問題一覧
1
Patrick テスト(Faber テスト)
股関節運動制限の評価 テスト下肢が対側下肢より上にとどまっている
2
Trendelenburg テスト・徴候
股関節の安定性の評価 反対側の骨盤はむしろ低下する
3
殿部徴候
殿部病変の評価 膝の伸展および屈曲にかかわりなく股関節の屈曲制限がある
4
Thomas テスト
股関節の屈曲拘縮の評価 テスト側の下肢は診察台からもち上がる
5
法1:Kendallテスト
大腿直筋拘縮テスト 膝が90ºより伸展位になる。
6
Ely テスト
大腿直筋拘縮テスト 同側の股関節が自然に屈曲した場合には,同側の大腿直筋が拘縮して いることを示唆している
7
Oberテスト
大腿筋膜張筋(腸脛靱帯)の拘縮評価 外転した状態でベッド方向へおりていかない
8
Noble 圧迫テスト
腸脛靱帯炎のテスト 膝を約30º屈曲したときに患者が大腿骨外側上顆に激痛を訴えた場合
9
ハムストリング拘縮テスト a. 方法1
筋肉の緊張および筋肉の病変の評価 これができなければ,伸展下肢のハムストリングに拘縮があることを示唆している.
10
三脚徴候(トリポッド徴候)
筋肉の緊張および筋肉の病変の評価 ハムストリングに加わっている張力を緩和するために体幹を伸展することになる
11
外転(外反ストレス)テスト
内側不安定性テスト 内側側副靱帯の損傷による不安定性の評価
12
内転(内反ストレス)テスト
外側不安定テスト 外側側副靱帯の損傷による不安定性の評価
13
Lachman テスト
前方不安定テスト 前十字靭帯の損傷による不安定性の評価
14
前方引出し徴候
前方不安定テスト 前十字靭帯の損傷による不安定性の評価
15
後方「落込み」徴候(重力引出しテスト)
後方不安定テスト 後十字靭帯の損傷による不安定性の評価
16
後方引出し徴候
後方不安定テスト 後十字靭帯の損傷による不安定性の評価
17
Nテスト
前十字靭帯の損傷による膝前内方不安定性の評価 ・膝関節を内旋・外反強制、膝屈曲30度から伸展をした際に骨前外側亜脱臼をきたすと陽性
18
Pivot shift test
前十字靭帯の損傷による膝前内方不安定性の評価 伸展位から屈曲すると腰骨が屈曲 20度で急に整復する異常な動き
19
McMurray テスト
半月板損傷の評価 外側半月の遊離片がある場合,この動作の際にスナップ音やクリック音が,しばしば 痛みを伴って出現する
20
Apleyテスト
半月板損傷の評価 牽引を加えた回旋で,疼痛が増強する場合,靱帯性病変が考えられる.これに対して,圧迫を加えた回旋で,疼痛増強がある場合,むしろ半月損傷病変が考えられる.
21
撫でつけテスト
わずかな関節腫脹の評価 滲出液がある場合,その波動が関節内側に移動して,膝蓋骨内側遠位部や内側縁が膨れる
22
波動テスト
腫脹 交互に手の下で関節液の波動を触知する.
23
Clarke徴候
膝蓋軟骨軟化症の評価 疼痛
24
不安テスト
膝蓋骨脱臼の評価 膝蓋骨があたかも脱臼するような感じを抱いた場合,四頭筋を収縮して膝蓋骨を元の位置に戻そうとする.同時に患者は顔面に不安の表情を表す.
25
足関節の前方引き出し徴候
靱帯安定性テスト 前距腓靱帯の損傷による不安定性
26
距骨傾斜検査
踵腓靱帯の断裂の評価 踵腓靱帯の損傷による不安定性
27
Thompsonテスト
アキレス腱断裂徴候 このときに,足が底屈しなければ陽性で,アキレス腱断裂の徴候である
28
Homan’s徴候
深部静脈血栓症の評価 この手技によって腓腹筋に疼痛が出現した場合, Homan’s徴候陽性で深部血栓性静脈炎が示唆される。 腓腹筋の触診によって圧痛もある。