問題一覧
1
喀痰吸引は、口を開けて行ったり苦痛を伴う処置ですので、施設等では、①保護のためカーテン・スクリーンをすると良いでしょう
① プライバシー
2
できる限り、吸引を楽な姿勢で受けられるよう、姿勢を整えます。 口腔内吸引の場合、せきの力を利用して痰が出せるようであれば、起きた姿勢のほうが力を入れやすでしょう。 起き上がれない場合や、唾液の吸引の場合は、枕の位置を工夫し、口を開けやすい姿勢をとる
〇
3
鼻腔内吸引の場合は、ベッドは水平から①度程度の挙上が吸引チューブを挿入しやすいといわれています
① 10~15度
4
気管カニューレ内部の吸引の場合の姿勢は、気管カニューレ部分が①やすく②にチューブが挿入でき、利用者の安楽が保てる角度にベッドの挙上を調節する
① 見えやすく ② 清潔
5
吸引の手順における注意点は、①の保持です。②を間違えると、消毒液や保管液がすべて③されることになるので、気をつけましょう
① 清潔 ② 順番 ③ 汚染
6
吸引終了時の清潔 チューブの外側を清浄綿等で拭く。 吸引チューブを拭く清浄綿等は必ず①回ごとに破棄する
① 1回
7
経鼻経管栄養を実施している人が対象の場合は、吸引にともなう咳き込みなどによって経鼻経管栄養チューブが口腔内に出てきてしまうことがあるので、経鼻経管栄養チューブについても確認します
〇
8
痰を出しやすくすらためには、 ①、②の粘性、③の量と速さが大切といわれています
① 重力 (体位ケア 咳が溜まっている側方を上にする姿勢) ② 痰の粘性 (保湿性、加湿性、体内水分) ③ 空気の量と速さ (せきのちから)
9
記録のポイントは、主観を交えず客観的事実を、誰が読んでも同じ場面・状態をイメージできるように書き、他者へ伝えることです
〇
10
栄養とは、①の維持増進を図るために、必要な成分を②等から③ に取り入れることをいう
① 生命 ② 食物 ③ 体内
11
生命維持、増進に役立つものを栄養素という。五大栄養素とは?
① 炭水化物 ② 脂質 ③ タンパク質 ④ ビタミン ⑤ ミネラル
12
水分の摂取方法の3つは?
① 飲み物 ② 食物に含まれる ③ 体内で代謝により生成
13
消化器系器官は、以下のようなはたらきをしている ・食物を①する ・①した食物を②に分解する(消化) ・栄養素を③に吸収する ・消化できない残りの部分を体から④する
① 摂取 ② 栄養素 ③ 血液中 ④ 排出
14
消化器系の器官の機能は「①の機能」と「②の機能」
① 消化管 の機能 ② 消化腺 の機能
15
消化管は、主に消化酵素などを含む分泌液を合成・分泌する役割をもっていて、消化腺から消化管の内側の流れ込む管を通してその分泌液が分泌され消化を助ける
✕ 消化管➝消化腺
16
肝臓は①を分泌して消化を助けるはたらきに加え、そのほか胃や腸から戻ってくる血液中に含まれている栄養素の処理、貯蔵、中毒性物質の②、分解、排泄、血液性状の調節、身体防衛作用などのはたらきをしている
① 担汁 ② 解毒
17
胆のうの役割は、①で分泌される②を蓄え、③の消化吸収を間接的に促すこと
① 肝臓 ② 担汁 ③ 脂肪
18
膵臓の大きな役割は、①の生成・分泌で、①がないと円滑な消化は行われない。1日に約②の量が分泌されます
① 膵液 ② 500~1000ml
19
糞便が①に入ると便意をもよおし、排便反射が起こって肛門から排便する
① 直腸
20
食物を食べて飲み込むことを①といいます
① 嚥下
21
嚥下がスムーズにできるためには、呼吸は一時的に止まる
〇
22
①とは、消化酵素によって食べ物を分解し、栄養素の水溶液をつくる作業で、②は、主に小腸や大腸で行われて体に吸収されて栄養素は、組織を作ったり、エネルギーとした利用される
① 消化 ② 吸収
23
経管栄養剤を注入後は、座位にして体を起こし、背部を軽くたたくなどして、①を出すようなケアが必要です
① ガス ガスとともに嘔吐することを防ぐ
24
しゃっくりが続く時は経管栄養剤の注入を中止し口腔内や他の症状の観察を行い看護職員に連絡する
〇
25
経管栄養の実施で、嘔気・嘔吐を引き起こす場合とは、体位の角度が①で②しやすい状態である場合や、栄養剤の③による刺激、注入速度が④く消化吸収が追いつかない場合、量が多すぎて逆流する場合などがある
① 平坦 ② 逆流 ③ 温度 ④ 速く
26
