問題一覧
1
問41次の文は、磁粉探傷試験に使用する磁気計測器について述べたものである。正しいものをーつ選び、記号で答えよ。
テスラメータは、ホール効果を利用して空間の交流及び直流の磁束密度の測定ができる。
2
問42次の文は、磁粉探傷試験に用いる磁気計測器について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
磁束計は、さぐりコイルの中を貫通する直流磁束の変化量を測定するもので、空間直流磁束の測定もできる。
3
問43次の文は、照度計及び紫外線強度計について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
紫外線強度計は、観察時に試験面に必要な紫外線放射照度があるかどうかを測定するためのものである。
4
問44次は、磁粉に要求される性質を示したものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
分散性及び懸濁性に優れていること。
5
問45 次の文は、乾式磁粉及び湿式磁粉について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
乾式磁粉では、透磁率が大きい磁性粉末を用いているため、表面下のきずの検出性に優れている。
6
問46次は、磁粉探傷試験の信頼性を確保するために重点的に管理すべき項目の組合せを示したものである。適切なものを一つ選び、記号で答えよ。
試験方法、試験技術者、試験機器
7
問47 次の文は、JISZ2305 : 2013による指示書の定義について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
試験機器及び手順について具体的、かつ詳細に指示事項をまとめたものであり、レベル2技術者が作成する。
8
問48次は、極間法による溶接部の磁粉探傷試験の指示書に含める項目を示したものである。適切なものを一つ選び、記号で答えよ。
使用する磁粉の種類、銘柄
9
問49次の文は、磁粉探傷試験に従事するレベル1技術者に渡す指示書の記載事項について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
磁粉の適用に関する具体的な記述が含まれていなければならない。
10
問50 次の文は、前処理の方法について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
試験後に磁粉を除去することが難しい場合は、分解しなければならない。
11
問51 次の文は、前処理について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
試験体に強い残留磁気がある場合は、脱磁を行う。
12
問52 次の文は、コントラストペイントに関する内容について述べたものである。正しいものをーつ選び、記号で答えよ。
コントラストペイントが厚すぎても検出感度が低下するため、地肌が透けて見える程度(20μm程度)の厚さに塗布した後、黒色磁粉を用いて探傷する。
13
問53次の文は、軸通電法について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
試験体の端面の探傷はできない。
14
問54次の文は、プロッド法の特徴について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
プロッド法では、試験体の磁気特性、プロッド間隔などの状況に応じて磁化電流値を適切な大きさに調整できる。
15
問55次の文は、電流貫通法について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
管材の内外周面の探傷ができる。
16
問56次の文は、鋼管を電流貫通法を用いて探傷する場合について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
貫通棒が偏心していると、管外表面の磁界の強さは周方向の位置によって異なる。
17
問57次の文は、コイル法による機械部品の探傷について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
継鉄棒は試験体と同じ断面形状がよく、長くても断面が小さくなると反磁界の影響は大きくなる。
18
問58 次は、直径15cm、長さ30cm、そして巻数が6巻の磁化コイルに500 Aの電流を流した際の、コイル中心軸上におけるコイル中央部の磁界の強さを示したものである。最も近いものを一つ選び、記号で答えよ。
8950A/m
19
問59次の文は、極間法の特徴をプロッド法と比較したものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
極間法による磁化では、プロッド法と同様に、両磁極間の磁界の強さは試験面上の位置によって異なる。
20
問60次の文は、携帯形交流極間式磁化器について述べたものである。正しいものを一つ選び、記号で答えよ。
その全磁束は、入力電圧の変動の影響を受ける。