1.赤潮は、国際的にはアルファベットで「HAB」と略記される

2.エミリアニア・ハクスレイは別名「夜光虫」と呼ばれ大量増殖赤潮の代表種である

3.ドーバー海峡の白崖は、円石藻の大量発生の痕跡である

4.アレキサンドリウム・タマレンセは神経毒テトロドトキシンを産生する

5.ディノフィシス・フォルティは下痢性貝毒の原因種である

6.ガンビエルディスカス・トキシカスはシガテラの原因毒素を産生する

7.シャットネラ・アンティカは、主に魚類を斃死させる有害赤潮原因種である

8.カレニア・ミキモトイは、韓国沿岸で毎年のように発生して漁業被害をもたらしている

9.ヘテロカブサ・サーキュラリスカーマは二枚貝を特異的に斃死させる渦鞭毛藻である

10.珪藻赤潮は、主に夏季に発生して栄養競合によりノリの色落ちを引き起こす

11.旧約聖書(出エジプト記)に赤潮と思われる現象の記載がある

12.日本書紀に和歌山県で赤潮が発生したと思われる記載がある

13.ダーウィンはブラジル沿岸で発生した赤潮原因藻に関する記述を残している

14.朝倉慶吉は1899年に夜光虫による赤潮について報告した

15.瀬戸内海環境保全臨時措置法は1973年に制定された

16.瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)により、「総量規制」基準による排水規制が 実施された

17.現在瀬戸内海の赤潮発生件数は高度成長期以前の水準まで減少している

18.各県の担当部局により「赤潮予報」が公表されている

19.赤潮被害軽減のために「餌止め」は有効である

20.粘土散布はシャットネラ赤潮に対して特に有効である

21.無機水銀である硫化水銀は辰砂といい、藍色の顔料として利用された。

22.マーキュロクロム液(赤チン)は殺菌剤として傷口の消毒などに用いられた。

23.メチル水銀が魚類に取り込まれるのは餌由来のみで、鳃や体表面からは移行しない。

24.メチル水銀はケラチンを多く含む髪や爪に蓄積するため、個人の体内に存在している水 銀の量は毛髪の水銀濃度から推定できる。

25.メチル水銀は血液ー脳関門を通過するため中枢毒性を持つ。

26.一度人体に畜積した水銀はほとんど排出されないため、生物学的半減期は約50年であ る。

27.メチル水銀の耐容一週間摂取量は4.0pgである。

28.キンメダイは厚生労働省(妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」に含まれて いる。

29.ツナ缶は原料がマグロであるため水銀濃度は妊婦が摂取する際に注意するべき高い濃度 である。

30.水銀によるリスク低減のために作られた条約は「水銀に関する水俣条約」である。

31.シーベルト(Sw)は、生体の被ばくによる生物的影響の大きさを表す単位である。

32.ある核種の半減期が2年である場合、その核種を100ベクレル(Bq)含む放射性物質は4年後に25ベクレルを示す。

33.a線はヘリウムの原子核である。

34. B線は陽子である。

35.y線は原子核から放出される電磁波である。

36.国際原子力事象評価尺度でレベル7(深刻な事故)とされているのは、1986年のチェル ノブイリ原発事故と2011年の福島第一原子力発電所事故の2例である。

37.ヨウ素131は、物理学的半減期は8日と短いが、人体では甲状腺に蓄積する。

38.ストロンチウム90は、カリウムに似た挙動を示すため骨に蓄積する。

39.セシウム134とセシウム137では、セシウム137の方が物理学的半減期が長い。

40.一般食品の放射性セシウムの基準値は100Bq/kgである。

有機塩素化合物は(41)産業の副産物である塩素の用途開発によって生み出された。

現在は(42)の島として知られる大久野島

びらん剤、催涙剤、窒息剤などの有機塩素化合物が1929年から(43)年まで生産されたとされている

1988年に北海沿岸で(44)が大量死した原因は、直接的には(45)であるとさ れている 44の方

1988年に北海沿岸で(44)が大量死した原因は、直接的には(45)であるとさ れている 45の方

その背景にはPCBなどによる(46)があるとされている。

生物濃縮性のパラメータとして(47)水分配係数(Kow)が注目されている。

(47)水分配係数(Kow)が注目されている。この値がおおむね(48)より小さいと親水性

(49)以上であれば親油性であるとされる。

高次捕食者 では、生物濃縮性は種間差が大きいが、これは生物によって(50)に差があることによる。

POPsは毒 性、難分解性、生物蓄積性、(51)があり、

人の健康や環 境に重大な悪影響をもたらす可能性のある物質である。これらは(52)年に採択された 「POPsに関する(53)条約」によって規制されている。 52の方

人の健康や環 境に重大な悪影響をもたらす可能性のある物質である。これらは(52)年に採択された 「POPsに関する(53)条約」によって規制されている。 53の方

PCBなど9物質は原則的に製造・使用禁止物質とされているのに対し、(54)は原則的に 製造使用制限物質となっている。

フラン類や(55)類は非意図的生成物質に分類され排出削 減が進められている。

内分泌系とは、分泌細胞から放出される物質の放出先が(56)であるものをいい

内分泌系とは、分泌細胞から放出される物質の放出先が(56)であるものをいい、放出さ れる物質を(57)という 57の方

標的細胞に運ばれた(57)は(58)と結合して情報が伝達される。 58の方

内分泌かく乱物質は様々な機構で内分泌系に影響を及ぼすが、(受容体)と結合して(ホルモン)と同 様の機能を示すものを(59) 59

(受容体)と結合して(ホルモン)が結合することを阻害するものを(60)

内分泌かく乱物質としては、エストロンやエストラジオールなどの(61)

船底防汚塗料などに用いられた(62)化合物が水生生物に影響を及ぼすことがわかっている。

サケ科魚類では、(63)において(卵母)細胞から放出された(エストロゲン)が肝臓に運ばれて 63

サケ科魚類では、(雌)において(64)細胞から放出された

卵黄タンパク質の前駆物質である(65)の合成が誘導される

下水処理場直下の 河川水に暴露されたニジマスの(66)において(ヒデロゲニン)の合成が誘導されることが報告されてい る。

巻貝類の(雌)に(雄)の生殖器が生じる現象を(67)という

この(インポセックス)現象の程度を表す指標として(68)指数がある

内分泌かく乱物質に関する日本での取り組みとしては、(69)98において優先取り組み

65物質のリストアップが行われ、その後(70)2005、2010、2016、2022において調査調査研 究、影響評価、国際協力などが推進されている。

77.ある決まった生物(生物群)の状況を見ることで環境条件を判断する。

78.生物が体内に蓄積した汚染物質濃度を測定する。

79.生物材料を用いて生物学的な応答を分析することで環境試料の汚染を評価する。