経管栄養法を実施している利用者の場合などは、吐くことができず、①に流れ込み、①から入った栄養剤は②に達して肺炎を起こします。 ③を塞ぐと④状態になり、死に至ることがある
① 気管 ② 肺 ③ 気道 ④ 窒息
27
下痢の際は排便回数が増加しますが、回数が多くなっても、水様でなければ下痢とはいいません。また1回のみであっても、水様であれば下痢です
〇
28
経管栄養が必要な状態とは ・飲み込むはたらきが①している状態 ・栄養が②と推測される状態
① 低下 ② 不十分
29
誤嚥ては、本来食道から胃腸へ流れていくべき食物や水分などが、誤って①内に流れ込んでしまう状態
① 気管内
30
誤飲とは、①してはいけないものを誤って②でしまうこと
① 食して ② 飲んで
31
栄養が不十分であるということは、十分なカロリーやタンパク質、ビタミン、微量元素(ミネラル)などが足りていない状態を指す
〇
32
栄養不良の症状は、初期には空腹感を訴えますが、だんだんと無力感、頭重、四肢の冷感、貧血症状などが現れてきます
〇
33
栄養不良の症状を改善しないと生命の危機につながります。摂取する量は足りていても、十分に吸引・利用がされない場合にも、栄養不足の状態になります
〇
34
経管栄養法とは、口から食事を摂れない、あるいは摂取が不十分な人の①管(胃、十二指腸、空調)に②を挿入して③(流動食)を注入し、栄養状態の維持・改善を行い方法です
① 消化管 ② チューブ ③ 栄養剤
35
経管栄養法は、管を挿入する経路によって、①経管栄養法、②経管栄養法、③経管栄養法に分けられます
① 胃ろう ② 腸ろう ③ 経鼻
36
胃ろう経管栄養法は、①にチューブを通すことができない場合に行われる
① 食道
37
腸ろう経管栄養法は、胃ろうより①いチューブを使うため②まりに注意します
① 細い ② 詰まり
38
経鼻経管栄養法は、口の中でとぐろを巻いていないか、チューブが抜けていないか注意します。 嘔吐しやすい状態や誤嚥性肺炎が繰り返し起こったりする場合は、腸まで挿入する。チューブが細いので詰まりに注意
〇
39
経管栄養法で使用される栄養剤の種類は?①と②に分けられます
① 食品タイプ ② 医薬品タイプ
40
経管栄養法で使用される栄養剤は医師の処方が必要です
✕ 「医薬品タイプ」は処方が必要 「食品タイプ」はいらない
41
半固形栄養剤は基本的に経鼻経管栄養法で用いられる
✕ 胃ろう、腸ろうの利用者 必ず医師の指示の下で行う
42
半固形栄養剤(流動食)での注入時は、上半身を30~90度程度起こす(通常は30~45度 半座位)
〇
43
疾患によっては、経管栄養において、脱水・電解質異常・血糖値異常などか起こることがあります。 電解質異常などを起こすと、発熱、心不全、呼吸不全、中枢神経障害(意識がなくなる・ぼんやりする)などの重篤な症状になることがあります
〇
44
介護職員の判断で栄養剤の内容を変更したり、量を変更してもよい
✕
45
誤嚥性肺炎は、経管栄養法を行ううえで最も重篤な合併症で、死に至ることもあります。
〇
46
誤嚥性肺炎の原因は? ・①機能の障害で口腔内の汚染物質が気道へ流れる ・②の内容物が逆流し、気道に入ってしまう ・食道裂孔ヘルニア③きすぎる経管栄養栄養チューブを使用している時に逆流を起こす
① 嚥下 ② 胃 ③ 大き過ぎる
47
経管栄養チューブの挿入部(もしくは ろう孔部)周辺が①くなったり、滲出液が出たり、②みがあったり、③血していたり、時に④臭がしたりしたいたら、医師や看護職員に連絡する
①赤く ②痛み ③出血 ④悪臭
48
子ども用の経管栄養法で使用するチューブの選定は大人と変わらない
✕ 子どもの成長段階や体型によりサイズが違う 医師が選定
49
子どもの無意識に手を顔に持っていくことがあるため、耳の後ろに掛けて固定するなど固定方法にも違いがある
〇
50
チューブは、費用が掛かるのでできるだけ使い回しをしてもかまわない
✕ 細菌が増殖しやすく、さまざまな感染症リスクが高くなるので、可能な限り使い捨てにする 再利用の際はチューブ内の汚れを十分洗浄し完全に乾燥させ、定期的に消毒液に1時間程度浸す。1日ごとや1週間ごとに交換するようにする
51
子どもの経管栄養の留意点 ・大人に比べチューブが①く詰まり ・長さが短く抜けやすい ・自分で抜去、抱っこ等で抜ける ・皮膚が弱くトラブルを起こしやすい
