問題一覧
1
容器内の液体の体積の目盛りがついている化学容量器のこと。E、In、TC(To Contain)
受用
2
容器外に出した液体の体積の目盛りがついている。A、Ex、TD(To Deliver)
出用
3
出用の中で、内壁表面積が小さく、ぬれ誤差が小さい、粘性の高い試料(血清等)の採取に適する化学容量器
オストワルトピペット
4
表面張力によりガラス管内表面の曲線のこと
メニスカス
5
液体の凹状(水溶液)はどこに合わせるか
下部
6
液体の凸状はどこで合わせるか
上部
7
液体を測りとるときの許容誤差のこと。小さいほど正確に秤量できる。
検定公差
8
天秤ではかれる最大の質量
秤量
9
その天秤が応答できる質量の最小変化のこと。
感量
10
受用測容器の記号は何か
TC
11
受用測容器の例2つあげよ
メスフラスコ、メスシリンダー
12
出用測容器の記号は何か
TD
13
細かく目盛りがついている出用測容器
メスピペット
14
全量目盛りの出用測容器
ホールピペット
15
この測容器は何か
メスピペット
16
この測容器は何か
ホールピペット
17
この測容器は何か
オストワルドピペット
18
メスピペット、メスシリンダー、ホールピペットを誤差が小さい順に(正確)並べ替えよ
ホールピペット、メスピペット、メスシリンダー
19
この測容器は何か
マイクロピペット
20
この測容器は何か
駒込ピペット
21
この測容器は何か
メスシリンダー
22
この測容器は何か
メスフラスコ
23
この測容器は何か
三角フラスコ
24
検定法における標準温度は何度
20℃
25
検定法における気圧は何mmHgか
760mmHg
26
読み取ることができる最小の値。電子天秤ではディジタル表示の最小ステップ
最小表示
27
その天秤が応答できる質量の最小変化のこと(最小質量)。天秤の最小目盛り一つ動かすのに要する質量のこと。どこまで小さな質量まで計れるかという目安になる。
感量
28
質量の変化に感じる度合い。天秤の鋭敏さの程度を表す。理論的には感量の逆数。一定の質量(例えば1mg)を加減した時針が動く目盛り数のことをいい、感度は天秤全体の荷重の大小により変化する。
感度
29
測定値の真の値が存在する範囲を示す推定値。JCSS分銅では校正証明書にこの値が記載され、協定値がどれほどの信頼性をもつのか客観的にわかるようになっている。
不確かさ
30
被計量物を皿の中央に乗せて測った時の計量値と任意の位置に乗せてはかったときの差
偏置誤差
31
万有引力で生じる重力 質量×重力加速度(kg・m/s2)
重量
32
竿の中央に支店があり、一方に分銅を載せて釣り合ったときの質量を測定
等比天秤
33
計量物を載せる皿の上部にダイヤル操作で加除できる環状分銅がセットされている。この状態で支店を挟んで反対側に錘があり釣り合っている。皿に物体を載せると下方へ傾くので分銅をダイヤルで取り外すと元の位置に釣り合う。この時の取り除いた分銅の質量が物体の質量になる。
直示天秤
34
計量物にかかる重力を電磁力てわ釣り合わせ、その時の電流量を変換して質量としている。
電子天秤
35
計量物にかかる重力を電磁力で釣り合わせ、その時の電流量を変換して質量としている。
電磁式電子天秤
36
荷重に応じて発生する電気信号の大きさ 起歪体(弾性体)と貼り付けてある歪み計(ストレインゲージ)とブリッジ回路から構成
ロードセル式
37
電子天秤使用上の注意点 1.( )で振動がないところ 2.( ).( )の影響が少ない 3.( )が少ない。( )が適当 4.適当な( )が必要。概ね( )以下では帯電しやすく、静電気の吸引力や反発力により表示が不安定になる。( )以上では吸湿、露点現象、電気回路に影響を与える恐れがある。 5.( ).( )の当たるところを避ける 6.( )を避ける 7.( )をとる。
水平, 気流, 風, 温度変化, 20〜30℃, 湿度, 50%, 80%, 熱, 光, 磁場, ウォーミングアップ時間
38
遠心分離機の原理を述べよ
比重の異なる固体と液体、分散している液体を、遠心力を利用して分離する
39
遠心力は()に比例し()の2乗に比例する
回転半径, 回転数
40
遠心力は()に比例する 遠心力は()に比例する 遠心力は()の2乗に比例する
