問題一覧
1
後腹膜器官はどれか
腎臓
2
腹膜腔に存在するのはどれか
漿液
3
Aさん(50歳、男性)は、上腹部痛が突然出現したため、冷や汗をかき腹部を押さえながら家族と来院した。Aさんは十二指腸潰瘍の既往がある。このときに観察する徴候として最も適切なのはどれか
ブルンベルグ徴候
4
成人の学習の特徴として正しいのはどれか
学習者のこれまでの経験が資源となる
5
成人のセルフケア行動に関する学習を促進するのはどれか
自己効力感
6
日本の平成23年(2011)における主要死因別にみた死亡率が最も高いのはどれか
悪性新生物
7
日本の主要死因別に見た死亡率の推移を図に示す。悪性新生物の推移はどれか
A
8
我が国の平成19年における死因順位の第1位ばどれか
悪性新生物
9
日本における平成28年(2016年)の部位別にみた悪性新生物の死亡数で男性で最も多い部位はどれか
気管、気管支及び肺
10
日本の平成21年(2009)の人口動態統計を行ってにおける悪性新生物に関する記述で正しいのはどれか
部位別に見た死亡者数は、気管、気管支及び肺が最も多い
11
平成29年(2017)の患者調査における外来療率(人口10万対)で最も多い傷病はどれか
消化器系の疾患
12
成人の鼻孔から噴門までの長さで適切なのはどれか
45~55cm
13
食道について正しいのはどれか
粘膜は重層扁平上皮である
14
食道の嚥下において喉頭口を閉鎖する時期はどれか
咽頭期
15
食道癌で正しいのはどれか2つ選べ
飲酒は危険因子である, 胸部中部に好発する
16
食道癌について正しいのはどれか2つ選べ
アルコール飲料は危険因子である, ヨードを用いた内視鏡検査は早期診断に有用である
17
食道癌に対する放射線治療について正しいのはどれか
化学療法と併用すると治療の効果が高まる
18
食道癌根治術後の患者で正しいのはどれか
呼吸機能低下によって息切れが生じやすい
19
成人において胃食道逆流を防ぐために30分~1時間程度とるとよい体位はどれか
座位
20
胃食道逆流症で正しいのはどれかふたつ選べ
下部食道括約筋の弛緩が関与する, H2受容体拮抗薬によって自覚症状が緩和する
21
胃食道逆流症について正しいのはどれか2つ選べ
プロトンポンプ阻害薬が第一選択の治療法である, バレット上皮は腺癌の発生リスクが高い
22
胃がんのウィルヒョウ転移が生じる部位はどれか
左鎖骨上窩
23
胃癌の卵巣転移で正しいのはどれか
クルッケンベルグ腫瘍
24
Aさん(63歳、男性)は、胃癌にて胃亜全摘出術後3ヶ月目に誤嚥性肺炎で緊急入院した。食物の通貨や排便は問題なかったがら食事摂取量が少なく、術前より体重が10kg減少した。総義歯が外れやすく歯科を受診予定であった。Aさんの肺炎の原因として考えられるのはどれか2つ選べ
消化管内容物の逆流, 義歯の不適合
25
Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。手術後5日からAさんの食事が開始された。Aさんは食事の後に、めまい、顔面紅潮、動悸、下腹部痛を伴う下痢が出現し、冷汗がみられるようになった。 現状で最も考えられるのはどれか
ダンピング症候群
26
Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。手術後5日からAさんの食事が開始された。Aさんは食事の後に、めまい、顔面紅潮、動悸、下腹部痛を伴う下痢が出現し、冷汗がみられるようになった。 手術後14日、Aさんは食後に出現していた症状が落ち着き、退院が決まった。Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか
空腹時はコーヒーなどの刺激物の摂取を避ける
27
Aさん(40歳、男性)は胃癌のため胃全摘出術を受け、術後1週から食事が開始されたが、毎食後に下腹部痛を伴う下痢があり、Aさんは「食事をするのが怖い」と訴えた。 看護師が確認する必要があるのはどれか
食事摂取の所要時間
28
Aさん(40歳、男性)は胃癌のため胃全摘出術を受け、術後1週から食事が開始されたが、毎食後に下腹部痛を伴う下痢があり、Aさんは「食事をするのが怖い」と訴えた。 下痢の回数は減り、摂食も良好で、術後3週で退院が決定した。Aさんへの退院指導で正しいのはどれか2つ選べ
