問題一覧
1
シクロスポリンは有機アニオントランスポーターOATP1B1を阻害するため、プラバスタチンの肝臓への移行を抑制し、血中濃度を上昇させる。
⭕️
2
シスプラチンは有機アニオントランスポーターOCT2の基質であるため、ジゴキシンの尿細管分泌を競合的に阻害する。
✖️
3
メロペネムは、小腸粘膜での透過性が高いため、経口製剤として用いられる。
✖️
4
組織中非結合形分率に対する血漿中非結合形分率の比が大きい薬物ほど、分布容積は大きい。
⭕️
5
オキシコドンは水溶性が高く、主に能動輸送により消化管から吸収される。
✖️
6
ノルフロキサシンの併用により、フルルビプロフェンの肝臓での代謝が阻害され、その薬理作用は増強される。
✖️
7
消化管粘膜表面のpHは消化管管腔内のpHよりも低いため、弱酸性薬物の消化管からの吸収量は、管腔内pHから予想される量よりも少ない。
✖️
8
分布容積は、体内薬物量を組織中薬物濃度で除することで得られる。
✖️
9
コデインを投与した場合、CYP2D6のPMではEMに比較して、鎮痛作用の減弱が認められる。
⭕️
10
CYP2D6の遺伝子多型が関与するイミプラミンのPMでは、活性代謝物の生成が増大する。
⭕️
11
喫煙者は、非喫煙者に比べ同量のプロプラノロールを経口投与したときのAUCは大きくなる。
✖️
12
シトクロムP450による薬物酸化の過程では、酸素分子の添加と脱水が順次進行して酸化体を生成する。
⭕️
13
イオン性界面活性剤のアルキル基の炭素数が増加すると、クラフト点は低くなる。
✖️
14
促進拡散は、担体介在性の輸送であり、Naイオン、Hイオンなどのイオン勾配が駆動力となる。
✖️
15
分布容積は、体内薬物量を組織中薬物濃度で除することで得られる。
✖️
16
リドカインは、心筋梗塞の患者に投与すると、心機能正常者よりも血漿タンパク非結合型薬物濃度が増加する。
✖️
17
クロピドグレルはCYP2C19のPMにおいて、薬効が増強する。
✖️
18
フェニトインはCYP3A4やP-糖タンパク質の誘導作用を有する。
⭕️
19
分布容積は、体内薬物量と血漿中薬物濃度の平衡定数として定義される。
✖️
20
特定の臓器や細胞内小器官に分布する薬物は、体重1kgあたりの分布容積が10Lを越えることがある。
⭕️
21
血漿タンパク質結合率が高い薬物のみかけの分布容積は体内水分量とほぼ等しい。
✖️
22
タンパク非結合型薬物の濃度は、定常状態において血漿中と組織間隙液中との間でほぼ等しい。
⭕️
23
パラアミノ馬尿酸の腎クリアランスは血中濃度に比例する。
✖️
24
胆汁の大部分は胆汁酸であり、少量の水分やコレステロール、リン脂質などが含まれている。
✖️
25
MATEは、カチオン性薬物の胆汁中排泄に関与している。
⭕️
26
エチニルエストラジオールは、テトラサイクリン系抗菌薬を併用すると、腸肝循環を受けにくくなり、血中濃度が低下することがある。
⭕️
27
肝臓の毛細血管中のタンパク結合形薬物は、細胞間液に到達することができない。
✖️
28
肝臓の薬物代謝酵素に飽和が生じた場合、薬物の分布容積は増加する。
✖️
29
小腸上皮細胞の薬物代謝酵素に飽和が生じた場合、薬物の全身クリアランスは低下する。
✖️
30
薬物代謝が非線形性を示す場合、全身クリアランスは投与量の増加に伴い変化する。
⭕️
31
試料粉体の比表面積と平均粒子径が比例することから、比表面積を測定することで試料粉体の平均粒子径を求めることができる。
✖️
32
合成高分子は単量体の重合反応によって合成されるため、一般に分子量が均一である。
✖️
33
溶液における表面吸着は、ギブスの吸着等温式で表される。
⭕️
34
固相-気相界面に置き換わることを吸着という。
✖️
35
オーガ式のカプセル重鎮装置は、瞬間的に薬物溶液をゼラチンで包み込めるので、シームレスカプセルを製することができる。
✖️
36
ロータリー型打錠機は、複数組の上下杵と臼を組み込むことができるので、大量生産に適している。
⭕️
37
結晶セルロースは、結合剤として利用する場合には必ず粘稠性のある溶液又はスラリー(高濃度の固体懸濁液)の状態で利用する。
✖️
38
低置換度ヒドロキシプロピルセルロースは、水によく濡れて膨張するため、崩壊剤として利用できる。
⭕️
39
パラオキシ安息香酸メチルは、体内へ大量に注入される可能性がある輸液に保存剤として利用できる。
✖️
40
油脂性基剤である、単軟膏や白色軟膏は、乾燥型及び湿潤型いずれの皮膚疾患にも使用できる。
