問題一覧
1
小腸性下痢の特徴(不正解の回答は大腸性下痢)
一般に体重減少をみる, 糞便の量は著しく増加, 脱水は著しい, 排便回数は急性や重症以外ではほとんど正常, 急性出血性下痢以外では鮮血をみない, 未消化の食物を見ることがある
2
消化不良性下痢の特徴(不正解は吸収不良性の下痢)
膵臓酵素の投与で症状改善, 考えられる疾患には膵臓酵素分泌不全、胆道閉塞がある
3
下痢関連事項について正しいもの
下痢や嘔吐を繰り返している動物では体重の減少がみられる時があるので体重測定はルーチンに行う, 小腸に出血があると血液は消化され、便は黒色タール状になるが、この便をメレナと呼ぶ
4
正しい内容のもの
脂肪便の原因には膵臓からのリパーゼや胆汁の分泌不足が考えられる, 慢性炎症性腸症は免疫の異常が考えられている
5
血尿を見る疾患
膀胱炎, 尿石症, 前立腺炎
6
腎臓で原尿が作られない状態で膀胱内は空っぽ、排尿する素振りが全く見られない状況
無尿
7
慢性腎不全について正しいもの
歯肉炎や舌炎も併発
8
猫の腎不全の特徴について正しいもの3つ
腎臓の再吸収能が低下する, 脱水と便秘になる, 体液を補ってあげれば症状を改善することが出来る
9
犬の腎不全の特徴2つ
腎臓濾過機能が低下する, 尿毒症になり症状が重くなりやすい
10
ホルネオ症候群に関係あるもの
交感神経系の異常, 瞬膜の露出, 縮瞳, 眼球の陥没, 眼裂狭小, 眼瞼下垂
11
内耳炎から前庭の異常を起こすが、認められにくい症状
下痢
12
耳血腫について誤りのもの
痛みや熱を伴うことは無い
13
犬猫の結石の説明として正しいものを1つ
犬のストルバイト結石の原因の多くは細菌感染である
14
尿酸塩結石症が多発することで知られる犬種
ダルメシアン
15
ヒルズのストラバイト尿石症の食事療法で誤った記載
成長期の動物には溶解用の食事を数ヶ月にわたって食べさせるべきである
16
角膜潰瘍について正しいものふたつ
進行するとデメス膜瘤を起こす, 深い潰瘍がある動物をあまり興奮させると、角膜穿孔を起こすことがある
17
角膜の傷の部分は( )染色検査で( )色に染色される
フルオレセイン、緑
18
白内障について正しい語句 ①白内障は(角膜or水晶体)の1部あるいは全部が(白濁or透明化)する疾患 ②網膜まで光は通過(するorしない) ③(犬or猫)に多く発症 ④(全て後天性or先天性後天性どっちもある) ⑤(角膜潰瘍orぶどう膜炎)を併発することがある
①水晶体、白濁 ②しない ③犬 ④先天性後天性どっちもある ⑤ぶどう膜炎
19
正しい語句 ①犬での眼圧は約(1~2 or 10~20 or 100~200)mmHgが正常範囲 ②犬猫で眼圧が(2.5 or 25 or 250)mmHg以上では異常値
①10~20 ②25
20
緑内障の症状について正しい語句 ①角膜の(傷or浮腫)をみる ②疼痛(ありorなし) ③白眼の(黄疸 or充血)をみる ④眼圧の(上昇or低下)をみる ⑤眼球の(縮小or拡大)をみる ⑥視神経の圧迫〜失明が(みられるorみられない)
①浮腫 ②あり ③充血 ④上昇 ⑤拡大 ⑥みられる
21
流涙量の測定には( )が用いられ、1分間に( )mm以上の涙液が出ていれば正常
シルマー試験紙、15
22
ダックスフントなど様々な犬種で認められる、徐々に視覚が消失していく遺伝性疾患
進行性網膜萎縮
23
進行性網膜剥離の合併症
白内障
24
タペタムの反射亢進が起こったり散瞳ぎみになると目がキラキラ輝いて見える疾患
網膜萎縮
25
ぶどう膜炎の症状について正しい語句 ①(散瞳or縮瞳) ②白眼の(充血or貧血) ③眼圧の(上昇or低下) ④痛み(ありorなし) ⑤眼房内に混濁物である(前房フレアorデメス膜瘤)が見られる
①縮瞳 ②充血 ③低下 ④あり ⑤前房フレア
26
縮瞳、充血、前房フレアに関係の深い犬猫の疾患
猫の伝染性腹膜炎
27
ブルーアイに関係の深い犬猫の疾患
犬伝染性肝炎
28
角結膜炎、目やにに関係の深い犬猫の疾患
猫ウイルス性鼻気管炎
29
白内障と関係の深い犬猫の疾患
糖尿病
30
老齢猫だが活動的、強すぎる眼力に関係の深い犬猫の疾患
甲状腺機能亢進症
31
視覚検査をする時に用いる
迷路試験
32
網膜の状態を知る時の検査
眼底検査
33
ドライアイの診断に用いるもの
シルマーティアテスト
34
水晶体の混濁を検査する時に用いるもの
スリットランプ
35
角膜に傷がないか調べる検査に用いるもの
フルオレセイン染色
36
緑内障の診断に最も重要な検査
眼圧検査
37
泌尿器の疾患で正しいもの
急性膀胱炎の原因は細菌感染がほとんど
38
猫の特発性膀胱炎について正しいもの3つ
ほとんどの場合原因は不明で非感染性に膀胱内に炎症を生じることで発症, 治療をしてもしなくても自然に消失することが多いが、再発することも多い, 排尿困難、頻尿、血尿、無菌尿