問題一覧
1
死海北側、ヨルダン川西岸のレバノン山脈山麓にある、最古の初期農耕集落遺跡の一つ。
イェリコ
2
イラク東北部のザグロス山脈の丘陵地にある、最古の初期農耕集落遺跡の一つ。
ジャルモ
3
狩猟採集によって形成された、自然界の鳥類・魚類・植物などを食料として手に入れて営んた生活。
獲得経済
4
農耕・牧畜によって形成された、生活に必要なものを作り出す経済活動。
生産経済
5
農耕・牧畜の開始に伴う人類史上の一大変革。生活が安定し、文化発展の基礎ができた。
食糧生産革命
6
たて糸と横糸を組み合わせて織った布。植物や獣毛を原料とした。
織物
7
粘土を成形して焼いた器。農耕定住生活にともなって世界各地に広まり、調理・貯蔵・儀式に用いられた。
土器
8
斧の形をした石器。
石斧
9
穀物をついたり、粉にしたりするための石器。
石臼
10
砥石を使って表面を磨いた石器。新石器時代の農耕開始とともに発達した。
磨製石器
11
天水や太陽光に頼り、作物栽培によって消費される地力を回復するための施肥をほとんど行わない原始的農法。
略奪農法
12
略奪農法のうち、雨水のみに頼ったもの。
天水農法
13
半乾燥地で行われた、天水のみに頼った農法。
乾地農法
14
耕地に必要な水を人工的に供給・分配する農業。生産を安定・増進させ、メソポタミアやエジプトなどでの古代文明成立の原動力となった。
灌漑農業
15
言語・習俗・道徳・宗教や種々の制度など、主に精神的活動からうみだされたもの。
文化
16
人間社会が獲得した技術的・物質的所産の総体。
文明
17
西アフリカやインドのデカン高原などの乾燥帯で発達した伝統農耕文化。雨期を利用し、アワ・キビ・ゴマ・豆類・ウリ・ナスなどを栽培した。
サバナ農耕文化
18
冬温暖多雨・夏乾燥の地中海沿岸の地方で展開された伝統農耕文化。冬作の麦を主食物とし、インド=ヨーロッパ語族がウシを家畜とする独自の有畜農業を成立させた。
地中海農耕文化
19
マヤ・アステカ・インカなどの新大陸の文明で発達した伝統農耕文化。焼畑によるサツマイモ・ジャガイモなどの根菜類やトウモロコシなどの穀類にカボチャやトマトなどの作物を栽培する混合農耕文化だった。
アメリカ大陸農耕文化
20
サバナ周辺の湿地の雑穀栽培を起源とする農耕文化。インド東部や西アフリカに始まり、東アジアや東南アジアで発達した。
稲作農耕文化
21
東南アジアに始まり熱帯雨林地域に普及した、タロイモ・ヤムイモなどの根菜類を中心にバナナやサトウキビを加えた4つの作物の混合農耕文化。
根栽農耕文化
22
中央アジアの草原地帯で始まった、ヒツジを中心とした牧畜文化。農産物を生産しないため、交易や紛争のもととなった。
遊牧文化
23
ウシ・ウマ・ヒツジなどの家畜を飼育繁殖させることを生産の基礎とする文化。遊牧や放牧、牧場・畜舎での飼育などの形態がある。
牧畜文化
24
釣竿や漁網などの道具を用いて水辺での採集生活を行う文化。多くは農耕を同時に行った。
漁撈文化
25
文字による記録が残された時代。
歴史時代
26
中心市と周辺支配地域から構成される小国家。最初の国家形態。
都市国家
27
都市国家が抗争・征服によって領土を広げて成立した国家形態。
領域国家
28
道具の材料として金属を利用し始めた時代。
金属器時代
29
金属器時代のうち、青銅器が普及した時代。西アジアでは前4000年頃、ヨーロッパでは前2300年頃、アジアでは前1800年頃に始まった。
青銅器時代
30
金属器時代のうち、鉄器が普及した時代。冶金は西アジアで前2000年頃に始まり、アナトリアのヒッタイト人が前1500年頃に本格的にはじめた。
鉄器時代