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消化器 2023 再試用 消化器内科①
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  • 問題数 100 • 7/25/2023

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    問題一覧

  • 1

    肝臓について誤っているのはどれか。

    酸素分圧は中心静脈近位部より遠位部の方が低い。

  • 2

    肝臓に関して正しい記載はどれか。

    Cantlie 線から右側を機能的右葉という。

  • 3

    肝小葉について正しいのはどれか。

    中心静脈近位部は遠位部より酸素供給が低い。

  • 4

    肝細胞の記載で誤っているのはどれか。

    肝細胞での胆汁産生はコレシストキニン(CCK)により促進される。

  • 5

    肝臓を構成する細胞につい誤っているものはどれか。

    肝星細胞はビタミン D を貯蔵する。

  • 6

    以下の細胞と機能の組み合わせで誤りを選べ。

    Pit 細胞 ― γ-グロブリンの産生

  • 7

    貪食作用をしめす細胞はどれか。

    Kupffer 細胞

  • 8

    肝臓の機能ではないのはどれか。

    レニンの産生

  • 9

    ビリルビンについて誤っているものはどれか。

    肝細胞内でグルタミン酸と抱合する。

  • 10

    肝細胞の蛋白合成能を反映する血液検査はどれか。

    プロトロンビン時間

  • 11

    ICG 試験(15 分停滞率)について誤りはどれか。

    クエン酸回路(TCA サイクル)機能を反映する。

  • 12

    肝疾患の原因で誤りはどれか

    アメーバー性肝膿瘍 – 細菌性赤痢

  • 13

    疾患と検査値の組み合わせで、誤っているものはどれか。

    アルコール性肝炎 ― 血清 IgM 上昇

  • 14

    間接型優位の黄疸を来たす疾患はどれか。

    Gilbert 症候群

  • 15

    血清 IgM 値の上昇が特徴的な疾患はどれか。

    原発性胆汁性胆管炎

  • 16

    癌の遺伝子異常について誤りはどれか。

    遺伝子メチル化は癌抑制遺伝子活性化の原因となる。

  • 17

    癌抑制遺伝子に関して誤りはどれか。

    対立遺伝子の一方の不活性化により癌化する。

  • 18

    がん治療薬に関して誤りはどれか。

    殺細胞性抗がん剤は癌細胞に特異的に作用する。

  • 19

    分子標的薬でないものはどれか。

    プラチナ製剤

  • 20

    分子標的薬でないものはどれか。

    代謝拮抗剤

  • 21

    分子標的薬に関して誤りはどれか。

    DNA や微小管を阻害する。

  • 22

    免疫チェックポイント阻害剤ついて誤っているものはどれか。

    血管内皮増殖因子を阻害する。

  • 23

    免疫チェックポイント阻害剤ついて誤りはどれか。

    自己免疫疾患に合併する悪性腫瘍に有効である。

  • 24

    経口感染する肝炎ウイルスはどれか。

    E 型肝炎と A 型肝炎

  • 25

    肝炎と感染経路の組み合わせで誤りはどれか。

    E型急性肝炎 ― 調理不十分な鶏肉

  • 26

    慢性化しない肝炎はどれか。

    A 型肝炎

  • 27

    B 型肝炎で誤りはどれか。

    HBV ワクチン接種により HBe 抗体陽性となる。

  • 28

    B 型肝炎ウイルス(HBV)について誤りはどれか。

    HBc 抗体は中和抗体である。

  • 29

    B 型肝炎ウイルス(HBV)のマーカーについて誤りはどれか。

    HBe 抗体は HBV ワクチン接種により陽性となる。

  • 30

    悪性腫瘍の全身化学療法の際に既感染から再活性化するウイルスはどれか。

    B 型肝炎ウイルス

  • 31

    肝疾患の治療薬について誤りはどれか。

    慢性 C 型肝炎 --- 免疫抑制剤

  • 32

    疾患と強陽性となる抗体で正しい組み合わせはどれか。

    原発性胆汁性胆管炎 ― 抗ミトコンドリア抗体

  • 33

    慢性 C 型肝炎で正しいものはどれか。

    HCV 抗体が陽性である。

  • 34

    劇症肝炎の原因で最も多いのはどれか。

    B 型肝炎ウィルス

  • 35

    劇症肝炎について正しいのはどれか。

