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MT-2試験問題2017/8
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  • 問題数 88 • 7/12/2024

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    問題一覧

  • 1

    次の文は2個の磁極間に作用する力の大きさについて述べたものである.正しいものを選べ.

    それぞれの磁極の強さの積に比例し相互の距離の二乗に反比例する.

  • 2

    次の文は,長いまっすぐな導体に電流が流れている時この導体の周りに出来る磁界について述べたものである.正しいものを選べ.

    磁界の向きは右ねじの進む向きに電流を流した時,右ねじを回す向きになっている.

  • 3

    次の文は,磁力線に関連する内容を述べたものである.正しいものを選べ.

    磁力線は磁極の近くでは密であり,遠くに行くと疎になる.

  • 4

    次の文は,磁力線に関連する内容を述べたものである.正しいものを選べ.

    右ねじを進む方向にその電流を取り巻いて磁界が出来る.

  • 5

    次の文はアンペアの右ねじの法則について述べたものである.正しいものを選べ.

    この関係を利用すると磁粉探傷試験を行うときに検出しやすいきずの方向がわかる.

  • 6

    次の文は,長い中空丸棒に直流を流した時の現象を述べたものである.正しいものを一つ選べ.

    中空部分の磁界の強さは零となるが,これはアンペアの周回積分の法則から説明出来る.

  • 7

    次は,半径=5cm,そして外半径=7㎝の長い中空丸棒に一様な電流I=400Aが流れている時のr=7㎝における磁界の強さを示したものである.最も近いものを選べ.

    910A/m

  • 8

    次の値は,直径が2a=120㎜,長さがℓ=300㎜で巻数がn=6回のコイルにI=400Aの電流(直流)を流した場合のコイルの中心軸上の中央部の磁界の強さを示したものである.正しいものを選べ.

    7430A/m

  • 9

    次の文は,磁性体及び非磁性体について述べたものである.正しいものを選べ.

    強磁性体の代表的なものとしては鉄,コバルト,ニッケルが挙げられる.

  • 10

    次の文は,磁化について述べたものである.正しいものを選べ.

    透磁率は,物質中の磁束の通りやすさを表す.

  • 11

    次の文は,磁性体について述べたものである.正しいものを選べ.

    全ての常磁性体は,外部磁界と同じ方向に磁化される.

  • 12

    次の文は,試験体中の磁束密度B(T),真空の透磁率μ0(H/m),磁界の強さH(A/m),そして磁界の強さJ(T)の間に成り立つ関係について述べたものである.正しいものを選べ.

    μ0はJに比べて非常に小さいため,B≒Jと考えて良い.

  • 13

    次の値は,真空中の磁束密度が5(mT)の時の磁界の強さH(A/m)を示したものである.最も近いものを一つ選べ.ここで真空の透磁率μ0を4×10-7とする.

    4000

  • 14

    次の値は5×10-4(H/m)の透磁率を持つ強磁性体の非透磁率を示したものである.最も近いものを一つ選べ.

    400

  • 15

    次の文は,磁化曲線について述べたものである.正しいものを選べ.

    磁気的に飽和しているときは,磁化の強さは一定の値を持っている.

  • 16

    次の文は,強磁性体の磁化曲線について述べたものである.正しいものを選べ.

    強磁性体の磁化曲線において,横軸との交点は保磁力を示す.

  • 17

    次の文は,銅(焼きなまし材)の炭素含有量が増加した場合の磁気特性について述べたものである.正しいものを選べ.

    最大透磁率は減少し,残留磁束密度も少し減少する.

  • 18

    次の文は,表皮効果について述べたものである.正しいものを選べ.

    交流磁化では,一様な強さの磁界を与えても強磁性体中の磁束密度が一様にならず,表面から内部に入るに従って指数関数的に減少する現象を表皮効果という.

  • 19

    次の文は,表皮効果について述べたものである.正しいものを選べ.

    表皮効果は磁束だけでなく電流の場合にも生じる.

  • 20

    次の文は,反磁界について述べたものである.正しいものを選べ.

    反磁界の強さは強磁性体の磁化の強さに比例する.

  • 21

    次の文は,磁気回路について述べたものである.正しいものを選べ.

    磁気抵抗は,磁気回路の断面積と透磁率の積に反比例し,磁気回路の長さに比例する.

  • 22

    次は,磁気回路において成り立つ関係を示したものである.正しいものを選べ.ここでφ:磁束(Wb),F:起磁力(A),S:磁気回路の断面積(㎡),μ:透磁率(H/m),そしてL:磁気回路の長さ(m)である.

