問題一覧
1
現在のヒトであるホモサピエンスよりも前の原始的な人類は、葬儀や埋葬を行なったり亡き者を弔ったりすることは全くなかったと考えられています。
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2
『古事記』や『日本書紀』には極楽浄土に関する記述があるため、それらの歴史書が編まれた時点で仏教的な浄土信仰が民衆の間に広がっていたとされています。
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3
火葬は仏教の葬法とも言われ、記録によれば703年の持統天皇を荼毘に付したのが最初の火葬とされています。
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4
江戸時代に、幕府はキリシタン禁制を名目として宗旨人別帳の作成を諸藩に命じ、これによって檀那寺と檀家の関係が法的に制度化されました。
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5
火葬が推進されたのは、明治時代に伝染病予防法が制定されて以降とこととされています。
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6
葬儀で用いられる輿型の祭壇は、第二次世界大戦の前から全国各地に広く普及していました。
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7
脳死状態となった者に人工呼吸器を用いた場合、その約半数が自発的な呼吸と心拍を回復出来ると考えられています。
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8
日本において臓器の売買は法令によって禁止されています。
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9
一類感染症によって死亡した者の遺体は、原則として24時間以内に火葬しなければなりません。
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10
監察医の設置について定めている主要な法律は死体解剖保存法です。
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11
死亡の届け出は、個人と同居していた親族でなければ行うことができません。
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12
遺体を自宅に安置するさいには、腐敗が進まないように敷布団や掛け布団は薄いもの一枚とすることが適切であると言えます。
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13
葬儀の打ち合わせに際しては、限られた時間で円滑に内容を決めていくことが求められるため、打ち合わせの相手は必ず1人に定め、それ以外の遺族や関係者などは同席しないように求めることが葬祭ディレクターとしての基本的な姿勢です。
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14
葬儀の受注と契約にあたっては、見積書を必ず作成する必要がありますが、請書については遺族側の希望があった場合のみ作成するようにします。
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15
枕経は中世の臨終行儀に起源を持つ作法とされており、安置した遺体の枕元に経典を置いて置くことを指します。
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16
遺体が安置されている状況などにもよりますが、死後1時間内外で腸内細菌が増殖することに加えて胃酸や消化液に含まれる酵素が胃腸を融解させるため、一般に腐敗は消化器系から始まります。
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17
浄土真宗の作法で枕飾りを行う場合は遺体を仏壇の近くに安置し、前卓に打敷を敷いて樒を立てるなどの荘厳をする他、枕飯を供えることが基本です。
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18
ドライアイスは二酸化炭素を排出する為、ドライアイスを用いる際には葬祭業者だけでなく遺族や会葬者などに関しても不用意に二酸化炭素を吸入して中毒事故にならないようにあらゆる場面で慎重な配慮が求められます。
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19
式辞は個人葬の場合は省略される事もあります。また式辞は弔詞や式文とも言われますが、基本的に葬儀委員長か、もしくは導師などの宗教儀礼を主宰する者による故人への弔いの表明であり、しばしば故人の経歴の紹介も併せて行われます。
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20
骨葬は、火葬が導入された後で生まれた風習てまあり、現在行われている骨葬のほとんどは第二次世界大戦後に生まれたもなと考えられています。
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21
喪家から受けたクレームの原因が自社でなく外部の取引業者にあったとしても自社を経由して提供されたサービスに関するクレームであるならば、まずは自社の問題として率直に謝り、あらためて自社に持ち帰って処理することが適切と考えられます。
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22
中陰法要に関する一般的な日の考え方に基づくと、9月2日に死亡した故人の初七日は9月9日になります。
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23
死亡広告や、式場に出す門標などでは、故人の氏名の後に「儀」の字をつけることが正しい作法であり、失礼のないように必ず用いなくてはなりません。
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24
一般に浄土真宗系の宗派の作法で焼香を行うときは香を額に戴くことはしません。
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25
キリスト教の葬儀では献花でお別れを行うことが多いと言えますが、キリスト教に属する教団の全てに共通した作法は特になく、献花を行わない場合もあります。
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26
玉串奉奠では玉串を回す動作がありますが、その方向は半時計周りになります。
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27
葬祭業者が遺体の搬送を行うにあたり、搬送料金を収受しないならば、葬祭業者が所有している自家用車を搬送業務に用いることができます。
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28
生活保護の葬祭扶助料で行う葬儀については、葬儀執行時に霊柩車を用いる場合のみ、普通車の基本額に限り免除されます。
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29
戒名の院殿号を最初に授けられたのは、寺院の建立などに貢献を果たした商人や職人でした。
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30
寺院や教会などの宗教施設であっても、納骨堂よ許可を取得していなければ他人の遺骨を長期にわたって預かることはできません。
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31
墓地・墓石・仏壇・神棚などの祭祀財産は、原則的に相続税の対象にはなりません。
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32
遺産分割協議において相続割合を決定する場合は相続人全員の3分の2を上回る人数の合意が必要です。
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33
前に書いた遺言の中で、その後でその後に書いた遺言と矛盾する内容があった場合は後の遺言を撤回したと見なされます。
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34
ミミフタギとは阿弥陀如来の迎えが死者に伝えないようにするために、遺体の耳を餅などで塞ぐ習慣のことを指します。
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35
死別を経験した遺族は49日が終わる頃までには悲嘆の状態に区切りをつけて日常生活に戻ることが出来ない場合は精神疾患の疑いが非常に強いと考えられます。
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36
「社葬」てまはなく「お別れ会」などで会社名を用いない名称になっていても、実質的に会社が費用を負担して葬儀を主催しているならば税務上は社葬として扱われます。
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37
社葬の葬儀費用を会社ではなく遺族が負担した場合、遺族はその費用を相続財産から控除することができます。
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38
金光教は神社本庁に加盟している神道系の教団で、第二次世界大戦後に開かれた宗教です。
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39
中国から帰国後に比叡山延暦寺を開創し、日本における天台宗を成立させた僧として知られる空海は弘法大師とも呼ばれています。
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40
融通念仏宗を開いた良忍は仏教音楽であふ声明の集大成を成し遂げたことでも知られています。
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41
室町時代の僧である蓮如は曹洞宗を大衆に広めて教団の基礎を築いた太祖として位置づけららています。
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42
プロテスタント系で最大の教団は、プロテスタント諸協会が合同してできた日本基督教団です。
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43
神道において生饌とは個人が普段食べていた調理済みの食物のことを、常饌とは米や塩などの調理していない食物のことを指します。
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44
天台宗の葬儀で行われる歎徳とは、故人の生前の業績や功徳を讃える文を歎徳師または導師が奉読することを指します。
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45
一般に日蓮宗では読経を「どっきょう」と呼び、葬儀では『方便品』や『自我喝』などが読まれることが多いと言えます。
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46
カトリックの葬儀は「葬儀ミサ」によるものと「ことばの祭儀」によるものに大きく分かれます。故人がカトリックの信者でない場合は、一般に「葬儀ミサ」によぅて葬儀が行われます。
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47
カトリックにおける「臨終の祈り」は、死後から葬儀に至るまでの間に家族や友人などを集めて行われます。
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48
故人の死因や病名を他人に知られたくないと遺族が考えている場合は、葬儀委員長や導師などから説明を求められた場合でも、その秘密を守ることが葬祭ディレクターの適切な姿勢です。
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49
献体法は住所や氏名が不明な死亡者、または遺体を引き取るものがいない死亡者の取り扱いについて定めている法律として位置づけられています。
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50
水葬について定めている主な法律は、民法です。
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