問題一覧
1
G タンパク質のαサブユニットをADPリボシル化してアデニル酸シクラーゼを活性化し、激しい下痢を 引き起こす毒素を産生するものはどれか?
コレラ菌
2
塩素に抵抗性を示す細菌性食中毒は?
クリプトスポリジウム
3
感染症法の三類感染症に分類されている食中毒は?
コレラ, 細菌性赤痢, 腸チフス・パラチフス, 腸管出血性大腸菌
4
感染症法の新興感染症に分類されている食中毒は?
カンピロバクター, クリプトスポリジウム, 腸管出血性大腸菌
5
感染型ではなく、毒素型食中毒を引き起こす菌はどれか?
Staphyloccocus aureus, Clostridium botulinus, Bacillus cereus
6
「神奈川現象」が陽性となる食中毒は?
腸炎ビブリオ
7
志賀毒素を産生するのは?
赤痢菌
8
赤痢菌の産生する志賀毒素と相同性の高い毒素を産生するのは?
腸管出血性大腸菌
9
特に食肉や鶏卵による感染が原因となっている食中毒は?
サルモネラ属菌
10
耐熱性の芽胞を形成し、カレーやスープなどによる感染が主な原因となっている食中毒は?
ウェルシュ菌
11
事件数あたりの患者数が多いのが特徴である食中毒は?
ウェルシュ菌
12
S字状の形態を有する桿菌が原因の食中毒は?
カンピロバクター
13
近年、細菌性食中毒の事件数で最も多い食中毒は?
カンピロバクター
14
少量の菌によって発症し、ヒトからヒトへの感染が確認されている食中毒は?
腸管出血性大腸菌
15
耐熱性の溶血毒を産生する食中毒は?
腸炎ビブリオ
16
缶詰や瓶詰めなどの密封包装された食品が原因となる食中毒は?
ボツリヌス菌
17
消化器症状の終焉後、「ギラン・バレー症候群」を発症することのある食中毒は?
カンピロバクター
18
コリン作動性神経末端からのアセチルコリンの放出を抑制し、弛緩性の麻痺を引き起こす毒素を産生する食中毒は?
ボツリヌス菌
19
毒素の違いにより、嘔吐型と下痢型の2種類の食中毒を引き起こすのは?
セレウス菌
20
手指の化膿巣の常在し、耐熱性のエンテロトキシンを産生する食中毒は?
黄色ブドウ球菌
21
牡蠣などの二枚貝の生食が原因となる食中毒は?
ノロウイルス
22
近年、食中毒全体最も患者数が多い食中毒は?
ノロウイルス
23
冬期に特に患者数が急増する食中毒は?
ノロウイルス
24
近年、魚介類の低温流通の普及により報告数が著しく増加した食中毒は?
アニサキス
25
水道水による食材の洗浄が予防法として有効な食中毒は?
腸炎ビブリオ
26
フグ毒として知られる毒素は?
テトロドトキシン
27
ナトリウムイオンの細胞内流入を選択的に抑制して毒性を示すものは?
テトロドトキシン, サキシトキシン, ゴニオトキシン
28
ナトリウムやカルシウムの細胞膜透過性を亢進させて毒性を示すものは?
シガトキシン, マイトトキシン
29
サンゴ礁海域に生息する魚介類に含まれ、ドライアイスセンセーションを引き起こす毒素は?
シガトキシン, マイトトキシン
30
アオブダイやハコフグに含まれ、横紋筋の融解による激しい筋肉痛を引き起こす有毒成分は?
パリトキシン
31
下痢性貝毒で、発がんプロモーター活性を示すものは?
オカダ酸
32
海馬に選択的な障害を与える、記憶喪失性貝毒はどれか?
ドーモイ酸
33
グルタミン酸受容体に作用して有害な作用を発現する貝毒は?
ドーモイ酸
34
アワビの中腸腺に蓄えられ、光過敏症を引き起こす自然毒は?
フェオホルビド
35
ベニテングダケに含まれ、アセチルコリン受容体に作用して毒性を示すものは?
ムスカリン
36
ベニテングダケに含まれ、グルタミン酸受容体に作用して毒性を示すものは?
イボテン酸
37
ベニテングダケに含まれ、γ-アミノ酪酸受容体に作用して毒性を示すものは?
ムシモール
38
いわゆる「マジックマッシュルーム」の成分で、脳症型の食中毒を引き起こすのは?
シロシビン
39
青梅に含まれる青酸配糖体は?
アミグダリン
40
青酸配糖体から有毒なシアン化水素の発生につながる反応を触媒する酵素は?
β-グルコシダーゼ
41
イヌサフランに含まれる有毒成分は?
コルヒチン
42
ジャガイモの発芽部分に含まれる有毒成分は?
ソラニン, チャコニン
43
チョウセンアサガオに含まれるヒヨスチアミンのラセミ体は?
アトロピン
44
植物性自然毒のうち発がん性を有するものは?
サイカシン, プタキロシド
45
過去10年間の植物由来の毒素による食中毒で最も死者が多いのは?
イヌサフラン
46
タマゴテングダケに含まれる有毒成分は?
α-アマニチン
47
コウジカビ Aspergillus flavusが産生する毒素は?
アフラトキシンB1
48
アフラトキシンB1を代謝活性して発がん性を付与する酵素は?
シトクロムP450
49
アフラトキシンと構造が類似し、発がん性を有するマイコトキシンは?
ステリグマトシスチン
50
腎糸球体に障害を与え、尿細管での水の再吸収を抑制するマイコトキシンは?
シトリニン
51
慢性中毒で舞踏病様症状と神経錯乱を発症するマイコトキシンは?
エルゴタミン, エルゴメトリン
52
造血機能障害を引き起こすマイコトキシンは?
デオキシニバレノール
53
神経障害を引き起こすマイコトキシンは?
パツリン, シトオビリジン
54
リンゴジュース及びリンゴ果汁に含まれるマイコトキシンは?
パツリン
55
食品衛生法で食品中の基準値(残留濃度)が規定されているマイコトキシンは?
アフラトキシンM1, デオキシニバレノール, パツリン
56
摂取経路として「魚介類」が割合として最も高いもの上位2つを選べ。
水銀, ダイオキシン類
57
摂取経路として「米」が割合として最も高いもの上位2つを選べ。
カドニウム, 鉛
58
摂取経路として「海藻類」が割合として最も高いもの上位2つを選べ。
ヒ素
59
ヒ素で毒性が高いのは?
無機ヒ素
60
水銀で毒性が高いのは?
有機水銀
61
調整粉乳ヒ素中毒事件を契機として策定されたものは?
食品衛生法
62
米ぬか油のPCB中毒事件が契機となり策定されたものは?
化審法
63
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒の化合物名は?
テトロドトキシン
64
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
シロシン
65
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
ムスカリン
66
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
アトロピン
67
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
アミグダリン
68
以下の構造式で示す自然毒の化合物名は?
シロシビン
69
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
サイカシン
70
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
パツリン
71
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
アフラトキシンB1
72
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
シトリニン
73
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
ステリグマトシスチン
74
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
デオキシニバレノール
75
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
サキシトキシン
76
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
イルジンS
77
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
フェオホルビド
78
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
イボテン酸
79
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
ソラニン
80
以下の構造式で示す食中毒を引き起こす自然毒は?
コルヒチン