問題一覧
1
☆神経細胞に直接刺激を与え、その機能を測定する方法
侵襲的脳機能測定法
2
☆生体組織を破壊することなく脳の状態を測定できるもの
非侵襲的脳機能測定法
3
脳機能計測法の特性。活動位置をどの程度細かく特定できるか。
空間分解能
4
脳機能計測法の特性。近接した時刻の現象をどの程度細かく区分できるか。
時間分解能
5
☆大脳皮質の神経細胞活動を、頭皮上から、電気的に記録する方法
脳波
6
☆頭皮を10%、または20%の等間隔で区切り、計21個の電極配置位置を決める方法
国際10-20法
7
特定の事象に関連なく常に出現している脳波。睡眠の測定や、脳機能障害の診断、意識状態の確認等で用いられる。
自発脳波
8
外部刺激で誘発される脳波。
誘発脳波
9
☆速い眼球運動を伴う睡眠。入眠時と類似した脳波のパターンを示す。
レム睡眠
10
☆覚醒水準の高い方から低い方(浅い眠りから深い眠り)に、4段階に区分される。段階が進むにつれ、脳波の振幅が大きくなり、周期はゆっくりになり(高振幅徐波)、規則正しいパターン(同期化)を示すようになる。
ノンレム睡眠
11
☆ある事象に時間的に関連した脳の電位反応のこと。誘発脳波。
事象関連電位
12
外部に起因する電位反応。潜時が短く、刺激の強度等の物理的特性の影響を受け、刺激の感覚モダリティに特異的な頭皮上分布を示す。
外因性電位
13
脳での認知処理を反映した電位反応。比較的潜時が長く、刺激モダリティと無関係の頭皮上分布を示す。心理変数の指標として用いられることが多い。
内因性電位
14
☆光や色等、視覚刺激で得られる外因性電位
視覚誘発電位
15
☆音刺激で得られる外因性電位。
聴覚誘発電位
16
☆サットンによって報告された内因性電位。オドボール課題によって誘発される。能動的な注意に伴って発生。認知症の評価に用いられる場合がある。
P300
17
ナータネンによって報告された内因性電位。オドボール課題を、刺激に注意を向けない状態で行った場合に発生。統合失調症や自閉スペクトラム症で振幅の低下が見られる。
ミスマッチ陰性電位
18
☆クタスとヒルヤードによって報告された内因性電位。文章を呈示し、文末で意味的に逸脱した単語が呈示されたとき、逸脱語の呈示後250-500ms頃に生じる陰性波。
N400
19
ウォルターによって報告された内因性電位。予告刺激後にボタン押し反応を求める命令刺激を呈示。両者を一定間隔で、命令刺激に基づきボタン押し反応をする状況で脳波を記録する。予告刺激直後に陰性波が生じ、その後、命令刺激前に再び陰性波が生じる。
随伴性陰性変動
20
☆神経活動に伴う電流によって生じる磁場を検出する方法
脳磁図