    意識障害が生じる。

  • 36

    劇症肝炎で認められないものはどれか。

    低体温

  • 37

    劇症肝炎について誤りはどれか。

    羽ばたき振戦が出現すれば肝性昏睡 II 度である。

  • 38

    下記の組み合わせで正しいのはどれか。

    自己免疫性肝炎 ― 抗核抗体陽性

  • 39

    59 歳の男性。鱗屑を伴う紅斑が頭部に出現し皮膚科受診。その際の採血検査で肝障害を指摘さ れ、内科に紹介受診となった。身長 159cm、体重 86 kg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。 血液所見:赤血球 437 万、Hb 15.5 g/dl、Ht 46%、白血球 4,800、血小板 21 万、PT 102 %(基準 80 ~120)。血液生化学所見:総ビリルビン 0.8 mg/dl、AST 48 IU/L、ALT 62 IU/L、ALP 114 IU/L (基準 113 以下)、γ-GTP 103 IU/L、アルブミン 4.9 g/dL (基準 4.1~5.0)、総コレステロール 248mg/dL (120〜220)、空腹時血糖 138 mg/dL、HbA1c 7.8 % (基準 4.6~6.2) クレアチニン 0.9 mg/dL。免疫血清学所見:HBe 抗原陰性、HBe 抗体陽性、HBs 抗原陰性、HBs 抗体陽性、HBc 抗 体陽性、HCV 抗体陰性。抗核抗体 40 倍、抗ミトコンドリア抗体 陰性 上記の症例が皮膚科で乾癬と診断され免疫抑制剤が使用されることになった。患者への説明 1〜5 で誤りを 2 つ選べ。 1. 「乾癬の治療にあたって、肝機能悪化の心配は要りません。」 2. 「糖尿病が悪化する可能性があり、血糖コントロールが必要です。」 3. 「B型肝炎が乾癬治療で悪化する可能性があり、核酸アナログ投与が必要になるかもしれ ません。」 4. 「肝臓がんが発生するリスクがあり、今後は定期検査が必要です。」 5. 「肝機能悪化のリスクが高く、乾癬治療は控えるべきです。」

    1と5

  • 40

    45 歳の男性。健診にて肝機能異常を指摘。他院で糖尿病のフォローされている。飲酒:ビール 2 本。 喫煙:なし。身長 175cm、体重 85kg、血圧 160/94mmHg、肝を右肋弓下に 4cm 触知する 血液所見: 白血球数 7200, Hb 16.4 g/dl,血小板 28 万、血清生化学所見:AST 50 IU/L、ALT 92IU/L、γ— GTP 190 IU/L (基準 80 以下)、総ビリルビン 0.8 mg/dl、アルブミン 4.8 g/dL (基準 4〜5)、総コレス テロール 230 mg/dL(基準 240 以下)、アミラーゼ 130 IU/L(基準 37-160)、空腹時血糖 142 mg/dL(基準 80-99)、HbA1c 8.2% (基準 5.9%以下)、HBs 抗原陽性、HBs 抗体陰性、HBc 抗体(IgG) 陽性、HBV-DNA 5.1 LogIU/mL、HCV 抗体陰性、抗核抗体陰性、抗ミトコンドリア抗体陰性、AFP 6 ng/ml (基準 10 以下)、腹部超音波検査にて、肝腎コントラスト陽性、肝腫瘍の所見はみられなかっ た。 不適当な治療はどれか。

    リバビリン内服

  • 41

    自己免疫性肝炎につき、正しいものはどれか。

    中高年女性に多い。

  • 42

    自己免疫性肝炎の診断に必要な項目はどれか

    抗核抗体

  • 43

    自己免疫性肝炎の病理像について正しいものはどれか

    形質細胞の浸潤を伴う。

  • 44

    自己免疫性肝炎の治療薬はどれか

    コルチコステロイド

  • 45

    原発性胆汁性胆管炎の合併症でないものどれか

    糖尿病

  • 46

    原発性胆汁性胆管炎の病理像について正しいものはどれか。

    慢性非化膿性破壊性胆管炎(CNSDC)を呈する。

  • 47

    原発性胆汁性胆管炎でみられない所見はどれか。

    二峰性発熱

  • 48

    原発性胆汁性胆管炎に特徴的な自己抗体はどれか

    抗ミトコンドリア抗体

  • 49

    疾患と治療薬で正しい組み合わせはどれか。

    自己免疫性肝炎 ― プレドニゾロン

  • 50

    原発性胆汁性胆管炎でみられない所見はどれか。

    結節性紅斑

  • 51

    45 歳女性、会社の健診で 2 年連続して肝障害を指摘され、精査のため来院した。腹部身体所見に 異常はなく、飲酒はしない。本年の健康診断での血清生化学所見: ALT 64 単位、γ-GTP 35 単位(基 準 8〜50)、ALP 102 単位(基準 113 以下)。 診断に最も必要のない検査を一つ選べ。