物体質量, 回転半径, 回転数
41
遠心力Fの求め方
m・r・w2乗
42
遠心分離機の中で遠心分離をかけると試験管が横になるもの
スウィングローター
43
遠心分離機の中で、遠心分離をかけるときに斜めのまま固定されているもの
アングルローター
44
汎用遠心分離機の用途6つ
血液からの血清分離, 尿沈渣標本作成, 細胞診標本作成, 細菌収集, 除蛋白操作, マイクロプレート反応
45
汎用遠心分離機の注意点 ()をとる、()確認
バランス, 運転条件
46
遠心分離機のRPMとは何か
1分間に何回転するか
47
遠心分離機のGとは何か
遠心力
48
溶液中の電荷をもつ粒子に電場を与えると電荷とは逆の局に移動すること
電気泳動
49
等電点よりもアルカリで負、酸性で正に帯電
両性電解質
50
小さい物質は速く、大きな物質は遅く移動すること 分子量に応じた分離が可能
分子ふるい効果
51
分子ふるい効果を使っている2つの物質
アガロース, ポリアクリルアミドゲル
52
一定の温度環境を維持する装置。検体を37℃に保つ装置
恒温装置
53
酵素反応、免疫反応、凝固反応、微生物検査等に使用する、空焚きに注意の恒温装置は?
恒温水槽
54
微生物検査、細胞培養等に使用する恒温装置
孵卵器
55
冷蔵庫:通常()℃使用。()℃は凍結劣化の可能性。検体、試薬保存などに使う
4, 0
56
冷凍庫:()や()、()、()などを保存する。
血清, 酵素, ウイルス, 培養細胞
57
固定相の支持体に充填材を詰めたカラムに移動相を加圧して通過させる 移動相互の溶離液とカラム中を一定速度で流れる間に固定相に対する親和性を利用 親和性の弱いものから単一成分として分離される アミノ酸、カテコールアミン、ビタミン、グリコヘモグロビン等
高速液体クロマトグラフィ
58
揮発性液体や気体の分離に適している(農薬、薬物、自然毒など) 移動相:ヘリウムガス、窒素ガス、アルゴンガスなど
ガスクロマトグラフィ
59
カラムに充填された担体の中をタンパク質が通過する間に分子の大きさ(分子量)の違いによって分離する方法 試料を小さな孔の開いている担体を詰めた管(カラム)の上部に加えて流すと、分子量の小さいタンパク質はその孔に入り込みながら流れ、大きなタンパク質は孔に入らずにそのまま流れ落ちる。そのため、カラムを通過する時間が、小さいタンパク質は遅く、大きいタンパク質は早くなるため結果的にタンパク質が大きさで分離される。(分子ふるい効果) 担体:ポリアクリルアミドゲル、アガロース、セファデックス
ゲルろ過クロマトグラフィ
60
電気的な性質(電荷)でタンパク質を分ける方法 荷電基をもつ交換樹脂と反対の電荷をもつタンパク質あるいはアミノ酸を静電結合させた後、それに対する対イオンを移動相に含めて交換樹脂に結合したタンパク質、あるいはアミノ酸を対イオンとして溶出 →水中微量イオン定量、水質検査、酸性雨の検査
イオン交換クロマトグラフィ
61
ある物質同士が特異的に結合する能力(親和性、結合親和性)でタンパク質を分ける方法 抗体医薬の精製、プロテオソーム解析
アフィニティクロマトグラフィ
62
物質間の相互作用を利用して物質を分離する方法 固定相または担体と呼ばれる物質の表面あるいは内部を、移動相の呼ばれる溶媒が通り抜ける過程で、固定相の物質と移動相内の物質(溶質)の間で相互作用が生じる。相互作用を利用して、異なる性質の溶質を分離する。
クロマトグラフィ
63
乾燥状態で加熱する滅菌装置 金属、ガラス製品、陶器等の耐熱性器具、湿熱で変性する物質、湿熱では熱が浸透しにくい無水性の油脂(流動パラフィン等)の滅菌 160℃45分または180℃15分以上
乾熱滅菌装置
64
乾熱滅菌装置の滅菌条件2つ
160℃45分, 180℃15分
65
エンドトキシンの滅菌条件
耐熱性250℃30分以上の加熱
66
グラム陰性桿菌の細胞壁を構成するリポ多糖類 強い発熱性物質、熱や化学薬品に安定 単球、マクロファージを活性化しエンドトキシンショックを引き起こして死に至らせる
エンドトキシン
67
高圧・高音の水蒸気 圧力をかけて蒸気を使う滅菌装置 金属、ガラス、ゴム、陶器、培地、試薬等 芽胞を含めた全ての微生物を死滅できる。(対象物質についている微生物も死滅できる)
高圧蒸気滅菌機
68
高圧蒸気滅菌機の滅菌条件2つ
