問題一覧
1
炎症時にホスホリパーゼA₂が活性化されてアラキドン酸が遊離される。 非ステロイド性抗炎症薬は、酵素①を阻害することにより、アラキドン酸から炎症に関わるオータコイドの生成を抑制する。 一般的に、血液透過性亢進、痒みなどには②、疼痛、血管拡張には③、発熱には④のオータコイドが関与する
COX, ヒスタミン, プラジキニン, プロスタグランジン
2
非ステロイド性抗炎症薬の作用には、①作用、②作用、③作用などがある
抗炎症, 鎮痛, 解熱
3
非ステロイド性抗炎症薬のアスピリンは、①作用、②作用、③作用を有し、④作用をもつために⑤や⑥の予防に心房細胞などの疾患の患者に使用される。この副作用には⑦などがある
抗炎症, 鎮痛, 解熱, 抗血小板, 脳梗塞, 心筋梗塞, 出血傾向
4
非ステロイド性抗炎症薬の副作用は様々であり、①を阻害することにより粘膜保護作用をもつ②産生抑制による胃痛、潰瘍などの消化管障害がある。 そのほか、③、④、⑤、⑥、⑦などがあり、小児の感染性発熱時に投与すると⑧を起こすことがあるので禁忌である
COX, プロスタグランジン, 出血傾向, 気管支喘息, 造血障害, 腎障害, 分娩遅延, 脳障害
5
非ステロイド性抗炎症薬は、血漿タンパクの①との親和性が高く、②をおこすので、③、トルブタミドなどの薬物の併用には注意を要する
アルブミン, 薬物相互作用, ワルファリン
6
アセトアミノフェンは①作用は強くないが、②薬としてよく使用される
抗炎症, 解熱鎮痛
7
①は、非ステロイド性抗炎症薬の中で最も強力である
インドメタシン
8
ロキソプロフェンナトリウムやスリンダクは、薬物自体には活性がない①であり体内で活性するため②への障害は少ない
プロドラッグ, 消化器
9
副腎皮質ホルモンは大きく分けて①と②がある
糖質コルチコイド, 鉱質コルチコイド
10
①は糖新生、タンパク質分解、脂肪分解などの代謝促進作用などの生理作用をもつほか、②作用、③作用、気管支拡張作用などの薬理作用をもち、ステロイド剤として広く臨床応用されている
糖質コルチコイド, 抗炎症, 免疫抑制
11
ステロイド性抗炎症薬は、短期投与では比較的①が高いが、長期投与では様々な②が生じることがある
安全性, 副作用
12
ステロイド性抗炎症薬の長期投与による副作用にはわ身体症状には①、野牛肩、福神萎縮などがあり、②、③、精神障害、高血圧、④、⑤などの疾患の誘発がある
ムーンフェイス, 消化器潰瘍, 感染の増悪, 骨粗鬆症, 糖尿病
13
主なステロイド性抗炎症薬には、①、②、③などかあり作用時間などの薬理作用が少しずつ異なり使い分けが行われている
プレドニゾロン, デキサメタゾン, ヒドロコルチゾン
14
インドメタシンなどの非ステロイド抗炎症薬は急性痛風やリウマチ熱に使用される
○
15
非ステロイド性抗炎症薬の作用機序は、シクロオキシゲナーゼ(COX)を抑制するために、炎症の種々の症状を示すケミカルメディエーターの生成を阻害して症状を抑える
○
16
非ステロイド性抗炎症薬は胃粘膜保護作用を示すヒスタミンの生成を阻害するために、胃痛、消化不良、胃潰瘍などの消化器障害を起こしやすい
✗
17
アスピリンは解熱、鎮痛薬、抗炎症作用をもつ抗炎症薬であり、さらに血小板凝集抑制薬としても使用される
○
18
非ステロイド性抗炎症薬の作用機序はステロイド性抗炎症薬と全く同じ作用で抗炎症作用を示す
✗
19
アスピリンはインドメタシンよりも作用が強く、最も強力なシクロオキシゲナーゼ阻害作用をもつ非ステロイド性抗炎症薬である
✗
20
非ステロイド性抗炎症薬は一般的にアルブミンなどの血漿タンパクとの親和性が低い薬物である
✗
21
非ステロイド性抗炎症薬は臨床で頻繁に使用され、比較的副作用の少ない薬物である
✗
22
アセトアミノフェンは強力な抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用をもつ
✗
23
副作用を軽減するために開発されたスリンダクはプロドラッグであり、体内で代謝されて活性型になり効力を示す
○
24
アスピリンは、脳梗塞などの予防のために心房細動患者に使用される
○
25
非ステロイド性抗炎症薬の投与方法は経口投与に限られる
✗
26
アスピリンの副作用は、胃潰瘍、アスピリン患者、脳炎などがある
○
27
非ステロイド性抗炎症薬を投与されている患者が歯を抜くなどの観血的処置をすると、出血傾向を、示し止血が困難なことがある
○
28
炎症、アレルギーには、ケミカルメディエーターと言われるヒスタミン、プロスタグランジンなどのオータコイドが関与し、それらが種々の炎症症状を示す
○
29
非ステロイド性抗炎症薬を長期投与するとクッシング症候群様の変化などを呈することがある
✗
30