    IgM HA 抗体

  • 52

    非アルコール性脂肪性肝炎について誤りはどれか。

    運動を制限する。

  • 53

    アルコールに関する以下の記述について正しいのはどれか。

    アルコール性脂肪肝は高トリグリセリド血症を合併する。

  • 54

    脂肪肝の原因にならないものはどれか

    ネフローゼ症候群

  • 55

    脂肪肝の画像所見で誤っているのはどれか。

    肝実質 CT 値の上昇

  • 56

    非アルコール性脂肪性肝炎の病理組織像で誤りはどれか。

    慢性非化膿性破壊性胆管炎

  • 57

    非アルコール性脂肪性肝炎の病理組織像で誤っているものはどれか。

    ロゼット形成

  • 58

    Wilson 病について誤っているものはどれか。

    尿中の銅排泄が低下する。

  • 59

    ヘモクロマトーシスで正しいのはどれか。

    血清鉄の上昇

  • 60

    ヘモクロマトーシスの合併症でないものはどれか。

    認知機能低下

  • 61

    アルコール性肝障害に関する記述で正しいのはどれか。

    アルコール性脂肪肝は、高トリグリセリド血症を合併する。

  • 62

    55 歳の男性。腰椎椎間板ヘルニアの手術目的にて整形外科に入院した。術前検査にて異常所見 を指摘され、内科に紹介受診となった。身長 165cm、体重 78 kg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知 しない。血液所見:赤血球 430 万、Hb 13.5 g/dl、Ht 42%、白血球 4,300、血小板 18 万、PT 96%(基 準 80~120)。血液生化学所見:総ビリルビン 0.9 mg/dl、AST 30 IU/L、ALT 50 IU/L、ALP 98 IU/L (基準 113 以下)、γ-GTP 30 IU/L、アルブミン 4.3 g/dL(基準 4.1~5.0)、クレアチニン 0.9 mg/dL。免疫血清学所見:HBs 抗原陰性、HBc 抗体陽性、HCV 抗体陰性。 患者への説明で正しいのはどれか。

    「腹部超音波検査をおこない、肝臓の状態を調べましょう。」

  • 63

    59 歳の男性。鱗屑を伴う紅斑が頭部に出現し皮膚科受診。その際の採血検査で肝障害を指摘さ れ、内科に紹介受診となった。身長 159cm、体重 86 kg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。 血液所見:赤血球 437 万、Hb 15.5 g/dl、Ht 46%、白血球 4,800、血小板 21 万、PT 102 %(基準 80 ~120)。血液生化学所見:総ビリルビン 0.8 mg/dl、AST 48 IU/L、ALT 62 IU/L、ALP 114 IU/L (基準 113 以下)、γ-GTP 103 IU/L、アルブミン 4.9 g/dL (基準 4.1~5.0)、総コレステロール 248mg/dL (120〜220)、空腹時血糖 138 mg/dL、HbA1c 7.8 % (基準 4.6~6.2) クレアチニン 0.9 mg/dL。免疫血清学所見:HBe 抗原陰性、HBe 抗体陽性、HBs 抗原陰性、HBs 抗体陽性、HBc 抗 体陽性、HCV 抗体陰性。抗核抗体 40 倍、抗ミトコンドリア抗体 陰性 この症例の肝生検所見で予想されるものはどれか。

