問題一覧
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《褥婦バイタル正常値》 体温 脈拍 血圧 呼吸
体温 36.0~37.0℃ 脈拍 60~90回/分 血圧 120/80mmHg 呼吸 12~20回/分
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《産後のバイタルの異常》 脈拍:産褥期には( ~ )回/分の徐脈になることがある。 血圧:分娩時は上昇、分娩後は避妊時の値に戻る。産褥4日目に( ~ )mmHg程度上昇することがある。 体温:分娩直後は37.5℃を超える場合があるが、分娩24時間後には( )℃以下となる。 分娩2~3日目に( ~ )℃程度上昇することがある。 ↳ 乳房の熱感で上昇する場合があるため肘窩でも測る。
脈拍:産褥期には(40~60)回/分の徐脈になることがある。 血圧:分娩時は上昇、分娩後は避妊時の値に戻る。産褥4日目に(10~15)mmHg程度上昇することがある。 体温:分娩直後は37.5℃を超える場合があるが、分娩24時間後には(37)℃以下となる。 分娩2~3日目に(37~37.5)℃程度上昇することがある。 ↳ 乳房の熱感で上昇する場合があるため肘窩でも測る。
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《産褥の生理》 ☆内分泌系 ( )は分娩後、児の吸啜刺激により分泌が促される。 作用を2つ答えよ
オキシトシン 射乳反射、子宮収縮 アセスメント例:授乳の度にオキシトシンは分泌され、子宮筋に働きかけ収縮を促進することが期待される。など
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《排泄》 ☆尿 分娩時の( ここ大体でいいヨ )、尿意の減弱や尿閉なとの一過性の排尿障害が起きる。 尿が貯留し膀胱の過伸展による( )のリスクがある。 ☆便 産褥2~3日は( )になりやすい。
☆尿 (子宮の圧迫により膀胱の筋肉や神経が麻痺することと、会陰部の疼痛により) 子宮収縮不良 ☆便 便秘 🐥排泄は子宮復古のアセスメントで必ず出る 原因↑と3時間おきの排尿を促すという看護を覚える
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《産褥の生理》 ☆全身状態のアセスメント バイタルサインや表情から全身状態を捉える。 食事量は乳汁生成期に適しているか。 睡眠、休息はとれているか。分娩後は興奮から交感神経優位になり、慣れない入院生活、後陣痛や外陰部痛などから睡眠が阻害されやすい。 不眠から( )状態になることもある。 下肢の浮腫が一時的に認められる。浮腫は妊娠高血圧の前駆症状の場合があるため血圧・尿蛋白をアセスメントする。 ↳( )や休息時には下肢を( )する。 排便は、産褥3日目で認められなければ便秘薬を服用することが多い。 👍🏾暗記は不要、理解し書けるようにする。
抑うつ 産褥体操、挙上
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《子宮底の高さ》 分娩直後 分娩12時間後 産褥1日 産褥2日 産褥3日 それぞれの子宮底の高さは?
分娩直後 臍下1~3横指 分娩12時間後 臍高 産褥1日 臍下1横指 産褥2日 臍下2横指 産褥3日 臍下3横指 🌟子宮の高さは日数の数字と同じ高さ!!
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《後陣痛》 産褥1~3日 一般的に( )に比べ( )の方が強い。 後陣痛が増強する要因3つは?
