問題一覧
1
獣医師の指示がある場合でも動物看護師が行うことができない業務はどれか
診断書の交付
2
クリティカルパスの説明として誤っているのはどれか
標準的な治療、ケア計画から逸脱した現象を分析するのには不向きである
3
看護方式の1つであるプライマリーナーシングの特徴として正しいのはどれか
1人の看護師による入院~退院まで一貫した看護ケアが行える
4
黄色のバイオハザードマークが表示された感染性廃棄物の廃棄容器に入れるのはどれか
注射使用済み針
5
動物看護過程とは、罹患動物のケアや看護を計画する過程の枠組みを示すものであり、動物看護の目的を達成するための考え方である
〇
6
動物看護過程の一連の流れは、動物看護計画から始めて考えていく
×
7
看護過程は、 「看護計画」 ➡ 「看護診断」➡「看護介入」 ➡ 「アセスメント」 の4段階に分けられている
×
8
Orpet & Jefferyのアビリティモデルには、「文化的な影響」・「経済的な影響」の2つも気にかける必要がある
×
9
Orpet & JefferyのAbility モデルは 14項 目の “needs" を基準 とする動物看護理論 である
×
10
Orpet & Jefferyのアビリティモデルには、「文化的な影響」・「経済的な影響」・「飼い主の応諾」の3つも気にかける必要がある
〇
11
動物看護過程にはクリティカルシンキングという患者に自立性を促すケアの考えがある
×
12
アセスメントとは、看護上の問題点を明らかにするために、情報を収集・整理することである
×
13
Abilityモデルは、正常な活動(normal activities)を示す能力を動物が持っているかに焦点が当てられている
○
14
動物看護診断とは、看護師独自の視点により病気の診断を行うことである
×
15
動物看護過程の説明で間違っているものはどれか
動物看護過程は動物の抱える疾病と獣医師の判断の下に決定づけられる
16
急性期の動物看護の特徴として適切なものはどれか
身体の恒常性が崩れやすい
17
病気の経過は、急性期、慢性期、終末期に大きく3つに分けられ、それぞれの経過別に動物看護を行うことが重要
×
18
動物看護計画として目標達成のための具体策は、直接動物へ援助を行うものと飼い主支援の2つがある
×
19
動物看護実践とは、立案した計画に則って看護ケアを実施することである
〇
20
動物看護評価とは、実施した動物看護計画の達成度を評価することであり、結果に影響を与えている要因を明らかにし、継続すべきか、計画の修正を行うか、終了するかを判断することは含まれない
×
21
動物看護実践が効果的であったかを評価するために、 ・実施内容と看護動物の反応や行動 ・改善すべきポイント ・実施責任者の氏名 などを動物看護【①】に記載し、スタッフ間で共有する。 ①に当てはまる言葉を記載しなさい
記録
22
動物看護過程における動物看護上の問題点として誤っているのはどれか
問題は対象の動物が抱えるものであるため、その飼い主が抱える問題は含まない
23
ヒト医療の診療録と診療に関する諸記録の説明として正しいのはどれか
看護記録は診療に関する諸記録に含まれる
24
獣医療の診療録の保存期間は、獣医師法施行規則第11条にて牛、水牛、鹿、めん羊、および山羊の診療簿および検案簿にあっては【①】年間、その他の動物の診療簿および検案簿にあっては【②】年間とする。つまり、犬や猫では【③】年間の保存期間義務がある
8, 3, 3
25
動物看護記録の内容として誤っているのはどれか
ケア後の動物看護師の感想
26
愛玩動物看護師法においては動物看護記録など、診療に関する諸記録の取り決めは成されていない
〇
27
代表的な経過記録の形式は 、経時記録・フォーカスチャーティング・フローシートの3つである
×
28
動物看護記録記載上の注意点として誤っているのはどれか
訂正する場合は修正テープできれいに消す
29
動物病院で動物看護記録を作成する際には、「外来時」と「入院時」の2つのシーンがある
×
30
外来時の看護記録は、患者(看護動物)の生活や治療に関する情報についてポイントを絞って収集、アセスメントすると良いと言われている
〇
31