    肝細胞の風船様膨化

  • 64

    62 歳の男性。1 ヶ月前から頭痛に対してアセトアミノフェンを内服していた。1 週間前から倦怠感が 出現し、数日前から褐色尿が出現したため受診した。飲酒:日本酒 2 合/日。最近の生貝、生肉摂 食なし。海外渡航歴なし。意識は清明、体温 36.5°C、脈拍 64 回/分、血圧 188/102 mmHg、皮疹 なし。肺音清、腹壁は軟で圧痛なく、右肋弓下に肝を触知した。Murphy 徴候なし。血液所見:赤 血球 402 万, Hb 12.8 g/dL, 白血球 6200(分画異常なし)、血小板 13 万. 血清生化学所見:AST 320 IU/L、ALT 260 IU/L、ALP 90 IU/L (基準 113 以下)、総ビリルビン 2.2 mg/dL,アミラーゼ 120 IU/L (基準 37~160)、クレアチニン 1.8 mg/dL(正常 1.2 以下)、IgM 型 HA 抗体陰性、HBs 抗原 陰性、HCV 抗体陰性。腹部超音波検査にて胆嚢結石あり。 この症例に不適切な治療を選べ。

    ロキソプロフェン(NSAID) 内服

  • 65

    非代償性肝硬変に伴わないのはどれか

    壊死性脳症

  • 66

    肝硬変と関連のない検査所見はどれか。

    A 型肝炎ウイルス抗体陽性

  • 67

    肝硬変で上昇する検査値はどれか。

    血清γ-グロブリン

  • 68

    肝硬変で上昇する血液検査値はどれか。

    ヒアルロン酸

  • 69

    Child-Pugh 分類で用いられない項目はどれか。1 つ選べ。

    活性化部分トロンボプラスチン時間

  • 70

    肝硬変の血液検査値で誤りはどれか。

    アルブミンの上昇

  • 71

    肝硬変について誤っているものはどれか。

    多尿をきたす。

  • 72

    肝硬変の血液検査で低下する検査値はどれか。

    血小板

  • 73

    肝硬変が進展すると低下する検査値はどれか。

    白血球数

  • 74

    9 月頃より日中の眠気、ふらつきが出現。改善がみられず 10 月に近医を受診し慢性肝障害が疑わ れた。同年 11 月、トイレの場所がわからないことがあり、また言葉が不明瞭で意味の通じないことを 言うようになり受診。 入院時現症:身長 157cm、体重 50kg。血圧 118/63mmHg、脈拍 90/分 整、呼吸数 16/分、体 温 36.7 度。意識はあり自分の名前は言えるが、現在の時刻や病院に受診していることがわからな い。医師の指示に従い診察を受けることができる。貧血なし、黄疸なし、心雑音なし、呼吸音 正常、 腹部平坦・軟、腹部腫瘤を触知せず、下腿浮腫あり、四肢麻痺なし、羽ばたき振戦あり、錐体外路 症状なし、手掌紅斑とクモ状血管腫が認められる。 上記例での肝性脳症の昏睡度のレベルを選べ。

    II 度

  • 75

    肝性脳症の誘因とならないものはどれか。

    蛋白制限

  • 76

    73才男性 主訴:倦怠感 家族歴;特記すべきことなし、既往歴;慢性 B 型肝炎 現病歴;20 年前に慢性 B 型肝炎を指摘、定期受診をしていなかった。検診時に AST ALT 上昇を 指摘される。近医受診腹部超音波にて肝腫瘍を指摘され紹介。意識障害の既往はない。 身長;170cm、体重;72 Kg、肝を正中で3横指触知、羽ばたき振戦なし。 【血液検査】白血球数 4200、Hb 12.4 g/dl、血小板 9.4 万、AST 80 IU/L、ALT 62IU/L、γ-GTP 110 IU/L (基準 80 以下)、総ビリルビン 0.8 mg/dl、アルブミン 4.2 g/dL (基準 4~5)、総コレステロ ール 220 mg/dL(基準 240 以下)、空腹時血糖 90 mg/dL(基準 80-99)、BUN 18 mg/dL、アンモニ ア 64μg/dl (基準 30~80)、プロトロンビン活性 98%、腹部超音波検査で腹水はない。 この例の Child-Pugh スコアは何点か?

