問題一覧
1
円筒研削盤と万能研削盤の違いは、主軸台が旋回するか否かで判定する。
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2
アンギュラスライド研削盤は、段付き軸の肩と円筒部を同時に研削する能率のよい機械である。
○
3
組織表示で1は粗、14は密を表わす。
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4
鋳ばり取りや鋼材の荒研削などには、A砥粒(アルミナ質砥粒)の砥石が適している。
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5
酸化アルミナ系砥粒の硬さは、炭化けい素系砥粒より高い。
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6
A砥粒は、WA砥粒よりアルミナの純度が高い。
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7
工作物の周速度または送り速度の大きい研削には、一般に、軟らかい砥石を用いる。
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8
レジノイド砥石はRの記号で呼ばれる。
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9
平形研削砥石は、外周部を使用するもので、側面を使用してはならない。
○
10
砥粒の大きさは、粒度で示されるが、46番、60番、80番の順に小さくなる。
○
11
研削砥石は、使用する前に木製ハンマなどでかるくたたき、き裂やひびが入っていないかどうか調べる必要がある。
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12
砥石の目づまりとは、砥石の切れ刃が鈍化し、自生作用も行なわれず、切れ味がわるくなることをいう。
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13
砥石のバランスがよくとれていない場合には、びびりが発生しやすい。
○
14
円筒研削加工におけるスパークアウトの時間は、工作物の剛性が高いほど短くてよい。
○
15
ドレッシシグ(目なおし)は切れ味低下を防ぐために行ない、ツルーイング(形なおし)は、砥石の形を整えるために行なう。
○
16
円筒研削加工における加工物のセンタ穴とセンタの当たりは、センタ穴の入口のところで強く当たる方がよい。
○
17
円筒研削加工では、工作物の真円度とスパ一クアウト時間とは関係ない。
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18
仕上げ面粗さは、研削砥石のドレッシングよりも研削時の切込み量の大小の方に影響される。
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19
平面研削で精度の高い部品を加工する場合には、砥石台ドレッサにて成形するのがふつうである。
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20
研削焼けで変色した部分は、組織に変化を生じ、表面硬さも変化する。
○
21
電磁チャックから工作物を取りはずすとき、チャック面から離れにくいことがある。この場合には瞬間的にカをこめて、一気に引張ってはずせばよい
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22
広い幅の砥石では、平行レール形バランス台により静的バランスを十分とるが、さらに動的バランスについても考慮する必要がある。
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23
JISによる横軸角テーブル形平面研削盤の精度検査において、テーブル左右運動とその上面との平行度の許容差は、1000mmに対して0.02rnmである。
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24
心なし研削盤は、砥石車と調整車の間に工作物をそう入し、ワークレストで支持しつつ工作物の外周を研削する方法である。
○
25
電磁チャックの工作物取付け面の修正研削は、通電状態で行なう必要がある。
○
26
立軸円テーブル形平面研削盤において、セグメント砥石を用いて重研削を行なうのは、不適当である。
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27
電磁式磁気チャックは、通電による温度上昇のため、チャック上面が変形する。
○
28
研削砥石に用いられる天然研削砥粒には、ダイヤモンドおよびコランダムがある。
○
29
被研削性のよいものに使用する砥石は、結合度の低いものがよい。
○
30
人造研削材は、アルミナ質研削材と炭化ケイ素質研削材に大別される。
○
31
研削砥石の結合剤は、ビトリファイド、レジノイド、ゴム(ラバ一)などに区分されるが、表示記号Bはレジノイドを表わす。
○
32
砥石を表示するときの要素に、と粒の密度(組織)、粒度などがあるが、前記の2要素は同じ意味である。
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33
砥石の衝撃強さは、ゴム(ラバー)、レジノイド、ビトリファイドの順位で強くなる。
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34
A砥粒、WA砥粒.、C砥粒のうち焼入れ鋼の研削に最も適しているのは、A砥粒である。
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35
一般に使用される研削砥石には無機質結合剤のビトリファイド砥石と有機質結合剤のレジノイド砥石、およびゴム砥石がある。
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36
レジノイド結合剤よりビトリファイド結合剤を使用した研削砥石の方が、衝撃や高速回転に対して安全性が高い。
