問題一覧
1
85歳の女性。6年前にアルツハイマー型認知症と診断され、自宅で生活していた。呼吸器疾患の既往はない。4日前から発熱し、肺炎と診断され入院した。85歳の女性。6年前にアルツハイマー型認知症と診断され、自宅で生活していた。呼吸器疾患の既往はない。4日前から発熱し、肺炎と診断され入院した。
粗い断続性副雑音(水泡音)
2
88歳の男性。慢性閉塞性肺疾患<COPD>を長年患っている。他に慢性疾患の既往はなく日常生活動作はほぼ自立している。1週前から息苦しさが増強し、昨日から38.0℃の発熱があって受診した。経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>82%。動脈血ガス分析(room air):PaO2 45Torr、PaCO2 50Torr。胸部エックス線撮影の結果、右肺上葉に陰影を認め肺炎と診断された。
胸部の打診での過共鳴音
3
88歳の男性。慢性閉塞性肺疾患<COPD>を長年患っている。他に慢性疾患の既往はなく日常生活動作はほぼ自立している。1週前から息苦しさが増強し、昨日から38.0℃の発熱があって受診した。経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>82%。動脈血ガス分析(room air):PaO2 45Torr、PaCO2 50Torr。胸部エックス線撮影の結果、右肺上葉に陰影を認め肺炎と診断された。
CO2ナルコーシス
4
88歳の男性。慢性閉塞性肺疾患<COPD>を長年患っている。他に慢性疾患の既往はなく日常生活動作はほぼ自立している。1週前から息苦しさが増強し、昨日から38.0℃の発熱があって受診した。経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>82%。動脈血ガス分析(room air):PaO2 45Torr、PaCO2 50Torr。胸部エックス線撮影の結果、右肺上葉に陰影を認め肺炎と診断された。
外出後の手洗い, 配色サービスの紹介
5
Aさん(28歳、女性)は、サーフィンが趣味で休日は海岸にいることが多い。Aさんは数か月前から前胸部や腕に皮疹がみられ、日焼け後の疲労も強くなり、先月からサーフィンに行くことができなくなっていた。また数週間前から関節痛、微熱、倦怠感があり、2日前から39℃台の発熱が続いたため受診した。血液検査等の結果、全身性エリテマトーデス<SLE>を疑われ、緊急入院となった。
病室の外でのマスク着用を勧める。
6
慢性閉塞性肺疾患で正しいのはどれか。
1秒率の低下が特徴的である。
7
フローボリューム曲線を図に示す。 慢性閉塞性肺疾患の患者の結果はどれか。
2
8
Aさん(81歳、女性)は、6年前にレビー小体型認知症と診断された。Aさんは雨の中を一人で外出して自宅に戻れなくなり、同居している娘に発見された。その夜、娘が話しかけてきたときのAさんの反応が鈍くなったため、かかりつけの病院を受診し、細菌性肺炎と診断され入院した。呼吸器疾患の既往はない。
粗い断続性副雑音
9
慢性閉塞性肺疾患について正しいのはどれか。
肺コンプライアンスは上昇する。
10
Aさん(65歳、男性)は、肺気腫で在宅酸素療法を受けている。ある日、Aさんの妻(70歳)から「同居している孫がインフルエンザにかかりました。今朝から夫も体が熱く、ぐったりしています」と訪問看護ステーションに電話で連絡があったため緊急訪問した。 訪問看護師が確認する項目で優先度が高いのはどれか。
経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉
11
呼吸不全について正しいのはどれか。
Hugh-Jones〈ヒュー・ジョーンズ〉分類は呼吸困難の程度を表す。
12
Aさん(75歳、男性)。1人暮らし。慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉のため、2年前から在宅酸素療法を開始し、週に2回の訪問看護を利用している。訪問看護師はAさんから「最近、洗濯物を干すときに息が苦しくて疲れるが、自分でできることは続けたい」と相談された。 Aさんの労作時の息苦しさを緩和する方法について、訪問看護師が行う指導で適切なのはどれか。
腕を上げるときは息を吐きながら行う。
13
筋骨格系の加齢に伴う変化が発症の一因となるのはどれか。
骨盤臓器脱
14
Aさん(75歳、女性)は、夫とは3年前に死別し、1人暮らし。喫煙歴があり、5年前に慢性閉塞性肺疾患と診断された。長女は隣県に住んでおり、時々様子を見に来ている。Aさんは受診を継続しながら、ほぼ自立して生活していた。今回、咳・痰の症状に加え呼吸困難が増強したため入院となった。入院後は酸素療法(鼻カニューレ:2L/分)と薬物療法を受け、症状が改善し、在宅酸素療法を導入し退院することになった。Aさんは初めて要介護認定を受けたところ、要支援2であった。
電磁調理器の使用を勧める。, 外出時にデマンドバルブの作動を確認する。
15
Aさん(60歳、男性、元建設業)は、妻(57歳)と2人暮らし。2年前に悪性胸膜中皮腫と診断され、化学療法を受けたが効果がみられず、外来通院していた。2週前から、胸痛、息苦しさ、倦怠感が増強したため、症状コントロール目的で入院した。 バイタルサイン:体温36.0℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧126/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86~90%(room air)。 身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の副雑音が聴取される。 血液所見:赤血球370万/μL、Hb8.8g/dL、白血球6,700/μL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、CRP1.5mg/dL。 動脈血液ガス分析(room air):pH7.31、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉40Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉63Torr。 胸部エックス線写真:胸膜肥厚と肋骨横隔膜角の鈍化が認められる。肺虚脱なし。
