問題一覧
1
地形
アペニン山脈の丘陵と渓谷で栽培 高度が高温の気候を緩和 東西の沿岸では涼しい海風の恩恵
2
トスカーナの3地域
北部の山がちなキアンティ地区、南部の丘陵と渓谷、沿岸部の平野 サンジョヴェーゼが主体
3
サンジョヴェーゼ
酸味が高く、タンニンが多い 成熟が遅く温暖な気候が必要 レッドチェリー、プラム、乾燥ハーブ 一定期間オークで熟成させてタンニンを和らげ香辛料の風味を加える 瓶熟成すると肉類や猟鳥類の香り
4
キアンティDOCG
アペニン山麓の丘陵地帯 ピサ、フィレンツェ、シエナの間 7小地区 サンジョヴェーゼ主体で少量の他の黒ブドウとブレンド
5
小地区名入りキアンテイDOCG
キアンティ・ルフィナDOCGとキアンティ・コッリ・セネージDOCが名高い
6
キアンティ・クラッシコDOCG
小地区ではない 標高が高くサンジョヴェーゼの成熟が遅い、酸味が増してハーブの香りが強い 最低限12ヶ月熟成
7
キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァDOCG
24ヶ月熟成、そのうち3ヶ月は瓶熟成
8
キアンティ・クラッシコ・グラン・セラツィオーネ
最高水準、単一エステート、30ヶ月熟成 大半はオークを使う
9
トスカーナ南部の地形と気候
北部より標高が低く気候も温暖 南西からの冷たい海洋性の風が気温を緩和
10
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG
ブルネッロ=サンジョヴェーゼのみ、収穫から5年目の1月から販売可能、最低2年間木樽で熟成
11
ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノDOCG
サンジョヴェーゼに他の品種をブレンドできる、最低2年間熟成
12
ブルネッロとヴィーノ・ノビレを格下げすると
ロッソ・ディ・モンタルチーノDOC ロッソ・ディ・モンテプルチャーノDOC
13
トスカーナの沿岸地方
海風によって気温が低い ボルドー原産の黒ブドウ品種やその他の国際的品種が広く栽培
14
スーパー・タスカン
最初はCSで造られた PDOの格付けに該当しないに関わらず高価格で売られた 素晴らしいワインの生産地としてのイタリアの評判を再確立
15
トスカーナIGT
国際的品種やブレンドの1部にイタリア原産種を使う
16
ボルゲリDOCとマレッマ・トスカーナDOC
CS、メルロー、シラーといったイタリア原産種以外だけで造ることができる
17
オルヴィエートDOC
ウンブリア州 グレケットとトレッビアーノと地元品種のブレンドの白 ライトボディ、酸味は中程度〜高く、熟したグレープフルーツや桃の風味 グレケットの割合が高いと最上に ステンレスタンクで低温発酵
18
サグランティーノ・ディ・モンテファルコDOCG
ウンブリアの赤、果皮の薄いサグランティーノ
19
フラスカーティDOC
ラツィオ州の白 マルヴァジーアとトレッビアーノのブレンド オーク香のない爽やかなスタイル ミディアムボディ、中程度〜高い酸味、柑橘類や草花やオレンジの花の香り
20
ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージDOC
マルケ州、ヴェルディッキオで造る白 酸味が強く青リンゴやレモンの風味、フェンネルやアーモンドの香 多くはシンプルでフルーティ 最良のものは瓶熟成でハチミツやアーモンドの風味を醸すことができる
21
コネロDOCG
マルケの赤 モンテプルチャーノとサンジョヴェーゼのブレンド
22
モンテプルチャーノ・ダブルッツォDOC
アブルッツォ州のモンテプルチャーノから造る赤 色が濃くてタンニンが多く酸味は中程度、ブラックプラムやチェリーの風味 多くはシンプルでフルーティ 凝縮熱感のあるものは短期間オークで熟成
