問題一覧
1
日本薬局方製剤総則において、経口投与する一定形状の固形製剤と定義されているのはどれか。1つ選べ。
錠剤
2
日本薬局方製剤総則において、経口投与する製剤に分類されないのはどれか。1つ選べ。
トローチ剤
3
口腔内で速やかに溶解又は崩壊させて服用する経口投与製剤はどれか。1つ選べ。
口腔内崩壊錠
4
咀嚼して服用する錠剤で、服用時の窒息を防止できる形状に製した経口投与製剤はどれか。1つ選べ。
チュアブル錠
5
適切な酸性物質及び炭酸水素塩を含み、水中で発泡しながら溶解又は分散する錠剤はどれか。1つ選べ。
発泡錠
6
日本薬局方の製剤総則に規定される、錠剤に用いる容器はどれか。1つ選べ。
密閉容器
7
日本薬局方の通則には製剤に用いる容器が規定されている。代替容器を含め、錠剤に用いられない容器はどれか。1つ選べ。
バイアル
8
錠剤に適用される日本薬局方の製剤試験法はどれか。2つ選べ。
溶出試験法, 製剤均一性試験法
9
口腔内崩壊錠について、正しいのはどれか。2つ選べ。
有効成分は消化管から吸収され、全身作用を期待する製剤である。, 唾液などの少量の水分で、30秒以内に口腔で溶解又は崩壊するよう設計されている。
10
錠剤の特徴として、適切なのはどれか。2つ選べ。
大量生産が容易である。, 表面に刻印や印刷ができるため、識別性が高い。
11
錠剤の強度を表す指標(特性値)はどれか。2つ選べ。
硬度, 摩損度
12
錠剤を直径方向に加圧し錠剤が破断した時(直前)の応力で評価される錠剤の特性はどれか。1つ選べ。
硬度
13
錠剤に落下衝撃等を与えた際に表面の削れや欠けにより生じる錠剤質量の減少割合で評価される、錠剤の特性はどれか。1つ選べ。
摩損度
14
直接圧縮法と比較した場合、顆粒圧縮法の特徴として適切なのはどれか。2つ選べ。
有効成分の含量均一性が高い。, 比較的硬度は高く摩損度は小さい錠剤が得られる。
15
有効成分と添加剤の混合粉体を圧縮成形(打錠)して錠剤を製造する方法はどれか。1つ選べ。
直接粉末圧縮法(直打法)
16
有効成分の粉末と添加剤の顆粒との混合物を圧縮成形して錠剤を製造する方法はどれか。1つ選べ。
半直接粉末圧縮法(セミ直打法)
17
水分に不安定な有効成分の錠剤化に適用できる製造法はどれか。2つ選べ。
直接粉末圧縮法(直打法), 乾式顆粒圧縮法(スラッグ法)
18
直打法について、正しいのはどれか。2つ選べ。
製造工程が短く、経済的である。, 顆粒圧縮法に比べ、錠剤間の薬物含量にばらつきが生じやすい(薬物含量均一性が低い)。
19
錠剤の製法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
セミ直打法は、あらかじめ添加剤のみで製した顆粒と主薬を混合して打錠する。, 湿製法は、崩壊しやすい錠剤を製するのに適している。
20
図に示す錠剤の製造工程に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
粉砕を行うと、主薬が分解することがある。, 混合①から乾燥までの操作を同一装置で連続的に行うには、流動層造粒機が適している。
21
有効成分と添加剤を溶媒で湿潤させた混合物を一定の型に流し込み、乾燥させて錠剤を製する方法はどれか。1つ選べ。
湿製法
22
図は湿式顆粒圧縮法による錠剤の製造工程である。①~⑥にあてはまる操作名または添加剤名をそれぞれ答えなさい。
賦形, 練合, 造粒, 乾燥, 滑沢, 打錠
23
ロータリー打錠機の特徴として正しいのはどれか。2つ選べ。
錠剤の質量は、臼に原料が充填される時の下杵の位置で調節できる。, 錠剤の硬度は、最大加圧時の上杵と下杵間の距離(上杵の位置)で調節できる。
24
有効成分の核錠を添加剤の粉体層の中心に置き、圧縮成形して得られる錠剤はどれか。1つ選べ。
有核錠
25
錠剤製造時に滑沢剤を添加する目的として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
原料同士の結合力を向上し、錠剤の硬度を高める。
26
滑沢剤の添加によって、大きくなる原料粉体の物性値はどれか。2つ選べ。
かさ密度, 充填率
27
滑沢剤として用いられる物質はどれか。1つ選べ。
ステアリン酸マグネシウム
28
図に示すような錠剤の側面に擦り傷が生じる打錠障害について、①打錠障害の名称と②発生原因として正しいものをそれぞれ選びなさい。
バインディング, 滑沢剤の添加不足
29
打障害の1つであるキャッピングについて、正しいのはどれか。2つ選べ。
錠剤が帽子状に剥離する現象をいう, 結合剤の添加不足によって起こり得る
30
顆粒の過乾燥や圧縮速度の過大によって起こり得る打錠障害はどれか。2つ選べ。
キャッピング, ラミネーション