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37
研削加工中に起こる研削砥石の現象は、目つぶれ、目こぼれのみである。
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38
横軸角テーブル形平面研削盤作業で、工作物の送り速度を速くすると工作物の温度は高くなる。
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39
研削作業におけるびびりは、砥石の結合度が硬すぎるときにも発生する。
○
40
横軸平面研削盤用の砥石の選択は、円筒研削に比べ、砥粒切込み深さが小さいので、結合度は低く粒度の粗いものが適している。
○
41
鋼を硬く強くするために焼入れを行い、それを焼戻しによって硬さを下げ、ねばさ(じん性)を出し、強じんにすることを調質という。
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42
ショットブラストは、被加工品のスケールやさびを落とずばかりでなく、被加工品の表面を加工硬化させることがある。
○
43
完全焼なましとは、調質のことである。
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44
プレス焼入れを行なうと、焼入れによる変形が小さい。
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45
浸炭は、鋼の表面の炭素量を増加させるために行なわれ、浸炭層の深さは処理時間の長さに応じて深くなる。
○
46
ショットピーニングとは、熱処理後の鋼の肌をきれいにする操作である。
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47
高速度鋼は、焼入れ後580~590℃の温度で焼もどしを行なえば、焼もどし前の硬さより、さらに硬くなる。
○
48
はだ焼鋼は、素材の状態で組織の標準化とともに、切削性をよくするために、焼ならしを行なう。
○
49
鍛造品は、一般に内部応力除去のため、焼なましを行なう。
○
50
S45CとS50Cでは、焼入れ性はS50Cの方がよい。
○
51
炭素鋼は、焼入れによる質量効果が大きいので、大物の焼入れに適さない。
○
52
トルースタイトは、マルテンサイトとソルバイトの中間の硬さをもち、刃物の組織として使われる。
○
53
水焼入れは、焼割れ、焼むら、焼曲がりなどが生じやすい。
○
54
質量効果とは、焼入れする鋼の質量によって、焼きの入りかたが変わることであって、質量効果の大きいものぼど、よく焼きが入る。
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55
焼もどしとは、焼入れ前の硬さに戻す操作をいう。
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56
鋼はA3変態点以上ではγ鉄になり、組織はオーステナイトである。
○
57
焼ならしは、鋼の組織を標準化するために行なう。
○
58
表面は硬くて摩耗に耐え、内部は強じんで衝撃にも耐える軸を作るには、ニッケルクロム鋼の高周波焼入れか、低炭素鋼(はだ焼用)の浸炭焼入れがよい。
○
59
高炭素鋼に浸炭を行なうと、焼入れ性がよくなるばかりでなく、硬さをいっそう増し、摩耗に耐え、その他の機械的性質もよくなる。
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60
高周波焼入れは、作業時間が短く、表面と内部にむらなく焼入れできる。
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61
一般に、鋼または鋳鉄の部品を、酸素とアセチレンまたはプロパンとの混合ガスで熱し、水をかけて急冷することにより部分的に硬さを高くする方法を、炎焼入れ(フレームハードニング)といっている。
○
62
焼入れ鋼を焼もどして、粘さが回復せずにもろくなることを、焼もどしぜい性といい、モリブデン(Mo)は、この焼もどしぜい性防止に効果がある。
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63
歯車や軸類の材料として用いられているニッケルクロムモリブデン鋼220種(SNCM220)は、浸炭焼入れには適していない。
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64
窒化法は、表面硬化法のうちではひずみの発生が最も大きいが、窒化後は焼入れを行なう必要がなく、時間も比較的短くてすむので便利である。
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65
鋼の焼なまし温度は、焼もどし温度より低い。
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66
炭素鋼の浸炭焼入れのとき、焼入れ不要の部分には銅めっきをする。
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67
一般に、炎焼入れ法は、工作機械のベッドのすべり面や大形歯車などに用いられ、高周波焼入れ法は、クランクシャフトや歯車の歯形面などの焼入れに採用される。
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68
炭素鋼は、炭素含有量1.33%を境に、鋼と鋳鉄に分類される。
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69
材料の疲れと弾性限度を測定するには、衝撃試験機を使用する。
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70
ロックウェル硬さ計のBスケールは、鋼材、焼入れ鋼などの硬い材料の測定に用いられる。
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71
金属材料試験で測定される引張り強さは、最大荷重(N)を試験片の平行部の原断面積(㎜2)で割った値(N/㎜2)で表わされる.