23
南部の地形と気候
ラツィオの南からイタリア最南端 高温で内陸部は乾燥、沿岸は湿度が高い アペニン山脈の斜面にブドウ畑 プーリアでは海風が気温を下げる
24
南部の仕立て方
昔から低く株仕立て、オールド・ヴァインに名残 今日ではコルドン仕立てとブドウ棚が一般的 プーリアでは機械化が可能(平地だから)
25
カンパーニア州の品種
白のフィアーノとグレコ、黒のアリャーニコ 山岳、渓谷、沿岸と言った具合に地形が変化に富、多くのDOCGが生産
26
フィアーノ・ディ・アヴェッリーノDOCG
中程度の酸味、ミディアム〜フル、有核果実、メロン、マンゴーの香り、早飲み用 上質のものはオークで熟成、瓶熟成も可能で蜜蝋やはちみつの香り
27
グレコ・ディ・トゥーフォDOCG
高い酸味、ライトボディ、青リンゴ、有核果実、パッションフルーツの風味 ほとんどはステンレスタンク オークの旧樽や澱攪拌することもある 瓶熟成するとはちみつやキノコの香り
28
タウラージDOCG
アリャーニコ、色が濃く酸味が高くてタンニンが高く黒系果実の風味 オークで熟成、瓶熟成させると土や林床の風味 アリャーニコはCSからミントの風味を抜いた感じ
29
アリャーニコ・デル・ヴルトゥレDOCG
バジリカータ州、山の多い地域 ヴルトゥレ山は死火山、標高900mにもブドウ畑がある その地域の最高のワイン
30
プーリア州の黒ブドウ
ネグロアマーロとプリミティーヴォ 早飲み用シンプル、プーリアIGT
31
サリーチェ・サレンティーノDOC
収量を適切に処理したネグロアマーロでつくる タンニンと酸味が中程度、アルコール度高く、焼いた赤系果実や黒系果実の風味を持つフルボディの高品質ワイン
32
収量を適切に管理したプリミティーヴォ
フルボディ、タンニンは中程度~多く、高いアルコール度、非常に熟したベリー系の強い風味
33
シチリアのIGT
テッレ・ディ・シチリア、テッレ・シチリアーネ ネロ・ダヴォーラ主体でつくる赤
34
シチリアDOCとIGT
ミディアム〜フルボディ、中程度の酸味とタンニン、プラムやブラックチェリーのアロマ 早飲み用が多い
35
シチリアの白ワイン
地元の品種でヴァラエタルかブレンド 柑橘類や有核果実の風味、オークなし
36
シチリアの国際品種
シャルドネとシラー
37
エトナDOC
標高の高い畑で収量の少ないオールドヴァインから産出
38
エトナDOCの赤
ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カップチーオがブレンド 酸味高くタンニン多くレッドサワーチェリー、クランベリー、ラズベリーのアロマ、乾燥ハーブの風味 瓶熟成するとタンニンが和らぎキノコのアロマが発達
39
エトナDOCの白
ミディアムで酸味が高い、柑橘類の風味、石や鋼鉄の特徴 瓶熟成ではちみつや蜜蝋のアロマ
40
トスカーナの主要な産地
IGT:トスカーナ DOC:ボルゲリ DOCG:キアンティ、キアンティ・クラッシコ、キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ
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キアンティの最高品質から下へ
キアンティ・クラッシコDOCGグランセレツィオーネ(30ヶ月、単一エステート) キアンティ・クラッシコDOCGリゼルヴァ(24ヶ月、うち3ヶ月は瓶) キアンティ・クラッシコDOCG(12ヶ月) キアンティ・小地区名DOCG キアンティDOCG
42
カンパーニア州の主要産地
赤はタウラージ(アリャーニコ) 白はフィアーノ・ディ・アヴェッリーノ(フィアーノ)とグレコ・ディ・トゥーファ(グレコ)