〇
52
経管栄養法を行う前には、利用者・家族に声をかける。 説明は毎回必要です
〇
53
感染症とは、菌やウイルスが体内に侵入して症状が現れる病気のことをいいます
〇
54
経管栄養を行っている人は、一般的に①力や②力が低下しているこてが多く、簡単に③してしまうことがあるので、注意が必要です
① 抵抗力 ② 体力 ③ 感染
55
経管栄養を実施している利用者は、口腔から何も摂取されていない方もいて、唾液の分泌による自浄作用が低下していて、特に細菌感染が起こりやすい状態になっているので、口腔内ケアは1日 ①回程度 行いましょう
① 3~4回程度
56
緊急を要する状態とは、①の危機に直結する状態です
①生命
57
胃ろう・腸ろうによる経管栄養(半固形タイプ) 液状の栄養剤を半固形化してから投与する場合、現在よく利用されている半固形化の方法は、①を用いる方法、②類(増粘剤・半固形化剤)を用いる方法、③ぺを用いる方法
①寒天 ②多糖類 ③ペクチン
58
経管栄養法の必要物品を清潔保持するために、栄養剤の注入終了時に、使った物品を毎回洗浄・消毒します
〇
59
固定されていた部分にテープの粘着性が残っているようであれば、ぬるま湯で濡らした布で拭き取ります
✕ 温かく絞ったタオルで優しく拭き取る
60
ろう孔しゅうや分泌物や栄養剤の汚れは、温かく絞ったタオルでやさしく拭き取る
✕ ぬるま湯で濡らした柔らかい布(ガーゼ)で拭き取る
61
挿入部の消毒は医師または看護職員が行います。増設①週間が経過した時点で挿入部に②の兆候がなければ、医師の指示により消毒薬での消毒は中止する
① 2週間 ② 感染
62
必要物品の準備 ・指示書の確認 ・手洗い後、必要物品を準備 栄養剤の温度は人肌程度 ・イリゲータ、栄養点滴チューブ、カテーテルチップシリンジなどは利用者専用のものを使用 ・利用者のその日の状態を観察 ・使用品の劣化確認 栄養点滴チューブやカテーテルチップシリンジは2週間1回程度で交換が多い ・ろう孔周辺確認 ・経鼻経管栄養はチューブの位置、抜け、口腔内の停留、蛇行
〇
63
経管栄養実施前の準備 ・輸液ラインや排液チューブ、その他医療的処置を実施している利用者の場合は、特に経管栄養を接続するチューブに間違いないよう細心の注意を払い、看護職員と相談し、経管栄養法を実施しているチューブにテープなどの目印を付け、区別しやす工夫をすることが重要です
〇
64
経管栄養の体位は、半座位(30~45 度)の姿勢にする
〇
65
経管栄養の体位 半固形栄養剤注入の場合は、腹部が圧迫されない体位であれば30~90度の座位にしても構いません
〇
66
経管栄養実施手順 ・イリゲータに栄養点滴チューブを取付る ・点滴チューブのクレメンが①していることを確認する ・計量カップに②された量の栄養剤を注ぎ入れる ・計量カップの栄養剤をイリゲータに注ぎ込む ・滴下筒を圧し、滴下筒に③ほど栄養剤を満たします ・クレメンを少し④きながら栄養点滴チューブの⑤まで全体に⑥を行き渡らせクレメンを⑦じます
①閉じて ②指示 ③半分 ④開き ⑤先端 ⑥栄養剤 ⑦閉じる
67
胃ろうの経管栄養チューブによっては、複数口のあるものもあり、その場合はつなげていないチューブの空気を抜くため口は開けておく
✕ 閉じないと、その口から栄養剤が漏れる
68
1分間の滴下数を合わせる。注入速度が遅いと、下痢や急速な高血糖症状を引き起こします
✕ 注入速度が速いと、下痢や…
69
経管栄養実施において、空腹時に胃内容物が入る場合は、横隔膜刺激によりゲップが出現し、利用者に苦痛を訴える場合がある
✕ ゲップ➝しゃっくり
70
経管栄養実施中の注入中に、痰やからみが強かったり、嘔気や嘔吐がみられた場合は、注入をいったん中止して様子をみる
〇 栄養剤や流動食の逆流、誤嚥による肺炎の恐れ
71
経管栄養の実施において、糖尿病の利用者では、急激な栄養剤の注入により、低血糖を呈する場合がある 時々声を掛けるなど、意識を観察する
✕ 低血糖➝高血糖
72
経管栄養の実施において、糖尿病の利用者では、寝ていると判断し、声かけをせず、病状を悪化させてしまうケースも報告されている。
〇 昏睡(とんなに強い呼びかけを繰り返しても反応できない意識の障害)がある場合も想定する
73
