問題一覧
1
外耳道の働き
共鳴腔, 皮膚の移動
2
ABRとは
聴性脳幹反応検査
3
ASSR
調整定常反応検査
4
referになったら
1-3-6ルール
5
並行機能検査にはどんなものがあるか
両脚直立検査
6
補充現象とはなんですか
内耳性難聴(メニエール病)などで生じる OAE(耳音響放射)は補充現象を調べられない
7
中耳に含まれるもの
ツチ キヌタ アブミ
8
アッシャー症候群とは
常染色体劣性遺伝, 難聴+網膜色素変性症 (目に来る)
9
ペンドレット
遺伝子変異による先天性難聴+甲状腺腫, 前庭水管拡大症
10
時間の働きは何ですか
圧(空気の換気)と分泌物の排出
11
耳を通る神経
蝸牛神経, 上前庭神経, 下前庭神経, 顔面神経
12
ムンプス難聴について
ステロイド剤などで治療するが、難聴の治りが悪い
13
正常鼓膜について
つち骨は鼓膜にくっついてる, 鼓膜は弛緩部(狭い薄い)と緊張部
14
急性の感音難聴をきたす疾患
側頭骨骨折 音響外傷, ムンプス ハント症候群 , 脳腫瘍
15
これ何
カハートの凹み
16
カハートの凹みとは
2000Hzの骨堂聴力の低下
17
顔面神経麻痺をきたす疾患は
ラムゼイハント症候群
18
人工内耳の適応について
成人 90BHL, 小児45dBHL
19
残存聴力活用形人工内耳EAS
65dBの語音分別能, 低音域は音響刺激, 高音域は電気刺激, 両側の高音急墜型難聴に対する医療
20
急性中耳炎について
幼小児に多く、上気道炎から耳管経由で感染
21
滲出性中耳炎について
幼小児に多い, 難聴を認めるが、耳痛はない, 鼓膜は陥没し、穿孔はない
22
慢性化膿性中耳炎について
鼓膜に穿孔がある, 難聴、感染により耳漏
23
真珠腫性中耳炎について
徐々に骨破壊が起こる中耳炎
24
耳介の働きはなんですか
集音作用, 方向感
25
外耳道の働き
共鳴腔, 皮膚の移動, 音を増強, 自浄作用
26
中耳の解剖について
乳突蜂巣, 乳突洞口, 乳突洞, 鼓室, 耳管
27
耳小骨の働きはなんですか
インピーダンス変換器として音を増強
28
どのように音を増強するの?
面積比(17:1), てこ比(1.3:1.0), 面積比が重要な要素、てこ比は比較的小さな要素
29
耳小骨筋は何をしてるの?
強大音から内耳を防御している, 筋肉が収縮すると、内耳のインピーダンスが上昇 音の変換がしにくくなる, 鼓膜彫金とアブミ骨筋
30
鼓膜正常で伝音性難聴を示す病気は
耳硬化症 10-30代 徐々に進行 片側両側, 耳小骨横断 頭部外傷時 なし 片側 側頭骨骨折, 中耳奇形 先天性 なし 片側両側 小耳症
31
耳硬化症について
アブミ骨が周囲の骨と固着していく, 白人に多い 1側性 両属性進行性難聴, 聴力検査はST, カハートの凹みがある, 耳小骨筋反射検査での異常反応, 手術はアブミ骨手術
32
ティンパノグラム
Ad型 鼓膜の可動性良好 耳小骨横断 鼓膜の菲薄化
33
ティンパノグラムの見方
As型 鼓膜の可動性不良 耳硬化症 耳小骨の固着
34
ティンパノグラムの見方
B型 中耳貯留液 滲出性中耳炎 癒着性中耳炎
35
ティンパノグラムの見方
C型 鼓膜陥没 軽度の滲出性中耳炎 耳管狭窄症
36
骨迷路、膜迷路とは
骨迷路は膜迷路を鋳型のように含んでいる, 膜迷路は全て繋がっている
37
迷路の中には何が入っているの?
内耳液で満たされている, 膜迷路は内リンパを含み、骨迷路との間は外リンパを含む
38
蝸牛の中で音はどう伝わるの
音は前庭階をつたわり、その後鼓室階を伝わる
39
蝸牛の中で重要な場所は?
中央階のコルチ器 基底板に載っている
40
コルチ器って何?
