問題一覧
1
ニコチンは、ナス科植物タバコに含有される。
正
2
乳幼児はタバコの誤飲により、ニコチン中毒となりうる。
正
3
トコンは、タバコ、医薬品等の誤飲時における催吐薬として用いられる。
正
4
受動喫煙は、肺癌、乳幼児突然死症候群などの危険因子である。
正
5
我が国における最近の男性の喫煙者率として最も近い値はどれか。
30%
6
喫煙に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選べ。
分煙対策は、受動喫煙の影響を減らすためのものである。, 妊産婦の喫煙は、低出生体重児のリスクファクターとなる。
7
タバコ煙には、ガス状物質と粒子状物質が含まれる。
正
8
喫煙時の発癌物質の発生量は、副流煙に比べ主流煙で著しく高い。
誤
9
発がん性が認められているものはどれか。
ベンゾ[α]ピレン
10
ベンゾ[α]ピレンは生体内でシトクロムP450のエポキシ化を受けエトポシドとなり、RNAと結合する。
誤
11
受動喫煙を防ぐための措置を講ずるよう努力することを規定しているのはどれか。
健康増進法
12
健康増進法において、病院などの多数の者が利用する施設では、事業主は受動喫煙防止の措置を講じなければならないと規定されている。
正
13
「健康日本21」(21世紀における国民健康づくり運動)において、目標が設定されてない項目は次のうちどれか。
エイズ
14
健康日本21において、具体的な目標を設定している項目はどれか。
タバコ
15
WHO総会で採択された「タバコ規制枠組条約」に関する記述につおて、正しいのはどれか。
自動販売機に関する規制も義務づけている。
16
WHOはタバコ規制枠組条約を採択し、我が国もこれを批准している。
正
17
WHOは、世界規模での禁煙とタバコ依存症治療を推進している。
正
18
小細胞癌と非小細胞癌では、抗悪性腫瘍薬に対する感受性が異なる。
正
19
シスプラチンは、小細胞癌の治療に用いられる。
正
20
喫煙は、扁平上皮癌と小細胞癌の危険因子である。
正
21
次の【 】に入る語句は、次のうちどれか。 上皮増殖因子(EGF)受容体は、【 】である。
チロシンキナーゼ関連型
22
癌遺伝子産物のRasは、セリン/トレオニンキナーゼの下流に位置する代表的な分子量Gタンパク質である。
誤
23
次の抗悪性腫瘍薬の代表的な副作用、投与時に必要な検査の組合せは正しいか。
正
24
下記の症例の臨床経過を読んで、以下の問に答えよ。 症例 72歳、女性。7カ月前に肺がん（腺がん、肺内・脳への転移あり）と診断され、カルボプラチンとパクリタキセルによる化学療法や、脳転移に対するγナイフを施行。しかし、肺病変の進行を認めたため、ゲフィチニブの投与（1日1錠_250mg/day）を開始した。治療開始後、約1ヶ月を経過した時点で右肺の原発果は消退し、腫瘍マーカーも正常化した。現時点での脳転移の再増悪、他臓器の新たな病変は認められない。 この症例の薬物に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
カルボプラチンは、がん細胞内のDNA鎖と結合し、DNA合成を阻害する。, ゲフィチニブは、上皮成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼを選択的に阻害し、悪性腫瘍の増殖抑制を現す。
25
57歳、体重64kgの男性。咳と血が主訴で内科を受診したどころ、胸部のX線検査で異常陰影が認められた。精査により肝臓への転移を伴う非小細胞癌と診断され、ゲフィチニブによる化学療法が施行されることになった。 問1（実務）ゲフィテーブの医療用医薬品添付文書には、「贅告」として記載されている副作用がある。本症例でゲフィテープを用いて治療を開始した後、この副作用の初期症状として留意すべきものは次のうちどれか。
息切れ
26
組替え体医薬品の特徴について、正しいものはどれか。
ペプチドまたは糖蛋白質である。
27
バイオ医薬品に含まれないものはどれか。
血漿分画製剤
28
二本鎖DNAの特定塩基配列を認識して切断する酵素はどれか。
制限酵素
29
組換えDNAの作成において、目的DNA断片とプラスミドの連結に用いられる酵素はどれか。
DNAリガーゼ
30
組換えDNA技術に用いられるプラスミドについて、誤っている記述はどれか。
鎖状DNAである。
31
外来遺伝子の発現について、正しい記述はどれか。
GFP遺伝子を発現させると、緑色の蛍光を出できる。
32
一般に、組換え医薬品として、製造される成分はどれか。
タンパク質
33
組換え医薬品として用いられないのはどれか。
エイコサノイド
34
組換え医薬品はどれか。
インスリン
35
組換え医薬品でないのはどれか。
セレコキシブ
36
組換え医薬品の安全性を保証するために必要なのはどれか。
生物学的安全性
37
組換えDNA技術において、プラスミドがベクターとして使用される。
正
38
組換えDNAが導入された大腸菌を選択するために、プラスミドの薬剤耐性遺伝子が利用される。
正
39
組換え医薬品は、組換えDNA技術を応用して製造されるペプチド又はタンパク質を有効成分とする。
正
40
組換え医薬品では、従来の生体成分よりも医薬品として望ましい性質が得られる。
正
41
組換え医薬品の安全性を確保するためには、最終製品とともに製造プロセスのバリデーションが必要である。
正
42
組換え医薬品の品質評価は、化学的性質のみを検証すれば十分である。
誤
43
組換え医薬品は、通常高分子量のタンパク質から構成されており、安全性が高いため検証の必要はない。
誤
44
プローブを用いて、特定のDNAを検出する方法はどれか。
サザンプロット法
45
遺伝子工学に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。遺伝子工学に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
PCR（polymerase chain reaction）法では、合成オリゴデオキシリボヌクレオチドをプライマーにして、DNAを増幅する。, サンガー法では、23ージデオキシリボヌクレオシド三リン酸を用いてDNAポリメラーゼによるDNA鎖伸長反応を中断させ、DNAの塩基配列を決定する。, iPS細胞（人工多能性幹細胞）は、体細胞から人工的に誘導された細胞であり、ES細胞（胚性幹細胞)と類似した分化多能性を示す。
46
PCR法で使用される酵素はどれか。
耐熱性プライマーゼ
47
PCR法の目的はどれか。
DNAからDNAを合成する。
48
PCR法では、熱変性によりDNAを一本鎖に解離する。
正
49
PCR法では、耐熱性DNAポリメラーゼが用いられる。
正
50
PCR法ではプライマーが必要である。
正
51
PCR法において、二本鎖DNAを解離するために行う反応はどれか。
熱変性
52
遺伝子工学に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。3つ選べ。
プラスミドは、染色体外で自己複製するDNA分子である。, 制限酵素は、特定の塩基配列の部位でDNAを切断する。, DNAリガーゼは、DNA鎖を連結する酵素である。
53
EPR （Enhanced Permeability and Retention）効果の説明として、正しいのはどれか。1つ選べ。
腫瘍組織では、通常組織と比較して毛細血管の透過性が亢進し、リンパ管が未発達なので、薬物を含む微粒子の腫瘍組織への移行性と滞留性が向上する。