食事は分割して少量ずつ摂取するよう勧める, ビタミンB12が吸収されにくくなると説明する
29
巨赤芽球性貧血の原因はどれか
ビタミンB12欠乏
30
ビタミンB1と欠乏症の組合せで正しいのを選べ
ウェルニッケ脳症
31
悪性貧血で正しいのはどれか2つ選べ
胃癌の発症率が高い, 自己免疫機序が発症する
32
貧血で正しいのはどれか
再生不良性貧血では易感染症がみられる
33
成人に経鼻経管栄養法を行う際の胃管を挿入する方法で適切なのはどれか
咳嗽が生じた場合は直ちに抜去する
34
経鼻胃管の先端が胃内に留置されていることを確認する方法で正しいのはどれか
胃管からの吸引物が内容量であることを確認する方法で正しいのはどれか
35
経鼻経管栄養法の体位で適切なのはどれか
ファウラー位
36
経鼻経管栄養法の実施方法で注入中はファウラー位にするがそれは何故か
逆流の防止
37
胃洗浄を行うときの体位で最もてきせつなのはどれか
左側臥位
38
正常な胃液のpHはどれか
pH1~2
39
頻回の嘔吐で生じやすいのはどれか
アルカローシス
40
頻回の嘔吐で起こりやすいのはどれか
脱水
41
胃酸の分泌を抑制するのはどれか
セクレチン
42
インドメタシン内服薬の禁忌はどれか
消化性潰瘍
43
胃底腺の主細胞の分泌物に由来するタンパク分解酵素はどれか
ペプシン
44
栄養素の蛋白質と消化酵素の組み合わせで正しいのを選べ
トリプシン
45
胃から分泌される消化管ホルモンはどれか
ガストリン
46
胆汁の作用はどれか
脂肪の乳化
47
Aさん(56歳、女性、主婦)は、胆石症と診断され、腹腔鏡下胆嚢摘出術を受けた。退院後の日常生活を関する説明で正しいのはどれか
脂肪分の多い食事で下痢をするかもしれません
48
黄疸のある成人患者にみられる随伴症状はどれか
掻痒感(そうようかん)
49
血液中なビリルビンの由来はどれか
ヘモグロビン
50
黄疸で黄染を確認しやすい部位はどれか
眼球結膜
51
胆道閉鎖症の乳児の便の色は何色か
灰白色
52
血中濃度が上昇すると横断となるのはどれか
ビリルビン
53
Aさん(43歳、男性)は、胆道狭窄のため内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査を受けた検査後に心窩部痛が出現したため、禁食、抗菌薬およびタンパク分解酵素阻害薬による治療が行われている。翌日実施した血液検査の項目でAさんに生じている合併症を判断できるのはどれか
アミラーゼ
54
総胆管結石による閉塞性黄疸と胆管炎とを発症した患者に内視鏡的経鼻胆道ドレナージ術を行った。ドレナージ術は問題なく終了し、術後24じかんの経過は良好である。正しいのはどれか
血清ビリルビン値が低下する
55
右季肋部の疝痛発作(せんつうほっさ)を特徴とする疾患はどれか
胆石症
56
腹部CTを別に示す。胆石が半年間で胆嚢内をAからCまで移動した。Cの状態を示すのはどれか
嵌頓(かんとん)
57
急性胆管炎の代表的な3症状を示すシャルコー3徴を含まれるのはどれか2つ選べ
黄疸, 発熱
58
血中濃度の測定にあたり食事の影響を考慮すべきホルモンはどれか
グルカゴン
59
膵臓からと生されるホルモンの組合せで正しいのはどれか
グルカゴン
60
膵臓から分泌されるのはどれか
ソマトスタチン
61
脂肪分解酵素
リパーゼ
62
膵液について正しいのはどれか
弱アルカリ性である
63
Aさん(48歳、男性、会社員)は、大量の飲酒後、急激な上腹部痛と背部痛を訴え、救急外来を受診し、急性膵炎と診断された。Aさんの救急外来受診時の血液検査結果で予測されるのはどれか
血清アミラーゼ値の上昇
64
急性膵炎で正しいのはどれか2つ選べ
重症度判定には造影CTが重要である, 初発症状は上腹部痛である
65
飲酒習慣ある42歳男性。強い心窩部痛で急性膵炎と診断。 高値が予想される血液検査データはどれか
アミラーゼ
66
飲酒習慣ある42歳男性。強い心窩部痛で急性膵炎と診断。 入院10日で回復し退院となった。退院後の生活指導で適切なのは?