    F=φL/μS

  • 23

    次の文は,きずからの漏洩磁束密度について述べたものである.正しいものを選べ.

    きずから漏洩磁束が生じるのは,きず部の磁気抵抗が増加するためである.

  • 24

    次の文は,きずからの漏洩磁束について述べたものである.正しいものを選べ.

    飽和磁束密度の80%以上の磁束密度になるように磁化すると,漏洩磁束密度は急激に増大する.

  • 25

    次の文は,内部に存在するきずからの漏洩磁束密度について述べたものである.正しいものを選べ.

    直流磁化の場合と比較すると,交流磁化の場合の方が漏洩磁束密度は小さくなる.

  • 26

    次の文は,磁粉探傷試験の原理に関連した内容について述べたものである.正しいものを一つ選べ.

    試験体からの漏洩磁束が多いことは,試験体が強く磁化されていることを表している.

  • 27

    次の文は,磁粉探傷試験の原理に関連した内容について述べたものである.正しいものを選べ.

    試験体に磁束を流すことを磁化と言う.

  • 28

    次の文は,磁粉探傷試験の特徴について述べたものである.正しいものを選べ.

    割れが表面に開口していなくても表面から2〜3mm程度の深さまでの表面近くに存在するものであれが検出可能である.

  • 29

    次の文は,前処理の方法について述べたものである.正しいものを選べ.

    試験後に磁粉を除去することが難しい場合は,分解しなければならない.

  • 30

    次の文は,前処理について述べたものである.正しいものを選べ.

    組立部品の場合は,原則として単一部品に分解して検査を行う.

  • 31

    次の磁化電流のうち,通電法で探傷する場合,一般に表面下のきずを検出するのに最も適しているものを選べ.

    脈流(三相全波整流)

  • 32

    次の文は,磁化電流の種類と選定について述べたものである.正しいものを選べ.

    衝撃電流は通電時間が短いため,連続法には適用できない.

  • 33

    次の文は,磁化電流値の設定値について述べたものである.正しいものを選べ.

    反磁界が作用する場合にはA形標準試験片を探傷部位に貼って連続法で磁化し,明瞭な磁粉模様が現れる磁化電流値を求めることによって適正な磁化電流値を設定出来る.

  • 34

    次の磁化電流の通電時間について述べたものである.正しいものを選べ.

    連続法においては,検査液の流れが止まるまで通電を続ける.

  • 35

    次の文は,乾式法及び湿式法について述べたものである.正しいものを選べ.

    乾式法は,圧縮空気を用いた散布器又は布袋を利用して磁粉を適用する.

  • 36

    次の文は,乾式法及び湿式法について述べたものである.正しいものを選べ.

    乾式法では,散布器で磁粉を空気中に分散させて試験体に一様にしかも静かに適用する.

  • 37

    次の文は,残留法について述べたものである.正しいものを選べ.

    反磁界が作用する場合は,保磁力が大きい鋼材には残留法が適用出来る.

  • 38

    次の文は,連続法と残留法について述べたものである.正しいものを選べ.

    連続法において,通電時間が十分に長くできない時は,試験面のぬれ性を良くするため,通電前から検査液の適用を初めておくことも有効である.

  • 39

    次の文は,きず部に形成される疑似模様に関連する内容について述べたものである.正しいものを一つ選び,記号で答えよ.

    磁粉には,検査液が磁粉を流し去る力ときず部に生じた磁極が持つ磁粉の吸着力が作用し,磁粉模様は前者と後者の差によって形成される.

  • 40

    次の文は,観察環境及びブラックライトについて述べたものである.正しいものを選べ.

    蛍光磁粉を発行させる際には,波長が315〜400nmのA領域紫外線を試験面に照射する必要がある.

  • 41

    次の文は,観察環境及びブラックライトについて述べたものである.正しいものを選べ.

    試験面上で必要なブラックライトの紫外線強度は,原則として10W/㎠以上とされている.

  • 42

    次の文は,観察環境及びブラックライトについて述べたものである.正しいものを選べ.

    観察しようとする試験面の近くに紫外線を反射させるものがあれば除可なければならない.

  • 43

    次の文は,疑似模様について述べたものである.正しいものを選べ.

    断面急変指示は,磁化電流値を下げて再磁化すると,疑似模様は消える.

  • 44

    次の文は,疑似模様について述べたものである.正しいものを選べ.

    疑似模様とは,きず以外の原因で生じる磁粉模様である.

