問題一覧
1
LD/AST比が10以上 =LDがまあ高い
心筋梗塞, 筋肉系疾患
2
腎臓からの排泄障害による高アミラーゼ血症
マクロアミラーゼ血症, 腎不全
3
γ-GTの上昇
急性アルコール性肝炎, 閉塞性黄疸, 肝内胆汁鬱滞
4
LD1,2優位型の疾患
心筋梗塞, 巨赤芽球性貧血, 溶血性貧血
5
膵臓型アミラーゼの上昇
膵臓疾患, 腎不全
6
LD/AST比が20以上 =LDがわりと高い
白血病, 悪性腫瘍
7
ALP4優位型の疾患
妊娠後期
8
アンジオテンシン変換酵素(ACE)の上昇
サルコイドーシス
9
LD/AST比が30以上 =LDがとても高い
溶血性貧血, 巨赤芽球性貧血
10
ALP3優位型の疾患
がんの骨転移, 骨折の修復時, 副甲状腺機能亢進症, 甲状腺機能亢進症
11
ASTよりALTの方が高い場合、特に(1)を疑う。
肝疾患
12
LDが低下
H型サブユニット欠損症
13
アデノシンデアミナーゼ(ADA2)の上昇
結核性胸膜炎
14
LD2,3優位型の疾患
白血病, 悪性リンパ腫, 筋ジストロフィー, 多発性筋炎
15
ALP5優位型の疾患
肝硬変, 糖尿病, 腎不全
16
AcP(酸性アルカリホスファターゼ)の上昇
前立腺炎, 前立腺癌, 前立腺肥大症
17
ALP1,2優位型の疾患
閉塞性黄疸, 胆道系疾患
18
ALP6優位型の疾患
潰瘍性大腸炎
19
ASTの上昇
さまざまな肝炎, 閉塞性黄疸, 心筋梗塞, 溶血性貧血, 甲状腺機能亢進症
20
CKの低下
甲状腺機能亢進症
21
CK-MBの上昇
心筋梗塞, 心筋炎
22
LD/AST比が1に近いと、(1)が疑われる。
急性肝炎
23
アミラーゼの低下
膵臓・唾液腺摘出後, 慢性膵炎, 膵がん
24
LD5優位型の疾患
急性肝炎, 骨格筋障害, 肝細胞癌, 前立腺癌
25
唾液型アミラーゼの上昇
唾液腺疾患, 腎不全, アミラーゼ産生腫瘍, 術後の患者, 外傷, ショック, 熱傷
26
CK-BBの上昇
悪性腫瘍, 脳梗塞
27
ChEの低下
肝硬変, 有機リン中毒, 低栄養, 遺伝性ChE異常症
28
CK-MMの上昇
横紋筋融解症, 皮膚筋炎, 筋ジストロフィー, 筋萎縮性側索硬化症(ALS), 甲状腺機能低下症
29
AST、ALTともに500U/L以上になる
急性肝炎, 劇症肝炎
30
リパーゼの上昇
急性膵炎, 慢性膵炎
31
ChEの上昇
ネフローゼ症候群, 糖尿病, 脂肪肝, 甲状腺機能亢進症