問題一覧
1
問61次は,浸透処理について述べたものである。正しいものを選べ。【少し難問】
浸透処理を浸漬法で行った場合の排液処理は,余剰浸透液をあらかじめ少なくするために行う操作である。
2
問62次の文は,浸透液の排液について述べたものである。正しいものを選べ。
排液は次工程の処理がより容易に確実に実施できるために行う。
3
問63次の文は,浸透処理について述べたものである。正しいものを選べ。
浸透液の塗布方法には浸漬法,スプレー法,刷毛ぬり法,注ぎかけ法,シャワー法,及び静電塗布法などがある。
4
問64次の文は,浸透処理について述べたものである。正しいものを選べ。
浸透処理には浸漬,スプレー、刷毛ぬりなどの方法があるが,いずれも排液時間は浸透時間に含める。
5
問65次の文は,後乳化性浸透探傷試験について述べたものである。正しいものを選べ。
浸透液に乳化剤が含まれていないため,水では直接洗浄できない。
6
問66次の文は,後乳化性蛍光浸透探傷試験(油ベース乳化剤)の特徴について述べたものである。正しいもの一つ選び記号で答えよ。
浸透液には乳化剤を含んでいないため,水分の混入による性能の低下が少ない。
7
問67次の文は,乳化処理について述べたものである。正しいものを選べ。
乳化処理のポイントは試験体表面の余剰浸透液にのみ乳化剤が混ざるようにし,きずの中に浸透している浸透液には乳化剤が混ざらないようにすることである。
8
問68次の文は,除去液による余剰浸透液の除去方法について述べたものである。正しいものを選べ。
除去処理方法は,最初に乾いた布で余剰浸透液を除去し,次に少量の除去液のついたきれいな布で除去を行う。
9
問69次の文は,洗浄処理について述べたものである。正しいものを選べ。
水洗性浸透探傷試験の洗浄処理では,一般的に水圧は147〜275kPa (1.5~2.8kg^cm2)位である。
10
問70次の文は,洗浄処理について述べたものである。正しいものを選べ。
複雑な形状の試験体を洗浄するときは,一般に洗浄のし難い所から始め,洗浄の容易な部分はできるだけ後で素早く行う。
11
問71 次の文は,除去処理について述べたものである。正しいものを選べ。
余剰浸透液の除去の程度は,除去液で僅かに湿らせた白色ウェスで試験面を拭いたときの白色ウェスの着色の程度で判断する。
12
問72次の文は,溶剤除去性蛍光浸透探傷試験における適正な除去処理の程度を確認する方法について述べたものである。正しいものを選べ。
ブラックライトで試験面に紫外線を照射して確認する。
13
問73次の文は,各種現像法について述べたものである。正しいものを選べ。
乾式現像法における現像剤の適用方法にはエアーフライング法,浸漬法,ふりかけ法等がある。
14
問74次の文は,現像処理について述べたものである。正しいものを選べ。
乾式現像剤は現像処理後,時間が経過しても指示模様がにじんで拡大することがほとんどなく,接近したきずを分離して見分けることができる。
15
問75次の文は,現像面について述べたものである。正しいものを選べ。
無現像法は,蛍光浸透探傷試験に適用でき,また現像剤を適用しないので特に現像剤塗膜に対する配慮を必要としない利点を有している。
16
問76次の文は,乾燥処理について述べたものである。正しいものを選べ。
乾燥処理に用いる熱風循環式乾燥器は自動温度調節機能がついており,一定の温度で均一に加熱することができる。
17
問77次の文は,染色浸透探傷試験の指示模様の知覚について述べたものである。正しいものを選べ。
知覚しやすいか,しにくいかは指示模様の大きさと浸透液とバックグラウンドの色で決まる。
18
問78次の文は,きずの指示模様の観察について述べたものである。正しいものを選べ。
染色浸透探傷試験の場合の試験面の明るさは,通常500lx以上必要である。
19
問79次の文は,再試験について述べたものである。正しいものを選べ。
再試験は指示模様がきずによるものか,疑似指示によるものかの判断が困難な場合にも行うもので,再試験が必要な箇所の現像剤を取り除き再度前処理から行う。
20
問80次の文は,後処理について述べたものである。正しいものを選べ。
試験面上の現像剤は吸湿性が強く錆の発生原因になるので除去する。