問題一覧
1
そぞろなり
あてもない, 思いがけない, むやみに
2
公事(おほやけごと)
公務, 朝廷の儀式
3
理なり
当然だ, ごもっともだ
4
ことわる
道理を明らかにする
5
明らむ
明らかにする
6
後の業
葬送, 法要
7
乱り心地
取り乱した心, 病気
8
うつし心
しっかりした気持ち
9
あした
朝, 翌朝
10
みそか
月の30日目, 月末
11
ついたち
月の初め, 月の上旬
12
たづき
手段
13
ゆかり
縁故
14
よすが
よりどころ, 手段
15
つと
旅のみやげ, 贈り物
16
よしばむ
風上ありげに見せる(?)
17
よそふ
関係づける, 比べる
18
手を負ふ
負傷する
19
口づから
自分の口で
20
手づから
自分の手で
21
みづから
自分で
22
たまさかなり
偶然だ, 万が一
23
疾し
速い, 早い
24
なべてならず
並々でない
25
いとどし
いっそうはなはだしい
26
〜よりげに
〜よりいっそう
27
かかり
このようだ
28
かくて
このようにして
29
とてもかくても
どのようにしても
30
とまれかくまれ
ともかく
31
しかり
そのようだ
32
しかるべし
ふさわしい, そうなることに決まっている, 立派だ
33
然り(さり)
そのようだ
34
さること
そのようなこと, もっともなこと
35
かばかり
こればかり
36
とばかり
少しの間, しばらく
37
しかしながら
そのまま, 全部
38
つゆ
露, ほんの少しであること, はかないこと
39
なかなかなり
中途半端だ, かえって〜しない方がマシだ
40
さすがなり
そうはいってもやはり、そうもいかない
41
はた
一方ではまた
42
などて・などてか
どうして〜か(疑問), どうして〜か(反語)
43
なに・なにか・なにかは
どうして〜か(疑問), どうして〜か(反語)
44
なでふ・なんでふ(連体詞)
なんという
45
なじかは
どうして〜か(疑問), どうして〜か(反語)
46
例ならず
いつものようでない, 病気である
47
さるべきにや
そうなる運命だったのだろうか
48
しかるべき
適当な, そうなるはずの, 立派な
49
いざさせたまへ
さあ、一緒にいらっしゃいませ
50
仰せ言
お言葉, ご命令
51
います
いらっしゃる, 〜ていらっしゃる
52
思ほす・思ほしめす
お思いになる
53
たぶ・たうぶ
お与えになる, お〜になる
54
さうらふ
お仕えする, ありますおりますございます, ですますございます
55
御格子参る(みかうしまいる)
格子をお上げする, 格子をお下げする
56
大殿油参る(おおとなぶらまいる)
明かりをおつけする
57
まうでく
参上する, 参ります
58
つかまつる
お仕え申し上げる, 〜し申し上げる
59
みゆき
皇族のお出かけ, 皇族のおなり
60
慕ふ
あとを追う, 恋しく思う
61
ひかふ
袖を引っ張る, 引きとめる
62
うそぶく
詩歌を口ずさむ
63
うちいだす
口に出して言う
64
やつる
地味な格好にする
65
たどる
行き迷う, 思い迷う
66
かへさ
帰り道
67
あからめ
よそ見, 浮気
68
うとし
疎遠だ
69
離る(かる)
訪れが途絶える
70
さはり
差し支え
71
饗設けす(あるじまうけす)
客にごちそうする
72
まらうと
客
73
まらうとざね
客の主たる人(?)
74
もてはやす
ほめ立てる, ひき立てる, 大切に扱う
75
興あり
おもしろい
76
ねぶ
年を取る, 大人びる
77
時めかす
寵愛する
78
時に会ふ
時流に乗って栄える
79
去る
時が来る, 離縁する
80
かきくる
悲しみで心が暗くなる
81
憂へ・愁へ(うれへ)
訴え
82
かごと
文句, 口実
83
いたづく
病気になる, 骨を折る, 世話をする
84
おこたり
落ち度, お詫び
85
なやまし
病気である, 心を痛めている
86
あたら(連体詞)
もったいない
87
をこなり
愚かだ
88
さかしら
おせっかい
89
すきごと
恋の道のこと(?)
90
好き人・好きもの
好色な人, 風流な人
91
好く
恋の道を好む, 風流を好む
92
なまめく
優美に見える, 優美に振る舞う
93
らうがはし
乱雑だ, 騒がしい, 無作法だ
94
つきなし
似合わない
95
やすからず
心穏やかでない, 不愉快だ
96
うしろやすし
安心だ, 頼もしい
97
かはゆし
気の毒だ, 恥ずかしい
98
ことごとし
大袈裟だ
99
双無し
並ぶものがない
100
ものものし
重々しい, 堂々としている