121℃、2気圧、15分, 缶体に一定量の水が入っている
69
気化したエチレンオキサイドガス(EOG)を使用 微生物内核酸や蛋白質に作用機序し不可逆的なアリキル化により不活性化する滅菌装置 加温、湿度 乾熱滅菌、高圧蒸気滅菌では滅菌できない材質の滅菌 →プラスチック、ガラス、光学機械、精密機器など
酸化エチレンガス滅菌装置
70
酸化エチレン滅菌装置の滅菌条件2つ
50〜60℃加温, 40%の湿度
71
酸化エチレンガス滅菌装置は終了時()が必須 →毒性があるから
エアレーション
72
非耐熱性、非耐湿性のカテーテル、ゴム、電子部品を滅菌する滅菌装置
プラズマ滅菌装置
73
低音・低湿滅菌の条件
44〜55℃、湿度10%
74
溶液に光を照射し、透過した光を読む光度計 原理は全てランベルトベールの法則に従う
分光光度計
75
紫外部の波長
10〜380nm
76
可視光線の波長
380〜760nm
77
赤外線の波長
760nm〜1mm
78
吸収光の波長が400〜435nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
紫, 黄緑
79
吸収光の波長が435〜480nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
青, 黄
80
吸収光の波長が480〜490nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
緑青, 橙
81
吸収光の波長が490〜500nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
青緑, 赤
82
吸収光の波長が500〜560nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
緑, 紫赤
83
吸収光の波長が560〜580nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
黄緑, 紫
84
吸収光の波長が580〜595nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
黄, 青
85
吸収光の波長が595〜610nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
橙, 緑青
86
吸収光の波長が610〜750nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
赤, 青緑
87
吸収光の波長が750〜800nmの時の吸収光と余色(透過光の色)を答えよ
紫赤, 緑
88
色を認識するための光の発生もと ハロゲンランプ(タングステン-ヨウ素ランプ) 重水素放電管 キセノンランプ
光源
89
光を吸収し、その後透過される物質 プラスチック、ガラス、石英 これによって波長の違いがある。
セル
90
セルの中に吸収される光
吸光
91
セルから出てくる光
透過光
92
ランベルト(Lambert)の法則とは
溶液濃度が一定のとき、吸光度が光の通過する溶液層長に比例する。
93
ベール(Beer)の法則とは
光の通過する溶液層長が一定のとき、吸光度が溶液濃度に比例する
94
Lambert-Beerの法則とは
吸光度は光の通過する溶液層長と溶液濃度との積に比例する
95
吸光度の公式
モル吸光係数×溶液濃度×溶液層長
96
×10のレンズが一般的。視度調節機能があり左右の視力差を補正する
接眼レンズ
97
吸差補正レベルで分類 光を集められる範囲を開口数といい、大きいほど明るさや分解能に優れており、性能もいい 収差とはレンズにより作られた像と理想的な像のズレ 光の屈折率の波長により不鮮明となる色収差、波長ごとに生じる単色収差がある。
対物レンズ
98
数個の対物レンズを装着し回転させることで対物レンズを変更する
レボルバ
99
標本を光軸に対して直角に保持しながら移動させる装置
ステージ
100
光源から出た光束を集め対物レンズにあった照明条件をつくり解像度をよくする。開口数、照野、物体距離によって決まる 像の分解能や焦点深度、コントラスト、明るさに影響 無染色標本では下げると観察しやすい
コンデンサ