胸水, 貧血
16
呼吸音の変化と原因の組合せで正しいのはどれか。
肺野での気管支呼吸音の聴取 <―> 肺 炎
17
Aさん(73歳、男性)は慢性閉塞性肺疾患で在宅酸素療法〈HOT〉を受けている。受診時にAさんが「1人でお風呂に入っているが、息切れが強い」と訴えたため、外来看護師は入浴時の具体的な状況を確認した。 外来看護師がAさんに確認した内容で、息切れの原因と考えられるのはどれか。
洗髪時に鼻カニューレを外している。
18
Aさん(62歳、男性)は呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症による間質性肺炎と診断され、呼吸機能検査を受けた。 換気障害の分類を図に示す。 Aさんの換気障害の分類で当てはまるのはどれか。
A
19
Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し、子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作時に息苦しさが出現することもあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず、週に1回シャワーを浴びていた。 1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。 受診時の身体所見:体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。 動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45 Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58 Torr。 検査所見:赤血球420万/μL、Hb 10.3g/dL、白血球9,500/μL、総蛋白5.8g/dL、アルブミン3.4g/dL、空腹時血糖98mg/dL、CRP 10.1mg/dL。 医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。 このときのAさんの状態はどれか
呼気の延長
20
Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し、子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作時に息苦しさが出現することもあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず、週に1回シャワーを浴びていた。 1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。 受診時の身体所見:体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。 動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45 Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58 Torr。 検査所見:赤血球420万/μL、Hb 10.3g/dL、白血球9,500/μL、総蛋白5.8g/dL、アルブミン3.4g/dL、空腹時血糖98mg/dL、CRP 10.1mg/dL。 医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。 Aさんは入院し、抗菌薬の点滴静脈内注射と酸素投与が開始された。病棟内の歩行の許可が出て、食事も全粥食を半分程度は食べることができた。 Aさんに起こりうる症状で最も注意が必要なのはどれか。
CO2ナルコーシス
21
Aさんは順調に回復したため、退院が決まった。退院後の慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の治療は、在宅酸素療法〈HOT〉は導入せずに薬物療法を継続することになった。Aさんは、看護師に「退院後も自宅で生活したい」と話している。近隣に家事を手伝ってくれる親戚や友人はいない。 Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
肺炎球菌ワクチンの接種を勧める。, 配食サービスの利用を勧める。
22
代謝性アシドーシスによって起こる呼吸はどれか。
Kussmaul〈クスマウル〉呼吸
23
Aさんは発熱、咳嗽、粘稠痰、呼吸困難を認めたため受診し、肺炎を伴う慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断されて入院した。入院後、薬物療法によって病状は改善し退院が決定した。看護師がAさんに退院後の生活について尋ねると、今回の入院をきっかけにAさんは退職し、家事に専念すると答えた。 Aさんの呼吸機能に対する負荷が最も小さい動作はどれか。
買い物した荷物をカートで運ぶ。