問題一覧
1
徒手筋力テスト(MMT)では、正常筋力は(?)である。
5
2
関節可動域(ROM)測定の基準となる肢位を(?)という。ROM0度を原則とする。
基本肢位
3
関節が動かなくなったときに最良の機能を発揮する肢位を(1)といい、治療上、関節を固定する場合には基本的に(1)とする。ギプスなどの固定に際して、原則として各関節が(1)を保つように固定する。
良肢位
4
肘関節の屈曲は(?)度が正常である。
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5
骨や軟骨の病変によってROMが制限された状態を(?)という。 骨・軟骨は正常であるが、筋・腱・靭帯・皮膚などの周辺組織の病変によって関節運動が制限された状態を(?)という。
強直 拘縮
6
固定後の腫れの増悪によって、ギプス内で圧迫されることがある。この圧迫による(?)のおそれがある場合は、必ずギプス包帯に縦に(?)を入れ、圧迫を除いておかなければならない。
血行障害 割
7
直達牽引とは、骨に直接(?)などをとおし、これを牽引する方法である。
キルシュナー鋼線
8
スピードトラック牽引は、(?)のひとつであるが、ゴムを内貼りしたバンドを弾性包帯で巻いて牽引するものである。バンドが皮膚の摩擦力を利用して牽引する。そのため、弾性包帯が緩めば巻き直す必要がある。(?)・(?)を生じやすい。
介達牽引 水泡 かぶれ
9
(?)牽引は頚推の脱白骨折の際に用いる。 グリソン牽引は、下顎に落痛や違和感を生じたときには、中止して下顎のマ ッサージを行う。
クラッチフィールド
10
運動療法には(?)(?)(?)(?)などがある。
筋力増強訓練 関節可動域回復訓練 麻痺回復訓練 歩行訓練
11
(?)は四肢の切断を補うための代用品である。
義肢
12
手術的治療は(?)治療、保存的治療は(?)治療とも言われる。
観血的 非観血的
13
右胸鎖乳突筋が短縮すると、頭部は左に回旋する。90%程度の例では5〜6ヵ月で自然治癒が認められるので、この間は経過観察する。
先天性筋性斜頸
14
先天性筋性斜頸は徒手矯正やマッサージは、むしろ筋の発育を阻害して治癒を妨げるとして否定されている。6ヵ月〜1年しても治らない例では、手術によって(?)の(?)を行う。
胸鎖乳突筋 腱切り術
15
(?) 女子に多く見られる。 患側下肢は健側より短い。 十分な外転筋力が作動せず、健側の骨盤が下降する(?)徴候が見られる。
先天性股関節脱臼 トレンデレンブルグ
16
1歳未満の先天性股関節脱臼には(?)が用いられる。
リーメンビューゲル
17
保存的治療では、まず徒手的に矯正し、その矯正位の保持をギプス固定を用いる。
先天性内反足
18
女児に多く、成長期を過ぎると進行しないとされていたが、高度側弯は進行する。
脊柱側弯症
19
(1)は複雑骨折とも言われ、皮膚の創と骨折部が交通しているために、感染を来たしやすい。 土砂などで汚染されたは、(1)は、受傷後 6 時間以内に創部の洗浄、(2)と(3)を行う必要がある。 多発外傷例では 、 四肢の外傷だけでなく、胸部や腹部臓器などの損傷も見逃 さないように注意する必要がある。
開放骨折 ブラッシング デブリドマン
20
骨折の局所症状として、(?)(?)(?)(?)などがある。 骨折端で神経または血管を損傷して、末梢神経麻痺または重篤な血行障害を呈することがある。
疼痛 腫脹 変形 異常可動性
21
①(?):栄養不良などで仮骨形成不良となり、骨癒合が遅れる。 ②(?):骨癒合せず、いつまでも骨折部位が動く状態。 ③(?):整復が不完全で、転位を残したまま癒合した状態。 ④ (?):小児の上腕骨顆上骨折では(?)が起こりやすいので、常に手指の血行に注意し、包帯などで締めつけないように注意する。
遷延治癒 偽関節 変形治癒 阻血性拘縮
22
肘関節部の骨折などの外傷に続発し、肘関節より遠位部の動脈血流の障害をきたし、酸素欠乏に敏感な前腕筋群に変性をきたし、同時に並行する正中神経と尺骨神経にも圧迫麻痺を生ずる。肘関節から前腕にかけての圧迫包帯やギプス包帯が主たる原因である。
フォルクマン拘縮
23
骨折の治療は(?)(?)(?)(機能訓練・リハビリ)の3つである。リハビリは固定に伴って低下した関節可動城、筋力などの機能を回復させる。
整復 固定 後療法
24
保存的治療では、8の宇帯やクラビクルバンドで固定する。
鎖骨骨折
25
バストバンドの固定は息を吐いた時に行う
肋骨骨折
26
麻酔下で徒手整復し、ギプス固定を行う。
橈骨遠位端骨折
27