非ステロイド性抗炎症薬は、併用薬との薬物相互作用は少ない安全性の高い薬物である
✗
31
ステロイド性抗炎症薬の代表的な薬物は、ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、デキサメタゾンなどがある
○
32
ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、デキサメタゾンの薬理作用、作用時間は全く同じ
✗
33
気管支喘息にプレドニゾロンが投与されることがある
○
34
アトピー性皮膚炎ではステロイド軟膏は禁忌である
✗
35
ステロイド性抗炎症薬はネフローゼ、関節リウマチに用いられる
○
36
グルココルチコイドは免疫機能を高める働きを有する
✗
37
ステロイド性抗炎症薬の作用に起因した副作用に過血糖、糖尿病がある
○
38
急性白血病、自己免疫性溶血性貧血、骨髄腫などの血液疾患はステロイド性抗炎症薬の適応である
○
39
副腎皮質ステロイドの副作用は長期投与よりむしろ短期投与で引き起こされるので注意を要する
✗
40
ステロイド性抗炎症薬により胃酸分泌が更新し消化性潰瘍が誘発されることがある
○
41
ステロイド性抗炎症薬を慢性投与すると副腎皮質刺激ホルモンの分泌が促進され、副腎皮質の機能促進、肥大がおこることがある
✗
42
ステロイド性抗炎症薬を投与しても副作用として躁鬱病などの神経症状をきたすことはありえない
✗
43
ステロイド性抗炎症薬を慢性投与すると肺炎などの感染症を起こしやすくなる
○
44
ステロイド性抗炎症薬の慢性投与により、骨粗鬆症をおこし骨折しやすくなる
○
45
ステロイド性抗炎症薬は、ホスホリパーゼA₂を阻害することにより抗炎症作用を示す
○
46
体内の鉄に関する記述で正しいものはどれか
体内の鉄は、機能鉄、貯蔵鉄、組織鉄の順に多く分布している
47
抗貧血薬に関する記述で正しいものはどれか
ビタミンB12はシアノコバラミンともいわれ、微量元素のコバルトが含まれる
48
アスピリンに関する記述で正しいものは?
アスピリンを低用量で投与すると、血小板凝集が抑制される
49
ワルファリンに関する記述で正しいものは?
ワルファリンは、クマリン誘導体である
50
エデト酸ナトリウムにより抑制される血液凝固因子はどれか
第Ⅳ因子
51
エリスロポエチンの適用となる症状として正しいものは?
貧血
52
赤血球の増殖と分化は延髄で行われる
✗
53
赤血球や白血球が分化する以前の細胞を何というか
多能性造血細胞
54
造血因子として重要なものは、腎で作られる①と②である
エリスロポエチン, B12
55
貧血の定義
赤血球数, ヘモグロビン濃度, 血球容積が正常以下
56
貧血治療薬の薬物名
鉄剤, エリスロポエチン, B12, 葉酸, タンパク同化ステロイド, ヘモグロビングルタマー200
57
鉄剤が有効な貧血の種類と薬物名
鉄欠乏性貧血, 硫酸鉄, フマル酸第一鉄
58
エリスロポエチンが有効な貧血の種類と薬物名
腎性貧血, EPO製剤
59
ビタミンB12の別名は何か
シアノコバラミン
60
タンパク同化ステロイドが有効な貧血の種類と薬物名
再生不良性貧血, ナンドロロンデカン酸エステル
61
ヘモグロビングルタマー200はウシヘモグロビンを含むリンゲル液である
○
62
血管損傷部位に血小板が凝集することを①といい、フィブリンが損傷部位を閉塞して止血することを②という
1次止血, 2次止血
63
生体が止血の役目を終えた血栓を溶解することを何というか
線溶系
64
血管が障害されると、血漿中の①を介して血小板が、粘着力し活性化した血小板は②を放出する
フォンヴィルブランド因子, ADP
65
血液凝固系では①が血漿中のフィブリノゲンを不溶性の②に変換する。この際に必要なビタミンは③である
トロンビン, フィブリン, V.K
66
線溶系の活性化は、プラスミノゲンが①により②に変換されることで開始される
プラスミノゲンアクチベータ, プラスミン
67
止血薬を2つ挙げよ
ビタミンK, デスモプレシン
68
抗血小板薬の薬物名
アスピリン, ジピリダモール, クロピドグレル
69
抗凝固薬の薬物名
ヘパリン, ワルファリン
70
ワルファリンの過剰投与にはビタミンB12を注射する
✗
71
血栓溶解薬の薬物名
ストレプトキナーゼ, ウロキナーゼ, T-PA
72
免疫抑制薬に関する記述として最も適切なものはどれか
免疫抑制薬は、アレルギー性皮膚炎で使用される薬である
73
予防接種に関する記述として最も適切なものは?
予防接種の目的は、感染の拡大を防ぐことにある
74
ワクチンに関する記述として最も適切なものは?
生ワクチンは、生産コストが安い
75
ワクチンに関する記述として、最も適切なものは?
ワクチンは、移行抗体が残っていると抗体産生が低下する