経管栄養の実施後において 嘔吐や食道への逆流を防止するため、注入終了後も30分~1時間は、上半身を平らに戻した状態を保つよう利用者に説明する
✕ ベッドの挙上は戻さない
74
経管栄養を実施している利用者はら経口摂取を行っていないため、口腔内のケアは特に行う必要はない
✕ 唾液分泌が減少し、返って口腔内の自浄作用が保たれず、細菌が繁殖しやすいのでケアは3~4回/日程度は必要
75
経管栄養実施後は、嘔吐や食道への逆流を防止するため出来るかぎり動かしたくないので、利用者が尿意があっても少し待っていただく方がよい
✕ ぜん動運動が活発になり、排ガスや便意の確認、腹圧もかかり尿意を強く感じる場合があるので、必要な場合は介助を行う
76
経管栄養を行っていれば、医師の指示で管理されていることから、排泄についても特にケアは必要ない
✕ 食事の量、摂取時間、の管理 運動や歩行によって腸ぜん運動を促すケアもある
77
経管栄養を実施している高齢者は、腸ぜん運動が低下していても、急激な症状として現れないこともがあるため、腸閉塞などの重篤な病症に進行する場合がある
〇
78
経管栄養を施している利用者においては、管理がしっかりしているので、毎日の排便、排尿の回数や症状の観察は特に気をつけなくても問題ない
✕
79
胃ろう(腸ろう)栄養チューブは、1日2~3回、回転させ、癒着や圧迫を防止を行わなければならず、介護職も気がついたら実施する
✕ 介護職は実施できない。 医師、看護職員、家族ができる
80
ろう孔周辺に汗などが貯まりやすい状態になるので、入浴では石けんを使って周囲皮膚の洗浄をし、十分に洗い流す
〇
81
胃ろう(腸ろう)の栄養チューブは、常に観察や食事がスムーズに行えるよう、睡眠時であっても衣服から出しておくほうがよい
✕ 無意識に腹部に手を乗せることが多いため、衣服から露出しないように注意する
82
記録の意義の1つは、支援内容や関わる全ての人が①認識できることと、 もう1つは、適正な業務実施が証明される②となることです
① 共通認識 ② 証拠
83
実際の救急の現場においても、その場に居合わせた人(①バ・・・)が救急蘇生を行うことによって、大切な命が救われた例は数多くある
① バイスタンダー
84
救急蘇生の目的 ・まずは「①」、命を救うこと ・胸骨圧迫法などの心肺蘇生を行うことによって血流が途絶えず後遺症を軽減させる②()防止 ・意識のある方にとっては、声かけや励ましの言葉を掛けることによって③や不安が④される
①救命 ②悪化防止 ③苦痛 ④軽減
85
市民が行う救急蘇生法は1次救命処置と簡単な(①ファー・・・)です
①ファーストエイド
86
救命の連鎖の4つは? ・心肺停止の① ・早期認識と② ・③救命処置(心肺蘇生とAED) ・④救命処置(救急救命士や医師)
①予防 ②通報 ③一次 ④二次
87
心臓が止まると約①秒で意識が消失し、そのままの状態が続くと脳機能の回復は困難となる
①15秒
88
心肺蘇生によって心臓や脳に血流を送り続けることは、AEDによる心拍再開の①を高めるためにも、さらには心拍再開後に脳に②を残さないためにも重要です
①効果 ②後遺症
89
呼吸の観察には①秒以上かけないようにします。約①秒かけても判断に迷う場合は、呼吸がない、すなわち心停止とみなしてください
①10秒
90
胸骨圧迫を行う場合、傷病者の胸が約①cm沈み込むように強く、速く圧迫を繰り返す 小児では胸の暑さの約②沈み込む程度に圧迫します
①5cm ②1/3
91
胸部圧迫蘇生の圧迫テンポは、1分間に①~②回です
①100 ②120
92
人工呼吸の手順で、のどの奥を広げ、空気の通り道を確保することを①確保といって、②法という
①気道 確保 ②頭部後屈あご先挙上法
93
気道異物による窒息と判断し、反応がある場合は、直ちに①番通報を誰かに依頼したあとに、②突き上げや③叩打を試みます
①腹部 突き上げ ②背部 叩打
94
腹部突き上げと背部叩打は、その場の状況に応じてやりやすい方法を実施して構わない。一つの方法を数度繰返しても効果がなければ、もう一つの方法に切り替える 2つの方法を数度ずつ繰返して続けます
〇
95
明らかに①している女性や高度な②者には腹部突き上げは行わない
①妊娠 ②肥満者
96
窒息状態にて反応がなくなった場合 傷病者がぐったりして反応がなくなった場合には、心停止に対する①の手順を開始する
①心肺蘇生