問題一覧
1
トリグリセライド(TG)の分子構造 〜×1の形で答えよ
グリセロール×1, 脂肪酸×3
2
血清中の中性脂肪は、トリグリセライドが90〜95%を占める。 そのTGの結合している脂肪酸を、多い順に選べ
オレイン酸, パルミチン酸, リノール酸
3
食事に含まれるTGを、(1)TGという。これは(2)に取り込まれ、全身に供給される。 一方、(3)TGは(4)で新たに生成され、コレステロールと共に(5)の中に取り込まれて全身に供給される。 ※2と5は略称
外因性, CM, 内因性, 肝臓, VLDL
4
TG、TCの採血時の注意 食事に影響を受けるため、食後(1)以上経過してからが望ましい。
12時間
5
分析上変動因子 ①(1)の影響 ②眼圧あるいは脳圧降下剤である(2)を多量に投与された場合 どちらも、(3)である。正誤差or負誤差
遊離グリセロール, グリセロール製剤, 正誤差
6
コレステロール合成経路の律速酵素
HMG-CoA還元酵素
7
律速酵素を阻害してコレステロールを "下げる"薬剤 〜製剤
スタチン製剤
8
総コレステロールの割合
2/3がエステル型、1/3が遊離型
9
TCの分析変動上因子 室温保存では、(1)により(2)+(3)が(4)+(5)に変化するため(6)保存が望ましい。 しかし、この反応はTC値には影響しない。
LCAT, 遊離型コレステロール, レシチン, エステル型コレステロール, リゾレシチン, 冷蔵
10
総コレステロールは、血中のコレステロール総量で、CM,VLDL,LDL,HDLの4種のリポ蛋白に含まれている総量を測定する。 栄養状態も反映している。
ECが70%、FCが30%
11
過酸化脂質 (1)巣内に過酸化脂質やコレステロールのヒドロペルオキシド体が存在することが証明されている。
粥状動脈硬化
12
遊離脂肪酸 上昇
空腹時, 夜間, ヘパリン静注, ステロイド療法, 透析患者
13
遊離脂肪酸 低下
食事後, 昼間, インスリン投与
14
エイコサノイド (1)から合成される物質群の総称。 いずれも炭素原子数は20個。 (2)、(3)、(4)に大別される。
アラキドン酸, プロスタグランジン, トロンボキサン, ロイコトリエン
15
F式(Friedewald) TC TG LDLコレステロール HDLコレステロール
LDLコレステロール=TC-HDLコレステロール-TG/5
16
脂質異常症診断基準 LDLコレステロールは(1)で高LDLコレステロール血症
140mg/dl以上
17
脂質異常症診断基準 HDLコレステロールは(1)で低HDLコレステロール血症
40mg/dl未満
18
脂質異常症診断基準 トリグリセライドは(1)で高トリグリセライド血症
150mg/dl以上
19
脂質異常症診断基準 non LDLコレステロールは(1)で高non LDLコレステロール血症
170mg/dl以上
20
WHO脂質異常症 主に空腹時採血における脂質異常症の診断基準。 食後の評価に有用なのは(1)。
non HDL-C式