コルチ器には内・外有毛細胞がある 不動毛(聴毛)があり、蓋膜が接している
41
蝸牛の働きはなんですか
蝸牛は音の周波数を選別している
42
蝸牛の働きはなんですか
音刺激を電気信号に変換する 機械電気変換機構
43
Jaguar分類について
聴覚の障害部位の診断に用いられる
44
Jaguar分類
1型 正常 伝音難聴
45
Jaguar分類
2型 内耳性難聴
46
Jaguar分類
3型 後迷路性難聴
47
Jaguar分類
4型後迷路性難聴
48
Jaguar分類
5型 機能性難聴
49
耳音響放射(OAE)とは何ですか
内耳の機能検査で他覚的聴力検査, 中等度難聴以上では反応消失 (滲出性中耳炎)では蝸牛正常でも反応無し
50
突発性難聴について
原因不明 1側面感音難聴, 症状 ・耳鳴り めまい 治療 ・早期 安静 ステロイド剤等 予後 ・1ヶ月以内にほぼ固定 再発無し
51
外リンパ嚢について
内耳の外リンパ腔と中耳の間に異常な交通が生じた状態, 変動性・進行性の難聴やめまいが起きる 手術(内耳窓閉鎖術)を行うことがある
52
音響外傷について
強大音暴露直後から難聴・耳鳴りが生じる, オージオグラム 高音障害型 水平形等 治療 突発性難聴に準じる(ステロイドなど)
53
老人性難聴について
内耳の変性・ラセン神経節の変性, 発症年齢 50〜, 純音聴力検査では左右対称性の高音障害型感音性難聴, 語音聴力検査では語音明瞭度の低下
54
騒音性難聴について
両側の4000Hzの聴力低下が特徴
55
薬剤性難聴
進行性・不可逆的 アミノ配糖体系抗菌薬 シスプラチン, 可逆的 フロセミド アスピリン, 両側感音難聴
56
どのように平衡機関は働いているの?
感覚器からの信号が脳に入力、脳で統合された情報が終末器官に(四肢 体幹 眼球)出力される
57
内耳「前庭」について
前提は直線加速度(重力・遠心力含む)を受容する, 卵形嚢の平衡斑は水平面・球形囊は垂直面上, 平衡斑には耳石がある
58
内耳「半規管」について教えてください
半規管は加速度を受容する
59
前庭脊髄反射と前庭眼反射
前庭脊髄反射と前庭眼反射は平衡機能検査に用いられる
60
平衡機能検査にはどんなものがありますか
前庭脊髄反射 両脚直立検査 足踏検査, 前庭眼反射 注視眼振検査 頭位眼振検査 頭位変換眼振検査 温度眼振検査
61
温度眼振検査について
各耳の前庭機能が正常かの検査, 半規管の機能検査, 正常時眼振は水平眼振
62
内耳めまい疾患の特徴 メニエール病
通常回転性 誘発なし 10-半日 難聴
63
BPPV
通常回転性 頭位変換 1分 難聴なし
64
前庭神経炎
回転性 なし 数日〜7日 難聴なし
65
顔面神経の走行について
内耳道から中耳を経由し、耳下腺から表情筋に分布
66
顔面神経麻痺をきたす疾患
ラムゼイハント , ベル麻痺, ハントはまひ画の難聴・めまいがある
67
先天性難聴について
先天性難聴の半数は遺伝性難聴
68
GJB2遺伝子について
最も多い遺伝性難聴 難聴のみをきたす
69
ミトコンドリアDNA変異による難聴
3243変異 母系遺伝による糖尿病と難聴, 155変異 両側性進行性の難聴 アミノ配糖体系抗菌薬に対する 内耳易受傷性, 症候群性と薬剤に注意
70
新生児スクリーニング
自動ABRでは35dB nHLクリニックを用いる
71
聴性定常反応 ASSRとは
周波数別(500.1000.2000.4000Hz)の聴力を推定
72
聴性行動反応聴力検査(BOA)とは
乳児に音を提示、60dB以上でないと出現しにくい, BOAによる軽度難聴の検出は難しい
73
条件詮索反応聴力検査(COR)とは何ですか
左右に1mにスピーカー・玩具などを与える, CORでは左右別々の聴力を調べられない
74
遊戯聴力検査
2-3歳 スピーカーから音, 3-6 受話器から純音をだす, 年齢が上がるにつれて評価の精度が上がる
75
学童 成人の選別聴力検査
1000 4000Hzの聴力をチェックする
76
共鳴検査について
ピッチマッチテストとラウドネスバランステストがある, ピッチマッチ…純音・バンドノイズ・ホワイトノイズのどれによく似てるか, ラウドネスバウンド…ピッチマッチの結果で耳鳴の大きさを調べる
77
スピーチオーグラムの見方
単音節で最高語音明瞭度 、数字で語音聴取闘値
78
補聴器の特性図について
基準周波数60dB 最大出力音圧90dB, 基準周波数レスポンス 60dBの入力
79
伝音・混合性難聴に対する人工聴覚器は?
骨固定型補聴器 500-4000Hz, 人工中耳 500-4000Hz 65-55dB, ほぼ全ての難聴に対して人工聴覚気が開発されている