初産婦に比べ経産婦の方が強い 1 経産婦 2授乳などの乳頭刺激 3子宮内に悪露の停滞や遺残物がある場合
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《悪露》 1~3日目 4日~1週間後 それぞれの悪露の色・量は? 🌟アセスメント例 悪露の量、性状は産褥日数相当(産褥1日目は赤色悪露、量は中等度)であるため悪露の排出は順調である
1~3日目 赤色 お産パッドで対応出来る量 4日~1週間後 褐色 生理程度の量 ほとんど3日目で生理程度になる アセスメントでは中等度とかの表現が〇
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《退行性変化のアセスメント》 ☆子宮復古 正常な経過では子宮は( )く、( )様である。 子宮が柔軟な場合は子宮復古不全のリスクがあるため予防ケアを行う。 →予防ケアは答えに書いてある暗記して! ☆悪露 悪露の量が多い時は… 悪露の量が少ない時は… ☆会陰部 会陰部裂傷・会陰切開の場合、創部の治癒過程を観察し、( ・ ・ )などの感染徴候を確認する。 痛みの緩和には( )を用いる。適期パッドを交換し清潔を保つ。
☆子宮 硬く、公式テニスボール様 予防ケア…子宮遺残物の確認、乳頭刺激を与える、3~4時間目安に排尿を促す ☆悪露 悪露の量が多い時は…子宮復古不全の可能性 悪露の量が少ない時は…子宮内で悪露が貯留している可能性→子宮収縮不良に繋がる ☆会陰部 発赤・腫脹・疼痛 円座 疼痛は自制内であれば良好、鎮痛剤処方で自制内も良好
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《乳汁生成期》 1期、2期の期間とそれぞれの種類は?
1期は妊娠中期から産褥2日で初乳 2期ら産褥3日~8日で移行乳
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《乳汁分泌》 ☆1期 乳汁生産量が早く増加するには産褥早期の( )が推奨されている。 ☆2期 ( )…乳房の充満や熱感を生じる
頻回授乳 乳房緊満 アセスメントでは頻回授乳が行えていることによる効果を書く
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《乳汁分泌》 ☆開口数 産褥1~2日目 産褥3~4日目 産褥4~6日目 それぞれの乳管口の数は? ☆分泌量 産褥1~2日目 産褥3~4日目 産褥4~6日目 それぞれの分泌量は?
☆開口数 産褥1~2日目 2~3 産褥3~4日目 4~5 産褥4~6日目 6~7 前後 個人差が大きい ☆分泌量 産褥1~2日目 じわりとにじむ程度 産褥3~4日目 ポタポタと滴る程度 産褥4~6日目 射乳が見られるようになる
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《授乳》 ☆回数 24時間に( )回以上、( )回程度 ☆意義 母乳の匂い、肌の触れ合いにより( )が促される。 吸啜刺激は( )を分泌させ、( )などもある。 ☆母児同室 💖早期母子接触により早期授乳を行い、母児同室により児の哺乳欲求に合わせた授乳を行うことが母乳育児成功の鍵!
☆回数 8回以上、12回程度 ☆意義 母子相互作用 オキシトシン、愛着形成促進作用
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《進行性アセスメント》 ☆母親の観察 分娩期の弛緩出血などの多量出血による貧血。 乳汁生成に適した食事摂取量を摂取できているか。 睡眠や休息が十分か。 精神的ストレスや頻回授乳による疲労はないか。 母乳育児に対する本人の考え(バースプランなど)。 授乳姿勢(ポジショニングとラッチオン)が適切か。 ☆乳房の観察 乳房緊満感、熱感、乳管開口数、乳頭の損傷などから母乳栄養を阻害するリスクを考える。 熱感や緊満があれば冷罨法する。 ☆新生児の観察 在胎週数相当の出生体重であるか→児の未熟性による哺乳への影響など考える。 早期授乳による胎便が24時間以内に見られたか。 ビリルビンの再吸収少なく、高ビリルビン血症が予防できているか。
アセスメントする時になんとなく頭に入れとけばよき!