低脂肪食
67
飲酒習慣ある42歳男性。強い心窩部痛で急性膵炎と診断。 入院時の看護で適切なのを2つ選べ
水分出納の把握, 腸蠕動音の聴診
68
後腹膜器官はどれか
腎臓
69
腹膜腔に存在するのはどれか
漿液
70
Aさん(50歳、男性)は、上腹部痛が突然出現したため、冷や汗をかき腹部を押さえながら家族と来院した。Aさんは十二指腸潰瘍の既往がある。このときに観察する徴候として最も適切なのはどれか。
ブルンベルグ徴候
71
成人の学習の特徴として正しいのはどれか
学習者のこれまでの経験が資源となる
72
成人のセルフケア行動に関する学習を促進するのはどれか
自己効力感
73
血漿蛋白質の大部分を合成しているのはどれか
肝臓
74
健常な成人において、血液中のグルコース濃度が低下した時に、グルカゴンの働きでグリコーゲンを分解してグルコースを生成し、血液中に放出するのはどれか
肝臓
75
肝細胞で合成されるのはどれか。2つ選べ
アルブミン, コレステロール
76
肝臓の機能で正しいのはどれか
ホルモンの代謝
77
内服薬の初回通過効果が主に起こる部分はどれか
肝臓
78
有害物質を無毒化し排泄する臓器はどれか
肝臓
79
経口感染する肝炎はどれか
A型肝炎
80
ウイルス性肝炎の起炎ウイルスでDNAウイルスはどれか
B型肝炎ウイルス
81
C型慢性肝炎に使用するのはどれか
インターフェロン
82
B型肝炎と比べたC型肝炎の特徴について正しいのはどれか
無症状のまま慢性化しやすい
83
肝性脳症の直接的原因はどれか
アンモニア
84
肝硬変におけるチャイルドピュー分類の判定項目はどれか。2つ選べ
プロトロンビン時間, 血清アルブミン値
85
肝硬変で見られる検査所見はどれか。2つ選べ
血清アルブミン値低下, プロトロンビン時間短縮
86
肝障害の指標となる血液生化学検査の項目はどれか
ALT
87
Aさん(50歳、男性)は肝硬変 cirrhosis と診断され、腹水貯留と黄疸がみられる。 A さんに指導する食事内容で適切なのはどれか
塩分の少ない食事
88
A さん(43歳、女性)は、吐血のため救急搬送され、食道静脈瘤破裂に対して緊急 止血術が行われた。腹水は少量認められるが、経過は良好で近日中に退院を予定している。Aさんは5年前に肝硬変と診断されている。A さんへの食事指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
固い食品を控える, 辛い香辛料を控える
89
Aさん(52歳、男性)は、5年前にC型肝炎 hepatitis C、肝硬変 liver cirrhosis と診断され、1回の入院歴がある。退院後、医療機関への受診を中断し3 年が経過している。毎日、ウイスキーを約300mL飲んでいる。夕食の2時間後に約 1,100mLの吐血があり、緊急入院となった。検査の結果、C型肝炎 hepatitis Cに対し抗ウイルス療法が開始され、退院後は定期的に外来通院することになった。 退院に向けたAさんへの食事指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
禁酒する, 熱い食べ物を避ける
90
脾機能亢進症で見られる所見はどれか
貧血
91
52歳、男性は、5年前に C型肝炎 hepatitis C、肝硬変 liver cirrhosis と診断された。しかし3年前から医療機関への受診を中断し、毎日、ウイスキーを約300mL飲んでいた。夕食の後に大量の吐血があり、救急搬入された。 身体所見:体温35.4°C、呼吸数 261分、脈拍 122分、血圧 86/42mmHg、顔面は巻白、冷汗を認める。意識は清明だが不安げな表情をしている。 検査所見:赤血球278万/1L、Hb8.4g/dL、絵ビリルビン4.1mg/L、アンモニア 188mg/dL、K 3.9mEg/L, in# 102mg/dL. 入院時の状態として考えられるのはどれか
食道静脈瘤破裂
92
食道静脈瘤破裂をきたしたとき、一時的な止血に使用するのはどれか
S-B(ゼングスターケン・ブレークモア)チューブ
93
待機的に行う食道静脈瘤硬化療法について正しいのはどれか
治療後に胸部痛が出現する可能性がある
94
肝動脈塞栓術<TAE>の適応となる疾患はどれか
肝細胞癌
95
60歳の男性。会社役員。10年前にC型肝炎と診断され通院治療を続けている。1か月前の定期受診で肝細胞癌を指摘され、TAE <肝動脈塞栓療法)を受けることとなった。 TAE の説明で適切なのはどれか。2つ選べ
治療後5~6時間穿刺部を圧迫する, 治療後に発熱することがある
96
治療前の血液検査ではアルブミン 2.8g/dl、AST <GOT) 123IUA/I、ALT<GPT130IU1、プロトロンビン活性<PT%>58%(基準 80~120) であった。 TAE後の状態で正しいのはどれか。2つ選べ
血栓が発生する危険性がある, 止血しづらい可能性がある
97
60歳の男性。会社役員。10年前にC型肝炎と診断され通院治療を続けている。1か月前の定期受診で肝細胞癌を指摘され、TAE <肝動脈塞栓療法)を受けることとなった。 順調に経過し、明日退院予定となった。 退院指導で適切なのはどれか。
むくみや体重の変化に注意する