問題一覧
1
大量の米の研ぎ汁様の便が出た場合、起炎菌として疑われるのは次のうちどれか。
V.cholerae
2
いちごゼリー状の便が出た場合、起炎菌として疑われるのは次のうちどれか。
赤痢アメーバ
3
Miller &jonesの分類において「粘性痰の中に少量の膿性痰を含む」痰の分類はどれか。
M2
4
Miller &jonesの分類において「膿性部分が1/3〜2/3」の痰の分類はどれか
P2
5
Gecklerの分類において「扁平上皮:<10、好中球:>25」の痰の分類はどれか
5
6
S.aureusは通性嫌気性のグラム〇〇であり、血液寒天培地上では〇溶血を示す。また、3%過酸化水素水で気泡を発する〇〇試験が陽性となるのが特徴である。さらに、菌体外酵素の一種で血漿凝固作用を有する〇〇産生能が一般的には陽性となる。
陽性球菌, β, カタラーゼ, コアグラーゼ
7
S.aureusを選択的に分離する培地として卵黄加マンニット食塩培地が挙げられる。この培地は7%前後の〇〇を含有するのが特徴であり、さらに〇〇分解性や〇〇反応を確認することができる。
食塩, マンニトール, 卵黄
8
S.aureusには薬剤耐性菌としてMRSAが挙げられるが、本菌は〇〇または〇〇に耐性となったS.aureusを指す
オキサシリン, セフォキシチン
9
MRSAの耐性機序は、新たな細胞壁合成酵素である〇〇を獲得することで耐性化している。この新たな細胞壁合成酵素の酸性を司る遺伝子は〇〇遺伝子と呼ばれ、この遺伝子は外来性の大きなDNA断片である〇〇上に存在している。これによりMRSAは全ての〇〇系抗菌薬
PBP2', mecA, SCCmec, β-ラクタム
10
Spreptococcus spp.は通性嫌気性のグラム〇〇性であり、カタラーゼ試験が〇性となる菌である。
陽性球菌, 陰
11
S.pneumonieはヒトに対して多彩な感性症を引き起こす菌であり、多糖体からなる〇〇を産生する株も存在する。また、胆汁溶解試験〇性、〇〇感性という特徴がある。
ムコイド, 陽, オプトヒン
12
S.pyogenesはLancefieldの分類では〇群である。
A
13
S.agalactiaeはLancefieldの分類では◯群である。また、本菌は馬尿酸加水分解試験◯性、CAMPテスト◯性となる
B, 陽, 陽
14
通気性の〇〇で〇〇を形成しない。※腸内細菌化細菌の定義
グラム陰性桿菌, 芽胞
15
〇〇寒天培地によく発育する。※腸内細菌科細菌の定義である。
普通寒天培地
16
ブドウ糖を〇〇的に分解して酸を産生する※腸内細菌科細菌の定義
発酵
17
硝酸塩を亜硝酸に還元する。〇〇試験陽性
硝酸塩還元
18
〇〇試験陰性また、腸内細菌科細菌で運動性を示す菌では基本的に〇〇鞭毛を有する※腸内細菌科細菌の定義
オキシダーゼ, 周毛
19
腸内細菌科細菌において、運動性を有する菌を3つ選択しろ
Esherichia coli, Salmonera enterica, Proteus mirabils
20
腸内細菌科細菌において、非運動性の菌を語群より選択しろ
Shigella sonnei, Yersinia pestis
21
膿のGram染色標本を示す。起炎菌と考えられるのはどれか。選択しなさい。
Staphylococcus aureus
22
髄液とその他の検査材料で感受性判定基準(感性、中間、耐性)が異なるのはどれか
Streptococcus pnemoniae
23
ヒツジ血液寒天培地のコロニー像を示す。考えられる菌種はどれか。選べ
Streptococcus pneumonie
24
膿性痰のGram染色標本を示す。推定される菌の鑑別性状で正しいのはどれか
胆汁溶解テスト陽性
25
血液寒天培地に発育した集落をグラム染色すると膿紫色に染まった球菌が観察された。この菌を3%過酸化水素水に浮遊させると激しく泡が発生し、ウサギ血漿に加えると凝固した。考えられるのはどれか。
Staphylococcus aureus
26
腸内細菌科でリジン脱炭酸試験、インドールテスト及び運動性が陽性であった。考えられるのはどれか
Esherichia coli
27
35°Cで運動性のあるのはどれか。2つ選べ
Enterobacter cloacae, Serratia marcescens
28
Salmonella enterica subsp. entericaのserovar Typhiとserovar ParaTyphiAの鑑別に有用な検査はどれか
リジン脱炭酸テスト
29
