問題一覧
1
制動放射は放射線と原子核のクーロン力によって生じる 放射線が以下の選択肢のうち、いずれの場合に生じる?
電子
2
電磁放射線(光子)に該当するものはどれか?
X線
3
直接電離性放射線に該当するものはどれか?
電子線
4
X線の電荷を[e]単位で数値を回答せよ
0
5
電子の電荷を[e]単位で数値を回答せよ
-1
6
陽電子の電荷を[e]単位で数値を回答せよ
+1
7
中性子の電荷を[e]単位で数値を回答せよ
0
8
陽子の電荷を[e]単位で数値を回答せよ
+1
9
α粒子の電荷を[e]単位で数値を回答せよ
+2
10
アインシュタインらが提唱した以下の光のエネルギーEの算出式にて()に入るのは何か?hはプランク定数とする E=h×()
振動数ν[Hz]
11
以下の光のエネルギーEの算出式にて()に入るのは何か? E=12.4×10⁻⁷[m・eV]/()
波長λ[m]
12
光を波と考えたとき、光速度3.0×10⁸m/s、振動数2.0×10¹⁵Hzの光の波長λ[m]を求めよ
1.5×10⁻⁷
13
真空中にて波長1.00nmの光子エネルギー[eV]を求めよ
12.4×10²
14
アインシュタインが提唱した特殊相対性理論についての正しい組み合わせはどれか? ・動くものの時間はA ・動くものの長さはB
A:遅れる B:縮む
15
X線管球から発生するX線は( )と( )に分類される
特性X線, 制動X線
16
特性X線の割合は少なく( )スペクトルを示す
線
17
割合の多い制動X線は( )スペクトルである
連続
18
アルミニウム(原子番号Z=13)中で衝突損失と放射損失の発生割合が等しくなる入射電子のエネルギー(臨界エネルギー)を求めよ 単位[MeV]
63
19
K殼、L殼、M殼のエネルギー準位の大小関係は?
K殼<L殼<M殼
20
K殼、L殼、M殼の結合エネルギーの大小関係は?
K殼>L殼>M殼
21
L殼からK殼へ電子が遷移したとき放出されるX線を( )と呼ぶ
Kα線
22
Kα線のエネルギーは( )の結合エネルギーから( )の結合エネルギーを引いたものに等しい
K殼, L殼
23
モーズレーの法則によれば特性X線のエネルギーは何に影響されるか
原子番号(ターゲット物質)
24
管電圧40kVにおけるX線の最短波長を求めよ
0.031
25
タングステンターゲット(原子番号Z=74)を使用し、管電圧100kVとしたときの制動X線の発生効率は? 比例定数を1×10⁻⁶とする
0.74
26
トムソン散乱やレイリー散乱は総じて( )と呼ばれる
干渉性散乱
27
トムソン散乱が光と( )との作用、レイリー散乱が光と( )との作用である
自由電子, 軌道電子
28
干渉性散乱の特徴としては、光を( )として扱い、衝突前後で光の波長が( )
波, 変わらない
29
100 keVの光子が原子に入射し光電効果を起こした。K殻とM殻から電子を放出した。K殻からの光電子とL殻からK殻への電子遷移に伴うM殻からのオージェ電子のエネルギー[keV]を求めよ。ただし、K殻の結合エネルギーを4keV、L殻の結合エネルギーを0.4 keV、M殻の結合エネルギーを0.1keVとする。 光電子、オージェ電子の順に
96, 3.5
30
トムソン散乱やレイリー散乱は総じて( )と呼ばれる
干渉性散乱
31
トムソン散乱は( )と( )との作用である
光, 自由電子
32
レイリー散乱は( )と( )との作用である
光, 軌道電子
33
干渉性散乱は光を( )として扱い、衝突前後で光の波長が( )。
波, 変わらない
34
低エネルギーの光電子は散乱角( )度方向に放出しやすい
90
35
高エネルギー光電子は散乱角( )度方向へ放出しやすい
0
36
軌道電子の結合エネルギーと同じエネルギーを持つ光子が入射すると光電効果の断面積が大きくなる不連続部分を生じる。この部分を( )という
吸収端
37
光電効果により特性X線もしくはオージェ電子のどちらかが放出される関係を何というか?
競合
38
特性X線の放出割合を何と呼ぶか?
蛍光収率
39
オージェ電子の放出割合を何と呼ぶか?
オージェ収率
40
電子対生成は光子と( )のクーロン場との相互作用で生じる
原子核
41
三対子生成は光子と( )のクーロン場との相互作用で生じる
軌道電子
42
電子対生成は光子のエネルギーが( )MeV以上のときに生じる
1.022
43
三対子生成は光子のエネルギーが( )MeV以上のときに生じる
2.044
44
断面積は光電効果・コンプトン効果・電子対生成の順で原子番号の( )乗、( )乗、( )乗に比例する
5, 1, 2
45
閾エネルギーをもつ相互作用は( )である
電子対生成
46
1MeVの光子が原子に入射しコンプトン効果を起こした。光子が散乱角60°方向へ放出されたとき、散乱光子のエネルギー[MeV]を求めよ。電子の静止エネルギーを0.5MeVとする。
0.5
47
4 MeVの光子が原子に入射し電子対生成を起こした。このとき、入射光子エネルギーから電子の静止質量の( )倍である( )MeVを差し引いた約( )MeVを、陰電子と陽電子の運動エネルギーに寄与する。陰電子と陽電子に寄与されるとき両者の運動エネルギーは( )になることが多い
2, 1.022, 3, 不均等
48
電子・陽子・中性子は質量の大きい順に( )>( )>( )である
中性子, 陽子, 電子
49
原子核を構成する( )と( )は核子である
中性子, 陽子
50
1核子あたりの結合エネルギーは質量数が( )付近で約8.8[MeV]となる
60
51
質量数が更に増えると結合エネルギーは( )
小さくなる
52
³H原子(三重水素;陽子1個+中性子2個+電子1個)の結合エネルギーは( )[MeV]である。ただし、³H原子の質量は2809MeVとする。
7.511
53
陽子のアップクォーク(u)は何個か
2
54
陽子のダウンクォーク(d)は何個か
1
55
中性子のアップクォーク(u)は何個か
1
56
中性子のダウンクォーク(d)は何個か
2
57
原子核を構成する核子間には、( )がはたらくためバラバラにならない
核力
58
核子を構成するクォーク間には( )がはたらいている
色の力
59
色の力がはたらかない素粒子を( )と呼ぶ
レプトン
60
光子
ボソン
61
クォーク
フェルミオン
62
レプトン
フェルミオン
63
次の自然界に存在する物質間に働く4つの基本的力を強度の大きな順番に並び替えよ。 重力、電磁気力、強い力、弱い力
強い力, 電磁気力, 弱い力, 重力
64
α壊変したときの娘核種の原子番号の増減
-2
65
α壊変したときの娘核種の質量数の増減
-4
66
励起状態にある娘核種は競合関係にある( )や( )によって基底状態に遷移する
γ線放射, 内部転換
67
内部転換によって生じた粒子
内部転換粒子
68
内部転換粒子のエネルギー分布は( )スペクトルを示す
線