⭕️
41
粉体の粒子密度測定法は、通例、気体置換型ピクノメーターを用いて、粉末状医薬品又は医薬品原料の粒子密度を測定する方法である。
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42
レーザー回析・散乱法による粒子径測定法は、単色光ビームを利用するため、液中に分散した試料は測定できない。
✖️
43
吸入剤の送達量均一性試験法は、吸入剤から生成するエアゾールの微粒子特性を評価する方法である。
✖️
44
ガラクトシル人血清アルブミンジエチレントトリアミン五酢酸テクネチウムは、肝細胞膜上のアシアロ酸タンパク質受容体に強く結合する。
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45
フルシトシンは、腫瘍細胞内の酵素により5-フルオロウラシルに変換される。
✖️
46
サリチル酸の腎クリアランスは、アスコルビン酸の併用により増大する。
✖️
47
糸球体の基底膜は陰性に帯電しているため、酸性薬物は塩基性薬物よりもろ過されやすい。
✖️
48
イヌリンの尿中排泄速度は、血漿中濃度によらず一定である。
✖️
49
プラバスタチンは、有機カチオントランスポーター(OCT1)を介して、肝細胞内に取り込まれる。
✖️
50
血漿タンパク結合に飽和が生じた場合、薬物の全身クリアランスは低下する。
✖️
51
小腸上皮細胞の薬物代謝酵素に飽和が生じた場合、薬物の全身クリアランスは低下する。
✖️
52
界面活性物質とは、表面・過剰ギブズ自由エネルギーを増大させる化合物の総称である。
✖
53
ラウリル硫酸ナトリウムは、モノステアリン酸グリセリンと比較して、親水親油バランス(HLB)値が大きい。
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54
少量の電解質を添加すると疎水コロイドが凝集し沈殿するのは、水和層を形成したコロイド粒子が脱水するためである。
✖
55
スダンⅢを少量添加してエマルション全体が着色するとw/o型である。
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56
準粘性流動は、カルメロースナトリウムの約3%水溶液で見られる。
️✖
57
毛細管粘度計は、毛細血管中を試料が自然流下するのに要する時間を測定することにより、試料の動粘度を測定することができる。
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58
非晶質は、熱力学的に平衡状態にある。
✖
59
Nernst-Noyes-Whitney式は、薬物の溶解過程が拡散律速の場合についてのみ成立する。
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60
溶液内部の薬物濃度が薬物の溶解度に比べて十分に小さいとき(シンク条件)、薬物の溶解速度は1次速度に従う。
✖
61
溶媒の粘度は3倍にすると、溶解速度はもとの1/3倍になる。
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62
みかけ密度(かさ密度)の小さい粉体ほどオリフィスからの流出速度が大きい。
✖
63
粉体層のみかけ体積に対する粒子の実体積の割合を充填率といい、充填率の逆数を粉体の空隙率という。
✖
64
液中に分散したコロイド粒子の沈降速度は、その粒子径の2乗に比例する。
✖
65
リニメント剤は皮膚にすり込んで用いる液状又は泥状の外用液剤である。
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66
酒精剤は、通例、生薬をエタノール又はエタノールと精製水の混液で浸出して製した液状の製剤である。
✖️
67
ラミネーションは滑沢剤の不足で起こる。
✖️
68
バインディングは、顆粒の乾燥不足で起こる。
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69
ピッキングは、滑沢剤の過剰で起きる。
✖️
70
スティッキングは、結合剤の不足で起きる。
✖️
71
チンキ剤は、揮発性の有効成分をエタノール又はエタノールと水の混液に溶解して液状の製剤である。
✖️
72
錠剤の製法の中で、あらかじめ添加剤のみの顆粒を湿式造粒法により製し、主薬と混合して製錠する方法をセミ直打法という。
