問題一覧
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A.( 1 )とは、個人が生まれてから死ぬまでの人生の道筋または社会的パターンである。( 2 )とは、選択の積み重ねで描かれる人生の軌跡または社会的パターンである。また、学生や職業人など、多くの人々が共通して経験する( 2 )には( 3 )が付随しており、それぞれの期間を( 4 )と呼ぶ。社会(集団)の規範や文化などを内面化していくことを( 5 )といい、( 5 )を通じて( 3 )を学習していく。そして、就職して結婚して自分の家族を作る、子どもを育てるという流れは( 1 )の( 6 )とされていた。
ライフコース, ライフイヴェント, 社会的役割, ライフステージ, 社会化, 標準モデル
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B. 尾高が提唱した職業の三要素とは、生計の維持( 1 )、個性の発揮( 2 )、役割の実現( 3 )の3つの側面から成り立つ。古代ギリシャ人の労働観によると、労働とは( 4 )であり、生きていくためにしかたないものだとするのに対し、宗教改革により、カルヴァンでは、職業は神から与えられた使命とする( 5 )を唱えており、さらに、職業に必要な能力も神から与えられる( 6 )という存在を示した。
経済的側面, 心理的側面, 社会的側面, 災厄, 職業召命説, 天職
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B. 尾高が提唱した職業の三要素とは、( 1 )(経済的側面)、( 2 )(心理的側面)、( 3 )(社会的側面)の3つの側面から成り立つ。古代ギリシャ人の労働観によると、労働とは( 4 )であり、生きていくためにしかたないものだとするのに対し、宗教改革により、( 5 )は、職業活動は祈りの活動と同じ位重要であるとし、カルヴァンは、職業は神から与えられた使命とする( 6 )を唱えており、さらに、職業に必要な能力も神から与えられる( 7 )という存在を示した。また、他にも世俗内禁欲というものがあり、わき目もふらず職業に専念しなければならない( 8 )と与えられた能力は効率的に発揮しなければならない( 9 )という2つの主義が存在する。
生計の維持, 個性の発揮, 役割の実現, 災厄, ルター, 職業召命説, 天職, 勤勉主義, 合理主義
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C. 日本の採用方法は新卒者を採用する( 1 )が定着している。1970年代までに完成した日本的なプロセスとしては、学校の就職への( 2 )、在学中にスケジュールに沿った( 3 )、卒業とともに( 4 )をおかず、( 5 )という立場に移行する( 6 )を特徴としている。つまり、卒業と就職の間がないことを意味する。しかし、1990年代後半から長期不況期に突入し、単純業務を( 7 )する動きが見られるようになる。
新卒一括採用慣行, 積極的関与, 就職活動, 時間的間隔, 正社員, 間断なき移行, 非正規雇用化
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D. 2022年の時点で自営業主や家族従業者が10%弱まで減少していることから、現代の日本は( 1 )といえる。労働者と使用者との間には( 2 )があり、法律、就業規則に明文化したものを( 3 )といい、暗黙のうちに守られてきたものを( 4 )という。日本の場合、期間を定めないで雇用する( 5 )、従来の標準的ライフコースとリンクする( 6 )、労使協調である( 7 )の3つの特徴がある。日本は( 8 )型の雇用慣行であり、正社員にとっては安定している。これは欧米の( 9 )型の雇用慣行とは区別される。
雇用就業化, 雇用関係, 労働法, 雇用慣行, 終身雇用, 年功賃金, 企業別労働組合, メンバーシップ, ジョブ
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E.について 仕事は( 1 )であり、家庭生活は( 2 )と呼ばれている。従来は( 3 )によって、男女間の賃金格差があった。( 4 )とは、家族責任を有する男女労働者の機会及び均等待遇に関する条約であり、子育てを親と社会との共同責任とした。これらは( 5 )の由来である。( 6 )とは、女性にとって昇進が手に届きそうだが、目に見えない障壁があり、女性の昇進が頭打ちになることを指す。
有償労働, 無償労働, 性別役割分業, 家族責任条約, ワーク・ライフ・バランス, ガラスの天井
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1. キャリアの定義について 狭義のキャリア概念は、( ? )キャリアであり、職業上の経歴を指す。
職業
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1. キャリアの定義について 職業キャリアは、経験を積むと能力やポジションが上がる。これを( ? )という。
キャリアアップ
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1. キャリアの定義について 広義のキャリア概念は、( ? )キャリアであり、ボランティアや育児・介護など職業上以外の他の社会活動が含まれる。そのための準備も含まれる。
ライフ
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( ? )とは、特定の出来事を同じ年・年代に経験した人々の統計上の集合である。
コーホート
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「( ? )(ライフコース)に生きていることの類似性の方が「同じ環境(家族)に生きていることの類似性」よりも類似性が高い
同時代
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1971〜75年生まれコーホートは、( ? )ベビーブーマーの世代でもある
第二次
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4. 親からの自立について ここでいう自立とは、( 1 )(安定した収入源)、( 2 )(掃除・洗濯料理)、( 3 )、( 4 )(恋人との親密性)の4つである。
経済的, 身辺的, 精神的, 性愛的
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5. 子どもから大人になる過程について 未開社会では、新しく大人になる通過儀礼( ? )があり、( ? )後は大人として扱われる
イニシエーション
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5. 子どもから大人になる過程について ( ? )社会における通過儀礼とは、厳しいしごきや、割礼などの器の損傷、異性からの隔離、身体的変化が挙げられる。
未開
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5. 子どもから大人になる過程について 現代社会では、子どもと大人との境界はあいまいであり、多様な( ? )が起きやすい。
精神問題
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5. 子どもから大人になる過程について ( ? )とは、大人になりたくない心理である。
成熟拒否
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6. 日本の大学教育について ( ? )とは、生涯にわたって、教育と就労を交互に繰り返すことでスキルを高め続ける教育制度である。
リカレント教育
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6. 日本の大学教育について 大学教育の有効性として[ ? ]は大卒によってより高い能力を得る。これにより、良い仕事に就くことができる。
