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  • 問題数 22 • 7/31/2024

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  • 1

    ヒトの各細胞は、毎日、何万ものDNA損傷を受けている。それらは、細胞または生物の生存を脅かす突然変異またはゲノム異常を引き起こす。DNA 損傷による脅威に対応するため、細胞はDNA( )と一般的に呼ばれているメカニズムを進化させ、それらのDNA損傷の修復を促進したり、 突然変体の出現を抑制できるようにしている。

    損傷応答

  • 2

    「細胞周期の進行は(A)と(B)により調節されている。」

    A:サイクリン、B:Cdk

  • 3

    正常細胞に放射線を照射して生じたDNA損傷が引き起こす細胞周期停止(チェックポイントの発動)に関する記述で正しいものを全て選びなさい。

    S期の細胞が消失する, G1期からS期への移行が停止する

  • 4

    細胞周期チェックポイントに関する記述で誤っているものを全て選びなさい。

    細胞周期チェックポイントはDNA損傷に対してのみ発動される, .DNA複製チェックポイントはDNA損傷のみにより発動され

  • 5

    (P53の活性化)→(A)♥(P21の増加)→(B) ー(低いリン酸化Rb)-(E2Fの阻害)一(G1期での停

    P53によるp21遺伝子の転写促進、B:G1Cdkの阻害

  • 6

    ATMの活性化)→(A)→(Cdc25Aのリン酸化)-(B) ー(S期Cdkの不活化)→(複製開始複合体形成の阻害)-(S期での停

    A:Chk2の活性化、B:Cdc25Aの分解

  • 7

    ATMの活性化)→(A)=(Cdc25Cのリン酸化)-(B) -(Cak1の不活化)m(G2期での停止)

    A: Chk2の活性化、B:Cdc25Cの細胞質への移行

  • 8

    2015年ノーベル化学賞はDNA修復機構の解明に貢献したTomas Lindahl博士、Paul Modrich博士、Aziz Sancar博士に贈られた。3人の博士と解明した修復機構の組み合わせで、正しいものを1つ選びなさい。

    Lindahl:塩基除去修復、Modrich:ミスマッチ修復、Sancar: ヌクレオチド除去修復

  • 9

    次のDNA修復に関する記述のうち、正しいものを全て選びなさい。

    DNA修復は損傷を認識することから始まる。, 除去修復には塩基除去とヌクレオチド除去の二つの様式がある。

  • 10

    ヌクレオチド除去修復で修復されるDNA損傷を選びなさい。

    ピリミジンニ量体

  • 11

    塩基除去修復で修復されるDNA損傷を全て選びなさい。

    8-オキソグアニン, ウラシル

  • 12

    次のDNA修復に関する文章で正しいものを全て選びなさい。

    ヌクレオチド除去修復に関与する遺伝子の欠損は重篤な遺伝病である色素性乾皮症を引き起こす, .塩基除去修復は損傷塩基のみ取り除き、ヌクレオチド除去修復は損傷塩基を持つオリゴクレオチドを取り除く

  • 13

    複製エラーの修正に関与するDNAポリメラーゼの校正機能の破綻が引き起こす現象に関する文章のうち正しいものを全て選びなさい。

    DNAポリメラーゼの校正機能の破綻は個体における発がん頻度の上昇をもたらす, DNAポリメラーゼの校正機能の破綻は突然変異率の上昇をもたらす

  • 14

    リンチ症候群に関する記述のうち、正しいものを全て選びなさい。

    MSH6やPMS2遺伝子の変異は稀である, ミスマッチ修復機構の欠損が原因となる, 非ポリープ性大腸・直腸がん(HNPCC)以外に子宮体がん(子宮内膜がん)なども発症する, 大半のリンチ症候群の患者はMSH2とMLH1遺伝子に変異をもつ

  • 15

    塩基除去修復機構の欠損に関する記述で、正しいものを全て選びなさい。

    ウラシルDNAグリコシラーゼの欠損は致死になる, 8-オキングアニンと対したアデニンを切り出すDNAグリコシラーゼMUTYHの変異は家族性大腸がんの原因となる

  • 16

    ヌクレオチド除去修復機構に関する文章で誤っているものを全て選びなさい。

    XPは全てヌクレオチド除去修復機構が欠損している, ヌクレオチド除去修復に関与する遺伝子の変異は色素性乾皮症のみを引き起こす

  • 17

    コケイン症候群に関する文章で正しいものを全て選びなさい。

    早老症である, コケイン症候群に患者の細胞ではUV照射後のRNA合成の回復が認められない

  • 18

    リンチ症候群に関する記述のうち誤っているものを全て選びなさい。

    原因遺伝子はhMSH1、hMLH2、 hMSH6、hPMS2である, がん細胞は染色体不安定性を示す

  • 19

    アルキル化抗がん剤のがん細胞に対する作用に関する記述で、正しいものを全て選びなさい。

    ミスマッチ修復は、アルキル化抗がん剤によって誘導されるアポトーシス(細胞死)に関与する, MGMTを欠損した細胞がミスマッチ修復を欠損するとアルキル化剤に抵抗性を示す, アルキル化抗がん剤によって生じる06-メチルグアニンは複製の際にチミンと対合するので06-メチルグアニン:チミン誤対合が生じる, 06-メチルグアニンの誤対合はミスマッチ修復の対象となるが、06-メチルグアニンは鋳型上にあるのでミスマッチ修復では取り除くこ とができず、無駄な修復を繰り返すことになり、それが細胞死を引き起こすと考えられている

  • 20

    遺伝子産物であるタンパク質分子のはたらきを分子レベルで検証し、( )の仕組みを分子レベルで理解ようとする研究アプローチ。 例えば、遺伝病患者で認められる遺伝子変異と同じ変異を導入した細胞や個体を作出して、その遺伝病の発症メカニズムなどを検証する。

    遺伝現象

  • 21

    ゲノム編集に関する記述で正しいものを1つ選びなさい。

    ゲノム編集とは、DNAの2本鎖切断とその修復機構を利用して、ゲノム上の特定配列を改変する技術のことである

  • 22

    ミスマッチDNA修復(MMR)に関する記述で正しいものを全て選びなさい。

    DNA損傷により誘発されるアポトーシス(細胞死)に関与する, 複製エラーの修復を行う, MSH2やMLH1の過剰発現は哺乳類細胞においてアポトーシスを導くため、リンチ症候群の患者で見つかる変異の意義が不明なものがく ある, MSH2、MLH1伝子の生殖系列突然変異は、遺伝性非ポリポーシス結腸直腸癌(HNPCC)を含む癌に感受性の遺伝性疾患であるリンチ症候群を引き起こす