  • 2

    山川に風のかけたるしがらみは

    流れも合えぬ紅葉なりけり

  • 3

    ひさかたのひかりのとげき春の日に

    しづ心なく花の散るらむ

  • 4

    誰をかも知る人にせむ高砂の

    松も昔の友ならなくに

  • 5

    人はいさ心も知らずふるさとは

    花ぞ昔の香ににほいける

  • 6

    夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを

    雲のいずこに月宿るらむ

  • 7

    白露にかぜのふきしく秋の野は

    つらぬきとめぬ玉ぞ散りける

  • 8

    忘らるる身をば思わず誓ひてし

    人の命を惜しくもあるかな

  • 9

    浅芽生の小野の篠原しのぶれど

    あまりてなどか人の恋しき

  • 10

    しのぶれど色に出でにけりわが恋は

    物や思うと人の問ふまで

  • 11

    恋すてふわが名はまだき立ちにけり

    人知れずこそ思ひそめしか

  • 12

    契りきなかたみに袖をしぼりつつ

    末の松山波こさじとは

  • 13

    逢ひ見ての後の心にくらぶれば

    昔は物を思はざりけり

  • 14

    逢ふことの絶えてしなくばなかなかに

    人をも身をも恨みざらまし

  • 15

    あはれともいふべき人は思ほえで

    みのいたづらになりぬべきかな

  • 16

    由良の門を渡る舟人かぢを絶え

    ゆくへも知らぬ恋の道かな

  • 17

    八重むぐらしげれる宿のさびしさに

    人こそ見えね秋は来にけり

  • 18

    風をいたみ岩うつ波のおのれのみ

    くだけて物を思ふころかな

  • 19

    みかきもり衛士のたく火の夜は燃え

    昼は消えつつものをこそ思え

  • 20

    君がため惜しからざりし命さえ

    長くもがなと思ひけるかな

  • 21

    かくとだにえやはいぶきのさしも草

    さしもしらじな燃ゆる思ひを

  • 22

    明けぬれば暮るるものとは知りながら

    なほ恨めしき朝ぼらけかな

  • 23

    嘆きつつひとりぬる夜の明くる間は

    いかに久しき物とかは知る

  • 24

    忘れじの行末まではかたければ

    けふをかぎりの命ともがな

  • 25

    滝の音は絶えて久しくなりぬれど

    名こそ流れてなほ聞こえけれ

  • 26

    あらざらむこの世のほかの思ひ出に

    今ひとたびのあふこともがな

  • 27

    めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に

    雲がくれにし夜半の月かな

  • 28

    ありま山いなの篠原風吹けば

    いでそよ人を忘れやはする

  • 29

    やすらはでねなましものを小夜ふけて

    傾くまでのつきを見しかな

  • 30

    大江山いく野の道の遠ければ

    まだふみも見ず天の橋立

  • 31

    いにしへの奈良の都の八重ざくら

    けふ九重ににほいぬるかな

  • 32

    夜をこめて鳥の空音ははかるとも

    よに逢坂の関はゆるさじ

  • 33

    今はただ思ひ絶えなむとばかりを

    人づてならで言ふよしもがな

  • 34

    朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに

    あらはれわたる瀬ぜのあじろ木

  • 35

    恨みわびほさぬ袖だにあるものを

    恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ

  • 36

    もろともにあはれと思へ山桜

    はなよりほかに知る人もなし

  • 37

    春の夜の夢ばかりなる手枕に

    かひなく立たむ名こそ惜しけれ

  • 38

    心にもあらでうき世にながらへば

    恋しがるべき夜半の月かな

  • 39

    嵐吹く三室の山の紅葉葉は

    竜田の川の錦なりけり

  • 40

    さびしさに宿を立ち居でてながむれば

    いづこも同じ秋の夕暮れ