(?) 骨粗鬆症を伴う高齢の女性が転倒した時に起きやすく、寝たきりの原因となる。 長期臥床による障害を避けるため、早期に観血的治療を行うことが多い。手術までの間は股関節が外旋しやすく、(1)を起にす危険がある。また術前に下肢直達牽引が行われることが多いが、牽引中に腓骨頭がブラウン架台で圧迫されると(1)を来す。牽引中でも、褥瘡予防や体位ドレナージのために体位変換は必要である。(2)を予防するために、 足関節など動かせる部位は積極的に運動させる。 内側骨折は骨癒合を得にくく、転位のあるものは(3)が行われることが多い。 (3)と(4)の術後は、脱白予防のため患肢が内転位にならないよう十分注意する。(5)で外転位を保つ。 術後は、下肢筋力の低下を防ぎ歩行可能となるように、できるだけ早期から歩行訓練を開始する。
大腿骨頚部骨折 腓骨神経麻痺 深部静脈血栓症 人工骨頭置換術 人工股関節全置換術 外転枕
28
骨折部からの多量の出血のため、出血性ショックを起こすことがある。
骨盤骨折
29
高齢者に多い骨折4つ
上腕骨頚部骨折 橈骨遠位端骨折 大腿骨頚部骨折 脊椎圧迫骨折
30
小児が手をついて転倒した時に多い骨折1つ
上腕骨顆上骨折
31
(?) 骨に他の基礎疾患(?、?、?など)があり、わずかな外力で骨折するもの。
病的骨折 骨腫瘍 骨粗鬆症 骨髄炎
32
関節が外力を受けて靭帯や関節包が引き延ばされたものであり、それらの断裂による異常動揺性はない。治療には局所安静、固定、 冷却などがある。
捻挫
33
幼児の手を引っ張ったときに橈骨頭が輪状靭帯から亜脱白したものである。整復操作により容易に整復される。
肘内障
34
受傷した関節には疼痛と運動障害がみられる。治療は直ちに徒手整復するが、徒手整復できないものは観血的に整復する。肩は反復性になりやすい。
脱臼
35
(?) 腓腹筋をつかむと、 正常では足関節は底屈するが、断裂していると底屈しない。(?)が陽性である
アキレス腱断裂 トンプソンテスト
36
関節の滑膜を選択的に侵す自己免疫疾患である。20~40歳代の女性に多く、 初発症状は朝のこわばりが多い。 そして関節の腫張や熱感が手や足の関節から始まって、手、足、肘、膝などの大関節も 侵されるようになり、左右対称的に起こることが多い。患者の血清や関節液に(?)といわれるマクログロブリンが証明される。
関節リウマチ リウマトイド因子
37
関節リウマチは、治療として(?)を使用するときには、感染症予防に留意する必要がある。副腎皮質ホルモン(ステロイド)が投与されることも多いが、副作用には(?)や(?)などがある。 観血的治療として、関節の腫脹、疼痛に対する(?)、高度の関節破壊に対する人工関節置換術がある。
免疫抑制剤 満月様顔貌 動脈硬化 滑膜切除術
38
骨粗鬆症 閉経以後の女性に多い。 わずかな外力で(?)や(?)などを起こしやすい。 副腎皮質ホルモン(ステロイド)内服中の関節リウマチの症例でも起こりやすい。 血清カルシウム、リン、アルカリフォスファターゼ値などすべて正常である。 治療は、カルシウムの摂取、適度な運動、薬物療法として(?)製剤·ビタミンD.PTH 注射·デノスマブ注射などがある。
胸腰椎圧迫骨折 大腿骨近位部骨折 ビスホスホネート
39
内軟骨腫は(?)で手に多く、病的骨折を来しやすい。
良性腫瘍
40
骨·軟骨などの非上皮性細胞由来の悪性腫瘍を(?)という。 悪性骨腫瘍の代表的なものは(?)と癌の(?)である。 骨肉腫は10歳代の(?)遠位、(?)近位部に好発する。
肉腫 骨肉腫 骨転移 大腿骨 脛骨
41
(?) 転落や交交通事故などによる脊椎の骨折や脱白で脊髄を圧迫し、麻痺を生じる。 頸椎部で障害されれば(?)、胸推以下で障害されれば対麻連となる。 治療としては、早期離床の目的で(?)が行われることが多い。 麻痺は永続的であり、リハビリテーションで残存機能を活用して日常生活動作の改善を図る。
脊髄損傷 四肢麻痺 脊椎固定術
42
椎間板の中央部にある髄核が、脊柱管内へ膨隆、または脱出してきたもの。
腰椎椎間板ヘルニア
43
ヘルニア腫瘤が神経根を圧迫するため腰痛および(?)が生じる。 L4/5 間のヘルニアはL5神経根を圧迫し、その神経領城(下腿外側)の疼痛を起こす。 (?)ほど疼痛が強い傾向にある。 ヘルニア腫瘤は自然退縮が期待できるが、保存療法で軽快しないものは手術で摘出する。
下肢痛 若年者
44
(?) 歩行時に下肢痛が生じ、歩行を休止して座ると下肢痛が軽快する(?)がみられる。
腰部脊柱管狭窄症 間欠性跛行
45
末梢神経損傷 ①(?): 下垂手(手が下垂位位)となる ②(?):わし手となる。 ③(?):さる手となる。 ④(?):下垂足となる。
橈骨神経損傷 尺骨神経損傷 正中神経損傷 腓骨神経損傷
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(?)は、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師など各職種の連携の下に行われる。
リハビリテーション