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《母乳育児支援》 ☆喫煙 授乳中の喫煙は( )を抑制して( )を低下させ、子供の( )と( )のリスクを増加させる。
射乳反射 母乳産生 呼吸器感染症 乳幼児突然死症候群(SIDS)
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《バースレビュー》 産後( ~ )日目に分娩経過を振り返ること。 褥婦の心理状態を観察し、自分の出産に不満や否定感情を抱いている時などに行うと良い。 →出産という大事業を終えた褥婦の努力を評価し称賛する。
1~2
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《帝王切開》 ☆種類 予定帝王切開…子宮の過伸展、疲労はない。 緊急帝王切開…疲労、さまざまな合併症のリスクを伴う。 ☆術中 手術開始直後は麻酔の影響と仰臥位により( )を起こしやすい為、麻酔前に補液を行い、子宮の( )を行う。 帝王切開の出血は( )mL以内が〇 経膣は500mL ☆術後 創部痛と後陣痛があるが術後合併症予防のため( )を行う。 →術後早期は( )時間ごとに体位変換を促す。授乳による体位変換が良い。通常術後( )日目から歩行開始する。 初回歩行時は( )のリスクが高い。呼吸困難・胸痛などを確認する。予防として弾性ストッキング・間欠的空気圧迫法を装着。
☆術中 仰臥位低血圧症候群、左方転位 800 ☆術後 早期離床 2 1 肺血栓塞栓症
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《帝王切開術後の排泄》 帝王切開術後、初回歩行が可能の場合、カテーテルを抜去する。抜去後は尿意、自尿を確認する。 3~6時間後でも尿意ない場合は、トイレに誘導する。 帝王切開後に排尿障害が見られる場合もあるが( ~ )日で軽快する。
2~3
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《産褥の異常》 ☆子宮復古不全 子宮内の遺残物、子宮の過伸展などにより子宮収縮不良となる。 ①正常と比べて子宮の状態は? ②悪露の量、正常は? ☆看護 分娩後、子宮復古不全予防のために出来ることは?
☆子宮復古不全 ①子宮体は大きく柔らかく、子宮底が高い ②悪露の量は多く、血液成分が多い。 ☆看護 早期離床と早期授乳 3時間おきの排泄を促す、排泄時パッドを交換し清潔を保つ 輪状マッサージを行う ❗️適当に2つくらい覚えといたらいい
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《産褥熱》 ☆定義 分娩後( )時間以降、産褥( )日以内に( )日間以上にわたり( )℃以上の発熱が続くこと。 ☆原因 ( )破水、子宮内遺残物、( )の滞留 ☆症状 発熱の他、下腹部痛、( )の悪臭 ☆予防ケア 排尿の度にパッドを交換し、外陰部の清潔を保つ。
☆定義 分娩後(24)時間以降、産褥(10)日以内に(2)日間以上にわたり(38)℃以上の発熱が続くこと。 ☆原因 (前期)破水、子宮内遺残物、(悪露)の滞留 ☆症状 発熱の他、下腹部痛、(悪露)の悪臭 ❗️産褥熱のアセスメントの場合1連のストーリーで描けるように大まかに覚えておく。
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《乳腺炎》 ☆定義 乳管の閉塞やうっ滞により蓄積した乳汁により乳房に炎症が起きる。(必ずしも細菌感染では無い) ☆症状 圧痛、熱感、腫脹、( )℃以上の発熱 ☆看護 ポジショニングとラッチオンの状態を観察し適切な授乳が行えているか確認する。
38.5
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《マタニティーブルーズ》 ☆定義 産後( ~ )日を中心に( )日頃までに生じる 軽い一過性の精神症状 ☆看護 自然軽快のため治療は必要ない。 ( )出来るような場を設ける ( )や( )を軽減させ休息を取らせる
☆定義 産後(3~5)日を中心に(10)日頃までに生じる 軽い一過性の精神症状 ☆看護 自然軽快のため治療は必要ない。 (感情表出)出来るような場を設ける (疲労)や(睡眠不足)を軽減させ休息を取らせる
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《産後うつ病》 ☆定義 産褥( ~ )週後にみられる抑うつ症状。産褥1ヶ月以内に急激に発症するため( )が大切である。 ☆看護 エジンバラ産後うつ病調査票 多分いらん🐥🐥
産褥(2~4)週後にみられる抑うつ症状。産褥1ヶ月以内に急激に発症するため(早期発見)が大切である。
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《妊娠週数》 流産は多分出ないー🪼 早産 正期産 過期産 それぞれの妊娠週数は?