腸内細菌科の細菌を一昼夜培養した結果を示す。考えられる細菌を答えなさい。なお、インドール試薬はSIM培地にのみ滴下してある。※運動性は陽性、ガス産生陽性とする。
Escherichia coli
30
vibrio spp.は通性嫌気性のグラム〇〇であり、グラム染色では〇〇の形態を示すのが特徴である。また、最小発育濃度は菌種により異なるが、発育には数%の〇〇が必要である。
陰性桿菌, コンマ, Nacl
31
v.choleraeはO抗原によって分類され、〇〇毒素を産生し、◯型、◯型を狭義のコレラ菌としている。また、コレラ感染症は◯類感染症に指定されている。オキシダーゼ試験は、◯性であり、0%のNacl加ペプトン水での発育は◯、3%は◯、8%は◯、10%は〇〇である。
CT, O, O139, 3, 陽, 可, 可, 不可, 不可
32
V.parahaemolyticsは好塩基性であり0%のNaCl加ペプトン水での発育は〇〇、3%は◯、8%は◯、10%は〇〇である。また、白糖は〇〇性のため、TCBS寒天培地では◯色のコロニーを形成する。
不可, 可, 可, 不可, 非分解, 緑
33
TCBS寒天培地では◯糖の分解性を確認することができる。主なVibrio sppの前述の糖の分解性としては、V.alginolyticsは〇〇性、V.choleraeは〇〇性V.vulnificusは〇〇性である。
白, 分解性, 分解性, 非分解性
34
Plesiomonas shigelloidesは腸内細菌科細菌であり、チトクロムオキシダーゼ試験は◯性となる。
陽
35
Aeromonas spp.は〇〇のグラム〇〇であり、ブドウ糖を〇〇に分解し酸を酸性する。また、オキシダーゼ試験は◯性、DNase試験◯性となる
通性嫌気性, 陰性桿菌, 発酵的, 陽, 陽
36
Pasteurella spp.は〇〇感染症の原因菌である。通性嫌気性のグラム〇〇であり、血液寒天培地やチョコレート寒天培地に発育◯である。
人獣共通, 陰性桿菌, 可
37
Haemophilus influenzaeは通性嫌気性のグラム〇〇であり、〇〇により発育が促進される。また、発育には〇〇と〇〇を必要とし、ヒツジ血液寒天培地に単独培養で発育〇〇である。さらに、ヒツジ血液寒天培地上に溶血性のブドウ球菌が同時発育した際に、Haemophilus spp.の増殖が促進する現象を〇〇現象と呼ぶ。 莢膜多糖抗原によるa〜fの6種類の血清型と莢膜模型に分類される化膿性髄膜炎や敗血症から分離される株は血清型◯型が多い。
陰性桿菌, CO2, X因子, V因子, 不可, 衛星, b
38
Psedomonas aeruginosaは〇〇のグラム〇〇である。
偏性好気性, 陰性桿菌
39
Stenotrophomonas maltophiliaは〇〇のグラム〇〇である。オキシダーゼ試験◯性、DNase活性◯性となる。 本菌は染色体に〇〇産生遺伝子を保有しており、〇〇系抗菌薬に自然耐性となる。
編性好気性, 陰性桿菌, 陰, 陽, メタロβラクタマーゼ, βラクタム
40
Acinetobacter spp.は〇〇のグラム〇〇である。莢膜は〇〇、芽胞は〇〇、運動性は〇〇。 また、グラム染色に特徴があり、対数増殖期には桿菌状を示すが、定常期においては◯状を示す。 近年各種抗菌薬に耐性を示す株が増殖しており、〇〇系、〇〇系、〇〇系の3系統に耐性を示す株をMDRAと呼ぶ
偏性好気性, 陰性桿菌, ない, ない, ない, 球, カルバペネム, ニューキノロン, アミノグリコシド
41
Bordetella pertussisはグラム〇〇であり、〇〇状を呈する。 培養では〇〇条件下で発育が良好となる。また、〇〇に弱く検体の保存には注意が必要となる。本菌を分離する選択分離培地として〇〇寒天培地があげられる。 本菌は近年耐性化が進んでおり、PPNGと呼ばれる〇〇を酸性するペニシリン耐性株が問題となっている。
陰性球菌, 双球, CO2, 低温, サイヤーマーチン, ペニシリナーゼ
42
Listeria monocytogenesはグラム〇〇であり、人獣共通感染症の1つである。また、感染した宿主細胞内外の両方で増殖可能な〇〇である。馬尿酸加水分解試験〇〇、CAMPテスト〇〇、カタラーゼ試験〇〇となる。また、治療において一部を除き、通常βラクタム系抗菌薬は〇〇である。
陽性桿菌, 通性細胞内寄生菌, 陽性, 陽性, 陽性, 無効
43
Corynebacterium diphtheriaeはグラム〇〇であり、〇〇小体を有し〇〇染色で観察することができる。選択分離培地として〇〇培地や〇〇培地がある。