人的資本
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6. 日本の大学教育について ( ? )とは学歴フィルターによる、「大卒」というのが能力を表すシグナルとして機能すること
シグナリング理論
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6. 日本の大学教育について ( ? )とは同じ学歴の人たちがその中で評価される理論である。つまり、能力低いが大卒の方が能力高いが非大卒よりも評価される。
社会的閉鎖理論
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6. 日本の大学教育について マス時代の頃、日本の大学は( ? )化し、勉学よりもサークル活動・アルバイト中心の学生生活となった。
レジャーランド
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6. 日本の大学教育について M.トロウによれば大学進学率15%未満をエリート段階、15〜50%未満をマス段階、50%以上を( ? )段階と呼んだ。
ユニバーサル
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6. 日本の大学教育について 大学の近年の変化として、教養教育よりも専門教育(つまり、職業に直結する内容)が重視されており、なかでも、能動的に学修するという( ? )の教育が注目されている。
アクティブラーニング
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6. 日本の大学教育について 実際の企業は、学生も多様な価値観に触れさせ、学生の視野を広げる教育である( ? )を期待している。
職業人教育
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7. について ( ? )とは、収入を得るために携わる本業以外の仕事である。
副業
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7. について ( ? )とは、仕事の知識・能力を活かしたボランティアである。
プロボノ
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7. について ( ? )とは、D.ドラッカーによって提唱された言葉で、1つの組織に依在して同じ仕事を続けるだけでなく、それとは別の「第2のキャリア」にも費用・労力の一部を使って、新しい世界を切り開いていくべきと主張した。
パラレルキャリア
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8. 日本の新卒予定者の採用の決定について ( ? )とは、内定の内定であり、最終段階ではなく、どちらも取り消しができる予定程度の意味合い
内々定
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8. 日本の新卒予定者の採用の決定について ( ? )では、雇用契約が成立している。企業は一度( ? )を出すと合理的な理由がないかぎり、( ? )を取り消すことができない。しかし、学生は、職業選択の自由により取り消せる。
内定
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8. 日本の新卒予定者の採用の決定について 企業にとって学生に内定を取り消されたくないため、経団連加盟企業は他の内定式に行って欲しくないため、( ? )拘束をしてくる。
内定式
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8. 日本の新卒予定者の採用の決定について 企業にとって学生に内定を取り消されたくないため、経団連加盟企業以外の企業では、社長からの自筆の手紙や研修など、なんらかの( ? )をしてくる。悪質なものも含まれる。
心理的拘束
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9. について 経営の( ? )とは、労働力の量・質(技能)を柔軟に調整できること
フレキシビリティ
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9.について アメリカはフレキシビリティが高く、市場主義的で、解雇しやすい。いらなくなった労働力を切り離し、( ? )のなかで採用される。
外部労働市場
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9. について 日本はフレキシビリティが低く、組織主義であり、解雇しにくい。アメリカと異なり、日本ではいらなくなった労働力・技能は再編成して、( ? )のなかで採用される。
内部労働市場
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10. 主な労働法について 使用者は労働者に対してあらかじめ労働条件を提示することを義務付けられている。以下の7点は書面交付しないといけない。その書面を( ? )という
労働条件通知書
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10. 主な労働法について 労働条件通知書に交付しないといけない7点とは、 ①期間②契約更新の有無③仕事場所④始業・終業時刻、残業有無、休日、休憩⑤賃金⑥退職⑦昇給の7点である。
○
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C.に関連 新規大卒者が企業の大卒新卒者の求人を大幅に上回ったことから、大卒者の就職が困難になってしまった時期を( ? )という。
就職氷河期
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( ? )とは、アーリー・ホックシールド、米の社会学者の言葉であり、母親には職場の第1シフト(有償労働)のほかに、家に帰ってから第2のシフト(無償労働)がある。父親には第2のシフトがない。
セカンド・シフト
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( ? )とは、子育て中の母親の典型的な働き方で、仕事と子育ての両立はしやすいが、昇進・昇給(キャリアアップ→賃金上昇)とは程遠いキャリアである。(抜けたくても抜けられない)
マミートラック
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( ? )とは、固定的な男女の役割分担から生じている男女差を解消するための自主的・積極的企業の取り組みである。
ポジティブ・アクション
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12. ワーク・ライフ・バランスについて ( ? )によって、従業員の多様性を活かして、企業の競争力につなげる。
DE&I
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10. について ( ? )とは、労働者が失業した場合及び労働者について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合に必要な給付を行う法
雇用保険法
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10. について ( ? )とは、労働者が業務上の事由や通勤が原因で病気・ケガになったとき国が労働者に対して必要な給付を行う制度である。
労災法
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労災法の正式名称は( ? )である。
労働者災害保障保険法