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73
乾破砕造粒機では、アスピリンや抗生物質など、水や熱に不安定な医薬品の造粒に適している。
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74
スラッギングは、湿式顆粒圧縮法で用いられる操作である。
✖️
75
滅菌とは、物質中の病原性を示す微生物を殺滅又は除去することをいう。
✖️
76
最終滅菌法には、加熱法、放射線法、ガス法、ろ過法がある。
✖️
77
高周波滅菌法では薬品の温度を上げることなく滅菌できるので、熱に不安定な薬物溶液が対象となる。
✖️
78
加熱滅菌は、低温度で長時間加熱するより高温度で短時間加熱する方が効果的である。
⭕️
79
プリンゾラミド/チモロールマレイン酸塩配合懸濁性点眼液中の懸濁粒子の粒子径は、約150μmである。
✖️
80
眼軟膏剤は、結膜嚢に適用する無菌に製した製剤であり、本剤に含まれる医薬品粒子の大きさは、通例、7μm以下である。
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81
眼軟膏剤には、保存剤を加えることができない。
✖️
82
エキセントリック型打錠機は、複数組の上下杵と臼を組み込むことができるので、大量生産に適している。
✖️
83
滴下法では、ダイロールの各々の凹みに定量ポンプにより規定量の薬液を入れ軟カプセル剤を製造する。
✖️
84
界面活性剤水溶液の表面張力は、臨界ミセル濃度以上で急激に低下する。
✖️
85
ワックスマトリックス型錠剤は、生体に投与後、長時間0次放出を示す。
✖️
86
製剤均一性試験法は、個々の製剤間での有効成分の均一性の程度を示すための試験であり、初め試料10個について判定値を計算し、その値が限界値を超えるとき適合とする。
✖️
87
製剤均一性試験法において、医薬品の有効成分含量が25mg以上の場合には、必ず質量偏差試験が適用できる。
✖️
88
皮内、皮下及び筋肉内投与のみに用いる注射剤の水性溶剤は、エンドトキシン試験法に適合しなければならない。
✖️
89
エンドトキシン試験法の結果に疑義がある場合は、一般に、比色法によって最終の判定を行う。
✖️
90
スパスタブは、徐放性顆粒と速溶性顆粒を混合してカプセル充てんした製剤である。
✖️
91
スパンスルは、薬物の放出時間に差のある数種の顆粒を混合し、打錠した製剤であり、マルチプルユニットタイプに分類される。
✖️
92
放出制御膜には乳酸-グリコール酸共重合体が用いられる。
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93
眼軟膏剤は密閉容器を使う。
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94
腹膜透析用剤は密閉容器を使う。
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95
水溶性基剤は、皮膚刺激性があるため、びらんなどの湿潤した皮膚には使用してはならない。
✖️
96
マクロゴール軟膏は、マクロゴール400とマクロゴール4000の等量混合物であり、重合度が異なるマクロゴールを組み合わせて、目的に応じた稠度に調整をしている。
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97
乳剤性基材は、分泌物が多い湿潤した皮膚の症状を悪化させることがある。
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98
カカオ油(79%) +レシチン(1%)+水(20%)からなる坐剤用の基材は、o/w型乳剤性基材に分類される。
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99
吸入液剤を製するには、通例、有効成分に溶剤を加えて溶液とし、液状の噴射剤とともに耐圧性の容器に重鎮し、定量バルブを装着する。
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100
ポンプスプレー剤に用いる容器は、通例、密封容器とする。
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