  • 45

    次の文は,疑似模様について述べたものである.正しいものを選べ.

    断面急変指示は,磁化電流値を下げるか,交流で磁化するか,残留法で再試験すると疑似模様は消える.

  • 46

    次の文は,疑似模様について述べたものである.正しいものを選べ.

    表面粗さ指示は,切削面のバイト目などに現れるもので,表面を滑らかにすれば消える.

  • 47

    次の文は,磁粉模様の解釈について述べたものである.正しいものを一つ選べ.

    判定対象磁粉模様には,主応力と直交する表面に開口した割れによる磁粉模様が含まれる.

  • 48

    次の文は,磁粉模様の評価について述べたものである.正しいものを選べ.

    応力が加わる表面に存在する鋭い切り欠きは,表面のきずよりも有害である.

  • 49

    次の文は,脱磁の確認方法について述べたものである.正しいものを選べ.

    脱磁を確認する方法として虫ピンなどを利用している.

  • 50

    次の文は,後処理について述べたものである.正しいものを選べ.

    後処理に際しては,試験面をよく洗浄して磁粉及び検査液を完全に除去しなければならない.

  • 51

    次は,突き合わせ溶接部の試験結果に記載すべき試験条件を示したものである.正しいものを選べ.

    磁化方法,探傷ピッチ,検査液の適用時期,通電時間,検査液濃度,標準試験片

  • 52

    次の文は,軸通電法を用いて鋼管を探傷する場合について述べたものである.正しいものを選べ.

    直接電流を流すため,鋼管端面をよく磨いておく必要がある.

  • 53

    次の文は,電流貫通法について述べたものである.正しいものを選べ.

    管材の内外周面の探傷が出来る.

  • 54

    次の文は,電流貫通法を用いて鋼管を探傷する場合について述べたものである.正しいものを選べ.

    鋼管の内径に近い太さの電流貫通棒を使用すると反磁界が生じにくい.

  • 55

    次の文は,コイル法について述べたものである.正しいものを選べ.

    コイル長より長い試験体では,コイル端部近傍に反磁界が生じる.

  • 56

    次の文は,コイル法におけるコイル中心軸上の磁界の強さについて述べたものである.正しいものを選べ.

    コイルの巻き数に比例する.

  • 57

    次は,直径15cm,長さ30cm,巻き数6巻の磁化コイルに500Aの電流を流した時の,コイル中心軸上におけるコイル中央部の磁界の強さを示したものである.正しいものを選べ.

    8950A/m

  • 58

    次の文は,コイル法による機械部品の探傷について述べたものである.正しいものを選べ.

    継鉄棒は,試験体と同じ断面形状がよく長くても断面が小さくなると反磁界の影響は大きくなる.

  • 59

    次の文は,プロッド法の特徴について述べたものである.正しいものを選べ.

    電極を結んだ直線上では,直線と平行方向にきずが検出しやすい.

  • 60

    次の文は,プロッド法について述べたものである.正しいものを選べ.

    プロッドを結ぶ線上では,プロッドに平行な方向のきずが検出しやすい.

  • 61

    次の文は,プロッド法の特徴について述べたものである.正しいものを一つ選べ.

    プロッド法では,試験体の磁気特性及びプロッド間隔などの状況に応じて磁化電流値を適切な大きさに調整出来る.

  • 62

    次の文は,磁束貫通法について述べたものである.正しいものを選べ.

    反磁界は生じない.

  • 63

    次の文は,試験体を極間法で磁粉探傷試験を行った時のきずの磁粉模様について述べたものである.正しいものを選べ.

    クレータ割れは,ビード終端部に星形に線状の磁粉模様として現れる.

  • 64

    次の文は,極間法の特徴をプロッド法と比較したものである.正しいものを選べ.

    極間法による磁化では,プロッド法と同様に,両磁極間の磁界の強さは試験面上の位置によって異なる.

  • 65

    次の文は,極間法における磁化方法の特徴について述べたものである.正しいものを選べ.

    両磁極間の探傷有効範囲内であっても,磁界の強さ及び磁界の方向は微妙に異なり,きずの検出性能は一様ではない.

  • 66

    次の文は,隣接電流法について述べたものである.正しいものを選べ.

    ケーブルの回りに発生する磁界を利用した磁化方法である.

  • 67

    次の文は,試験体表面の磁化の強さを測定するための磁気素子(ホール素子)について述べたものである.正しいものを選べ.