○
72
ロックウェル硬さ試験において、BスケールとCスケールは、ともにダイヤモンド圧子を用いている。
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73
精密加工部品あるいは薄板などの硬さ試験には、ビッカース硬さが用いられることが多い。
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74
衝撃試験は、材料の弾性限度、比例限度を知る試験機である。
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75
ブリネル、ロックウェル、ビッカース硬さは、鋼球またはダイヤモンド錐を被測定物に押しつけて、被測定物のくぼみの寸法で表わされる。
○
76
50トンfの万能材料試験機は、機械の重量が50トンfあるものをいう。
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77
材料試験機のうち、アムスラー形といわれる試験機は、引張り試験に用いられる。
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78
金属の引張り試験で、降伏点のよくわからないときは耐力で表わす。
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79
焼ならしした素材の試験には、ブリネル試験機が適している。
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80
表面をひっかいて、そのきずの幅または深さで硬さを決めるものに、マルテンス試験法がある。
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81
磁気探傷法とは、品物を磁化しておいて鉄粉を吹き付け、その吸着状態できずを調べる方法である。
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82
力Pの分力(P1,P2)は、図Bが正しい。
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83
図Aのような両端支持ばりの曲げモーメント図は、図Bのようになる。
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84
下図に示すはりの中央部A点に生じる曲げモーメントは、MA=0である。
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85
ねじりモーメントを受けた軸に発生するねじり応力は、軸の中心で最大となる。
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86
下図のように幅が一定な片持ちばりの端に荷重Wが作用している場合、図中の任意位置χにおける高さyを曲げモーメントの大きさに比例した断面係数となるように設定すれば、χが移勤しても、その断面の曲げ応力は一定となる。
○
87
図Aのような自由端に集中荷重を受ける片持ばりの断面形状が図B及び図Cの場合、 曲げ強さは、図Cのほうが大きい。
○
88
SUS304は、Ni18%. Cr8%の合金銅である。
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89
鋳鉄の黒鉛化焼なましは、700~750℃で加熱後徐冷する。
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90
アルミニウムは、鉄よりも膨張係数が大きい。
○
91
残留応力の低滅又は軟化を,的として、変態点以下の温度に加熱し、その後徐冷する操作を低温焼なましという。
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92
熱処理欠陥である焼割れの原因の一つとして、マルテンサイト変態による引張応力が挙げられる。
○
93
日本工業規格(JIS)の「鋼の火花試験方法」によれば、炭素鋼火花の特徴(炭素破裂) として、炭素量(%)が多くなるほど流線と破裂の数が減少する傾向にあることが挙げ られる.
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94
図の直円すい体をその軸に平行な平面でAの位置で切断したとき、その切り口は双曲線になる。
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95
熱動過負荷継電気(サーマルリレー)は、短絡電流に対しても即時に電流を遮断することができる。
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96
シーケンス制御とは、あらかじめ定められた順序または手続きとは関係なく、最短制御時間が実現するよう、機械装置各部の動作を制御するものである。
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97
フェールセーフ設計とは、システムや設備に異常が生じても安全側に動作したり、安全性が保持されるように配慮した設計である。
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98
職場での粉じん対策としては、次の四つの方法に大別される。 1)粉じんにさらされない。 2)粉じんの飛散を押さえる。 3)発生した粉じんを取り除く。 4)発生した粉じんを新鮮な空気でうすめる。
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99
卓上グラインダ-のワ-クレストは研削砥石の中心とほぼ同じ高さに取り付け、ワ-クレストの隙間は5㎜以内に調節すること。
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100
事業者は特別教育を行ったときは、当該特別教育受講者・科目等の記録を作成して、これを5年間保存しなければならない。
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