問題一覧
1
労働価値説とは何か?
資本主義経済における商品の価値は、投下労働量によって規定されるという学問である。
2
労働の二重性とは
労働の二重性とは、具体的有用労働と抽象的人間労働のことである。
3
剰余労働とは
剰余労働とは、剰余価値を生産する労働のことである。
4
具体的有用労働について正しい説明はどれか
具体的有用労働は使用価値を形成する。
5
唯物史観について正しい説明はどこか
生産力の発展とともにそれに適合した生産関係が生まれると考える歴史観である。
6
貨幣の流通手段機能を表す定式
C-M-C'
7
労働者の二重の自由とは
封建的身分制度からの自由と生産手段(土地)からの自由のこと。
8
剰余価値率を表しているものはどれか
S/V
9
利潤率を表しているものはどれか
S/(V+C)
10
出来高賃金について正しい説明はどれか
生産物の商品価格に対して一定の比率を賃金として支払うこととし(この比率を賃金率とする)、1人ずつ産出高×賃金率=賃金を計算し支払う。
11
ある商品を生産している工場に、1人だけ熟練度が高く同一時間に他の労働者の2倍の商品を生産できる労働者がいるとする。この場合の説明として正しいものはなにか。
1つの商品を生産するために必要な労働時間(投下労働量)は半分になるが、熟練度が2倍と換算されるため、商品1個あたりの価値は他の労働者が生産した商品と変わらない。
12
同一部門内である1資本のみが生産性の高い新技術を導入した時に得られるものはなにか。
特別剰余価値
13
絶対的剰余価値の生産とは
労働時間を延長することで得られる剰余価値
14
相対的剰余価値の生産とは
労働時間を変えず剰余価値率を上げること。
15
特別剰余価値はどのように消滅するか。
同一部門内の全ての資本に新技術が行き渡ることで消滅する。
16
マル経における資本概念を表しているものは
無限に自己増殖する価値の運動体
17
資本主義経済の発生について、正しい説明を1つ選択しなさい
流通部面に発生した市場が生産関係をも包み込み、資本賃労働関係が広がると資本主義経済も発生した。
18
階級の発生について、正しい説明を選びなさい。
生産力が上昇すると剰余生産物が生まれたため、市場と階級が発生した。
19
労働力の再生産費とはどのような概念か。最も妥当な説明を1つ選択しなさい。
労働者自身および家族を養う生活費のことで、総額で考える場合の老後の費用も含む。
20
賃金に関する説明として妥当なものを1つ選択しなさい。
賃金は、労働の対価ではなく労働力の価値である。
21
可変資本の説明として妥当なものを1つ選択しなさい。
労働力のことで、価値を増殖させる資本である。
22
分業の説明として妥当なものは1つ選択しなさい。
分業は作業を単純化するので習得が容易になり、熟練労働者を必要としなくなった。
23
マル経では、労働者を階級として捉えるので、消費選好は問題にしない
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24
労働価値説とは、労働という性質に人間としての価値を見出す学問である。
❌️
25
剰余生産物がない時代を封建制、剰余生産物がないが存在する時代を資本主義と区分する。
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26
抽象的人間労働は量的比較ができる
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27
賃金は、生産過程で労働者が作り出した価値通り支払われる。
❌️
28
市場が流通部面だけでなく生産関係も覆うようになると、労働は形式的に包摂される。
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29
マル経では、流通は価値を生まないと考える。
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30
労働生産性を向上させる新技術を導入しても、実質賃金率を一定に保つと相対的剰余価値は生産されない。
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31
資本主義経済では貨幣は物神性をもつ
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