    ホール素子の平面に対して,垂直方向に磁束密度を作用させることによって生じるホール起電力を利用している.

  • 68

    次の文は,試験体表面近くの空間の磁束密度に及ぼす磁気素子(ホール素子)のリフトオフの影響について述べたものである.正しいものを選べ.ここで磁化器の磁極と試験体表面とのギャップは無視し,試験体にきずはないものとする.

    リフトオフが変化しても空間の漏洩磁束密度はほとんど変化しない.

  • 69

    次の文は,A形標準試験片の使用方法について述べたものである.正しいものを選べ.

    必ず連続法で使用しなければならない.

  • 70

    次は,極間法により溶接部を探傷する際に,試験面上の磁界の強さを測定する装置を示したものである.最も適当なものを選べ.

    テスラメーター

  • 71

    次の文は,対比試験片タイプ1の使用目的について述べたものである.正しいものを選べ.

    磁粉の形式試験及びバッチ試験に用いるために使用する.

  • 72

    次の文は,対比試験片タイプ1について述べたものである.正しいものを選べ.

    その使用に際して,外部からの磁化を必要としない.

  • 73

    次の文は,携帯形極間式磁粉探傷装置について述べたものである.正しいものを選べ.

    中継ぎのあるものは,中継ぎ部の磁気抵抗のために,試験体に投入出来る磁束は中継ぎのないものと比較して少なくなる.

  • 74

    次の文は,磁粉探傷試験に用いる紫外線照射装置について述べたものである.正しいものを選べ.

    高強度の紫外線照射装置として,高圧水銀灯の代わりにメタルハライドランプ(通称ハロゲンランプ)も多くなっており,さらに最近はLEDを用いた小型計量のものも用いられている.

  • 75

    次は,磁粉に要求される性質を示したものである.正しいものを選べ.

    試験面と色調及び輝度のコントラストが高いこと.

  • 76

    次は,探傷装置の管理について示したものである.正しいものを選べ.

    日常点検として,検査液の濃度点検を行った.

  • 77

    次の文は,磁粉探傷試験における日常点検について述べたものである.正しいものを選べ.

    日常点検とは,探傷試験を開始する前に装置の機能及び総合性能を点検し,探傷試験が正常に実施できるかどうかを調べるために行う.

  • 78

    次の文は,磁粉探傷試験における定期点検について述べたものである.正しいものを選べ.

    電気回路の点検において,各構成部分に異常な温度上昇及び異常音の発生などを認めた時は,異常箇所を明示して専門家に修理を依頼する.

  • 79

    次の文は,磁粉探傷試験における安全衛生について述べたものである.正しいものを選べ.

    感電事故の防止には,電気系統に対する最小限の日常点検を必ず実施するのが良い.

  • 80

    次は,厚板断面のラミネーションを探傷する場合の探傷方法を示したものである.最も適しているものを選べ.

    プロッド法・直流磁化・非蛍光乾式法・連続法

  • 81

    次の文は,鋳鍛造品について述べたものである.正しいものを選べ.

    鋳鍛造品は,一般にその形状が比較的複雑で,その大きさも種々雑多である.

  • 82

    次の文は,溶接部に現れるきずについて述べたものである.正しいものを選べ.

    溶接完了時の探傷で現れるきずにはビード割れがある.

  • 83

    次は,溶接部で検出されたきずのうちで構造物に及ぼす影響が大きいものを示したものである.正しいものを選べ.

    溶接止端部に生じた溶接線方向に平行で深さのある割れ.

  • 84

    次は,溶接部で検出されるきずをJIS Z 2320-1:2007に従って分類したものである.正しいものを選べ.

    狐状割れは,割れ磁粉模様

  • 85

    次の文は,応力腐食割れの特徴について述べたものである.正しいものを選べ.

    運転開始後5〜6時間で発生するものもあれば10数年を要する場合もある.

  • 86

    次の文は,鋼溶接部の保守検査を行う際に,コントラストペイントを用いる場合について述べたものである.正しいものを選べ.

    コントラストペイントが厚すぎても検出感度が低下するため,地肌が透けて見える程度(20μm程度)の厚さに塗布した後,黒色磁粉を用いて探傷する.

  • 87

    次は,応力腐食割れが発生するための条件を示したものである.正しいものを選べ.

    材料,その材料に特定される腐食環境・引張応力の存在.

  • 88

    次は,極間法による溶接部の磁粉探傷試験の指示書に含める項目を示したものである.不適切なものを選べ.

    磁化器の絶縁抵抗の点検方法