手術前、術中、術後の3つで構成される記録のことは、「①期」の動物看護記録と言われる。①に当てはまる言葉を記載してください
周術
32
看護動物の状態、ケアの方法やその効果、看護動物の反応は、動物看護師間のみにて共有する目的で動物看護記録に記載して引き継いでいくことが望ましい
×
33
動物看護を提供する対象は、病気に罹患した動物だけではない
〇
34
小型犬の性成熟は10~12か月、大型犬は8~12か月である
×
35
妊娠中の動物への薬物投与について:ほとんどの薬物は胎盤を通過しないため、胎仔に影響を及ぼす可能性はない
×
36
犬の胎盤は緑色である
〇
37
助産する場合、産まれた新生子の臍帯は2ヶ所結紮し、その間を切る
×
38
産道から胎児が見えたら、地面と平行に引き出す
×
39
若齢期にとって社会化期は、 他の動物との関係にのみ影響を及ぼす時期である
×
40
若齢期の動物がかかりやすい疾患の多くは感染症であり、ワクチン接種で予防できるものが多い
〇
41
遺伝病とは、遺伝子に変異が起きて引き起こされる病気のことである。だが、この変異した遺伝子は、親から子へ引き継がれることはない
×
42
加齢変化は、進行性であり、不可逆的な変化である
〇
43
加齢に伴い内的な生理学的ストレスと外的な環境ストレスの下で【①】性を維持する能力が徐々に失われる
恒常
44
犬の老化は、体の大きさに左右されない
×
45
老化の速度を決める主な要因は、遺伝的要因と栄養学的要因の2つである
×
46
褥瘡の定義は、出っ張った部分が血行障害を起こしやすくなり、その部分の皮膚に潰瘍ができたり、壊死状態になることである
〇
47
一定時間ごとに体位変換をすることは、褥瘡を悪化させる恐れがある
×
48
高齢動物の栄養管理の目標は、 ①高齢期疾患に関連した臨床症状の発現を遅延させ、重症度を軽減させる ② 免疫機能を高める ③高齢動物に対する適切な栄養管理を行う の3つである
×
49
老齢動物の食事介助のポイントとして、「必ず覚醒していること、嚥下が可能なことを確認する」ことは重要である
〇
50
通常、ペットの運動量は減少するため、飼い主にも「気にせず見守るよう伝える」指導で良い
×
51
認知機能不全症候群は、動物のケアも必要だが、それと同じくらい飼い主の精神的、肉体的疲労の蓄積を気にかけるなどのケアが必要である
〇
52
急性期(Acute Phase, Acute Stage)とは病期の進行度に基づいた分類法である
〇
53
急性期は病態が現れ始めた時期といい換えることはできない
×
54
急性期の特徴の中には、「適切な処置が施されない場合、合併症を生じ、様々な障害を残すことにつながる」も含まれる
〇
55
看護動物において「看護の視点」は、いずれの経過の期においても共通している
〇
56
発症を含めた疾病の一般的経過(病期)は、受傷→潜伏期→前駆期→急性期→寛解→回復期→完治 と7つに分類されている
〇
57
健康とは全人的な生活概念であり、身体的-精神的が統合されたものである
×
58
回復期は、生活機能と障害・疾患の回復を目指し、日常生活ができるようにするための準備期であるとも考えられる
〇
59
リハビリテーションの目的の中には、疼痛を無くすことが含まれる
×
60
痛みの評価をする際には、まずは動物に声をかけ、その反応を注意深く観察してから動物に触れるようにする
〇
61
動物の痛み評価として、動物の行動観察と組み合わせた数値評価スケールが存在する
〇
62
慢性期とは、集中した治療を行わなくても、日常の生活を継続しながら治療やそのケアを行う時期である
〇
63
慢性期の一つのパターンとして、 肝酵素の上昇などが認められるが日常生活では健康に生活できているが、生活するうえでは管理しなければならない状態も含まれる
〇
64
糖尿病の治療法として、インスリン注射を自宅にて実施してもらうことがある。この時の飼い主への指導法としては、最初から「動物に対してインスリンを皮下投与してもらう」という実践の積み重ねを実施することが望ましい
×
65
ターミナルケアとは、末期の患者に対して、主に延命を目的とした医療のことである
×
66
臨終間近の状態として、呼吸はチェーン・ストークス呼吸がみられる場合がある
〇