甲状腺機能亢進症合併妊娠では胎児発育不全、妊娠高血圧症候群を合併しやすい

妊娠貧血の基準はHb値が9g/dl未満である

糖尿合併妊娠の児の奇形発生率は妊娠後期の母体血糖と関係が深い

糖尿病合併妊娠の血糖管理は経口血糖降下剤を用いる。

糖尿病合併妊娠はハイリスク妊娠であり、母体への影響として流早産や羊水過少症、巨大見による遷延分娩などがある。

心疾患を合併している妊婦の分娩様式は原則帝王切開が基本である

HIVの母子感染経路は、胎内感染、産道感染、母乳感染いずれの可能性もある。

B群溶血性レンサ球菌感染症（GBS）は分娩開始前から抗菌薬ペニシリンを投与する。

ヒトT細胞白血病（HTLV-1)は原則完全人工栄養をすすめる。

不全流産とは胎芽あるいは胎児が子宮内で死亡後無症状で子宮内に停滞しているものをいう

双胎間輸血症候群は一卵性の場合に生じる。

妊娠悪阻と診断されたら、ウェルニッケ脳症を予防する目的で補液中にビタミンCを添加しなければならない。

骨盤位では臍帯下垂や臍帯脱出を起こしやすい。

遅発性一過性脈は妻帯圧迫が原因で、変動性一過性徐脈は臍帯機能不全が原因である

第4度会陰裂傷とは肛門括約筋や直腸膣中隔まで裂傷が及ぶが直腸粘膜には達していないも のをいう。

全前置胎盤は帝王切開の適応となる。

狭骨盤の診断には超音波検査が適している

羊水過多の原因は、消化管閉鎖や妊娠糖尿病などがある。

シュレーデル徴候では臍高だった子宮底がやや上昇し右に傾くシュレーデル徴候では臍高だった子宮底がやや上昇し右に傾く

）アールフェルト徴候では恥骨結合直上から手で加圧したときに帯が移動しない

キュストネル徴候では膣日部の勝番に装着した餅子が楽引せず下降する

ストラスマン候では片手で臍帯を持ち他手で子宮底を叩いても振動が伝わらない

(遷延分娩について) 原因は微弱陣痛、回旋異常、児頭骨盤不均衡などがある

(遷延分娩について) 合併症は弛緩出血、子宮復古不全、胎児機能不全などがある

遷延分娩について。 重篤な胎児機能不全を認めるとただちに胎児を娩出し短時間で分娩を終了させること

弛緩出血の看護 子宮収縮状態の観察および適切な処置を行う

弛緩出血の看護について 出血(量・性状)の観察を行う

弛緩出血の看護について 子宮収縮を促進させるために子宮底に温罨法を行う

弛緩出血の看護について 産婦に慰安と励ましを行い児の生存および予後について家族に説明する

帝王切開後の看護 子宮復古の過程は経分娩褥婦と同様の経過をたどる

帝王切開後の看護 経膣分娩の婦と比較して、悪露が子宮内や膣内に停帯しやすい

帝王切開後の看護 術後合併症として、脳脊髄液低下により生じる頭痛がある

帝王切開後の看護 産血栓症予防として、早期離床、間的空気圧迫法、弾性ストッキング装着を行う

高ナトリウム血症は低出生体重児の新生児期の合併症である

重篤な低体温や感染症は低血糖の原因となる

出生体重2800gの児の出生後4時間の全血の血糖値が60mg/dlの場合は正常である

呼吸窮迫症候群の治療には、肺胞サーファクタント注入が行われる。

胎便吸引症候群の胸部レントゲン所見ではすりガラス状の陰影がある。

成長発達を促進するため、在胎31週未満の未熟児にも経口乳を行う

産褥期は個々の褥婦によって生まれた子に対するとらえ方、身体変化や不快症状の感じ方も 抱いているボディイメージや自己概念もさまざまである

分娩直後は母親が疲労しているので、新生児は新生児室で管理する

分娩当日から2日間ほどは、褥婦は受け身で多少依存的で決定力が低下している

夫、夫婦の親や兄弟姉妹の近親者は母親にとってストレスにもなりうる

知的障害が予測される先天異常の場合、そのことは出生後早い段階で伝えておく

祖父母が両親の支えになることができるよう、祖父母への精神的ケアを行う

退行性変化が順調に進むようケアを行う

乳汁分泌を抑制するかどうかは、母親と相談して決める

死産 できる限り静かな個室を準備し、担当者を決めてケアする