    5 点(Child-Pugh 分類 A)

  • 77

    肝膿瘍のリスクでないものはどれか。

    ヘリコバクター・ピロリ感染

  • 78

    肝血管腫で誤りはどれか。

    男性に多い。

  • 79

    検診の腹部超音波で肝腫瘍を指摘され来院した女性の症例。造影 CT 検査で下図に示す画像が 認められた。5 年前に交通事故で腹部打撲の既往がある。採血結果で異常値はない。 患者への説明で適切なものはどれか。

    「肝臓に良性と思われる腫瘍があります。確認のためMRI検査を行いましょう。」

  • 80

    32 歳の女性。健康診断の腹部超音波検査で肝右葉背面の腫瘤性病変を指摘され来院。既往歴に 特記すべきことはない。身長 159 cm,体重 57 kg。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。【血液 検査】赤血球 426 万,Hb 13.1 g/dL,Ht 39%,白血球 7,400,血小板 18 万。血液生化学所見:血 糖 98 mg/dL,総蛋白 7.9 g/dL,アルブミン 4.4 g/dL,尿素窒素 9 mg/dL,総コレステロール 125 mg/dL,総ビリルビン 0.8 mg/dL,AST 12 IU/L,ALT 15 IU/L,ALP 79 IU/L(基準 38~113)。免 疫学所見:AFP 5 ng/mL(基準 20 以下),CEA 1.4 ng/mL(基準 5 以下),CA19-9 22 U/mL(基準 37 以下)。腹部ダイナミック CT を示す。 この症例の治療法で適切なものはどれか。

    経過観察

  • 81

    肝細胞癌のリスクでないものはどれか。

    ジクロロメタンへの暴露

  • 82

    原発性肝癌の疫学について正しいものを選べ。

    肝細胞癌はアジア、アフリカに多い。

  • 83

    肝細胞癌のリスクでないものはどれか。

    E 型肝炎ウイルス感染

  • 84

    肝細胞癌について誤っているものはどれか。

    動脈血流に乏しい。

  • 85

    肝細胞癌の診断で誤りはどれか。

    腹部造影 CT では平衡相で中心濃染が認められる。

  • 86

    肝細胞癌について正しい記載はどれか

    治療法の選択には肝予備能の評価が必要である。

  • 87

    肝細胞癌の検査について誤りを選べ。

    腫瘍生検が診断に必須。

  • 88

    肝細胞癌治療について正しいものを選べ。

    治療方針の決定には肝予備能を考慮する。

  • 89

    肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術で誤りはどれか。

    肝動脈化学塞栓療法とは併用できない。

  • 90

    肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法で正しいのはどれか。

    治療後に肝機能が低下する。

  • 91

    肝硬変を母地として発生した最大径 2cm、単発の肝細胞癌に対する治療方針を決定する上で重要 でないものはどれか。

    肝硬変の成因

  • 92

    肝細胞癌の治療について適切な組み合わせを選べ。

    Child-PughA、最大径1cm、肝内多発、腹部リンパ節転移 ― 全身薬物療法

  • 93

    肝細胞癌の治療について誤った組み合わせを選べ。

    コントロールできない腹水のある肝細胞癌 ― ラジオ波焼灼療法

  • 94

    肝細胞癌でラジオ波焼灼術の適応はどれか。

    Child-Pugh 分類 A、最大 2 cmの腫瘍 3 個、遠隔転移なし。

  • 95

    肝内胆管癌について誤っているものはどれか。

    AFP が腫瘍マーカーとなる。

  • 96

    肝内胆管癌について誤りはどれか。

    肝予備能は治療法選択に影響しない。

  • 97

    肝内胆管癌について誤りはどれか。

    アフラトキシン B1 の摂取はリスクである。

  • 98

    肝内胆管癌について誤りはどれか。

    VEGF(血管内皮細胞増殖因子)に対する分子標的薬が用いられる。

  • 99

    転移性肝癌について正しいのはどれか。

    化学療法後に肝切除も行われる。

  • 100

    58 歳女性。慢性 C 型肝炎の例の超音波で肝腫瘍が指摘された。血液検査:Hb 12.5 g/dl、Ht 46%、白血球 4,100、血小板 19 万、PT 92 %(基準 80~120)。血液生化学所見:総ビリルビン 0.8 mg/dl、AST 21 IU/L、ALT 28 IU/L、ALP 88 IU/L (基準 113 以下)、アルブミン 4.5 g/dL (基準 4.1~5.0)、総コレステロール 208mg/dL (120〜220)、クレアチニン 0.9 mg/dL。AFP 88 ng/mL (基 準 10 以下) 造影 CT を撮影した。腫瘍部分を矢印で示した画像を示す。腫瘍は 3cm 以上である が、他に腫瘍は認められない。 腫瘍について誤りはどれか。

    肝動脈化学塞栓療法の適応はない。