早産 22~37週未満 正期産 37~42週未満 過期産 42週以降 例:Aさんは妊娠37週5日の分娩により正期産(37週以降42週未満での出産)である。
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《分娩経過》 ☆分娩第1期 陣痛 [( )分以内の規則的な子宮収縮] が認められてから子宮口全開大まで 初産婦:( ~ )時間 経産婦:( ~ )時間 ☆分娩第2期 胎児晩出まで 初産婦:( ~ )時間 経産婦:( ~ )時間 ☆分娩第3期 胎盤娩出まで 初産婦:( ~ )時間 経産婦:( ~ )時間 ☆第1~3期合計 初産婦:( ~ )時間 経産婦:( ~ )時間 🌟アセスメント例 〜以上より、分娩所要時間は正常範囲内に経過していることから、母体への全身疲労などの影響、胎児への低酸素による胎児機能不全などのリスクは低いと考えられる。
☆分娩第1期 陣痛 [( )分以内の規則的な子宮収縮] が認められてから子宮口全開大まで 初産婦:(10~12)時間 経産婦:(5~6)時間 ☆分娩第2期 胎児晩出まで 初産婦:(1~2)時間 経産婦:(30~1)時間 ☆分娩第3期 胎盤娩出まで 初産婦:(15~30)時間 経産婦:(10~20)時間 ☆第1~3期合計 初産婦:(11~15)時間 経産婦:(6~8)時間
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《分娩のリスク因子》 ☆年齢身長 ( )歳以上は高齢出産 150cm未満の低身長の妊婦は( )による( )のリスク
35歳 狭骨盤、児頭骨盤不均衡
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《破水》 ☆正常 正常経過では分娩第1期、子宮口全開大のころにおこる。( )という。 ☆異常 ・陣痛前に起こる( )は子宮内感染を起こしやすい。帝王切開に繋がる。 ❗️母子ともに感染リスク ・分娩開始から子宮口全開大までの破水は( )である。
適時破水 前期破水 早期破水 多分出ない🐥 前期破水の感染リスクは分娩アセスメント、産褥アセスメントでも必ず書く!
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《分娩の異常》 ☆出血 ①分娩時異常出血 第1~4期の出血が( )mLの場合は産後に貧血の場合がある。[ 血液検査データ Hb( )以下 ] ②弛緩出血 子宮筋収縮不良により止血されず大出血を来す。 この場合子宮は柔らかい。 ( )のリスク 🌟出血は産褥アセスメントで記入することが多い! 分娩では異常出血、弛緩出血なく順調に経過していることから〜また子宮底の高さから子宮収縮不良のリスクない、、など
☆出血 ①500mL Hb11g/dL以下 ②子宮復古不全
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《CTG》 ☆胎児心拍数基線細変動 6~25bpm 細変動の減少は( )を表す。 ☆一過性頻脈 心拍数が一時的に15bpm以上増加する。バコーンのやつ 胎児は健康! ☆一過性徐脈 児頭の( )、胎児の( )、( )が原因 🌟アセスメント例 CTG初見より、分娩開始時より一過性頻脈あり、基線細変動あり、一過性徐脈ないことから胎児の健康状態は良好であると言える。
☆胎児心拍数基線細変動 細変動の減少は(胎児の低酸素状態)を表す。 ☆一過性徐脈 児頭の(圧迫)、胎児の(低酸素症)、(臍帯圧迫)が原因
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《胎児の健康状態の判断》 リアシュリングの4所見は?
①胎児心拍数基線が正常範囲である ②基線細変動が中等度である ③胎動に伴う一過性頻脈を20分間に2回以上認める ④一過性徐脈がない
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《分娩アセスメント》 ☆分娩経過 分娩所要時間に応じた晩出力か。 分娩所要時間は母体への全身疲労、胎児機能不全などに影響をもたらしたか。 娩出直後の子宮底の高さ、硬さ、弛緩出血の有無などから分娩後の子宮復古阻害があるか。 年齢的リスク、低身長による狭骨盤のリスク、体重増加量から胎児の産道通過を妨げる要因はあるか。 前期破水による感染リスクがある場合、分娩は感染なく終了したか。 ☆産褥への影響 上記のアセスメントから、育児行動、乳汁生成を阻害するリスクはあるか。 尿意の減弱から膀胱過伸展による子宮収縮不良のリスクはあるか。その看護。 会陰裂傷、会陰切開があれば感染徴候。会陰の感染による疼痛は活動量の低下につながり子宮復古不全のリスクとなる。
がんばろひー😚😚