陽性桿菌, 異染, ヒメネス, レフレル, 荒川
44
Moraxlla catarrhalis は〇〇のグラム〇〇である。DNaseが〇〇となるのがNeisseria spp.との鑑別に役立つ
編性好気性, 陰性球菌, 陽性
45
TCBS寒天培地の分離培養を示す。考えられる菌種はどれか
Vibrio parahaemolyticus
46
ブドウ糖発酵オキシダーゼ陽性の菌はどれか。
Plesiomonas shigelloides
47
Legionella pneumophilaについて正しいのはどれか。2つ選べ
尿中抗原検査で検出できる。, WYO寒天培地に発育する。
48
Acinetobactor baumanniiについて誤っているのはどれか。2つ選べ。
運動性がある。, グラム陽性桿菌である。
49
Bacillus anthracis で正しいのはどれか。2つ選べ
γファージテスト陽性である。, レシチナーゼテスト陽性である。
50
Mycobacterium tuberculosisは〇〇細菌であり、グラム染色では染まり難い。これは細胞壁に多量の〇〇を含むためである。これにより、◯や〇〇にも抵抗性を持つ。そのため、〇〇染色や〇〇染色が実施される。感度としては〇〇染色が優れる。 培養には基本的に〇〇培地や〇〇培地が必要となる。 本菌は、代謝産物として〇〇や〇〇が認められる。また、感染経路としては〇〇感染が主であり、感染対策に注意が必要である。感染症法でら第◯類感染症にしていされている。 抗結核薬としては〇〇、〇〇、〇〇などがある。 さらに近年耐性化が問題となっており、〇〇、〇〇のいずれにも耐性を示す株をMDR-TBという。
編性好気性, 脂肪酸, 酸, アルカリ, チールネルゼン, 蛍光, 蛍光, 小川, 液体, ツベルクリン, ナイアシン, 空気, 2, リファンピシン, ピラジナミド, イソニアジド, イソニアジド, リファンピシン
51
Nocardia spp.分岐城の大型桿菌であり、Actinomyces sppと類似する。両者の違いは抗酸性であり、Nocardia spp.は〇〇染色で赤色に染まり、Actinomyces spp.は赤色に〇〇ない。つまり、Nocardia sppは〇〇生、Actinomyces spp.は〇〇生といえる。
キニヨン, 染まら, 抗産, 非抗産
52
Campylobacter spp.はグラム◯性の〇〇状の菌であり、酸素が大気中濃度と比較して〇〇方が発育が良く、同時に高濃度の〇〇や〇〇が必要となる。Campylobacter jejuni は臨床では主に〇材料からよく検出される。本菌は食中毒の原因菌でもあり、生食や加熱不足による〇肉の摂取により引き起こされることが多い。下痢は一般的に水溶便であるが、粘液ないし血便を伴うことも多く、合併症として、〇〇を発症することがある。 選択分離培地としては〇〇寒天培地、〇〇寒天培地がある。本菌は42℃での発育は〇〇であり、馬尿酸加水分解試験は◯性となる。
陰, らせん, 低い, N, CO2, 便, 鳥, ギランバレー症候群, Skirrow, CCDA, 可能, 陽
53
Helicobacter pyloriはグラム〇性の〇〇状菌である。オキシダーゼ試験◯性、カタラーゼ試験◯性であり、強い〇〇活性を持つのが特徴である。この特徴を利用した検査として〇〇呼吸試験があげられる。
陰, らせん, 陽, 陽, ウレアーゼ, 尿素
54
チョコレート寒天培地
非選択分離培地
55
マンニット食塩寒天培地
選択分離培地
56
マッコンキー寒天培地
選択分離培地
57
SCD寒天培地
非選択分離培地
58
ブルセラHK寒天培地
非選択分離培地
59
ボルデージャング培地
非選択分離培地
60
PPLO寒天培地
選択分離培地
61
BBE寒天培地
選択分離培地
62
サイヤーマーチン寒天培地
選択分離培地
63
DHL寒天培地
選択分離培地
64
結核菌について正しいのはどれか
塩酸アルコールで脱色されない
65
Runyon分類でI郡に属する菌種はどれか
Mycobacteriun kansasii
66
目的菌の分離培地の組み合わせで正しいこはどれか
Legionella pneumophila---WYO寒天培地
67
Mycobacteriun tuberculosisで正しいのはどれか2つ選べ
偏性好気性である。, ナイアシンを酸性する。
68
嫌気性菌用の選択分離培地として用いられるのはどれか。
BBE寒天培地