問題一覧
1
フェオホルビド a、ピロフェオホルビド a は、アワビの中腸腺に蓄積し、これを摂取することで[ ]炎を引き起こす。
光過敏性皮膚
2
青酸配糖体含有植物からの効果的な中毒防止法を3つ答えよ。
水さらし, 煮沸, あく抜き
3
サキシトキシンは、[ ]イオンの細胞内への流入を選択的に抑制する。
ナトリウム
4
サイロシビン(シロシビン)やサイロシン(シロシン)は、麻薬原料植物のキノコの一種である[ ]に含まれるアルカロイドである。
シビレタケ
5
わが国のキノコによる食中毒は[ ]季に集中して発生し、家庭内での場合が多い。
秋
6
シガテラの原因は、有毒[ ]藻が産生する毒素の食物連鎖(または生物濃縮)による毒化による。
鞭毛
7
タマゴテングタケやドクツルタケの環状ペプチド構造を有する有毒成分は[ ]やファロトキシンである。
アマトキシン
8
銀杏(ぎんなん)の多食により、痙攣や嘔吐などの症状を現す 4’-O-メチルピリドキシンはビタミン[ ]の誘導体である。
B6
9
わが国のキノコ中毒で発生件数の多いものとして、[ ]やイッポンシメジがあり、これらの摂取により嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現われる。
ツキヨタケ
10
麻薬原料植物のキノコの一種であるシビレタケに含まれ、連用により耐性、精神的依存、フラッシュバック現象が起こるといわれているアルカロイドは何か。2つ答えよ。
サイロシビン, サイロシン
11
テトロドトキシンは、[ ]イオンの細胞内流入を選択的に抑制する作用によって毒性を発現する。
ナトリウム
12
わが国のキノコ中毒の発生件数が多い季節はいつか。
秋
13
ジノフィシストキシンやオカダ酸は脂溶性、耐熱性の[ ]性貝毒である。
下痢
14
シガトキシンによる中毒症状の特徴は、[ ]と呼ばれる温度感覚異常である。
ドライアイスセンセーション
15
ハチミツに混入したトリカブトの花粉の摂取により、含有する有毒成分である[ ]による口内灼熱感、嘔吐、四肢の麻痺、散瞳、呼吸麻痺、心臓麻痺などの神経毒性を引き起こす。
アコニチン
16
二枚貝の食中毒原因物質であるサキシトキシンはどれか。
1
17
チョウセンアサガオやハシリドコロの誤食により食中毒を引き起こす含有有毒成分を 2つ答えよ。
アトロピン, ヒヨスチアミン
18
わが国の動物性自然毒の発生件数が多い季節はいつか。
冬
19
神経性貝毒のブレベトキシン B による中毒症状は、瞳孔[ ]、運動失調、下痢などである。
散大
20
アブラソコムツ、バラムツなどの摂取により、下痢、嘔吐、腹痛などの中毒症状を現す原因は多量の[ ]による。
ワックス
21
代表的な麻痺性貝毒を1つ答えよ。
サキシトキシン
22
チョウセンアサガオの誤食により、有毒成分のアトロピンやヒヨスチアミンが倦怠感、頭痛、嘔吐、瞳孔[ ]、心悸亢進、呼吸停止を引き起こす。
散大
23
タケノコに含まれる青酸配糖体は何か。
タキシフィリン
24
フグ中毒の予防には、加熱調理が効果的で[ ある/ない]。
ない
25
青酸配糖体を含むバラ科植物一種とその部位を答えよ。
アーモンド、アンズ、モモの種子
26
アミグダリンが代謝され青酸(シアン化水素)が遊離する反応に関与する酵素名を答えよ。
β-グルコシダーゼ
27
ブレベトキシン B は、カキなどの二枚貝の中腸腺に蓄積する[ ]性貝毒である。
神経
28
サキシトキシンやゴニオトキシン類の中毒症状は[ ]毒とよく似た急性中毒症状を示す。
フグ
29
イシナギ、サメなどの肝臓を摂取すると激しい頭痛、嘔吐などを引き起こすが、この原因は多量の[ ]である。
ビタミンA
30
ジノフィシストキシンは、細菌性食中毒菌の[ ]様の下痢、嘔吐、腹痛が特徴である。
腸炎ビブリオ
31
ベニテングタケの摂取により、発汗、縮瞳、流涙などの症状を引き起こす原因は[ ]による。
ムスカリン
32
ドーモイ酸は、[ ]性貝毒で、L-グルタミン酸受容体と親和性があり、海馬の過剰興奮を引き起こす。
記憶喪失
33
誤食によりジギタリスを摂取すると、有毒成分である[ ]による不整脈、心筋振戦、循環障害などの症状が現れる。
ジギトキシン
34
アワビの摂取により、光過敏性皮膚炎を引き起こす原因は、中腸腺に蓄積した[ ]による。
フェオホルビド
35
わが国の植物性自然毒の原因物質で多いものは何か。
キノコ中毒
36
ジノフィシストキシンは、[ ]によって二枚貝の中腸腺に蓄積する下痢性貝毒である。
食物連鎖
37
ヒメエゾボラ、エゾボラモドキなどの摂取により、頭痛、めまい、船酔感を引き起こす原因は、唾液腺に蓄積した[ ]による。
テトラミン
38
ソテツの茎や実の摂取により、含まれる発がん性物質の[ ]が体内で代謝活性化され、メチルカチオンとなって DNA のアルキル化により発がん性を示す。
サイカシン
39
ソラニンやチャコニンは、[ ]活性の阻害作用があり、摂取により胃腸障害、めまい、縮瞳などの症状が現れる。
コリンエステラーゼ
40
フグ毒の主毒成分は、[ ]である。
テトロドトキシン
41
フグ中毒の中毒症状は、口唇や舌のしびれに始まり、最終的に[ ]により死亡する。
呼吸停止
42
タマゴテングタケやドクツルタケの有毒成分であるアマトキシンやファロトキシンの構造は環状[ ]構造を有する。
ペプチド
43
ワラビに含まれる発がん性物質の[ ]は体内で代謝活性化されることなく糖が遊離し、強力なアルキル化剤として作用し消化器系の腫瘍を発生する。
プタキロシド
44
ワラビの発がん性は、熱処理や[ ]により失活する。
あく抜き
45
ベニテングタケの摂取により、酒に酔った様な状態や幻覚などを引き起こす原因は有毒成分の[ ]による。
イポテン酸
46
キク科植物のノボロギクやフキなどに含まれる[ ]は黄疸や肝硬変などの強い肝毒性を示し、肝臓がんを発生させる。
セネシオニン
47
ワラビに含まれる青酸配糖体は何か。
プルナシン
48
ソテツの茎や実に含まれる発がん性物質のサイカシンは、加水分解酵素の[ ]によって分解後、自発的に分解し、最終的にメチルカチオンが遊離し毒性発現の原因となる。
β-グルコシダーゼ
49
フグ食中毒の原因物質であるテトロドトキシンは次のどれか。
2